快適なWi-Fi通信に必要な速度の目安とは?遅いときの原因や対処法も解説

通信ノウハウ Wi-Fi

Wi-Fiを利用するにあたって、通信速度は重要事項の1つです。

インターネット上ではメール、動画視聴、オンラインゲームとさまざまなサービスを利用できますが、各サービスでの通信速度が気になるところでしょう。

また、Wi-Fiが遅くなると快適に通信できなくなるため、考えられる原因および対処法は把握しておくことが望ましいです。

本記事では、サービス別に見る通信速度の目安や、Wi-Fiの通信速度が遅いときの原因および対処方法に関して、説明します。

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記事サマリー

Wi-Fiの通信速度や単位とは

Wi-Fiの通信速度は、「bps」で表現されます。bpsとは「bits per second」の略で、1秒あたりに転送できるデータ量をあらわしています。bpsの値が大きいほど多くのデータをやり取りできるため、通信速度が速いことになります。

また、bps以外で通信速度を考える上で重要な要素としては、「上り速度、下り速度」「PING値」があります。上り速度は「インターネット上にデータをアップロードするときの速さ」、下り速度は「インターネットからデータをダウンロードするときの速さ」をあらわします。

PING値は回線のレスポンスや応答速度を示す値で、小さければ小さいほど速度の速い優秀な回線です。

回線を選ぶ際は上りや下り、PING値を比較検討して、ストレスなく利用できるものを選ぶことが重要です。

サービス別に見る通信速度の目安

インターネットを介したサービスを快適に利用するために必要な速度は、サービスごとに異なります。各種サービスが快適に使える通信速度の目安は、以下のとおりです。

サービス必要な速度
メール・上り(送信):1Mbps
・下り(受信):128Kbps〜1Mbps
Web・SNSの閲覧(下りのみ)・下り:1Mbps〜10Mbps
写真投稿(上りのみ)・上り:3Mbps
動画の投稿、視聴・上り(投稿):10Mbps
・下り(視聴):3Mbps〜25Mbps
Web会議・上り:1Mbps〜2Mbps
・下り:10Mbps~30Mbps
オンラインゲーム・上り:30Mbps以上
・下り:30Mbps〜100Mbps

主に使用するサービスを踏まえた上で、通信速度が十分かどうかを判断する必要があります。

Wi-Fiの通信速度が遅いときの原因

Wi-Fiの通信速度が遅いときに考えられる原因としては、主に以下のようなことが挙げられます。

  • ルーター本体が故障している
  • 適切でない設置場所に置いている
  • 電波が干渉している
  • 接続しているデバイスが多い
  • ルーターやデバイスの設定が適切でない
  • 通信障害が起きている

各原因に関して、以下で詳しく説明します。

ルーター本体が故障している

ルーター本体が故障していると、接続の安定性や速度に問題が生じる場合があります。特に夏場はルーターが熱暴走しやすく、急に不調になるケースがあるため注意が必要です。長年使い続けている場合は、一度ルーターの故障を疑う必要があるかもしれません。

適切でない設置場所に置いている

Wi-Fiの電波は、ルーターとデバイスの距離が遠く、壁や家具で障害物が多いと弱くなります。部屋の模様替えでルーターの位置を変える、ルーターの周辺に家具を増やすとWi-Fiが弱くなる可能性があるので、注意しておきましょう。

電波が干渉している

Wi-Fiと同じ周波数帯の電波を使っている電子機器があると、電波同士が干渉して遅くなる場合があります。特に電子レンジは、Wi-Fiと同じ2.4GHz帯の電波を使っていることが多いので、電子レンジの場所には要注意です。

接続しているデバイスが多い

ルーターが接続可能なデバイスの数には、制限があります。ルーターのモデルごとに数は異なりますが、上限を超えて接続するとWi-Fiの速度が低下する要因になります。Wi-Fiの速度が遅いと感じたら、一度ルーターに接続しているデバイスの数を確認してみると良いでしょう。

ルーターやデバイスの設定が適切でない

Wi-Fiを適切に使うには、ルーターやデバイスの適切な設定が必要です。デバイスの初期化で設定が変更されてしまうと、急に速度が遅くなることがありますし、適切な手順で設定を行わなければ不具合につながる場合もあります。

何かを理由にルーターやデバイスを再起動、初期化した際は、一度設定を確認してみると良いでしょう。

通信障害が起きている

通信障害が起きている場合も、Wi-Fiの速度は遅くなります。先述したような要因に心当たりがない場合は、契約元が通信障害に関して何らかの報告をしていないか、公式サイトで確認してみましょう。

Wi-Fiの通信速度が遅いときの対処方法

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Wi-Fiの通信速度が遅いときの対処方法は、原因ごとに異なります。先述した原因ごとの対処方法に関して、以下で詳しく説明します。

