在宅ワーク(リモートワーク)とは？
厚生労働省の公開する資料によると、在宅ワークとは「パソコンなどを使って請負契約に基づいてサービスの提供を行う在宅での仕事」をさす言葉と定義されています。
以前は、在宅ワーカーは主に個人事業主をさす言葉でしたが、近年では企業のリモートワークの推進により、会社員が自宅で仕事をすることも在宅ワークと呼ぶようになりました。
在宅ワークの主なメリットは、「通勤時間が発生しない」、「ゆとりを持って仕事ができる」、「仕事とプライベートの両立がしやすい」の3つです。
一方、「勤怠管理や業務の進捗管理が難しい」、「社員間のコミュニケーションが難しい」、「ついつい自宅でだらけてしまう」などのデメリットもあります。
なお、似た名称の言葉として「テレワーク」がありますが、テレワークは「ICTを活用した働き方」に主眼が置かれているのに対し、リモートワークは「働く場所」に主眼が置かれている点が異なります。
テレワークとリモートワークの違いは以下の記事で紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。
「テレワークとリモートワークの違いは？導入時に必要なことを解説」
在宅ワークに最低限必要なもの
在宅ワークを行うために最低限必要なものとして、次が挙げられます。
- パソコン
- インターネット回線
- 会議用ツール
- 業務用ツール
- セキュリティソフト
パソコン
業務を行う上で必要不可欠なものがパソコンです。
在宅ワークを行う際に勤務先が持ち運び用のパソコンを用意してくれる場合もあれば、自前で用意しなければならない場合もあります。
OS(Windows、Mac)はご自身の好みで選んで問題ない場合が多いですが、会社勤務の場合は使用するソフトウェアが対応するOSのパソコンを選ぶのがおすすめです。
万一の紛失や破損に備えて、保存されているデータを安全に保護するためのバックアップソフトや、後述するセキュリティソフトの導入も必須です。
インターネット回線
在宅ワークで業務を行うには、インターネットに接続できる環境も必要不可欠です。
インターネットを利用する手段は、固定回線(光回線など)、モバイルルーター、ホームルーター、スマホのテザリングなどの選択肢があります。
接続の安定度が高いのは固定回線で、なかでも光回線は高速通信が可能なので、大容量のデータをやり取りしやすく、業務効率もあがるのでおすすめです。
会議用ツール
在宅ワークを進める上で、会社の同僚や取引先とリモートでオンライン会議をする場面もあるでしょう。
あらかじめ、ヘッドセットやWebカメラ、マイクなどの会議用ツールを用意しておくと、急なオンライン会議にも対応できます。
オンライン会議を行う際、専用のWeb会議システムを利用する場合はパソコンへソフトウェアをインストールしておく必要もあるため、事前に準備を進めておきましょう。
業務用ツール
在宅ワークを円滑に進める上では業務用ツールの導入も必須です。
たとえば、SlackやChatwork、Messenger、そのほか社内ツールなどの連絡用ツール、Microsoft OfficeやAdobeツールなどの業務に直接関わるツールが該当します。
個人事業主の場合、新規顧客への提案資料を作成するツール、見積書や請求書を作成するツールなどがあると便利です。
セキュリティソフト
もしもの情報漏洩や不正アクセスのリスクに備えて、在宅ワークで使用するパソコンにはセキュリティソフトを必ず入れておきましょう。
セキュリティソフトは、家電量販店や各セキュリティソフトのWebサイトから購入可能なほか、契約中のインターネット回線がセキュリティソフトを提供しているケースも多々あります。
たとえば、NTTドコモが運営する光回線の「ドコモ光」では、有料オプションとしてマカフィー社のセキュリティソフトを提供しています。
さらに、「ドコモ光」は全24社のプロバイダからご自身の好みにあわせて事業者を選べますが、各事業者が提供する独自のセキュリティソフトも利用できます。
事業者によって、契約期間中はセキュリティソフトを無料で利用できる場合もあるため、契約中のインターネット回線でセキュリティソフトを利用できないか調べてみましょう。
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在宅ワークであると便利なアイテム
ここまで解説した最低限必要なもの以外にも、在宅ワークを円滑に進める上で「あると便利なアイテム」も存在します。
ここでは、必要最低限かつ万人におすすめのアイテムを代表して紹介します。
デスク・チェア
厚生労働省の「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」では、無理のない姿勢で作業を行うために以下の情報機器作業ガイドラインを示しています。
| デスク | チェア |
|---|---|
| ・必要なものが配置できる広さがある ・作業中に足が窮屈でない空間がある ・体型にあった高さ、または高さの調整ができる |
・安定していて簡単に移動できる ・座面の高さ調整、傾きを調整できる背もたれがある、肘掛けがある |
デスク本体が小さいと作業中の姿勢が縮こまり、姿勢が悪くなる原因となります。
必要なものが配置できる広さがあり、ご自身の体型にあった高さ、または高さを調節できるデスクを選ぶのがおすすめです。
同様に、デスク・チェアに関しても座面の高さや傾きを調整できる機能がついたものを選ぶと良いでしょう。
パソコン周辺機器
在宅ワークの業務効率をアップさせるには、パソコン周辺機器の充実も大切です。
たとえば、パソコン本体に外付けディスプレイを接続すれば、大画面で効率良く業務に取り掛かることができるでしょう。
モニターアームやパソコンスタンドを使うことでモニター本体の高さ調節ができるため、作業中の姿勢改善にもつながります。
マウスやキーボードの変更でも作業効率が大幅に変わるため、ご自身の好みにあったものを探してみるのもおすすめです。
プリンター・スキャナー・シュレッダー
ペーパーレス化が進む昨今ですが、資料のプリントアウトや請求書発行、紙の資料のWebページ化の際には、プリンターやスキャナーがあると便利です。
また、個人情報が記載された書類は適切な方法で処理する必要があります。細かく裁断可能なシュレッダーを用意しておくのもおすすめです。
在宅ワークの生産性や業務効率を上げるなら「ドコモ光」がおすすめ
先述のとおり、在宅ワークを行うにはインターネット回線が必要不可欠です。
インターネット回線の通信速度が遅いと業務効率が悪くなり、生産性が低下する原因にもなります。
自宅に安定したインターネット環境を整備したい方におすすめなのが、NTTドコモが運営する「ドコモ光」です。光回線の一般的な通信速度は1Gbpsですが、「ドコモ光」は一部の地域では最大10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」も提供中です。
在宅ワークの生産性や業務効率を上げたいと考えている方は、この機会にぜひご検討ください。
なお、「ドコモ光 10ギガ」の現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。
また、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下する可能性がある点にはご注意ください。
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在宅ワークに必要なものは「パソコン・インターネット回線」の2つが必要不可欠
在宅ワークを行うには、「パソコン」と「インターネット回線」の2つが必要不可欠です。
業務内容によっては会議用ツールや業務用ツールを準備する必要もあり、情報漏洩対策としてセキュリティソフトの導入も大切です。
また、在宅ワークの生産性と業務効率を上げるには、快適な通信速度で利用可能なインターネット環境が必要不可欠です。
さまざまなサービスが登場していますが、なかでもおすすめのサービスは、高速通信に対応して快適にインターネットを使える「ドコモ光」です。在宅ワークの作業環境を整えたいと考えている方は、ぜひご検討ください。
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