光回線は無制限で利用できる?
結論から申上げますと、光回線は無制限で利用できますが、制限が発生する可能性が あります。
そもそも、通信回線の通信制限とは、一定のデータ利用量に達した場合や特定の状況で通信速度が低下する仕組みです。
通信事業者の料金プランによっては、一定のデータ利用量に達すると通信速度が一定期間低下する制限があります。
光回線は光ファイバーを利用してデータを送受信しているため、従来の通信回線に比べて格段に大容量となっており、基本的に無制限で利用可能です。
しかし、大容量であっても上限はあるため、一部のヘビーユーザーが大量のデータを送受信すると、全体の通信速度が低下する可能性を否定できません。
そのため、光回線のプロバイダによっては帯域制限をかけており、インターネットを利用しすぎるヘビーユーザーの光回線が制限される可能性があります。
光回線で通信制限が発生する条件
通信事業者によって条件は異なりますが、1日に大量のダウンロードやアップロードを行うと通信制限が発生する可能性があります。
ある通信事業者では、1日で30GB超のアップロードが発生した場合に通信制限がかかり、翌日や翌々日に解除される仕組みがあります。
また、次のようなシーンで制限が発生する可能性があります。
- P2Pファイル交換ソフトの利用
- 災害時
- 公平制御
P2Pファイル交換ソフトとは、インターネット上でユーザー同士が直接データを送受信する仕組みを利用したソフトウェアです。互いにデータをアップロード、ダウンロードするので、光回線の負荷を増加させやすく制限の対象になります。
また、災害発生時に通信が集中すると光回線が混雑するため、安定化を目的とした制限がかかる可能性が高いです。
さらに、同じ回線を利用するほかのユーザーの通信品質を保つために、ヘビーユーザーに対して通信制限を実施する場合があります。
光回線で通信制限が発生する理由
光回線でダウンロードやアップロードを繰り返していると、次の理由によって通信制限が発生する可能性があります。
- ネットワークの混雑を防ぐため
- 利用者に公平なサービスを提供するため
- 通信設備の負担やコストを減らすため
上記を順番に解説します。
ネットワークの混雑を防ぐため
ネットワークは多くの利用者が同時に接続していると混雑(輻輳)しやすくなります。特に、ピーク時や特定の時間帯では通信量が急増するため、全体の通信速度が低下する可能性が高いです。
光回線は従来の通信回線に比べると大容量ですが、一部のヘビーユーザーが大量のデータ通信を行うと、ネットワークの帯域が占有される可能性があるため、通信制限を実施します。
利用者に公平なサービスを提供するため
光回線では、利用者に公平なサービスを提供するために、公平制御を実施しているケースが多いです。
公平制御とは、データ通信量が極端に多いヘビーユーザーから順番に通信速度を一定まで下げる仕組みで、ネットワーク全体の負荷を平準化し、全ての利用者が快適にインターネットを利用できる環境を維持します。
公平制御があるため、光回線は品質と安定性が維持され、満足度の高いサービスが利用できると覚えておきましょう。
通信設備の負担やコストを減らすため
ヘビーユーザーによって膨大なデータ通信量が発生すると、通信設備に過剰な負担がかかり、劣化や故障のリスクが高まります。
また、設備の修理や拡張にかかるコストも増加するため、通信事業者にとっては大きな負担です。
通信制限を実施するのは、通信設備の負担やコストを減らすことも理由のひとつに挙げられます。
光回線で通信制限が発生したか確認する方法
光回線で通信制限が発生しているか直接確認する方法はありません。
ただし、通信制限が発生している場合には、通信速度が急激に低下している可能性があります。インターネットを利用していて、動画が止まる、オンラインゲームが遅延するなどの現象が頻発するようなら、通信速度をチェックしてみましょう。
通信速度をチェックする方法に関しては、以下の記事もご覧ください。
「光回線にも通信制限はかかる?通信量を確認する方法や接続が遅い原因・対処法を紹介」
光回線で通信制限が発生した場合の対処法
通信速度をチェックして、低速になっている場合は通信制限が発生している可能性が高いです。
しかし、光回線で通信制限が発生した場合、ユーザー側で直接解除する方法はありません。
モバイル回線の場合は追加データ利用料を購入して解除する方法がありますが、光回線では提供されておらず、一定時間が過ぎて自動的に制限が解除されるのを待ちましょう。
ホームルーターは無制限で利用できる?
