ADSLとは?
ADSL(非対称デジタル加入者線)とは、家庭のアナログ電話回線を使ってインターネットに接続する方法です。
2000年代前半には主流の接続方式でした。多くの家庭に備えられている電話回線を利用していたため、工事不要で提供エリアが広いことも特徴でした。
電話と同時にネットが使える仕組みも魅力でしたが、回線距離や外部環境の影響を受けやすく、通信速度が不安定になりやすいデメリットがありました。最大速度は下り50Mbps程度ですが、実際は平均10Mbps程度が一般的といわれています。
ADSLに関しては、以下の記事もご覧ください。
「ADSLとは?VDSLとの違いやマンションのネット回線を変更するポイントを解説」
ADSLは2025年にサービスが終了
ADSLが2025年1月31日にサービスが終了した背景には、光回線の普及により高速かつ大容量通信のニーズが高まり、需要が大きく減少したことが挙げられます。さらに、設備の老朽化や保守コストの増加も要因のひとつです。
ただし、一部の地域では移行措置により、2026年1月31日までASDLの提供が継続されるため、2025年時点でも利用できる場合があります。
ADSLから乗り換える4つの候補
前述のとおり、2025年1月31日時点で大半の地域はADSLが終了しましたが、一部エリアでは利用者が移行準備できるよう延期措置が取られています。
そのため、現時点でADSLを使っている方は、新しい接続方法を見つけなければなりません。
ADSLから別の接続方法に乗り換えたい方に向けて、光回線をはじめ、乗り換え先の候補として考えられるサービスを4つ紹介します。
- 光回線
- モバイルWi-Fi
- ホームルーター
- ケーブルテレビ
①光回線
光回線は、光ファイバーを通して光信号による高速通信を行うインターネット回線です。ADSLに代わり、接続方法のなかで現在主流となっています。
光回線を利用するメリットは、以下のとおりです。
- 通信速度が速い
- 伝達距離が長く、一度に多くの情報を送れる
- 電磁波の影響を受けにくくノイズが少ない
光回線の通信速度は、上り下りともに最大1Gbpsに設定されていることがほとんどです。最大速度での通信が常に保証されているわけではないとはいえ、上り最大5Mbps・下り最大50Mbps程度のADSLと比較すると、違いを実感しやすいでしょう。
また、光ファイバーは電磁気の影響を受けにくく、長距離の伝送時も信号の劣化があまりありません。そのため、安定して高品質な接続環境を実現しやすくなっています。
ただし、これまで光回線を契約したことがなく、光コンセント(光回線とONUの接続箇所となる差し込み口)がない場合は、光ファイバーケーブルを設置するための開通工事が必要です。
電柱から家へ光ファイバーケーブルを延ばし、さらに室内へ引き込む作業が発生するため、立ち会いを前提に工事の日程を決めることになります。
なお、光回線の工事の流れなどは、以下の記事をご覧ください。
「光回線の工事とは?費用相場や期間の目安、不要なケースと注意点を解説」
さらに、光回線でインターネットを利用するためには、「光回線契約」と、回線をインターネットへつなげる事業者との「プロバイダ契約」が必要であることを覚えておいてください。

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・無料相談をする
※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
②モバイルWi-Fi
モバイルWi-Fiは、小型で軽量な通信デバイスである「モバイルWi-Fiルーター」で基地局から電波を受信し、無線でインターネットに接続する方法です。データ通信専用のSIMカード「データSIM」を利用して、モバイル通信回線経由でインターネットにつなぎます。
Wi-Fiに対応するパソコンやスマホ、タブレットであれば、モバイルWi-Fiルーターを親機にして、複数台同時での接続も可能です。
モバイルWi-Fiには、次のメリットがあります。
- 持ち運べるため、外出先でもインターネットに接続できる
- 契約した日から利用できる
- 電源を入れるだけでWi-Fi接続を行える
モバイルWi-Fiルーターは、ポケットやバッグに入れて持ち運ぶことも想定した小型の通信デバイスです。出張先や旅行先に持っていけば、移動した先でもインターネットに接続可能です。
契約した日から、電源を入れるだけでインターネットに接続できる使い勝手の良さも魅力です。たとえば、引越し先で部屋の片付けが落ち着いていない状態でも、モバイルWi-Fiルーターさえあればパソコンやスマホでネットサーフィンを楽しめます。
また、レンタル形式も多く、数年単位で契約するものから数日間だけ借りられるタイプもあるため、ご自身の用途に応じて利用しやすいでしょう。
