ドコモの「home 5G」の通信速度が遅いときの対策とは?今すぐ試せる方法を紹介

通信ノウハウ

「home 5G」の通信速度が急に遅くなってしまい、何か改善するための方法はないか、対策を探している方もいるかもしれません。

「home 5G」の通信速度が遅いときには、いくつかの典型的な対策方法をあたってみると、解決できる可能性があります。ぜひ対策方法を押さえて、「home 5G」の通信速度を改善していきましょう。

本記事では、「home 5G」の通信速度が遅いときに今すぐ試せる対策方法を8つ紹介します。

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記事サマリー

通信速度の計測方法

「通信速度が遅いかも」と感じたときには、まずは、実際の通信速度を数値で確認してみましょう。通信速度は、各種の通信速度のスピードテストのサイトやアプリで確認できます。

Google検索で、「インターネット速度テスト」と検索すると、検索結果の画面から速度テストが可能です。

検索結果の一番上のところで「速度テストを実行」のボタンを選択すると、すぐにテストを実行できます。手軽に速度テストをしたい場合は、こちらを利用してみると良いでしょう。

「home 5G」の通信速度が遅いときの対策方法

イメージ

「home 5G」の通信速度が遅いときの対策方法としては、具体的には次の8つが挙げられます。それぞれの対策方法について、詳しく見ていきましょう。

  • 機器を再起動する
  • 本体の設置場所を見直す
  • 4Gに通信を固定する
  • 接続する周波数を変更する
  • 接続するデバイスの数を減らす
  • 有線LANで接続する
  • ドコモの通信状況・障害情報を確認する
  • ドコモ インフォメーションセンターに問い合わせる

機器を再起動する

「home 5G」の一時的な不具合は、再起動して、本体の状態をリセットすると解消できる可能性があります。本体背面にあるREBOOTボタンを1秒以上押すと、再起動できます。

本体が熱いなど、熱が原因で不具合を起こしている可能性がある場合には、電源をオフにして放熱させてから、再度電源を入れて起動させましょう。

本体の電源プラグを抜くと、「home 5G」の電源をオフにできます。少し時間をおいてから、再度電源プラグを挿して起動させましょう。

また、「home 5G」以外にも、スマホやパソコンなどのデバイス側で一時的な不具合を起こしている可能性も考えられます。こちらも再起動で不具合が解消できる可能性があるので、試してみると良いでしょう。

本体の設置場所を見直す

「home 5G」の設置場所が悪く、電波の受信や、スマホやパソコンとの通信が不安定になっている可能性もあります。

「home 5G」の設置場所は、窓際の近くの電波を受信しやすい場所で、かつ部屋のなかでも見通しが良く、Wi-Fiが行き届きやすい場所が理想的です。

「home 5G」と使用場所の間に障害物があるとWi-Fiが届きにくくなります。特に金属製のものは電波を吸収しやすいので、金属製の棚などへの設置は避けるようにしてください。

4Gに通信を固定する

エリアなどの問題で、5Gと4Gで接続が切り替わるために、通信が安定していない可能性も考えられます。接続が切り替わる場合は、本体の設定を開いて、4Gに固定しましょう。

本体の設定画面へは、以下の手順でアクセスできます。

  1. スマホやパソコンを「home 5G」に接続
  2. Webブラウザを起動
  3. アドレス入力欄に「ホストIPアドレス」または「http://web.setting/」を入力 ※初期状態のホストIPアドレスは「192.168.128.1」
  4. 「ログイン」をクリック>パスワードを入力>[ログイン]をクリック

初回ログイン用パスワードは、IMEI情報(端末識別番号)の下6桁の数字です。IMEI情報は、本体の底面のラベルに記載されています。

本体の設定画面にログイン後、「モバイルネットワーク」の設定から、「ネットワークモード」を4Gに設定すると、通信を4Gに固定できます。

そのほか、もっと簡単に4Gに固定して利用したい場合には、2.4GHz帯のネットワークに接続する方法もあります。

5GHz帯、2.4GHz帯のネットワーク名(SSID)は「home 5G」本体の底面のラベルに記載されています。各デバイスのWi-Fi設定から、接続するネットワークを切り替えましょう。