ホームルーターとは、工事不要でインターネット環境を構築できるルーターです。コンセントに挿して初期設定を行えば、無線通信を用いてインターネットが利用できます。
「ドコモ」の「home 5G」はデータ量無制限利用可能となっています※1。
ただし、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い場合は制限が発生するため無制限に利用可能ではありません。
また、「ドコモ光」の料金プランも、データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断される可能性があります。
両方とも通常の利用なら問題なく快適にインターネットを利用できるので、ご自身に合ったほうを選びましょう。
次の表は、「ドコモ光」と「home 5G」を比較したものです。
比較する項目 | 光回線 (「ドコモ光」) |
ホームルーター (「home 5G」の場合) |
---|---|---|
回線の種類 | 光回線(固定回線) | モバイル回線 |
最大通信速度※2 | 1Gbpsまたは10Gbps | 受信時最大:4.2Gbps 送信時最大:218Mbps |
工事の有無 | 必要 | 不要 |
契約期間 | 2年間 | なし |
初期費用(税込) | 39,600円 | 16,500円~ |
月額料金(税込) | 4,400円~ | 4,950円 |
通信制限の有無 | 無制限※1 | 無制限※1 |
「ドコモ光」と「home 5G」の違いに関しては、以下の記事もご覧ください。
「「ドコモ光」と「home 5G」はどちらがおすすめ?違いや共通点を徹底解説!」
※1 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※2 ベストエフォート値による最大通信速度

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
通信速度にこだわるなら「ドコモ光」がおすすめ
光回線はモバイル回線に比べると大容量の通信回線のため通信制限の上限は高いですが、制限自体はあります。
ただし、通常の利用の範囲なら気にする必要はありません。ご自宅でインターネットを快適に利用したい方は、光回線を選びましょう。
おすすめの光回線は「ドコモ光」です。
「ドコモ光」では、一部エリアで最大10Gbps※3に対応する「ドコモ光 10ギガ※4」が利用でき、全国エリアで最大1Gbps※3の「ドコモ光 1ギガ」が利用できます。
新たな接続方式の「IPoE」を利用できるIPv6に対応しているため利用者が多くても混雑しにくく、高画質な動画や通信が多いオンラインゲームなどを快適に楽しむことが可能です。
なお、IPv6通信を利用する場合は、使用しているパソコンなどのデバイスがIPv6アドレスに対応している必要があります。
また、「ドコモ光」はプロバイダの選択肢が豊富で、高速通信に対応したWi-Fiルーターを無料でレンタルできるプロバイダもあるので、快適な通信環境を構築可能です。
さらに、ドコモユーザーはインターネット回線に「ドコモ光」を選ぶと、「ドコモ」の家族全員のスマホ料金が最大1,100円(税込)の割引を※5受けられるので、家庭全体のスマホの通信費を節約できます。
「ドコモ光」は利用者が多い時間帯でも混雑しにくく、ドコモユーザーならスマホの通信費を節約できる可能性があるため、おすすめの通信回線です。
「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※6 |
(マンション) タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※7 |
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※3 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※5 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※6 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※7 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
光回線でも使いすぎには注意しましょう!
光回線は無制限と謳っている通信事業者も多いですが、データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断される可能性があります。
通信制限はヘビーユーザーによって全体の通信速度が低下するのを防ぎ、コストを抑えるのが目的です。
事業者によっては明確な上限が設定されていますが、基本的には通信速度が制限される条件やタイミングは不明となっており、送受信を繰り返し行うP2P通信のようにデータ利用量が極端に多いと制限が発生する傾向があります。
そのため、光回線でもダウンロードやアップロードの使いすぎには注意しましょう。
「ドコモ光」では、一部エリアで最大10Gbps※7に対応する「ドコモ光 10ギガ※8」が利用でき、全国エリアで最大1Gbps※7の「ドコモ光 1ギガ」が利用可能です。高速通信を利用したい方は、「ドコモ光」の詳細をチェックしてみましょう。
※8 ベストエフォート値による最大通信速度
※9 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