ただし、通信速度は光回線と比較すると遅くなることや、場所や環境によっては通信が不安定になるケースもあるかもしれません。
持ち運べるメリットは、都度充電する手間やモバイルWi-Fiルーターを紛失する可能性にもつながります。スマホのデータ通信と同様に、契約したデータ通信量を超えると速度制限がかかる点にも気をつけてください。
③ホームルーター
ホームルーターもモバイルWi-Fiと同様に、モバイル通信回線を使ってインターネット通信を行います。
据え置きタイプのルーターなので、気軽に持ち運びできない点がモバイルWi-Fiとは異なります。契約によっては、契約住所以外の場所での利用はできないため、基本的に自宅で使うことに特化した接続方法です。
ホームルーターは持ち運びできませんが、ネットトータルサポート挿して通電させればすぐにインターネットへ接続できます。外出先での使用は考えておらず、自宅に簡単にインターネット環境を作りたい方におすすめです。
そのほか、ホームルーターには以下のメリットがあります。
- モバイルWi-Fiよりも広範囲で安定した通信を行える
- 複数のWi-Fi対応デバイスを同時に接続できる
ホームルーターは、モバイルWi-Fiルーターよりアンテナの感度が高いため、広範囲で安定した通信を行うことが可能です。複数のデバイスを同時にインターネット接続できる点もメリットです。
ただし、モバイルWi-Fiと同じく「データSIM」を使用するため、契約したデータ通信量を超えると速度制限がかかってしまうことがあります。
そこで紹介したいのが、ドコモが提供しているホームルーター「home 5G」です。「home 5G」は毎月のデータ容量の制限がなく、基本的に速度制限はかかりません※1。
「ドコモ」の5G対応ホームルーター(HR02)※2は、最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)※3※4、5G通信対応※5です。Wi-Fi 6にも対応している※6ため、Webサイトや動画の読み込みが快適に感じられるでしょう。
「home 5G」の料金や契約期間などの詳細は、以下のとおりです。
月額料金 | home 5Gプラン:5,280円(税込) |
機種代 | 71,280円(税込) |
初期費用 | 契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料) |
契約期間 | 定期契約なし |
データ容量 | 無制限※1 |
購入先 | ドコモオンラインショップ ドコモショップ 量販店 |
※1 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※2 ご登録いただいた設置場所住所以外ではお使いになれません。
※3 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※5 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※6 Wi-Fi 6を使うには、Wi-Fi 6対応のクライアントが必要です。
気軽にインターネット環境を構築したい方は、「ドコモ」の「home 5G」の利用をぜひご検討ください。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
④ケーブルテレビ
ケーブルテレビは、ケーブルテレビ各社が住宅をケーブルテレビ網(光ファイバーケーブル・同軸ケーブル)でつなぎ、テレビやインターネットを提供する有料サービスのことです。
ケーブルテレビには、次のメリットがあります。
- テレビでさまざまな専門番組が見られる
- テレビとインターネットのセット割を適用できる場合がある
- アンテナ不要のため美観を損ねない
ケーブルテレビを契約すると、地上波放送だけでなく、衛星放送の専門チャンネルを視聴できるようになります。映画・アニメ・ニュース・スポーツ・音楽など、たくさんのチャンネルが設けられているため、テレビをメインで楽しみたい方におすすめです。
テレビサービスとインターネット回線をセットにすると、月額料金の割引を受けられる場合もあります。月々の支払い料金を節約しながら、テレビの専門チャンネルとインターネットの両方を楽しめる点もメリットです。
また、全てのケーブルは地中に埋まっているため、アンテナが不要で美観を損ねることもありません。
ただし、通信速度はADSLやモバイルWi-Fiルーターより速いものの、光回線よりも遅いとされるため、通信速度を重視する方は物足りなさを感じるかもしれません。
ADSLから乗り換えるなら光回線がおすすめ
紹介した4つの乗り換え先のなかで、特におすすめしたいのが「光回線」です。
光回線は通信速度が速く、電柱から光ファイバーケーブルを引き込むことで安定した通信環境を構築できます。そのため、快適にインターネットを楽しむことが可能です。
