光回線とADSLはどう違う?通信速度や安定性、料金を解説

通信ノウハウ 通信速度 通信規格 費用

光回線とADSLはいずれもインターネット回線とは知りつつも、どういった違いがあるのか、詳細に知らない方も多いのではないでしょうか。

ADSLは2023年1月末でサービス終了となるため、現在利用している場合は光回線やほかの通信サービスへの乗り換えを検討しなければなりません。

本記事では、光回線とADSLの違いや、光回線がおすすめの理由を説明します。

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記事サマリー

光回線とADSLの違い

光回線とADSLはいずれもインターネット回線の種類ですが、以下に挙げるような点で違いがあります。

  • 回線の種類
  • 通信速度
  • インターネット接続の安定性
  • 工事費用や月額料金

回線の種類

光回線は、光ファイバーケーブルを利用したインターネット通信網で、光ファイバーケーブルは細く透明な繊維状の「光ファイバー」を束ねて作られています。

ADSLは、「Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)」の頭文字をとった略称で、電話回線を利用したインターネット回線です。既存の電話回線を利用するため、特別な工事をせず簡単に導入できます。

通信速度

光回線の通信速度はおおむね1Gbps前後のサービスが多いですが、さらに高速通信が可能なサービスもあります。ADSLは、上りは最大で数百Mbps程度の速さですが、下りは最大でも数十Mbps程度と、光回線と比べると大きな差があります。

ADSLでは電気信号を回線に通すため、物理的な距離が通信速度に影響を与え、NTTの基地局から遠くなればなるほど通信速度が遅くなりやすい点は、デメリットと考えられるでしょう。

インターネット接続の安定性

光回線は一度光信号に変換してデータをやり取りするため、電磁波の影響を受けることがなく通信状況が安定しています。

一方ADSLで使われる電話回線は、外部からのノイズの影響を受けやすいため、光回線と比べると安定性には欠けます。

工事費用や月額料金

工事費用は光回線もADSLも、契約先によって若干異なるものの大きな違いはありません。月額料金は光回線のほうが少し高い傾向にあります。

工事費用および月額料金はおおむね以下のとおりです。

光回線ADSL
工事費用20,000円~40,000円20,000円前後
月額料金5,000円~6,000円3,000円前後

上表に掲載した費用の目安は戸建に回線を引く場合の目安であり、マンションと戸建では料金に若干差がある点は念頭に置いておきましょう。

光回線がおすすめな理由

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実際に利用するならADSLよりも光回線がおすすめですが、主な理由としては以下が挙げられます。

  • 通信速度が速い
  • 通信が安定している
  • 通信容量の制限がない
  • ひかり電話が使える
  • アンテナがなくてもテレビ視聴ができる

通信速度が速い

先述したように、光回線はADSLよりも通信速度が速いです。通信速度が速ければ、より快適にインターネットを利用できます。仕事や趣味で大容量のデータをアップロード、ダウンロードする場合でも問題ないでしょう。

通信が安定している

先述したように、光回線はADSLよりも通信が安定しています。

リモートワークや在宅勤務の推進によって、自宅でビデオ会議を行う場合は、通信が安定しているほうがあんしんです。

通信容量の制限がない

一般的な光回線のプランには、通信容量の制限がない場合が多いです。

利用したデータ量分だけ料金を支払う従量課金制が導入されている場合もありますが、固定の月額使用料を支払い、通信速度の制限なく好きなだけインターネット接続を行えるケースが大半です。

動画視聴やオンラインゲームのような通信容量が多いコンテンツを制限なしで利用したい方には、光回線のほうが向いています。

ひかり電話が使える

光回線を契約すると、光ファイバーケーブルを活用したひかり電話が利用できます。わざわざ電話回線を引かなくても利用できるのは、大きなメリットでしょう。

アンテナがなくてもテレビ視聴ができる

光回線によっては、オプションでテレビサービスの利用が可能な場合もあります。

光回線を利用して地上デジタル放送やBSデジタル放送を受信するため、テレビ受信用のアンテナは必要ありません。アンテナの設置場所や破損に悩まずテレビ視聴が叶います。

光回線を契約するなら「ドコモ光」がおすすめ

光回線の利用を検討している場合は、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」のメリットや特徴としては、主に以下が挙げられます。

  • プロバイダが選べる
  • ケーブルテレビのネット回線が工事不要で使える
  • 最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」が使える
  • 通信制限がないのであんしんして使える
  • IPv6インターネット接続機能に対応している
  • スマホとセット割ができる

