光回線のセキュリティ対策が重要な理由とは?リスクやおすすめの方法を解説

通信ノウハウ

近年、固定回線の主流は光回線であり、インターネット回線として光回線を利用している方も多いのではないでしょうか。

光回線を提供する回線事業者やプロバイダでは、安全にインターネットを利用できるようにセキュリティ対策が行われていますが、ご自身でもセキュリティの意識を持つことが大切です。

本記事では、光回線を利用する際にセキュリティ対策が重要な理由や、ご自身でもできるおすすめのセキュリティ対策などを解説します。

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記事サマリー

光回線のセキュリティ対策が重要な3つの理由

光回線を利用してインターネットに接続するときは、セキュリティ対策が重要です。セキュリティ対策を怠ってしまうと、さまざまなリスクが生じる可能性があります。

以下では、セキュリティ対策が不足している場合に生じる主なリスクを3つ紹介します。

① デバイスのウイルス感染を避けるため

セキュリティ対策が不十分な場合、パソコンやスマホなどがコンピューターウイルスに感染してしまうリスクが高くなります。

コンピューターウイルスとは、デバイスに侵入して乗っ取りやデータの破壊などを目的とした悪意のあるプログラムのことです。

コンピューターウイルスの種類はさまざまあり、感染してしまうと通信速度が遅くなる場合やデバイスが重くなる場合があります。

また、コンピューターウイルスに感染したデバイスでメールやファイルを送信する場合、外部にもウイルスが拡散することがあるため、ご自身だけでなく、友人や取引先などに迷惑をかけてしまう可能性があります。

セキュリティ対策をすることで、デバイスがウイルスに感染する可能性が低くなり、上記のようなリスクの回避につながるでしょう。

② 情報漏洩のリスクを下げるため

セキュリティ対策を行っていても、インターネットへの接続は少なからず個人情報が流出する可能性があります。

しかし、セキュリティ対策をしていなければ個人情報が盗まれてしまい、流出する可能性はさらに高まるでしょう。

たとえば、コンピューターウイルスの感染やサイバー攻撃によって、決済情報や口座情報などの大切な情報が盗まれてしまうこともあります。

ご自身の個人情報を保護する意味でも、セキュリティ対策はとても重要です。

③ 第三者による不正アクセスを防ぐため

不正アクセスとは、不正に入手したIDやパスワードなどを利用して、第三者がパソコンに侵入することです。不正アクセスによって生じるリスクには、主に以下が挙げられます。

  • パソコン内の個人情報を盗まれる
  • ウイルスや迷惑メールなどを第三者に送信する
  • ネットショッピングで勝手に商品を購入される
  • SNSを勝手に投稿される

不正アクセスは、パソコンやネットワーク、サーバーなどの情報が丸裸になり、乗っ取られてしまう可能性があるのでとても危険です。

セキュリティ対策は、第三者による不正アクセスを防ぐために重要な取組みになるため、知識を身につけて適切な対策を行いましょう。

光回線のセキュリティ対策としておすすめの方法

光回線を利用してインターネットに接続する場合、さまざまなリスクから身を守るためにも十分なセキュリティ対策が必要です。

以下では、セキュリティ対策としてご自身でもできるおすすめの方法を紹介します。

ルーターのセキュリティを高める

ルーターを利用している場合は、ルーターのセキュリティを高めることがおすすめです。ルーターのセキュリティを簡単に高められる方法は、以下のとおりです。

  • ファームウェアを最新の状態にする
  • ルーター本体の管理パスワードを変更する
  • SSIDと暗号キー(パスワード)を変更する

ファームウェアは、電子機器に組み込まれている制御プログラムのことです。ルーターにも組み込まれており、ファームウェアを最新の状態に保つことでセキュリティの強化が期待できます。

また、ルーター本体の管理画面にアクセスするための管理パスワードや、Wi-Fiを利用するために必要なSSIDと暗号キーも変更を検討しましょう。

変更する際は、わかりやすいものではなく、少し複雑なものを設定することがセキュリティ強化のポイントです。

なお、ファームウェアの更新やパスワードなどの変更手順は製品によって異なるため、手順は取扱説明書で確認することをおすすめします。

ご自身でセキュリティソフトを導入する

パソコンやスマホなどのデバイスに、ご自身で購入したセキュリティソフトをインストールすることも、セキュリティを高める有効な手段です。セキュリティソフトを導入することには、以下のメリットがあります。

  • 必要なセキュリティ対策を選べる
  • 提供会社独自の特典を受けられる

セキュリティソフトの価格はピンキリで、なかには無料や低価格かつ無期限で使用できる製品もあります。

ただし、基本的に有料のセキュリティソフトはサポートが手厚いため、有料と無料のどちらが良いとは一概にいえません。

そのため、セキュリティソフトを選ぶときは、デバイスの使用状況やインターネット環境に合わせて、ご自身に最適な製品を検討しましょう。

光回線事業者のセキュリティ対策ツールを利用する

ご自身でどのようなセキュリティ対策を行うべきか悩む場合は、事業者が提供するセキュリティサービスを利用するのも良いでしょう。光回線を提供する事業者では、独自のセキュリティサービスを提供しています。

