ナンバー・ディスプレイとは?契約するメリットや知っておくべき注意点を紹介

通信ノウハウ

ナンバー・ディスプレイは、固定電話に対して電話がかかってきた場合に、相手の電話番号を固定電話機のディスプレイに表示できるサービスです。

ナンバー・ディスプレイを利用すれば、事前に電話番号を確認して電話に出られるほか、詐欺電話や迷惑電話への対策としても効果が期待できます。

本記事では、ナンバー・ディスプレイの概要、メリット・注意点をわかりやすく解説します。基本知識を押さえて、ナンバー・ディスプレイの利用を検討していきましょう。

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記事サマリー

ナンバー・ディスプレイとは

ナンバー・ディスプレイは、着信の際に、相手の電話番号を電話機のディスプレイに表示できるサービスです。NTT東日本/NTT西日本のそれぞれでサービスが提供されています。

ナンバー・ディスプレイを利用すれば、電話に出る前に、相手の電話番号の確認が可能です。サービスを利用するためには、事前に有料オプションへの加入が必要となります。

ナンバー・ディスプレイを契約するメリットは?

ナンバー・ディスプレイを契約するメリットとしては、主に以下の3点があります。

  • 相手の電話番号がわかる
  • 着信履歴が確認できる
  • 詐欺電話・迷惑電話の対策になる

相手の電話番号がわかる

ナンバー・ディスプレイを利用することで、電話に出る前に、電話をかけてきた相手の電話番号がわかります。

電話に出る前に発信をしていている相手の電話番号を把握したり、知らない番号からの着信であることを確認して、心の準備ができたりするのがメリットです。

着信履歴が確認できる

ナンバー・ディスプレイに加入すると、固定電話でも着信履歴が確認できます。着信音が鳴っている間に電話に出られなかった際も、着信履歴から折り返しが可能です。

また、知らない番号からの着信の際に、折り返しの電話は避ける、電話番号をWeb検索で調べることもできます。

たとえば、市役所からの電話なら、その電話番号をWeb検索すれば、すぐにわかります。病院、お店、企業からの電話も同様に把握できるでしょう。

詐欺電話・迷惑電話の対策になる

ナンバー・ディスプレイに加入していれば、着信中の電話番号を確認して、知らない電話番号を無視することもでき、詐欺電話や迷惑電話の対策として有効です。

また、ナンバー・ディスプレイとあわせて、ナンバー・リクエストへの加入も可能です。ナンバー・リクエストに加入すると、非通知の相手に番号通知ありでの発信を促すメッセージを流すことができ、電話を取らずに対応できます。

ナンバー・ディスプレイを利用するときの注意点

イメージ

ナンバー・ディスプレイを利用するときの注意点も確認しましょう。

  • ナンバー・ディスプレイ対応の電話機が必要
  • 工事費と月額料金がかかる

ナンバー・ディスプレイ対応の電話機が必要

ナンバー・ディスプレイを利用するためには、対応の電話機が必要です。

ナンバー・ディスプレイに対応した電話機には、その旨を示すマークまたは「ナンバー・ディスプレイ対応」の表示があります(サービス対応の目印となりますが、各サービスに対応する電話機であることを保証するものではないことに注意してください)。

ナンバー・ディスプレイ対応の電話機を持っていない場合は、各製品の対応状況を確認の上、対応製品を購入しましょう。

工事費と月額料金がかかる

ナンバー・ディスプレイを利用するためには、工事費と月額料金の支払いが必要です

住宅加入電話の場合は、NTT東日本・NTT西日本ともに、工事費は3,300円(税込)、月額料金は440円(税込)となります。また、ナンバー・リクエストを利用する場合、追加で月額220円が必要です。

ナンバー・ディスプレイが表示されないときの対処法

ナンバー・ディスプレイが表示されないときの原因としては、主に以下が考えられます。

  • 電話機がナンバー・ディスプレイに対応していない
  • ナンバー・ディスプレイの設定がOFFになっている
  • ナンバー・ディスプレイの契約ができていない
  • 電話機の故障

まずは、電話機がナンバー・ディスプレイに対応しているか確認しましょう。対応の電話機には、対応を示すマークなどの表示があります。

また、電話機の設定でナンバー・ディスプレイがOFFになっている可能性も考えられます。取扱説明書で設定方法を確認し、設定のON/OFFをチェックしてください。

そのほか、サービスの契約ができていない可能性もあります。ナンバー・ディスプレイは申込みが必要な有料サービスです。NTT東日本/西日本との契約が必要になるので、契約をしていない方は申込みをしましょう。

上記の原因に該当しない場合は、電話機自体の故障も考えられます。故障の場合は、メーカーでの修理や買替えを検討してください。

光電話でもナンバー・ディスプレイと同様のサービスが利用できる

NTT加入電話のほか、光電話でもナンバー・ディスプレイと同様のサービスが利用できます。光電話は、光回線を利用した固定電話サービスで、フレッツ光や光コラボをはじめ各種の光回線で光電話が提供されています。

NTT加入電話を利用している方も光電話への切り替えが可能です。光電話に切り替えると、加入電話に比べて料金が抑えられることがあります。

「ドコモ光」でも「発信者番号表示」を提供中

NTTドコモの光回線「ドコモ光」でも、「ドコモ光電話」のサービスを提供中です。ドコモ光の月額料金にプラス月額550円(税込) ※1で、光電話が利用できます。

「ドコモ光電話」では、かけてきた相手の電話番号を表示できるサービスとして「発信者番号表示」を月額440円(税込)で提供しています。

また、月額220円(税込)のナンバー・リクエストによる防犯対策も可能です。非通知の着信の際に、通知ありでのかけ直しを促す音声メッセージを流すことができます。

なお、「ドコモ光」を契約すると、セット割引でドコモのご家族全員のスマホ料金が永年最大1,100円(税込)の割引※2※3になります。インターネット回線に「ドコモ光」を選ぶことで、通信費の節約が期待できます。

「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※4
(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※5
タイプA:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※6ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※7:最大10Gbps
お申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 ドコモ光電話の金額です。通話料金は含まれません。
※2※3「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※4 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※5 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※6 ベストエフォート値による最大通信速度
※7 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

NTT東日本/西日本で70歳以上の対象者のナンバー・ディスプレイを無償化

NTT東日本/西日本では2023年5月から、70歳以上の契約者の方と、70歳以上の方と同居している契約者の方を対象に、ナンバー・ディスプレイとナンバー・リクエストの工事費・月額料金の無償化が開始されています。

また、「ドコモ光電話」では、「発信者番号表示」「ナンバー・リクエスト」への高齢者お申込み時の工事費が無償化されています。詳細はこちらから確認が可能です。

対象の費用「発信者番号表示」「ナンバー・リクエスト」の高齢者お申込み時の工事費
無償化の開始時期2023年6月1日
対象者・70歳以上の契約者
・70歳以上の方と同居している契約者(申し出があった場合)

ナンバー・ディスプレイであんしんして固定電話を使おう

ナンバー・ディスプレイを利用することで、電話に出る前に相手の電話番号の確認が可能です。また、ナンバー・リクエストも併用することで、詐欺電話・迷惑電話への対策効果が高まることが期待できます。

ナンバー・ディスプレイを利用する上での注意点としては、対応の電話機が必要になること、工事費と月額料金が必要になることが挙げられます。その点は事前によく確認しておきましょう。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

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