IPアドレスが海外になるのはなぜ?国内サービスに接続できない原因と対処法を解説

通信ノウハウ

インターネットに接続しているときに、国内からアクセスしているにも関わらず、海外のIPアドレスになってしまった経験をお持ちの方もいるはずです。

海外のIPアドレスでサイトにアクセスすると、国内のサービスに接続できないこともあり、不便が生じます。

本記事では、IPアドレスが海外になってしまう原因や、IPアドレスの仕組みを解説します。併せて、海外のIPアドレスになった場合の対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

国内からアクセスしているのに海外のIPアドレスになる理由

国内からアクセスしているのに海外のIPアドレスになる理由は、主に以下が考えられます。

  • データセーバーを使っている
  • VPNを使っている
  • セキュリティソフト設定の問題
  • 位置情報サービスをOFFにしている

データセーバーとはWebブラウザで利用できる機能で、ブラウザ利用時の通信量を抑えられます。データセーバーを利用するとデータが圧縮して送受信されますが、その際に海外のサーバーを経由することがあるため、海外のIPアドレスになってしまうことがあります。

VPNとは「Virtual Private Network」の頭文字を取ったもので、拠点同士を直接接続する専用回線です。海外からはアクセスできないサービスやサイトを利用・閲覧したいときに役立ちます。

VPNを利用する場合、VPNサーバーを中継しなければなりませんが、経由時にIPアドレスがサーバーのある国や地域のものになることがあります。

セキュリティソフトの中には、設定次第で先述したVPN接続を利用するものがあります。また、位置情報サービスをOFFにしていると、アクセスしている場所を適切に認識してもらえず、海外からのアクセスとみなされる可能性もあります。

IPアドレスの仕組み

IPアドレスに関する問題に対処するには、IPアドレスの仕組みを理解しておくと良いでしょう。

IPアドレスとは、インターネットに接続するときにデバイスに割り振られる識別番号のことで、インターネット上の住所のようなものです。

手紙を送る際に送り先の相手の住所を記載しなければ正しい相手に届かないのと同様に、インターネット上での情報送信も、通信相手を指定するためにIPアドレスが必要です。

IPアドレスのことをより詳しく知りたい方は、以下の関連記事をご覧ください。

動的(変動)IPアドレスと固定IPアドレスの違いは?メリットやデメリットを紹介

海外のIPアドレスになった場合の対処法

海外のIPアドレスになった場合の対処法は、原因によって異なります。状況に合わせて、適切な対処を行いましょう。

データセーバーを使っている場合

データセーバーを使っている場合は、データセーバーをOFFにすれば改善されることがあります。ただし、データセーバーをOFFにするとデータ通信量が増える可能性があるため注意が必要です。

データ通信量を節約したい場合は、Wi-Fiに接続するなど工夫すると良いでしょう。

VPNを使っている場合

VPNを使っている場合は、VPN設定を外すことで国内のIPアドレスに戻ることがあります。なお、VPNの設定を外すと、これまでアクセスしていたページに接続できなくなる場合もあります。目的に応じて、VPNの設定を変更すると良いでしょう。

セキュリティソフトの設定に問題がある場合

セキュリティソフトが関係している場合は、利用者側では対処しにくいケースが多いため、セキュリティソフトの提供元に問い合わせると良いでしょう。

セキュリティソフトを一時的に解除すると国内のIPアドレスに戻る場合もありますが、セキュリティリスクが高まる点には注意しておかなければなりません。

位置情報サービスをOFFにしている場合

位置情報サービスをOFFにしている場合は、位置情報サービスをONにすれば国内のIPアドレスに戻る可能性が高いです。

パソコンの場合、「スタート→設定→プライバシーとセキュリティ→位置情報」という順番でクリックしていくことで、位置情報サービスがONかOFFかを確認できます。

スマホの場合、iPhoneなら「設定→プライバシーとセキュリティ→位置情報サービス」の順に、Androidなら「設定→位置情報→位置情報の使用」の順にタップしていき、設定を「ON」に切り替えられます。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.

自宅で手軽にインターネットを使うなら「ドコモ」の「home 5G」がおすすめ

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IPアドレスはインターネットに接続するために必要であり、海外のIPアドレスになっていると国内のサービスを利用できないなどのトラブルが生じます。IPアドレスが海外のものになっている原因はいくつか考えられるので、原因に応じた対処を行いましょう。

自宅で手軽かつ快適にインターネットを使いたい方には「ドコモ」の「home 5G」がおすすめです。「home 5G」の特徴は、主に以下のとおりです。

  • 使用データ量無制限
  • 工事不要で利用可能
  • 契約期間の縛りがない
  • スマホとセット割ができる

月間の使用データ量に制限があると、使いすぎた場合に速度制限がかかることもありますが、「home 5G」はデータ量無制限※1なので、通信量を気にせずにインターネットを利用できます。在宅ワークなどで通信量の多いデータやファイルを頻繁に送受信する場合もあんしんです。

ただし、データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断される可能性があります。

光回線を利用するためには工事を行う必要がありますが、「home 5G」はホームルーターなので工事不要で、ご契約後に自宅のコンセントに挿すだけでWi-Fiを利用できます。また、ホームルーター(HR02)※2は最大受信速度4.2Gbps(ベストエフォート形式)※3 ※4、5G高速通信対応 ※5です。

インターネット回線はスマホと同じように、定期契約をしている場合は更新月以外に解約すると違約金などが発生します。一方「home 5G」には契約期間の縛りがないため、デバイスの代金の支払いが済んでいる場合はいつ解約しても違約金や撤去費用は発生しません。

「home 5G」の月額料金や契約期間などを、以下に表でまとめます。

月額料金home 5Gプラン:4,950円(税込)
機種代71,280円(税込)
初期費用契約事務手数料3,850円(税込)
(オンラインショップは無料)
契約期間定期契約なし
データ容量無制限
購入先ドコモオンラインショップ
ドコモショップ
量販店

※1データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※2ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※3通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※5 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

自宅に快適なインターネット環境を構築したいとお考えの方は、ぜひ「ドコモ」の「home 5G」を検討してみてください。

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※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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※「おうちネットプレス」は、株式会社NTTドコモの商標です。