たとえば、コンピューターウイルスやスパイウェア、不正アクセスなどからパソコンを保護したり、インターネット接続時の不正サイトへのアクセスをブロックしたりと、事業者によって内容はさまざまです。

インターネット環境によって必要なセキュリティ対策は異なるため、最適な方法でセキュリティ対策を行ってみてください。

Wi-Fiを利用するならルーターのセキュリティ規格も確認しよう

イメージ

Wi-Fiを利用する場合は、Wi-Fiルーターのセキュリティ規格を確認することも大切です。特に暗号化方式と認証方式は重要となるため、内容をよく確認してセキュリティの高い製品を選ぶと良いでしょう。

以下では、Wi-Fiルーターのセキュリティで重要な暗号化方式と認証方式について紹介します。

なお、Wi-Fiのセキュリティ対策については、以下の記事もご覧ください。

「Wi-Fiのセキュリティ対策はできてる?重要性や種類を解説」

暗号化方式とは

暗号化とは、通信データを読み取りにくい形式に変換し、情報を保護する技術です。暗号化の技術は年々進化しており、現在では以下の方式があります。

暗号化方式特徴
AES自動的に暗号化キーを変更しながら通信を行うため、最もセキュリティが高い暗号化方式です。
TKIP一定時間おきに自動的に暗号キーを変更して通信を行う通信方式です。
WEP固定の暗号キーで通信を行う方式です。暗号キーは変更されないため、セキュリティが弱く、現在は使われていません。

セキュリティレベルが高い暗号化方式ほど、不正アクセスのリスクを軽減できます。

認証方式とは

認証方式とは、Wi-Fiを利用する際に接続先やデバイスが正しいかを認証するための規格のことで、Wi-Fi利用時の本人確認のようなものです。Wi-Fiのセキュリティは、暗号化方式と認証方式の組み合わせで決まります。

認証方式にはWPA3、WPA2、WPAがあり、それぞれの特徴は以下のとおりです。

認証方式特徴
WPA3最も新しい方式で、強固なセキュリティを確立する「PMF」という技術が採用されています。WPA、WPA2で指摘されていた脆弱性に対応しており、セキュリティが高いです。
WPA2AESに対応し、WPAよりセキュリティが強化された方式です。現在はWPAのバージョンアップによって、ほとんど違いがないとされています。
WPAWEPの脆弱性をカバーするために登場した方式です。当初は暗号方式としてTKIPが採用されていましたが、バージョンアップによってAESにも対応しています。

最もセキュリティが高いのはWPA3です。そのため、Wi-Fiルーターを選ぶ際には、WPA3に対応した製品がおすすめです。

光回線はセキュリティサービスが充実している「ドコモ光」がおすすめ

光回線を利用するなら、セキュリティサービスが充実している「ドコモ光」がおすすめです。

「ドコモ光」では、コンピューターウイルス、スパイウェア、不正アクセスなどのさまざまな脅威からパソコン(Windows、Mac)を保護する「ネットワークセキュリティ」に加入できます。月額料金は385円(税込)ですが、初回31日間は無料※1です。

「ネットワークセキュリティ」を含めた3つのサービスへ同時に加入できるおトクな「あんしんパック ホーム」もご用意しているため、状況に合わせてご検討ください。

また、「ドコモ光」は、複数のプロバイダからご自身の好みに合わせて選択できます。高性能ルーターを無料または低価格でレンタルできるプロバイダもあり、このようなプロバイダを選べば、コストを抑えながらあんしんしてWi-Fiを利用できるでしょう。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※2
(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※3
タイプA:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※4ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※5:最大10Gbps
お申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 「ドコモ光/ahamo光」回線のお客さまは、ドコモ光/ahamo光の工事完了日から無料期間が適用になります。それ以外の場合はお申込日から適用となります。
※2 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※3 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※4 ベストエフォート値による最大通信速度
※5 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

セキュリティ対策を行い、安全に光回線を利用しよう

光回線でインターネットを利用するときは、セキュリティ対策が重要です。

セキュリティ対策が不十分だと、ウイルス感染や不正アクセスなどのリスクが高くなるため、光回線を導入する際は一緒にセキュリティ対策も考慮し、安全にインターネットを利用しましょう。

「ドコモ光」はセキュリティサービスが充実しています。高性能ルーターのレンタルサービスを実施しているプロバイダも多数あるため、Wi-Fiを利用する方にもおすすめです。

あんしんかつ快適なインターネット環境を整えたい方は、この機会に「ドコモ光」をご検討ください。

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