パソコン(PC)の立ち上がりが遅い原因
パソコンの立ち上がりが遅い原因には、以下のものが考えられます。
- バックグラウンドで常駐プログラムが起動している
- メモリの容量が不足している
- Cドライブの容量が不足している
- Windows Updateが行われている
- キャッシュが溜まっている
- ウイルスに感染している
- セキュリティソフトが影響をおよぼしている
- 熱暴走を起こしている
- パソコンが劣化している
それぞれの原因を、詳しく紹介します。
バックグラウンドで常駐プログラムが起動している
パソコンには、起動時に自動で動作する常駐プログラムがインストールされていることが多いです。常駐プログラムの数が多かったり、負荷の大きなプログラムがインストールされていたりすると、パソコンの起動速度に影響をおよぼす可能性があります。
メモリの容量が不足している
メモリはパソコンの処理能力に影響をおよぼす大きな要素のひとつです。メモリは作業机に例えられることが多く、作業机のスペースが狭い(=メモリの容量が足りない)と、作業が効率的に進みません(=パソコンがうまく動作しなくなる)。
Cドライブの容量が不足している
Cドライブの容量不足は、パソコンの起動が遅くなる要因のひとつです。Cドライブは、パソコンのOSがインストールされているシステムドライブのことで、空き容量が少なくなるとシステムが不安定になったり、動作が遅くなったりします。
Windows Updateが行われている
Windowsのパソコンでは、OSを最新の状態に保つために定期的にWindows Updateが行われます。Windows Updateが実行されている最中はシステムに負荷がかかるため、パソコンの起動が遅くなる可能性があるでしょう。
キャッシュが溜まっている
キャッシュとは、アクセスしたサイトの履歴やデータを一時的にパソコン内に保存する仕組みのことです。キャッシュを保存しておくと、処理速度が向上するメリットがあります。
しかし、キャッシュが溜まりすぎるとパソコンに負荷がかかり、立ち上がりが遅くなったり使用時の動作が重くなったりする可能性があります。
ウイルスに感染している
パソコンがウイルスに感染した場合、その影響でパソコンの動作が重くなる可能性があります。ウイルスはパソコンに常駐して負荷をかけ続けるため、「パソコンの起動が遅い」以外の悪影響が生じる可能性もあるでしょう。なるべく早く対処することが重要です。
セキュリティソフトが影響をおよぼしている
セキュリティソフトは、パソコンをウイルスやランサムウェアから守るために重要な役割を担っています。セキュリティソフトのなかには、稼働のために大量のメモリを消費するものがあります。
パソコンのスペックに対して負荷が大きいセキュリティソフトの場合、パソコンの起動が遅くなる可能性が考えられるでしょう。
熱暴走を起こしている
パソコン内部には、ゴミやホコリなどが溜まってしまうことがあります。本来はファンが稼働することでそういったものをある程度去できますが、メンテナンスを行っていなかったり、パソコン本体が劣化したりするとゴミやホコリを除去できず、パソコンが適切に排熱できなくなります。
その結果、熱暴走を引き起こして起動が遅くなることも考えられるでしょう。
パソコンが劣化している
パソコンの劣化や故障が原因で、起動速度が遅くなっていることも考えられます。たとえばSSDやHDDはパソコンの起動に必須のパーツで、これらが劣化するとデータの読み書き速度が低下するので、結果的にパソコンの起動が遅くなります。
なかなか立ち上がらない場合の対処法
パソコンがなかなか立ち上がらない場合の対処法は、先述した原因ごとに以下に挙げる方法が考えられます。
- 不必要な常駐プログラムを解除する
- メモリの交換や増設を行う
- 不要なデータを削除してCドライブの容量を確保する
- Windows Updateが完了するまで待つ
- 不要なキャッシュを削除する
- ウイルスチェックを行う
- セキュリティソフトを一時的に無効にする
- パソコン内部を清掃する
- パソコンを買替える
それぞれの対処法を、詳しく紹介します。
不必要な常駐プログラムを解除する
常駐プログラムのなかには不必要なものもあるので、使用していないプログラムを整理することで起動が速くなる可能性があります。常駐プログラムを解除する手順は、以下のとおりです。
- タスクバーの「スタート」から「タスクマネージャー」を選択する
- 「スタートアップ アプリ」を選択する
- 無効化したいプログラムを選択して「無効化」を選択する
なお、プログラムの種類によっては、無効化するとパソコンの動作に支障をきたす恐れがあるものもあります。常駐プログラムを無効化する際は、十分注意しましょう。
メモリの交換や増設を行う
