OSのアップグレードとは?
OSのアップグレードとは、大規模な新機能の追加やインターフェイスの改善などが行われるOSの更新のことです。
Windowsでたとえる場合、Windows 10からWindows 11への更新がアップグレードに該当します。
アップグレードでは大幅な更新が行われるため、利用中のアプリとの互換性や再インストールの必要性など、事前に確認すべき項目が複数あります。
また、過去のOSで利用できた機能が使えなくなる、アップグレードに時間がかかるなどの注意点もあります。
OSのアップグレードとアップデートの違い
OSのアップグレードとアップデートでは、主にソフトウェアの更新範囲と変更規模が異なります。
それぞれの主な特徴をまとめた表をご覧ください。
各項目 | OSのアップグレード | OSのアップデート |
---|---|---|
主な目的 | ソフトウェアの機能を進化させる | ソフトウェアを安定させる |
主な変更内容 | 新機能の追加 インターフェイスの刷新 | バグ修正 セキュリティ強化 パフォーマンス向上 |
主な例 | Windows 10からWindows 11へのアップグレード | Windows 11 version 23H2からWindows 11 version 24H2へのアップデート |
OSのアップグレードでは、機能の追加やインターフェイスの刷新などが行われます。Windowsの場合、Windows 10からWindows 11になるなど、さまざまな機能が変更されます。
一方、OSのアップデートでは、既存のソフトウェアを安定させ、より良くするために行われることが多いです。
OSのアップデートについては、以下で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。
「OSのアップデートとは?するべき理由や更新しないデメリット、注意点を解説」
OSのアップグレードをしないとどうなる?
パソコンのOSをアップグレードしないと、さまざまな問題が起こる可能性があります。OSをアップグレードしないと起こり得るリスクやトラブルは、主に以下の3つです。
- 最新のセキュリティ機能が利用できない
- 今後サポートが終了される
- 最新のアプリやソフトウェアが利用できない可能性がある
OSのアップグレードをしないとどうなるか、ひとつずつ解説します。
最新のセキュリティ機能が利用できない
OSをアップグレードしない場合、最新のセキュリティ機能が利用できない可能性があります。
OSはアップグレードやアップデートを重ねて、マルウェアやウイルスなどの対策を強化します。つまり、OSのアップグレードをしないと、サイバー攻撃の被害に遭うリスクが高まります。
たとえば、WindowsならWindows 11にアップグレードすると、AIで強化されたセキュリティ機能や顔認証、指紋認証が利用できるようになるなど、最新のセキュリティ機能が利用できるようになります。
今後サポートが終了される
OSのアップグレードが行われた場合、古いOSのサポートは終了し、ソフトウェアの更新やテクニカルサポート、セキュリティ修正プログラムなどのサポートが終了する可能性があります。
OSをアップグレードしなくても、現在利用できる機能は引き続き利用できますが、セキュリティ面でのリスクが高まる傾向があります。
なお、Windows 10のサポート期限は、2025年10月14日までとなっており、それ以降の更新はありません。
最新のアプリやソフトウェアが利用できない可能性がある
最新のアプリやソフトウェアは、最新のOSに最適化されている可能性があり、古いOSでは動作しない、不具合が発生するなどのトラブルが起こる可能性があります。
主にセキュリティやパソコンのパフォーマンス向上を目的とするドライバーやアプリは、Windows 10ではサポートされない傾向にあります。
そのため、Windows 11向けのアプリやソフトウェアを利用したい場合は、アップグレードした方が良いでしょう。
OSのアップグレードの条件
OSのアップグレードは、全てのパソコンでできるのではなく、特定の条件を満たしている必要があります。
以下では、WindowsとMacに分けて、OSのアップグレードの条件を解説します。
Windows 10からWindows 11にOSアップグレードできる条件
Windows 10からWindows 11にOSアップグレードできる条件は、主に以下のとおりです。
プロセッサ | 1ギガヘルツ以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSystem on a Chip(SoC) |
---|---|
メモリ | 4ギガバイト |
ストレージ | 64GB以上の記録装置 |
システムファームウェア | UEFI、セキュアブート対応 |
TPM | トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)バージョン2.0 |
グラフィックス カード | DirectX 12以上(WDDM 2.0ドライバー)対応 |
ディスプレイ | 対角サイズ9インチ以上で8ビットカラーの高解像度(720p)ディスプレイ |
インターネット接続とMicrosoftアカウント | 初期設定時にインターネット接続とMicrosoftアカウントが必要 |
なお、お使いのパソコンをWindows 11にアップグレードできるかどうかは、MicrosoftのWebサイトにアクセスし、指定のアプリをダウンロードすることでも確認できます。