接続する周波数を変更する

Wi-Fiのネットワークには、5GHz帯のネットワークと、2.4GHz帯のネットワークの2つがあります。

接続するWi-Fiネットワークを、2.4GHz帯から5GHz帯、あるいは2.4GHz帯から5GHz帯に変更することで、通信速度や安定性が改善する可能性があります。

5GHz帯と、2.4GHz帯では、特徴が異なります。より高周波数の5GHz帯は、2.4GHz帯に比べ、高速で通信が可能です。一方、2.4GHz帯は、遠くまで電波が届きやすい性質があり、家電で使われる周波数とも異なるため電波干渉も避けられます。

まずは、5GHz帯を試してみて、デバイスとの距離が遠く通信しづらい可能性や、電波干渉が疑われる場合には、2.4GHz帯を試してみると良いでしょう。

接続するデバイスの数を減らす

「home 5G」に限らず、一般的にルーターは接続台数が多くなりすぎると、通信速度が低下します。

「home 5G」のWi-Fiの同時接続台数は、「home 5G HR01」、「home 5G HR02」ともに、最大64台とかなり多いですが、通信速度が遅く、接続台数も多くなっている状況であれば、接続するデバイスの数を減らすことも検討しましょう。

有線LANで接続する

有線LANポートのあるパソコンやゲーム機などは、有線LANで接続することで通信速度が改善できる可能性があります。

「home 5G」の本体背面には、LANケーブルを接続するための有線LANポートがあります。LANケーブルをパソコンに接続することで、Wi-Fiによる無線接続に比べると、安定した通信が可能です。

最新の「home 5G HR02」では、2.5GBASE-T(最大2.5Gbps)と、1000BASE-T ・100BASE-TX (最大1Gbps)対応の2つの有線LANポートを搭載しています。「home 5G HR01」では、1000BASE-T(最大1Gbps)対応の有線LANポートをひとつ搭載しています。

付属の有線LANケーブルを利用するなどして、有線接続で通信速度が改善されるか、試してみましょう。

ドコモの通信状況・障害情報を確認する

ドコモ側での通信のトラブルなどが原因で、「home 5G」が遅い・つながらない状況といった状況になっている可能性も考えられます。ドコモの通信状況、通信障害などの情報は、ドコモ公式サイトの下記のページで確認できます。

▼音声・データ通信ネットワークに関する現在の状況

通信状況のお知らせ

▼ドコモサービスの障害についての情報

サービス障害情報

▼ドコモの通信についての重要なお知らせ

重要なお知らせ(通信障害等)

ドコモ インフォメーションセンターに問い合わせる

上記の対策を試して、ご自身では解決が難しいと判断される場合には、「ドコモ インフォメーションセンター」に相談しましょう。

「ドコモ インフォメーションセンター」の電話番号、受付時間は次のとおりです。

電話番号ドコモの携帯電話専用窓口(無料):151
※一般電話などからはご利用になれません。
一般電話などから:0120-800-000
※一部のIP電話からは接続できない場合があります。
受付時間午前9時~午後8時(年中無休)

「home 5G」の通信速度が遅い原因を解決して快適に利用しよう

「home 5G」の通信速度が遅いときの対策方法を紹介しました。速度が遅いときに実践すべき対策としては、次の8つです。

  • 機器を再起動する
  • 本体の設置場所を見直す
  • 4Gに通信を固定する
  • 接続する周波数を変更する
  • 接続するデバイスの数を減らす
  • 有線LANで接続する
  • ドコモの通信状況・障害情報を確認する
  • ドコモ インフォメーションセンターに問い合わせる

ひとつずつ対策をあたってみることで、再び正常に「home 5G」が利用できるようになる可能性があります。通信が急に遅くなったときは、焦ってしまう部分もあるかと思いますが、ぜひ落ち着いて、ひとつずつ対策を実践していきましょう。

※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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