メモリの容量が不足している場合は、メモリの交換や増設で対処が可能です。メモリに余裕ができることで起動が速くなるだけでなく、全体的なパフォーマンスの向上も期待できるでしょう。
不要なデータを削除してCドライブの容量を確保する
Cドライブの容量がいっぱいの場合は、不要なデータを削除することで容量に余裕ができます。写真や動画、音楽、ソフトウェアなどで削除できるものがあれば、削除して様子を見てみましょう。
Windows Updateが完了するまで待つ
Windows Update中はパソコンの動作が遅くなるのは仕方がありません。ユーザー側で対処できることはないため、Windows Updateが完了するまで待ちましょう。完了後にパソコンを立ち上げることで、通常どおりに起動する可能性が高いです。
不要なキャッシュを削除する
キャッシュが溜まっている場合は、不要なキャッシュを削除することで挙動が改善される場合があります。キャッシュには一時ファイルのキャッシュとブラウザのキャッシュがあるので、両者の削除方法を把握しておきましょう。一時ファイルのキャッシュを削除する手順は、以下のとおりです。
- 「Windowsキー」と「E」を同時押しして「エクスプローラー」を起動する(検索窓から検索して起動しても良い)
- 「PC」を選択してディスククリーンアップするドライブを選択する
- コマンドの「…」からクリーンアップを選択する
続いてブラウザのキャッシュを削除する手順は、以下のとおりです。
- ブラウザのメニュー(縦の三点リーダー)から、「閲覧履歴データを削除」を選択する
- 消去する期間や内容を選択する
- 「データを削除」を選択する
ウイルスチェックを行う
ウイルスに感染している疑いがある場合は、セキュリティソフトを使用してウイルスチェックを行いましょう。セキュリティソフトによってウイルスチェックの方法は異なりますので、ソフトごとの手順に沿って行う必要があります。
セキュリティソフトを一時的に無効にする
セキュリティソフトが悪影響をおよぼしていると考えられる場合は、一時的にセキュリティソフトを無効にすることで、スムーズに立ちあがる可能性があります。ただし、セキュリティソフトを無効にしたままにしておくのはパソコンにとって望ましくありません。
パソコンの立ち上がり速度が改善されたことを確認できたら、すぐにセキュリティソフトを有効化した上で、ほかのセキュリティソフトの導入を検討しましょう。
パソコン本体や周辺を清掃する
パソコンに熱が溜まるのは、ファンがうまく稼働せずにゴミやホコリなどが溜まってしまうからです。定期的にパソコンを清掃してゴミやホコリを取り除くと同時に、ファンも清掃してゴミなどが溜まりにくい状態をキープするのが望ましいでしょう。
また、パソコンをおいている机の周りを掃除することも有効です。周辺のホコリを除去することで、パソコンへの悪影響を予防できます。
パソコンを買替える
パソコンの劣化やスペック不足が原因の場合、キャッシュの削除やパソコン内部の清掃といった対症療法ではどうにもならないこともあります。パソコンの買替え周期は3~5年程度が目安といわれているので、それくらい使っているパソコンであれば買替えも検討すると良いでしょう。
起動が遅くならないための工夫
パソコンの起動が遅くならないようにするためには、以下に挙げる点を日ごろから意識すると良いでしょう。
- 使用を終えたらシャットダウンする
- 直射日光を避ける
- OSを常に最新の状態にしておく
それぞれ詳しく説明します。
使用を終えたらシャットダウンする
パソコンの電源を入れっぱなしにしておくと、パーツやメモリに負荷がかかり続けることになります。負荷がかかると立ち上げ速度は遅くなり、パソコンの劣化自体も早まる可能性があります。パソコンを使っていない間は、なるべくシャットダウンすることを心がけると良いでしょう。
直射日光を避ける
パソコンはなるべく温度のあがらない環境で利用するのが望ましいです。温度があがると冷却装置に過度な負担がかかることになり、冷却性能が低下してしまいます。パソコンの使用・保管は、直射日光の当たらない環境で行うべきでしょう。
OSを常に最新の状態にしておく
OSが古いとパソコンの動作が遅くなりますし、ウイルスなどに侵入される危険性も高まります。OSを常に最新の状態にしておくことで、パソコンの起動が遅くなる現象に対してさまざまな角度から対応できるでしょう。
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パソコン(PC)の立ち上がりが遅い場合は原因に応じた対処を心がけよう
パソコンの立ち上がりが遅い場合、考えられる原因はメモリの容量不足やウイルス感染などさまざまです。原因に応じて、適切に対処をしましょう。
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