YouTubeが重い、遅い原因とは？試してみたい解決策もあわせて解説

YouTubeが重い、遅い主な原因

YouTubeの動画再生が重くなる、遅くなる原因は、主に5つです。

• インターネット回線の問題
• パソコンやスマホなどデバイスの問題
• ブラウザやアプリの設定の問題
• ルーターやLANケーブルなど周辺機器の問題
• YouTubeサイトの問題

まずは動画再生が遅くなる原因を見ていきましょう。

インターネット回線の問題

YouTubeの動画が重くなる原因のひとつに、インターネット回線の問題があげられます。利用している回線の通信が原因で、YouTubeの動画をうまく読み取れないケースです。

利用しているインターネット回線の通信速度に影響を与える要因には、下記のようなものがあります。

1. 通信速度制限
2. ネットワークの混雑による影響
3. そもそもの通信速度が遅い
4. 通信障害の発生

たとえば、利用データ量が決められたスマホ契約プランを利用している場合、データ量が超過すると通信速度が128kbps程度に変更されるケースがあります。

YouTubeをスマホの標準画質(SD 480p)で視聴する場合の推奨通信速度は1.1Mbpsです。 通信速度制限がかかる状態ではYouTubeの動画再生に大きな影響を与えます。

また、多くのインターネット回線はベストエフォート型サービスを採用しており、曜日や時間帯によりネットワークが混雑します。ネットワークの混雑も通信速度に影響を与える要因です。

そのほか、利用しているインターネット回線のそもそもの通信速度が遅い、通信障害が発生しているなども通信速度が遅くなる原因となります。

パソコンやスマホなどデバイスの問題

パソコンやスマホなど、YouTubeの視聴に使用しているデバイスの問題でYouTubeの動画再生が重くなる、遅くなる場合もあります。

パソコンの場合ではメモリの容量不足やハードディスク、スマホの場合ではアプリのインストール過多やメモリ不足などが原因です。

特に近年のYouTube動画は4KやHD 1080pなどの高い解像度にも対応しているため、利用しているパソコンやスマホのスペック不足による影響も少なくありません。

ブラウザやアプリの設定の問題

さきほどデバイスのハード面の問題を紹介しましたが、ブラウザやアプリなどデバイスのソフト面が影響し、YouTubeの動画再生が正常に機能しない場合もあります。

よくあるケースが、YouTubeアプリを最新バージョンにアップデートしていないケースです。また、利用しているブラウザやアプリの一時的な問題で動画が遅くなる場合もあります。

そのほか、セキュリティソフトや更新ソフトなど、常駐ソフトの競合も要因のひとつです。

ルーターやLANケーブルなど周辺機器の問題

インターネット回線の問題、デバイスの問題ともに、ルーターやLANケーブルなどの周辺機器の問題も重要です。

インターネット回線の通信速度に問題がなくとも、利用しているLANケーブルが最大通信速度に対応していないことにより、通信速度に影響が出る場合があります。無線LANの通信規格、ルーターのファームウェアなども確認しておきたいポイントです。

また、Wi-Fiルーターの電波は遮蔽物や同じ周波数帯の電化製品の影響を受けやすいため、デバイスとルーターの距離、電子レンジやIHヒーターとの距離が問題となるケースもあります。

YouTubeサイトの問題

そのほか、YouTubeサイト側の問題で一時的に動画視聴が不可となっている場合も考えられます。

具体的には、YouTubeでサーバートラブルが発生している、技術的な障害が発生しているなどです。

YouTubeで問題が発生している場合は、自分で対処する方法はありません。しばらく時間を空けてから視聴するか、YouTube公式サイトの情報を確認してみましょう。

YouTubeが重いときに試したい解決策

これまで紹介してきたように、YouTubeが重いまたは遅い原因にはさまざまな要因があります。

ここでは、すぐに試せる方法から順番に解決策を紹介しているので、YouTubeが重い、遅いと感じたときにはぜひ実践してみてください。

ブラウザやアプリを再起動する

YouTubeが重い、遅いときにまず試したい方法は、利用しているブラウザやアプリを再起動することです。

ソフトウェアの一時的な障害や不良が原因の場合、ブラウザやアプリの再起動で問題が解消する場合があります。視聴に利用しているブラウザやアプリを一旦閉じてから、再び開いてみましょう。

ほかのブラウザやソフト、アプリを全て閉じる

複数のブラウザやソフト、アプリを同時に使用すると、パソコンやスマホのメモリ容量が不足し、動作が重くなる原因となります。

YouTubeを視聴しているブラウザやアプリ以外を全て閉じ、YouTube動画の再生状況を確認してみましょう。ブラウザやアプリを閉じたことでメモリが解放され、YouTubeの動作状況が改善する場合があります。