ルーター本体が故障している場合

ルーター本体が故障している場合は、ルーターを新しいものに買替える必要があります。高性能のものに買替えると、今後Wi-Fiの速度低下に悩む可能性も低くなるので、費用を考慮しながら性能も確認すると良いでしょう。

適切でない設置場所に置いている場合

設置場所が原因の場合は、「デバイスとルーターの距離を近づける」「ルーターを床から1~2mの高さに置く」「家の中心に置く」対策が有効です。場合によっては、中継器の利用で状況が改善される可能性もあります。

電波が干渉している場合

家電によって電波干渉が発生している場合は、電波を使う家電製品の使用や配置状況を見直す必要があります。電子レンジやBluetooth🄬スピーカー、コードレス電話機とWi-Fiルーターの距離は、なるべく離すようにしましょう。

また、Wi-Fiの電波には2.4GHzと5GHzの2種類の周波数帯が使われていますが、先ほど少し触れたように、2.4GHzは家電でも多く用いられている周波数帯です。5GHz帯対応のルーターを導入すると、電波干渉を受けにくくなる可能性があります。

接続しているデバイスが多い場合

接続しているデバイスが多い場合、可能であれば接続デバイスの削減で状況が改善される可能性があります。接続デバイスの削減が難しい場合は、より高性能なルーターへの買替えやアクセスポイントの増設を検討しましょう。

ルーターやデバイスの設定が適切でない場合

ルーターやデバイスの設定が適切でない場合は、ルーターのファームウェアやパソコンのドライバーを更新してみましょう。適切に設定が行われてWi-Fiの速度が速くなる可能性があります。また、ルーターやデバイスの再起動でも、状況が改善される場合があります。

通信障害が起きている場合

通信障害が起きている場合は、利用者側で対応できることは特にありませんので、復旧まで待ちましょう。事業者のホームページや公式SNSで報告があるので、適宜確認すれば状況の把握が可能です。

Wi-Fiの通信速度が気がかりなら光回線がおすすめ

Wi-Fiの通信速度が気になっていて乗り換えを検討しているのであれば、光回線の利用がおすすめです。光回線をおすすめする理由としては、主に以下のようなことが挙げられます。

  • 通信速度が速い
  • 通信が安定している
  • 通信容量の制限がない

通信速度が速い

家でWi-Fiを利用する場合、光回線やモバイルWi-Fi、ホームルーターを利用する場面が多いですが、光回線はモバイルWi-Fiやホームルーターよりも通信速度が速い傾向にあります。通信速度が速ければ、より快適にインターネットを利用できます。

仕事や趣味で大容量のデータをアップロード、ダウンロードする場合は、光回線がおすすめです。

通信が安定している

光回線は、モバイルWi-Fiやホームルーターよりも通信が安定している傾向にあります。リモートワークや在宅勤務の推進によって、自宅でパソコンを使う機会が以前よりも増えた人も多いでしょう。ビデオ会議を行う場合は、通信が安定しているほうがあんしんです。

通信容量の制限がない

モバイルWi-Fiやホームルーターの場合、一定容量以上の通信を行うと通信制限がかかって、速度が遅くなる場合もあるため、月の前半は快適な速度で利用できていても、後半には速度が遅くなることも考えられます。

一般的な光回線のプランには通信容量の制限がない場合が多いので、データ容量や速度のことを気にせずにインターネットの利用が可能です。

「ドコモ光」の光回線で、Wi-Fiの通信速度を向上させよう

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Wi-Fiの通信速度は「bps」で表現され、bpsは1秒あたりに転送できるデータ量をあらわします。サービスによって快適に利用できるbpsの値は異なるので、よく利用するサービスを踏まえた上で回線を選ぶことが重要です。

Wi-Fiの通信速度の遅さが気になって回線の乗り換えを考えている方は、「ドコモ光」の光回線がおすすめです。「ドコモ光」にはプロバイダを選択可能、IPv6インターネット接続機能対応とさまざまなメリットがあります。「ドコモ光」の料金を以下に表でまとめました。

月額料金(ドコモ光 1ギガ)※1(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金(ドコモ光 10ギガ)※2タイプA:定期契約あり6,930円(税込)、定期契約なし8,580円(税込)
タイプB:定期契約あり7,150円(税込)、定期契約なし8,800円(税込)
単独タイプ:定期契約あり6,490円(税込)、定期契約なし8,140円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※3ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps
申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③申込み完了(そのまま電話で申込み可能)

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込))(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る

高速で安定したインターネット環境を構築したいと考えている方は、「ドコモ光」の利用をぜひご検討ください。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※「Bluetooth🄬」は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、株式会社NTTドコモはライセンスを受けて使用しております。

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