ルーターなしでもインターネットに接続できる
ルーターは、複数台のデバイスで同時にインターネットに接続するために必要な機器です。ルーター機能に加えて、有線LANと無線LANの通信を相互変換する機能が備わった機器をWi-Fiルーターと呼びます。
ルーターはONUと違い、インターネットに接続する際に必須となる機器ではありません。そのため、ルーターがなくてもパソコンで直接インターネットに接続できます。
ただし、ONUとパソコンを有線接続しなければならないため、LANケーブルの準備が必要です。
また、直接インターネットに接続するときは、PPPoE接続となるため、ご自身でインターネットの接続設定を行う必要があります。
ルーターを使わずに直接PPPoE接続でインターネットを設定する方法
ルーターなしで直接インターネットに接続する際は、PPPoE接続となりパソコンでの接続設定が必要です。
以下では、WindowsとMac、それぞれの接続方法を紹介します。
なお、PPPoE接続については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
「PPPoEとは?新接続方式のIPoEとの違いを知って快適にネットを利用しよう」
Windowsの接続方法
WindowsのパソコンでPPPoE接続する大まかな流れは、以下のとおりです。
- ONUとパソコンをLANケーブルでつなぐ
- パソコンで「コントロールパネル」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を選択する
- 「ダイヤルアップ」を選択する
- 「新しい接続を設定する」から「インターネットに接続します」を選択する
- 「ブロードバンド(PPPoE)」を選択する
- 「ユーザー名」と「パスワード」を入力する
- 全て完了後に「接続」をクリックする
ルーターなしで直接インターネットに接続するときは、設定時にプロバイダから与えられる「ユーザー名」と「パスワード」の入力が必要です。
ユーザー名とパスワードは、契約後にプロバイダから届く書類に記載されているので、しっかりと保管しておきましょう。
なお、手順に関しては製品によって若干異なる場合があるため、詳細は取扱説明書で確認することをおすすめします。
Macの接続方法
MacのパソコンでPPPoE接続する大まかな流れは、以下のとおりです。
- ONUとパソコンをLANケーブルでつなぐ
- アップルメニューから「システム環境」→「ネットワーク」の順で選択する
- 左下の「+」をクリックし、PPPoE用の接続設定を作成する
- インターフェイスの選択ボックスから「PPPoE」を選択する
- 「Ethernet」の選択ボックスから「Ethernet」を選択する
- 「サービス名」に任意のわかりやすい名称を入力し、「作成」をクリックする
- 「PPPoEサービス名」「アカウント名」「パスワード」を入力する
- 全て完了後に「接続」をクリックする
「PPPoEサービス名」は、契約中のプロバイダなどのわかりやすい名称を入力して問題ありません。
また、「アカウント名」と「パスワード」には、プロバイダから与えられる「ユーザー名」と「パスワード」を入力します。
操作は若干異なる点がありますが、基本的にやることはWindowsもMacも同じです。
なお、Macのパソコンに関しても、製品によって少々手順が異なる場合があるため、詳細は取扱説明書で確認してください。
ルーターなしで直接インターネットに接続する場合の注意点
ルーターなしで直接インターネットに接続することも可能ですが、接続時にはいくつかの注意点があります。以下では、ルーターなしでインターネットに接続する際の主な注意点を紹介します。
セキュリティ面のリスクが高まる
パソコンを直接インターネットに接続した場合、セキュリティは格段に弱くなる点に注意が必要です。
最新のルーターにはファイアーウォールが内蔵されている製品もあり、ルーターを経由すれば壁の役割を担ってくれます。
しかし、ルーターなしの場合は、パソコンがインターネットに直接さらされている状態となるため、ウイルス感染や不正アクセスなどのリスクが高まります。
そのため、インターネットに接続するときは、基本的にルーターを経由することがおすすめです。
ただし、古いルーターはセキュリティ対策が古く、サイバー攻撃を防ぎきれない可能性があるため、ルーターを経由すれば安全というわけではありません。
最低限のセキュリティ対策は必要になるため、状況に応じてファイアーウォールやセキュリティソフトなどの導入を検討しましょう。
複数台のデバイスで同時接続ができない
ルーターなしで直接インターネットに接続する場合、LANポートの数しかデバイスと接続できません。また、基本的に有線接続となるため、LANケーブルが届く範囲でしかインターネットを利用できません。