プロバイダが選べる

「ドコモ光」には「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ」のサービスがありますが、いずれもさまざまなプロバイダに対応しているため(「ドコモ光 1ギガ」:23プロバイダ、「ドコモ光 10ギガ」:9プロバイダ)、好みに合ったプロバイダを選択できます。

ケーブルテレビのネット回線が工事不要で使える

提携ケーブルテレビのテレビサービスや電話サービスを利用している場合、工事不要で切り替えが可能です(「ドコモ光タイプC」)。工事の手間を考えると、工事不要で利用できるのは大きなメリットです。

最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」が使える

光回線の一般的な通信速度は、1Gbpsです。ADSLと比べると十分な速さですが、「ドコモ光」には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」があります。

なお、「ドコモ光 10ギガ」は提供エリアが限定されている点には、注意しておく必要があります。2022年8月23日現在の提供エリアは以下のとおりです(提供エリアは順次拡大予定)。 最新の提供エリアは、「公式サイト」でご確認ください。

NTT東日本エリア東京都23区、狛江市、調布市、三鷹市の一部
NTT西日本エリア大阪府大阪市、東大阪市、八尾市、松原市、藤井寺市、豊中市、堺市、茨木市、吹田市、大東市、門真市
和歌山県和歌山市
京都府京都市、長岡京市、向日市
滋賀県草津市、彦根市
兵庫県加古川市、伊丹市
愛知県名古屋市、岡崎市、豊川市、刈谷市、江南市、小牧市、津島市、春日井市、北名古屋市、半田市、瀬戸市、大府市、豊橋市
静岡県藤枝市、袋井市、富士宮市、三島市、浜松市、焼津市、磐田市
岐阜県美濃加茂市、岐阜市

※「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況によって低下します。

通信制限がないのであんしんして使える

光回線は通信制限がないサービスが多いですが、「ドコモ光」でも設けられていないため、大容量のデータをダウンロードしても速度が遅くなる心配はありません。

仕事や趣味でデータ使用量の多い方でも、あんしんして利用できます。

IPv6インターネット接続機能に対応している

IPv6は、IPv4の後継となる次世代のインターネット・プロトコルです。

通信速度が安定するだけでなく、セキュリティ面でもあんしんなメリットがあります。IPv6インターネット接続を利用すると、IPv6に対応したサービス(Webサイトの閲覧や動画配信サービスの視聴)を快適に利用しやすくなります。

スマホとセット割ができる

「ドコモ光」は、ドコモのスマホとセットで契約すると「ドコモ光セット割」またはパケットパックの月額料金が割引になります。

「ドコモ光」契約者または同一「ファミリー割引」グループ内で、当月内に「ドコモ光」基本使用料の課金が1回線以上あれば、「ドコモ光セット割※1」を契約しているご家族全員※2のスマホ1回線ごとの月額料金から、永年最大1,100円(税込)割引されます。

一緒に住んでいる家族だけでなく、離れて住んでいる家族も対象です。

また、「ドコモ光」のペア回線で「パケットパック」を契約している状態(「シェアグループ」内で「ドコモ光」のペア回線がある状態を含む)で、当月内に「ドコモ光」基本使用料の課金が1回線以上あれば、「ドコモ光」のペア回線で契約中の毎月のパケットパック(シェアグループ内で「ドコモ光」のペア回線がある場合はシェアパック)定額料から、割引されます。

スマホをドコモで契約している方には、「ドコモ光」は特におすすめです。

※2「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

「ドコモ光」の「光回線」で通信制限なしの高速通信環境を構築しよう

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光回線とADSLを比べると、通信速度やインターネット接続の安定性では、光回線のほうが優れています。ADSLのサービス終了に伴い契約先の変更を考えている場合は、光回線を中心に検討すると良いでしょう。

光回線の契約先としておすすめなのは、「ドコモ光」です。「ドコモ光」には先述したように、プロバイダを選択可能、IPv6インターネット接続機能対応のようなさまざまなメリットがあります。「ドコモ光」の料金を以下に表でまとめました。

月額料金(ドコモ光1ギガ)※1(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金(ドコモ光10ギガ)※2タイプA:定期契約あり6,930円(税込)、定期契約なし8,580円(税込)
タイプB:定期契約あり7,150円(税込)、定期契約なし8,800円(税込)
単独タイプ:定期契約あり6,490円(税込)、定期契約なし8,140円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※3ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps
申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③申込み完了(そのまま電話で申込み可能)

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る

快適なインターネット接続を希望している方は、「ドコモ光」の導入を検討してください。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)/月割引!
「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

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