日々、さまざまなインターネット上のサービスが登場していますが、動画視聴・ビデオ通話・オンラインゲームなどのコンテンツには、多くのデータ通信量が必要です。
光回線を利用すれば、コンマ1秒を争うオンラインの対戦ゲームも快適に利用でき、インターネット生活のなかで不自由を感じることも少なくなるでしょう。
「ドコモ光」なら快適にインターネットを楽しめる
光回線には数多くの種類がありますが、ADSLからの乗り換えを考えている方は、ぜひ「ドコモ光」の利用をご検討ください。
「ドコモ光」は、フレッツ光回線もしくはケーブルテレビの設備を使用して、「ドコモ」が提供するプロバイダ一体型の光インターネットサービスです。「ドコモ光」は通信制限がない※7ので、読書アプリや音楽アプリも、データ通信量を気にせずに楽しめます。
「ドコモ光」をおすすめするポイントは、光回線導入時の「光回線契約」と「プロバイダ契約」をひとつにまとめられるところです。
「ドコモ光」では2種類の料金プランを用意しており、複数のプロバイダからご自身の好みに合わせて選べます。光回線とプロバイダの料金は一体型なので、回線事業者とプロバイダ別々に料金を支払う手間がかかりません。
また、「ドコモ光 1ギガ」であれば最大通信速度1Gbps※8、「ドコモ光 10ギガ※9」であれば最大通信速度10Gbps※8の高速通信に対応できる点も特徴です。
高速通信を行えるIPv6での接続にも対応できることから、安定した高速通信を実現しやすくなっているため、現在の通信速度に満足していない方でも、快適にインターネットを楽しみやすくなる可能性があります。
なお、IPv6通信を利用する場合は、使用しているパソコンなどのデバイスがIPv6アドレスに対応している必要があります。
「ドコモ光」の料金や契約期間の詳細は、以下のとおりです。
月額料金 (ドコモ光 1ギガ)※10 |
(マンション) タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) |
月額料金 (ドコモ光 10ギガ)※11 |
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※8 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※9:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※7 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※8 ベストエフォート値による最大通信速度
※9 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※10 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※11 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの辺更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
現在ADSL回線を使っており、終了に伴い回線の見直しを検討している方は、ぜひ「ドコモ」が提供する「ドコモ光」で快適なインターネット環境を試してみてください。

永年最大1,100円(税込)/月割引!※
・無料相談をする
※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
ADSLから「ドコモ光」へ乗り換える方法
「ドコモ光」に乗り換えを検討している方に向けて、実際にADSLから「ドコモ光」へ乗り換える際の手順を紹介します。
- 「ドコモ光」に申込む
- スケジュールを決めて回線工事を行う
- ルーターなどの接続設定を行う
- ASDLを解約する
4つのステップで乗り換えが完了するため、ぜひ以下の手順を参考にしてください。
1. 「ドコモ光」に申込む
まずは、「ドコモ光」にインターネット利用のお申込みを行いましょう。電話でのお申込みはもちろん、「ドコモ光」の公式サイト内「Webフォーム」を利用すれば、24時間いつでもお申込みを行えます。
Webフォームは、必要事項を1ページ内に入力するだけで完結します。お申込み後は、「ドコモ」から折り返しのご連絡をます。
「ドコモ光」のお申込みについて詳しくはこちらをご覧ください。
2. スケジュールを決めて回線工事を行う
続いて、希望の日時を伺いながら開通工事の予定を立てます。「ドコモ光」のお申込みから開通工事までの期間は、2週間~1か月ほどが目安です。
また、「ドコモ」より「開通のご案内」などの必要書類を送付するため、事前に目を通していただくようお願いいたします。プロバイダから郵送される「プロバイダID/パスワード」は、この後のインターネットの設定で利用します。
