プロバイダとは?料金を安くするための確認ポイントや費用の内訳を解説

通信ノウハウ プロバイダ 費用

インターネットを利用している方のなかには、「プロバイダの料金を安くしたい」「インターネットの料金を安くしたいが、そもそもプロバイダって何?」と感じる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、プロバイダの内容や選ぶときのポイントを解説します。はじめての方でもあんしんして選べるよう、料金の内訳や注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

プロバイダとは回線とインターネットを接続するサービス

プロバイダとは、回線とインターネットを接続するサービス、あるいは事業者のことです。

インターネットは、回線を提供する事業者と契約するだけでは利用できません。ご自宅から伸びている回線は、アクセスポイント(基地局)を経由してインターネットとつながっています。このアクセスポイント(基地局)の機能を提供しているのがプロバイダです。

そのため、インターネットを利用するときには、回線事業者とともにプロバイダと契約する必要があります。

プロバイダ一体型とプロバイダ選択型の違い

近年では、「プロバイダ一体型」の光回線サービスが増えてきました。プロバイダ一体型とは、回線とプロバイダの両方をひとつとして提供するサービスのことです。たとえば、多くの光コラボでは光回線とプロバイダのサービスを一体で提供しています。

プロバイダ一体型の光回線サービスでは、回線事業者とプロバイダとにわけて契約する必要がありません。料金の支払いも1か所ですみ、とても便利です。

従来型のサービスでは、回線事業者との契約とは別にプロバイダと契約する必要があります(プロバイダ選択型とも呼ばれる)。回線の利用料金にくわえてプロバイダ料金を支払う必要があります。

プロバイダ料金を安くするための確認ポイント

先述のように、近年ではプロバイダ一体型のサービスが増えてきたため、プロバイダ料金を安くするためには、インターネット利用料金全体を考慮して検討する必要があります。

また、光回線とプロバイダを別に契約している方の場合、プロバイダ一体型の光回線サービスへの乗り換えでインターネット利用料金全体の費用を抑えられる場合もあります。

そこで以下では、プロバイダ一体型の料金を安くするためのポイントを紹介します。

ポイント①:月額料金に加えそのほかの料金も確認する

プロバイダ一体型で毎月支払う利用料金は、それぞれのサービスで異なります。まずは月々にどれくらいの料金が必要か、月額料金を確認しましょう。

そのほか、プロバイダ一体型のサービスを利用するときには、契約事務手数料や工事料金などが必要となる場合もあります。費用の内訳は後述しているので、そちらもぜひ参考にしてください。

ポイント②:戸建タイプとマンションタイプ

プロバイダ一体型の光回線サービスは、お住いの住環境でも料金に違いがあります。一軒家など戸建に住んでいる方の場合は「戸建タイプ」、マンションやアパートなど集合住宅に住んでいる方の場合は「マンションタイプ」の料金を支払うこととなります。

「月額料金が〇〇円だったと思っていたけど、それはマンションタイプで実は△△円だった」などの状況にならないよう、お住いの住環境に合わせ、ご自身が該当するタイプの料金を確認しておきましょう。

ポイント③:セット割があるかないか

プロバイダ一体型の光回線サービスのなかには、スマホとのセットの契約で割引(セット割)を提供しているサービスがあります。

割引の内容はサービスにもよりますが、たとえば、「ドコモ光」ではドコモのケータイとセットで契約すると家族全員のスマホ料金から永年最大1,100円が割引されます※。

月々に支払うスマホの料金がずっと割引されるので、プロバイダ料金を含む通信費全体の費用を抑えたい方におすすめのサービスです。

※ 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。

費用の内訳

イメージ

次に、プロバイダ一体型の光回線サービスでかかる費用の内訳をより具体的に見ていきましょう。一般的な費用の内訳は以下のとおりです。

初期費用契約事務手数料
工事料金
月額料金基本使用料
オプション料金

それぞれの内容を、「ドコモ光」の場合を例としながらご紹介します。

初期費用

初期費用は、プロバイダ一体型のサービスと契約するときにかかる費用です。主に契約事務手数料と工事料金があります。

契約事務手数料

契約事務手数料は、サービスの契約手続きにかかる手数料です。「ドコモ光」では契約事務手数料として3,300円(税込)が必要となります。

「ドコモ光」は、契約事務手数料を申込むそのときに支払う必要はありません。基本的に、サービスの利用開始日の翌月に、利用料金とあわせて請求されます。

工事料金

工事料金は光回線の開通工事にかかる費用です。工事料金は、ご自宅の回線設備やオプションの申込み状況で金額が変化します。

たとえば、新規でプロバイダ一体型の光回線サービスに申込んだ場合で、ご自宅に光回線が引かれていない方では、光回線の開通工事が必要です。開通工事の金額は、「ドコモ光」の場合、戸建で19,800円(税込)、マンションで16,500円(税込)となっています。

なお、「ドコモ光」では、新規の申込みで通常工事料金が無料となる「ドコモ光新規工事料無料特典」※があります。「プロバイダ一体型のサービスを利用したいけれど、初期費用はあまりかけたくない」方などに、ぜひ活用していただきたい特典です。

