パソコンのスリープとは
スリープとは、パソコン上の作業内容を維持したまま、ディスプレイやパソコンの一部の電源を切る状態のことです。パソコン本体やメモリの電源はONの状態のため、電源がOFFになるシャットダウンとは異なります。
スリープを利用した場合、マウスを動かしたり、キーボードのボタンを押したりするだけですぐにディスプレイの電源をONにできるため、少し席を外す場合に便利です。
スリープ機能の使い方は以下のとおりです。
- デスクトップパソコン:電源オプションから選択する、または電源ボタンを押す
- ノートパソコン:電源ボタンを押す、またはカバーを閉じる
パソコンの休止状態(ハイバネーション)とは
休止状態とは、電源を切る前にメモリやCPUの内容をHDDやSSDに保存し、次回電源を入れる際に、元の状態に復帰できる機能です。ハイバネーションとも呼ばれます。
休止状態では電力が供給されていないため、スリープより立ちあがりが遅くなります。ただし、シャットダウンとは違い、システムを終了するわけではないため、比較的スピーディにパソコンを立ちあげることができます。
なお、休止状態は、主にノートパソコンを対象に設計された機能です。そのため、パソコンによっては利用できないことがあります。
スリープと休止状態の違い
スリープと休止状態は、どちらも省エネ状態を維持し、すぐにパソコンを立ちあげられる点は同じです。ただし、データの保存先や消費電力に違いがあるため、それぞれの違いを覚えておきましょう。
以下では、スリープと休止状態のメリットとデメリットを紹介します。
スリープを利用するメリット・デメリット
スリープのメリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット | ・パソコンの立ちあがりが早い ・節電効果がある |
---|---|
デメリット | ・少なからず電力を消費する ・電力が供給されない状態になると作業内容が消える ・パソコンの動作が不安定になる可能性がある |
スリープは作業中の内容をメモリに保存し、一時的に停止する状態です。そのため、パソコンの立ちあがりが早く、すぐに作業を再開できることが大きなメリットです。
電力はメモリなどの一部の機能へ供給されるのみとなるため、節電効果も期待できます。ただし、完全に電源をOFFにしているわけではないため、少なからず電力を消費する点には注意が必要です。
また、落雷時の停電などによって電力の供給が絶たれた場合、作業内容が消えてしまうことがあります。
休止状態を利用するメリット・デメリット
休止状態のメリットとデメリットは、以下のとおりです。
メリット | ・パソコンの立ちあがりが早い ・パソコンの電力が供給されない状態でも作業内容が消えない ・スリープより節電効果が高い |
---|---|
デメリット | ・スリープより立ちあがりが遅い ・SSDの寿命を縮める可能がある |
休止状態では、作業内容をHDDやSSDに保存した後に電源をOFFにするため、停電などによってパソコンに電力が供給されない状態でも、作業内容は消えないことが大きなメリットです。
また、スリープのように電力を供給していないため、節電にもなります。ただし、パソコンの立ちあがりは比較的早いものの、スリープよりは時間がかかります。
そのため、休止状態は数時間以上パソコンを利用しないときや、ノートパソコンのバッテリー残量が少なく、充電もできないときなどに便利な機能です。
なお、SSD搭載のパソコンの場合、休止状態を頻繁に利用するとSSDの寿命を縮める可能性があります。そのため、SSD搭載のパソコンでは、電源オプションに休止状態が表示されていないケースが多いです。
Windowsのパソコンでスリープや休止状態を表示させる方法
基本的にスリープは、電源オプションに表示されていることがほとんどですが、休止状態に関しては、パソコンの設定状況によって電源オプションに表示されていない場合があります。
特に、SSDが搭載されたWindows のパソコンでは休止状態が表示されていないケースが多いです。
スリープや休止状態が電源オプションに表示されていない場合、ご自身で表示させることができます。Windowsのパソコンでスリープや休止状態を表示させる方法は、以下のとおりです。
- コントロールパネルを開く
- システムとセキュリティを開く
- 電源オプションの一覧から「電源ボタンの機能を変更する」を選択する
- 「現在利用可能ではない設定を変更します」を選択する
- シャットダウンの項目から表示する機能を選択する
- 変更の保存をクリックする
もし、パソコンの電源オプションにスリープや休止状態の表示がないときは、上記の手順を試してみましょう。
スリープや休止状態とシャットダウンの違い
シャットダウンは、「開いているプログラムを閉じる→未保存のデータを保存する→ハードウェアを電源OFFにする」というシステムを終了するための一連の操作をオペレーションシステムが行うことです。
このような操作を行うことで、データの損失やシステムが不安定になることを防げます。
また、シャットダウンにはメモリに溜まった不要なデータを整理する役割もあるため、長時間パソコンを起動しない場合は、スリープや休止状態ではなく、基本的にシャットダウンを行ったほうが良いです。
スリープ、休止状態、シャットダウンは、それぞれ特徴が異なるため、状況に応じて使い分けましょう。
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スリープと休止状態の違いを理解して使い分けよう
スリープと休止状態はどちらも立ちあがりが早く、節電にもつながることがメリットですが、それぞれ特徴が異なります。基本的に短時間の離席はスリープ、数時間以上の離席は休止状態を利用することが多いです。
また、長時間パソコンを利用しないときは、システムを正しく終了させるためにシャットダウンすることがおすすめです。このように、電源オプションは特徴を理解した上で最適な機能を利用しましょう。
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