macOS Sequoiaにアップグレードできる条件
macOS Sequoiaにアップグレードできるパソコンは、主に以下のとおりです。
MacBook Pro | MacBook Pro (13-inch, 2018, Four Thunderbolt 3 ports)以降のモデル |
---|---|
MacBook Air | MacBook Air (Retina, 13-inch, 2020)以降のモデル |
iMac | iMac (Retina 4K, 21.5inch, 2019)以降のモデル |
iMac Pro | iMac Pro (2017) |
Mac mini | Mac mini(2018)以降のモデル |
Mac Studio | Mac Studio(2022)以降のモデル |
Mac Pro | Mac Pro(2019)以降のモデル |
上記のいずれかのパソコンをお使いの場合、macOS Sequoiaにアップグレードできます。
OSをアップグレードする手順
OSをアップグレードする手順を、Windows 11とmacOS Sequoiaに分けて解説します。
- Windows 11にアップグレードする手順
- MacOS Sequoiaにアップグレードする手順
Windows 11にアップグレードする手順
Windows 11にアップグレードする手順は、主に以下のとおりです。
- スタートメニューを右クリックする
- 「設定」をクリックする
- 「Update & Security」をクリックする
- 「Windows Update」をクリックする
- 「更新プログラムの確認」ボタンをクリックする
- 「ダウンロードしてインストール」をクリックする
- 「同意してインストール」をクリックする
- 「今すぐ再起動」をクリックする
- パソコンが複数回再起動する
- パソコンにサインインしてアップグレードを完了する
なお、Windows 11では、上記の手順以外に、インストールアシスタントやインストールメディアを使用し、アップグレードできます。
基本的には、上記の「Windows Update」を利用したアップグレードを行い、状況に応じてそのほかのアップグレード方法を選びましょう。
macOS Sequoiaにアップグレードする手順
macOS Sequoiaにアップグレードする手順は、主に以下のとおりです。
- 画面左上のAppleメニューから「システム設定」をクリックする
- 「一般」をクリックする
- 「ソフトウェアアップデート」をクリックする
- アップグレード用のボタンをクリックし、インストールする
- 管理者パスワードを入力する
- インストール完了まで待つ
なお、「ソフトウェアアップグレード」は、お使いのMacがアップグレードに対応している場合のみ表示されます。
パソコンを快適に使うなら「ドコモ光」がおすすめ
OSをアップグレードする場合、多くのデータ通信を行うため、快適なインターネット環境がないと時間がかかりやすい傾向にあります。
「ドコモ光」なら最大10Gbps※1の「ドコモ光 10ギガ※2」があり、スムーズにOSをアップグレードできます。
また、快適なインターネット環境を構築できれば、さまざまなインターネットコンテンツを楽しみやすくなるでしょう。
OSアップグレードを快適にしたい方は、この機会にぜひ「ドコモ光」をご検討ください。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※3 |
(マンション) タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※4 |
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※1 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※2:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1 ベストエフォート値による最大通信速度
※2 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※3 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※4 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

永年最大1,100円(税込)/月割引!※
・無料相談をする
※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
OSをアップグレードしてパソコンを快適に使おう
OSをアップグレードすると、新機能の追加やインターフェイスの改善などが行われます。
OSをアップグレードできるかどうかは、お使いのパソコンによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
なお、パソコンのOSアップグレードは、快適なインターネット環境があれば、短時間で完了する傾向にあります。
快適にOSをアップグレードしたい方や、今後インターネットを快適に楽しみたい方は、この機会にぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

永年最大1,100円(税込)/月割引!※
・無料相談をする
※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