※ 特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。

月額料金

月額料金は月々に支払う利用料金のことです。具体的には、基本使用料やルーターなど通信機器のレンタル料金、オプション料金などがあります。

基本使用料

基本使用料は毎月の利用に対して支払う料金です。プロバイダ一体型の光回線サービスでは、基本使用料に回線利用料やプロバイダ料金が含まれます。

「ドコモ光」の場合、基本使用料は以下のような金額となっています(タイプAの場合)。

料金プラン基本使用料
「ドコモ光 1ギガ」戸建タイプ・2年定期契約※1:5,720円(税込)/月
(契約期間なし:月額7,370円(税込)/月)
「ドコモ光 1ギガ」マンションタイプ・2年定期契約※1:4,400円(税込)/月
(契約期間なし:月額5,500円(税込)/月)
「ドコモ光 10ギガ」戸建タイプ・2年定期契約※2:6,380円(税込)/月
(契約期間なし:月額8,030円(税込)/月)

なお、上記のように、契約には定期契約が選択できる場合があります。定期契約の基本使用料は契約期間なしの料金に比べ割安となっているケースが多くなりますが、更新期間以外の解約などでは解約金が発生する場合もあるので、ご注意ください。

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なるので、ご注意ください。

各サービスを利用した場合はオプション料金もある

基本使用料以外にも、Wi-Fiルーターをレンタルした場合はレンタル料金が、光電話や映像サービスなどの追加サービスを利用した場合にはオプション料金が必要となります。

一般的に、Wi-Fiルーターやホームゲートウェイなどの通信機器はご自身で用意するケースが多くなります。レンタルサービスを利用すると、ご自身で用意する必要がなく便利です。

さらに、「ドコモ光」で選べるプロバイダのなかには、Wi-Fiルーターの無償レンタルサービスを提供しているプロバイダがあります。通信機器にかかる費用を抑えたい方におすすめです。

また、回線のオプションには光電話や映像サービスなど、プロバイダのオプションにはサポートサービスやセキュリティサービスなど(有料と無料の場合あり)があります。

プロバイダ選びの注意点

プロバイダ一体型の光回線サービスを選ぶときには、以下のような点に注意しましょう。

  • 光回線には1か月ほどかかるのが一般的
  • マンションで光回線が敷設されていない場合、マンションが管理側へ相談が必要
  • 解約金の条件も確認しておく

新規でプロバイダ一体型の光回線サービスを申込む場合、開通工事などの手続きが完了し、インターネットが利用できるまでには1か月ほどかかります。

また、マンションで光回線が引かれていない場合は、マンション管理会社や大家さんとの相談が必要です。

なお、先述のように、定期契約ありを選ぶと解約金が発生する場合があります。どのような条件となっているのか、事前に確認しておきましょう。

プロバイダで選ぶなら「ドコモ光」がおすすめ

プロバイダで選ぶなら、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」はプロバイダ一体型の光回線サービスで、別途プロバイダ利用料を支払う必要がありません。

また、「ドコモ光セット割」や「ドコモ光新規工事料無料特典」など、おトクな割引・特典が充実しています。

そのほか、「ドコモ光」なら23社の豊富なプロバイダから、ご自身の好きなプロバイダを選択できます。

「ドコモ光」はおトクな特典が充実

「ドコモ光セット割」は、「ドコモ光」と「ドコモのギガプラン」※1をセットでの契約で適用される割引です。

「ドコモ光」の契約者と同じ「ファミリー割引」グループ内※2なら、一緒に住んでいるご家族だけでなく、離れて住んでいるご家族も割引の対象となります。スマホの料金が永年最大1,100円(税込)割引されるおトクな特典です。

「ドコモ光新規工事料無料特典」は、「ドコモ光 1ギガ」または「ドコモ光 10ギガ」に新規で申込まれる方を対象とした特典です。

「ドコモ光」の通常工事料金が無料※3となります。申込み月を含む7か月以内に利用開始するなどの適用条件はありますが、初期費用の負担を軽減できる特典です。

※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内※2の「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。
※2 主回線から三親等以内の家族なら誰でも、20回線まで「ファミリー割引」のグループを組めます。
※3 特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。

「ドコモ光」は23社のプロバイダから選べる

「ドコモ光」では、「ドコモ光 1ギガ」で23のプロバイダ、「ドコモ光 10ギガ」で9のプロバイダのなかから、希望するプロバイダを選択可能です。

各プロバイダでは、Wi-Fiルーターの無償レンタルサービスやセキュリティサポート、訪問サポートなどのさまざまなサービスを提供しています。

また、次世代の通信方式である「IPoE IPv6」や「IPoE IPv4 over IPv6」に対応しているプロバイダが多く、より快適にインターネットを楽しみやすくなっています。

以下のリンクでは、くわしく「ドコモ光」のサービスを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)/月割引!※1
「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo(0.5GBを除く)」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」も対象となります。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円(税込)/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。

プロバイダの料金を知ってネット利用に役立てよう

プロバイダとは回線とインターネットを接続するサービスです。これまでは回線とプロバイダ、それぞれのサービスと契約する必要がありましたが、近年ではプロバイダ一体型の光回線サービスが増えてきました。

プロバイダ一体型の光回線サービスを選ぶ場合は、初期費用や月額料金、そのほかのオプション料金などを確認しましょう。サービスのなかにはスマホとのセット割を用意しているものもあります。

「ドコモ光」は、「ドコモ光 1ギガ」で23の豊富なプロバイダから好きなプロバイダを選択可能です。おトクな「ドコモ光セット割」や「ドコモ光新規工事料無料特典」もご用意しています。この機会にぜひ利用をご検討ください。

※ 「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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