しかし、Wi-Fiルーターを用いれば、無線接続で複数のデバイスを同時にインターネットに接続できます。
さらに、電波の届く範囲であればどこでもインターネットに接続できるため、LANケーブルの長さを気にする必要もなくなります。快適なインターネット環境を整えたい方は、Wi-Fiルーターを利用したほうが良いでしょう。
Wi-Fiルーターの入手方法
先述のとおり、セキュリティ面が心配な方や複数台のデバイスをインターネットに接続したい方は、Wi-Fiルーターの利用をおすすめします。
基本的にWi-Fiルーターはご自身で準備が必要です。Wi-Fiルーターの入手方法には、大きく以下のような選択肢があります。
- ご自身で準備する
- 事業者からレンタルする
以下では、それぞれの違いを紹介します。
ご自身で購入する
ご自身でWi-Fiルーターを準備する場合は、希望に応じた機種を自由に選択できるメリットがあります。
費用はかかりますが、高性能かつ高セキュリティのWi-Fiルーターを準備することもできるため、より安全かつ快適にインターネットを楽しめるでしょう。
ただし、Wi-Fiルーターの種類は豊富にあるため、知識がない場合はルーター選びに迷ってしまう可能性があります。
なお、ルーターの選び方は下記の記事でも紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
「インターネットの「ルーター」とは?選び方・設置場所・モデムとの違いも紹介」
事業者からレンタルする
Wi-Fiルーターは事業者からのレンタルも可能です。ご自身で希望の機種を選択することはできませんが、Wi-Fiルーターを選ぶ手間がなく、初期費用を抑えられるメリットがあります。
また、事業者によってはWi-Fiルーターの無料レンタルサービスを実施している場合もあり、このような事業者を選べば、Wi-Fiルーターの購入費用をかけずに快適なインターネット環境を整えることができます。
光回線はWi-Fiルーターの無料レンタルもできる「ドコモ光」がおすすめ
光回線の導入を考えている方には「ドコモ光」がおすすめです。
「ドコモ光」は、通信速度と安定性に優れた光回線です。「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ」の最大通信速度が異なる2つのプランをご用意しているため、利用環境に合わせて選択できます。
また、プロバイダも複数社から選択可能で、なかにはWi-Fiルーターをレンタルできるプロバイダもあります。このようなプロバイダを選べば、Wi-Fiルーターの購入費用を節約できます。
Wi-Fiルーターを用いればパソコンで直接インターネットに接続しなくても良いため、より安全なインターネット環境を整えられるでしょう。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※1 | (マンション) タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※2 | タイプA:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※3 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
永年最大1,100円(税込)/月割引!※
・無料相談をする
※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
ルーターなしで直接インターネット接続は可能だが注意点もある
ルーターがなくても、パソコンで直接インターネットに接続することが可能です。
しかし、パソコンで直接インターネットに接続する場合は、セキュリティ面や利便性に劣る傾向があるため、インターネットに接続するのであれば、基本的にはルーターの利用がおすすめです。
ルーターの入手方法は、ご自身で購入するほかに事業者からレンタルすることもできるため、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。
「ドコモ光」ならWi-Fiルーターをレンタルできるプロバイダもあります。なかには無料レンタルサービスを実施している場合もあるため、費用を抑えながら快適なインターネット環境を整えることが可能です。
ルーターの購入費用を抑えたい方や、ご自身で購入する手間を省きたい方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。
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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。