SSDのデータ消去する方法は?パソコンの譲渡・返却・売却・廃棄前にする理由を解説

通信ノウハウ

パソコンの処分を検討しているものの、SSDのデータを消去する方法がわからない方もいるのではないでしょうか。

SSDはHDDとは異なる仕組みを採用しており、正しい消去法を選ばないと、データを完全に消去できません。

また、データの消去が不十分だと、個人情報や企業情報が流出するリスクがあります。

そこで本記事では、SSDのデータを完全に消去する方法や、SSDのデータを消去しなければいけない理由、SSDとHDDのデータ消去の違いを解説します。

SSDのデータ消去のやり方がわからず困っている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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記事サマリー

SSDのデータを消去する理由

SSDには個人情報や企業情報が保存されており、消去せずに処分すると情報が流出するリスクがあります。

流出する可能性がある個人情報の例は以下のとおりです。

  • 各種サイトのログインパスワード
  • クレジットカード番号
  • メールやSNSの内容
  • アドレス帳に登録したメールアドレス
  • 保存した画像や動画
  • Webサイトの閲覧履歴

続いて企業情報の例を紹介します。

  • 人事情報
  • 顧客情報
  • 財務情報
  • 技術情報

SSDのデータ消去を正しく行わないと、上記の情報が流出する可能性があります。

SSDのデータを消去する方法

SSDのデータを消去する方法は以下の4つです。

  • データ消去用のソフトウェアを利用する
  • 専門業者に依頼して消去する
  • 暗号化消去を行う
  • 物理的に破壊する

消去方法をひとつずつ解説します。

データ消去用のソフトウェアを利用する

SSDのデータは、専用のソフトウェアを利用すると正しく消去できます。

ただし、SSDのデータを消去する場合、HDD用のデータ消去ソフトでは完全に消去できない可能性があります。

そのため、SSDのデータを消去する際は、SSD専用のソフトウェアの利用を検討しましょう。

専門業者に依頼して消去する

SSDのデータは、専門業者に依頼して消去できます。

専門業者に依頼してデータを消去する場合、消去前のデータを業者に渡す必要があります。

そのため、専門業者のプライバシーポリシーや実績を確認して、信頼できる業者を選ばなければいけません。

悪質な業者に依頼すると、データ消去がされず、情報漏洩につながる可能性があるため、注意しましょう。

暗号化消去を行う

SSDのデータを暗号化している場合、復号に必要な鍵を廃棄すると記録内容を読み出せなくできます。

用語 意味
SSDの暗号化 もととなるデジタルデータを違う文字列のデータに変換し、解読できない状態にすること
復号 暗号化されたデータを元のデータに戻し、人やパソコンが識別できる状態にすること

暗号化されたSSDは、第三者が簡単に閲覧できない状態となっており、セキュリティ対策に貢献しています。

SSDを暗号化する際に発行された鍵を削除すると、データは暗号化されたままになり、復号が不可能になります。

なお、SSDのデータを暗号化するだけでは、データが見えないようになっただけで、削除されていないため、注意しましょう。

物理的に破壊する

SSDを物理的に破壊すると、データの消去が可能です。

SSDを物理的に破壊する場合、パソコンからSSDを取り出し、フラッシュメモリーチップを破壊する必要があります。

なお、SSDを破壊する際は、安全のために軍手やゴーグルを装着して作業しましょう。

SSDとHDDのデータ消去の違い

イメージ

SSDとHDDのデータ消去の違いは以下の2つです。

  • SSDは磁気消去装置ではデータ消去ができない
  • HDD向けの破壊装置ではSSDのデータチップは完全に破壊できない

SSDは磁気消去装置ではデータ消去ができない

HDDは磁気消去装置でデータ消去できますが、SSDのデータは消去できません。

磁気消去装置とは、強力な磁気を発生させてHDDの磁気記録データを消去する装置のことです。

SSDは電子チップに電気で記録する仕組みのため、磁気消去装置の影響を受けません。

そのため、SSDの破壊を検討している場合、磁気消去装置の使用は控えましょう。

HDD向けの破壊装置ではSSDのデータチップは完全に破壊できない

HDD向けの破壊装置では、SSDのデータチップを完全に破壊できないことがあります。

破壊装置とは、HDDやSSD、USBメモリの記録媒体を物理的に破壊する装置のことです。

SSDのデータチップを破壊するためには、2ミリ以下に裁断可能な専用の破壊装置を使用する必要があります。

そのため、HDD向けの破壊装置しかお持ちでない場合、SSD向けの破壊装置を入手しましょう。

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そのほかにも、パソコンや周辺機器、ネットワーク機器のサポートを行っており、インターネットのトラブルに対応してくれます(作業に応じて別途料金発生)。

パソコン関連のサポートを受けたい方は、この機会に「ドコモ光」をご検討ください。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※2
(マンション)
タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※3
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間 なし または 2年定期契約
最大通信速度※4 ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※5:最大10Gbps
お申込み方法 ①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
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※1ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※2 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※3 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※4ベストエフォート値による最大通信速度
※5「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

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SSDのデータは完全に消去しよう

SSDのデータは、完全に消去しないと、個人情報や企業情報の流出の恐れがあります。

そのため、データ消去のやり方がわからないときは、専門業者に依頼して削除してもらいましょう。

「ドコモ光」の「ネットトータルサポート」(月額550円(税込))なら、さまざまなパソコンの相談ができます。

さらに、不要になったパソコンを買取可能(dポイントで還元)で、買取時にデータを消去してくれるため、ご自身でデータを削除する必要がありません。なお、改造製品や動作に必要な付属品が欠品している製品、発売開始から5年以上経過した製品は利用できません。

この機会に「ドコモ光」への乗り換えを検討してはいかがでしょうか。

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