クラウドSIMとは
通常、スマホにはSIMカードと言われるカードが挿入されています。通話、インターネットをはじめとする通信サービスはSIMカードがあることにより利用が可能です。
しかしクラウドSIMは、物理的なカードであるSIMカードを必要としません。従来であればSIMカードに入っている情報を、クラウドサーバー内で管理する技術を利用して、通信を行っているためです。
eSIMと混同されることも多いですが、両者はSIMカードがデバイスに内蔵されているか否かで、区別されます。
クラウドSIMは、SIMカードの情報はあくまでもクラウド上で管理されているため、物理的な「SIMカード」が存在していません。一方のeSIMは、SIMカードがあらかじめ内蔵されているものであり、SIMカード自体は存在しています。
いずれも、「利用者がデバイスにSIMカードを挿入する」行為を行わない点では共通していますが、背景や原理が大きく異なることは、念頭に置いておきましょう。
クラウドSIMのメリット
クラウドSIMのメリットには、主に以下のような点が挙げられます。
- 複数回線が使用可能
- 月額料金が抑えられる
- 自分に合った容量プランを選べる
- 短期間の容量制限がない
- 海外でも同じWi-Fi機種で使用可
①複数回線が使用可能
通常のSIMカードでは1つのキャリア回線しか利用できませんが、クラウドSIMはドコモ、au、ソフトバンクの「3大キャリア」の回線が全て利用できます。
複数の回線の中からもっともつながりやすい回線を自動的に選択して接続してくれるので、従来のモバイルWi-Fiルーターよりも対応エリアが広く、電波がつながりやすいです。
➁月額料金が抑えられる
複数の回線を利用できると聞くと、料金が高い印象を受ける方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、クラウドSIMの月額料金は、一般的に3大キャリアのプランよりもリーズナブルな場合が多いです。
データ通信量や契約期間、サービス提供会社によって月額料金は異なるため、しっかりと確認しましょう。
③自分に合った容量プランを選べる
クラウドSIMの仕組み自体は同じでも、サービス提供会社によって通信容量のプランはさまざまです。通信容量が少量のものもあれば、大容量のものもあります。
また、月額制なのか日額制なのかによっても異なるので、ご自身の利用スタイルに合ったものを選びましょう。
④短期間の容量制限がない
モバイルWi-Fiルーターの中には、「3日間で10GB」のような短期間での容量制限が設けられているものもあります。一方、クラウドSIMにはそういった短期間の容量制限は設けられていません。
しかし、あくまでも短期間での容量制限がないだけで、月間での容量は決められています。月間の容量をオーバーしないような利用を心がけましょう。
⑤海外でも同じWi-Fi機種で使用可
通常のSIMカードは、海外での通信では利用できないことが多いですが、クラウドSIMは日本国内だけでなく、海外での利用も可能です。
クラウドSIMがあれば、海外旅行のたびに海外用のモバイルWi-Fiルーターをレンタルする、または海外用SIMを購入する必要もありません。
海外での利用時には、通常の月額料金のほかに海外専用料金が発生する点に注意しましょう。
クラウドSIMのデメリット
クラウドSIMのデメリットには、主に以下のような点が挙げられます。
- 完全無制限のプランはない
- 接続する回線を自動で選べない
- 複数社で通信障害や行政指導が発生した過去がある
- 使用量が多いと厳しい速度制限がかかる可能性がある
①完全無制限のプランはない
クラウドSIMには、いわゆる「使い放題」のような完全無制限のプランはありません。プランごとに異なるものの、何らかの月間容量制限はあるので、通信しすぎには注意が必要です。
➁接続する回線を自動で選べない
クラウドSIMでは、クラウドサーバーが接続するキャリア回線を自動で判断します。基本的には通信速度が速い電波を優先して接続してくれますが、必ずしも最適な回線を選択してくれるとは限りません。速度の遅い回線につながってしまう場合もありえます。
③複数社で通信障害や行政指導が発生した過去がある
クラウドSIMの利用者が増えて、通信データ量が爆発的に増加した結果、通信障害を起こし行政指導を受けた会社もあります。そういった経緯のある会社も、通信障害および行政指導を経て、今では状況が改善されています。
しかし、今後の通信データ量次第では同じような現象が起きる可能性があるかもしれないことは、念頭に置いておきましょう。
④使用量が多いと厳しい速度制限がかかる可能性がある
上述したように、いわゆる「完全無制限」のプランが存在しないクラウドSIMですが、もともとは「完全無制限」のプランも存在していました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う在宅勤務やテレワークの拡大によって、通信データ量が爆発的に増加した結果、サービス提供会社が想定している通信データ量をはるかに超えて、回線がパンクした経緯があります(上述した通信障害や行政指導の件)。
現在では、「使用量があまりにも多い場合は速度制限を設ける」判断に至っています。多くのデータを通信する場合は、速度制限にかかってしまう可能性を考える必要があります。
たっぷりインターネットを使いたいなら光回線がおすすめ!