ブラウザのタブを多数開いている場合は、YouTube以外のタブを全て閉じてみてください。

ブラウザやアプリのバージョンを更新する

前述のように、ブラウザやアプリが最新バージョンに更新されていない場合、YouTubeの動画再生に影響が出る場合があります。

YouTubeでは高速化や不具合の修正などの改善のため、随時アップデートを実施しています。ブラウザやアプリのバージョンを確認し、最新でない場合はアップデートを実施してください。

YouTubeの設定を確認する

YouTubeの設定、特に画質の設定を確認し、現状より画質を落とすとYouTubeの動画環境が改善される場合があります。

YouTubeが推奨する解像度別の推奨通信速度は下記のとおりです。

画質の変更は、YouTubeアプリの場合は「その他のアイコン」から「画質」を選択、ブラウザで視聴している場合は「設定アイコン」から「画質」を選択することで変更可能です。

パソコンやスマホを再起動する

ここまでソフトウェアの操作による解決策を紹介してきましたが、デバイスのハードウェアの操作によっても、YouTubeの動画再生の改善が期待できます。

特に、パソコンやスマホを再起動する方法は簡単に実施できるため、ぜひ実践してみてください。デバイスの再起動により、プログラムや機器の誤動作が解消され、状況が改善される場合があります。

ハードディスクの空き容量を確認する

デバイスのハードディスクの空き容量が低下すると、動作が重くなる原因となり、YouTubeの動画再生に影響を与える場合があります。

パソコンの場合はエクスプローラーから、スマホの場合は設定のストレージから容量を確認してみてください。空き容量が少ない場合は、不要なファイルやアプリを消去するとよいでしょう。

ルーターなどの通信機器を再起動する

ルーターやホームゲートウェイ、モデムやONU(回線終端装置)などの通信機器も、通信速度に影響を与えます。各通信機器の再起動により動画再生状況が改善する場合があるため、試してみてください。

ルーターやホームゲートウェイなどの通信機器の再起動は、電源コンセントを切り1分程度待ってから再度電源を入れる方法や、リセットボタンを押す方法などがあります。利用している機器の取扱説明書に従い、再起動しましょう。

ルーターと近い位置へ移動する

Wi-Fiを利用してYouTubeを視聴している場合、Wi-Fiルーターと利用中のデバイスの位置関係も重要です。Wi-Fiルーターと距離があるほど受信感度が低下し、通信速度も低下するため、Wi-Fiルーターの近くへ移動するとYouTubeの重さが改善される場合があります。

なお、Wi-Fiルーターと離れた部屋でYouTubeを視聴する場合は、Wi-Fiのアクセスポイントを増やして対応する方法もあります。

周波数を切り替える

Wi-Fiルーターを利用してYouTubeを視聴している場合は、Wi-Fi周波数の変更により、状況が改善される場合があります。

Wi-Fiルーターは2.4GHZと5GHzの周波数帯を利用しており、デバイスの設定でどちらを利用するか選択可能です。2.4GHzと5GHzの周波数帯はそれぞれに特徴があるため、利用環境に応じて選択してください。

たとえば、電子レンジを利用しているときによくYouTubeが重くなる場合などは、Wi-Fiルーターやデバイスを電子レンジから遠ざけるか、5GHzで接続すると状況が良化する場合があります。

キャッシュを削除する

キャッシュとは、パソコンやスマホに一時的に保存されるデータのことです。キャッシュを削除するとYouTubeの動画読み込みが改善され、動画が重い、遅いなどの状況が良くなる場合があります。

ブラウザでYouTubeを視聴している場合は、ブラウザのキャッシュを削除しましょう。スマホのYouTubeアプリで視聴している場合は、スマホの設定アプリからYouTubeアプリのキャッシュを削除できます。

セキュリティソフトを確認する

セキュリティソフトや更新ソフトなど常駐プログラムとの競合により動画再生が重くなる場合もあります。常駐プログラムをタスクマネージャーやマルチタスクなどで確認しましょう。

ただし、セキュリティソフトや更新ソフトなどの常駐プログラムは重要な役割を果たしているケースが多いため、動作確認後、問題がなければすぐに元に戻すことをおすすめします。

ブラウザの拡張機能を停止する

視聴に利用しているブラウザで拡張機能を使用している場合、ブラウザの拡張機能を停止すると、YouTubeの動画視聴が改善する場合があります。動画がカクつく、ブレるなどの場合に有効です。