3. ルーターなどの接続設定を行う
光回線の開通工事が終わったら、ルーターやパソコンをインターネットにつなぐための設定を行いましょう。実際の操作はそれほど難しくなく、機械が苦手な方でも10分程度で完了できます。
設定方法は、料金プランと利用する機器によって異なりますが、光コンセントから伸びるONUにつなぐルーターにプロバイダ情報を入力し、パソコンやスマホを有線もしくは無線でインターネットにつなげられるようにする方法が一般的です。
それぞれの接続設定は、「ドコモ光」の公式Webサイトに掲載しているほか、以下、「ドコモ光」の電話窓口でも案内を行っています。
ネットトータルサポートセンター※12(午前9:00~午後8:00、年中無休):0120-825-360
※12 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
4. ADSLを解約する
最後に、利用していたADSLの提供元が定める方法に従い、ADSLの解約を行います。光回線への乗り換えに伴いプロバイダも変更するのであれば、これまで契約していたプロバイダも解約の手続きを行ってください。
使用しないサービスに料金を支払い続けることのないように、回線事業者とプロバイダの両方を忘れずに解約しましょう。
一般的には、ADSLの契約先から送られてくる封筒にレンタル機器を入れて返却すれば、乗り換え完了です。
ADSLの終了についてよくある質問
ADSLの終了に関してよくある質問を順番に解説します。
ADSLを解約する手続きは必要?
ADSLのサービスは基本的に自動で終了となります。
ただし、自動終了後も契約状態が続いていると、利用していなくても料金が発生する場合があるため注意してください。
レンタルしていたモデムやWi-Fiルーターなどの機器は、返却が必要なケースが多く、未返却だと違約金を請求される可能性があります。
プロバイダとの契約が別になっている場合は、別途での解約手続きも必要です。
そのため、契約中の通信会社に連絡し、解約手続きの有無を確認しましょう。
固定電話番号はどうなるの?
ADSLの終了後も固定電話番号を継続して利用できるかは、「電話加入権」を持っているかによって異なります。
「電話加入権」とは、アナログ回線を利用するために必要な権利で、施設設置負担金を支払って取得します。
「電話加入権」を持っている場合、ADSLが終了しても同じ電話番号で固定電話を使い続けることができます。
一方、ADSL契約時に「電話加入権不要タイプ」を選んでいた場合、現在の電話番号はADSLの終了とともに使えなくなります。
引き続き番号を利用したい場合は、電話加入権を取得するか、光回線に切り替えて「ひかり電話」の手続きを行う必要があります。
「ひかり電話」に関しては、以下の記事もご覧ください。
「「ひかり電話」とは?特徴や違い、おすすめの光電話サービスを紹介!」
ADSL終了後は撤去工事が必要?
ADSLはアナログの電話回線を利用しているため、サービス終了後も回線自体は残ります。アナログの電話回線自体は現在も利用されており、ADSLが終了したからといって撤去工事を行う必要は基本的にありません。
回線を撤去してしまうと固定電話が利用できなくなるため、注意しましょう。
一方、ADSLから光回線へ乗り換える場合は、新たに光ファイバーを引き込む工事が必要となります。住宅の状況や配線の位置によっては撤去工事が必要になるため、工事の際に確認しましょう。
ADSLのサービス終了に伴い光回線への乗り換えを検討しよう
ADSLは、アナログの電話回線を利用してインターネットに接続する方法です。昔からあったインターネット接続方法ですが、2025年時点で大半のエリアで終了し、2026年1月には全てのエリアで終了します。
現時点でADSLを利用しており、今後もインターネットを使いたい方は早めに乗り換え先を決めましょう。
ADSLからの乗り換え先としておすすめなのは、通信速度の速さに優れている「光回線」です。安定して大容量の通信が行えるため、快適にインターネットを楽しむことができます。
なかでも「ドコモ光」では、最大通信速度10Gbps※13の「ドコモ光 10ギガ※14」も利用できます。プロバイダはプランに応じて自由に選択できるため、希望に応じたインターネット環境を作りやすいでしょう。
自宅のインターネット回線の乗り換えを考えている方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。
※13 ベストエフォート値による最大通信速度
※14 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

永年最大1,100円(税込)/月割引!※
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