上述したように、クラウドSIMにはメリットもデメリットもあります。旅行や出張で海外に行く場合でも、面倒な手続きなしに継続して使用できる点はクラウドSIMの大きな魅力でしょう。
ただし、自宅メインでのインターネット利用なら、光回線がおすすめです。安定した通信下での利用が可能で、通信容量が完全無制限の光回線であれば、大容量の動画の視聴やオンラインゲームのプレイもあんしんして行えます。家族で複数の通信環境の使用も可能です。
光回線を選ぶ場合はどういったサービスを利用するかが重要ですが、ドコモ光10ギガなら最大通信速度10Gbpsの超高速インターネットを利用できます。2022年3月11日現在の提供エリアは、以下のとおりです。 最新の提供エリアは、「公式サイト」でご確認ください。
NTT東日本エリア | 東京都 | 23区、狛江市、調布市、三鷹市の一部 |
NTT西日本エリア | 大阪府 | 大阪市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、豊中市、堺市、茨木市、吹田市、大東市、門真市 |
和歌山県 | 和歌山市 | |
京都府 | 京都市、長岡京市、向日市 | |
滋賀県 | 草津市、彦根市 | |
兵庫県 | 加古川市、伊丹市 | |
愛知県 | 名古屋市、岡崎市、豊川市、刈谷市、江南市、小牧市、津島市、春日井市、北名古屋市、半田市、瀬戸市、大府市、豊橋市 | |
静岡県 | 藤枝市、袋井市、富士宮市、三島市、浜松市、焼津市、磐田市 | |
岐阜県 | 美濃加茂市、岐阜市 |
提供エリアは順次拡大予定なので、提供エリアに在住の方であればおすすめです。
なお、本サービスはベストエフォート型のサービスであり、実使用速度は利用者の環境、利用機器、回線の混雑状況によって低下する点には注意が必要です。
ドコモ光が選ばれる3つの理由
ドコモ光が選ばれる理由には、主に以下のような点が挙げられます。
- プロバイダを選択可能
- 提携ケーブルテレビのテレビサービス、電話サービスを利用中の場合、工事不要で切り替えが可能
- ドコモ光 10ギガなら最大通信速度10Gbpsの超高速インターネット
ドコモ光には「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ」のサービスがありますが、いずれもさまざまなプロバイダに対応しています(ドコモ光 1ギガ:24プロバイダ、ドコモ光 10ギガ:9プロバイダ)。利用可能なプロバイダの中から好きな会社を選び利用できます。
また、提携ケーブルテレビのテレビサービスや電話サービスを利用中の場合は、工事不要で切り替えが可能な点も、利用者にとってはうれしいポイントです。
光回線では最大通信速度が1Gbpsのものが多いですが、「ドコモ光 10ギガ」では最大通信速度10Gbpsの超高速インターネットが利用できます。高速通信環境を構築したい方には、「ドコモ光 10ギガ」がおすすめです。
永年最大1,100円(税込)/月割引!※
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
クラウドSIMと光回線のいずれを選ぶかは使用環境次第
クラウドSIMは、クラウドサーバー内で情報を管理する技術を利用しており、物理的なSIMカードなしでの通信が可能です。複数回線が使用可能で、月額料金が抑えられるメリットがあります。
しかし一方で、完全無制限のプランはなく、使用量が多いと厳しい速度制限がかかる可能性があることは、デメリットとして把握しておく必要があります。
クラウドSIMと光回線のいずれを選ぶかは使用環境次第ですが、自宅メインでのインターネット使用であれば、光回線がおすすめです。通信も安定していて、通信容量が完全無制限のプランを利用すれば、大容量の動画の視聴やオンラインゲームのプレイも楽しめるでしょう。
光回線を利用する場合は、ドコモ光がおすすめです。ドコモ光の料金はインターネット料金とプロバイダ料金が一体型となっていて、毎月の利用料金は4,400円(税込)~で利用できます。ドコモ光に関する特徴は、以下の表で確認してください。
月額料金(ドコモ光 1ギガ)※1 | (マンション) タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建て) タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金(ドコモ光 10ギガ)※2 | タイプA:定期契約あり6,930円(税込)、定期契約なし8,580円(税込) タイプB:定期契約あり7,150円(税込)、定期契約なし8,800円(税込) 単独タイプ:定期契約あり6,490円(税込)、定期契約なし8,140円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※3 | ドコモ光:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps |
申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③申込み完了(そのまま電話で申込み可能) |
※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申し込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申し込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る
快適な通信環境を希望している方は、おトクに利用できるドコモ光を検討ください。
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。