拡張機能の停止は、各ブラウザの設定部分で行えます。一旦全ての拡張機能を停止したのちYouTubeの動画を再生し、影響があるか確認してみてください。

スマホの契約プラン変更を検討する

利用可能データ量が超過し、通信速度制限が頻繁に起こる場合は、より大容量の契約プランへ変更する方法もひとつの手段です。データ利用量は各携帯会社のマイページや公式アプリなどで確認できます。

また、一時的な通信速度制限の場合は、データ量を追加で購入して対処する方法もあります。自分の利用状況に合わせて方法を選択しましょう。

デバイスや通信機器の買替えを検討する

パソコンやスマホなど、デバイスのスペック不足で動作環境の低下が生じている場合は、デバイスの買替えも選択肢に入ります。

これまで紹介した解決策を実践しても問題が解消されない場合、デバイスを購入してから多くの年数が経過している場合などは買替えも検討しましょう。同様に、ルーターやLANケーブルが原因の場合は、通信機器の買替えを考慮します。

高速通信可能なIPv6を利用する

インターネットの回線に問題がある場合は、IPv6に対応するインターネット回線を利用してみましょう。

IPv6はIPv4の後継となる次世代のインターネット・プロトコルです。ネットワーク上の混雑を回避することで、IPv4と比較して安定的にインターネットを利用できます。

快適にYouTubeを楽しみたいならドコモ光

ソフトやデバイス、契約プランや各種設定に問題がなくてもYouTubeの重さや遅さが改善しない場合は、光回線の利用も選択肢となります。

上記の問題でない場合、そもそもの通信速度、回線状況の問題である可能性が高いためです。

ドコモ光は光回線を利用した最大1Gbps、ドコモ光 10ギガなら最大10Gbpsの高速通信が特長で、次世代規格のIPv6にも対応しています。

※ 特定期間以外での解約時には解約金が発生します。

ドコモのスマホとのセット割やプロバイダ料金込みの料金体系も魅力です。快適にYouTubeを楽しみたい方におすすめのインターネット回線となっています。

最大10Gbpsの高速通信が魅力

ドコモ光は光ファイバーケーブルによる高速通信により、最大通信速度1Gbps、ドコモ光 10ギガ※1なら最大通信速度10Gbpsの高速通信が魅力です※2。

高速通信が可能な状況では、YouTubeでの高画質・大容量の動画視聴もストレスフリーで視聴できるケースが多くなります。YouTubeでは鮮明な映像が魅力の4K画質動画が増えていますが、そのような高画質動画の視聴もよりスムーズとなるでしょう。

※1 ドコモ光 10ギガの提供エリアは一部地域となります。 ※2 ドコモ光はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、宅内での実使用速度は利用環境・利用機器・回線の混雑状況などにより低下します。

次世代規格のIPv6にも対応

ドコモ光では無料でIPv6のインターネット接続機能を提供しています。IPv6は新方式(IPoE方式)の導入により大容量のデータ通信が可能で、ネットワークの混雑を避けやすい規格です。

そのため、より安定したインターネット接続が可能となり、スムーズなYouTubeの動画視聴を期待できます。

なお、ドコモ光ではプロバイダにより対応状況が異なるため、プロバイダでの確認および対応ルーターが必要です。ドコモ光 10ギガの場合は全てIPv6通信となります。

※IPv6の利用により必ず速度が速くなることを保証するものではありません。

セット割やプロバイダ料込みの基本料金でおトク

ドコモ光はドコモのスマホとまとめることで、毎月のスマホ料金が割引になる「ドコモ光セット割」※をご用意しています。ネットやスマホなどの通信料金全体の費用を抑えられるおトクな割引制度です。

また、ドコモ光は基本料金にプロバイダ料金が含まれているため、プロバイダ料金が必要ありません。月々に必要な費用がわかりやすく、おトクに利用できるサービスです。

※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo（0.5GBを除く）」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」の契約者が対象です。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

YouTubeが重いときはそれぞれの項目を確認しよう

YouTubeが重い、遅い原因には、インターネット回線の問題やパソコン・スマホなどのデバイスの問題、周辺機器の問題などさまざまな要因があります。

今回は、すぐに試せる方法からデバイスの買替えなど根本的な方法まで複数の解決策をご紹介しました。自分のYouTube視聴環境に合わせ、それぞれの項目を確認してみてください。

なお、多くの解決策を試しても改善されない場合は、利用している回線の通信速度そのものに問題がある場合もあります。ドコモ光では高速通信が可能な光回線によるサービスを提供しています。この機会にぜひ利用をご検討ください。

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