Bluetooth®(ブルートゥース)とは
Bluetooth®は無線通信規格のひとつで、通信規格「IEEE 802.15.1」を利用するものが該当します。機器同士を1対1でつなぐことを想定して作られた技術であり、主に近距離のデータ通信で利用されることが多いです。
ペアリングするだけで簡単に機器同士を接続できるため、利便性に優れており、以下のようなさまざまな製品に搭載されています。
- スマホ
- ヘッドホン
- パソコン
- マウス
- キーボード
- オーディオ機器
Bluetooth®は何メートルまで届く?
Bluetooth®には電波強度をあらわすClass(クラス)が 定義されており、通信距離はClassによって異なります。
- Class1:100m程度
- Class2:10m程度
- Class3:1m程度
キーボードやマウス、ヘッドホンなどの電化製品はClass2を採用しているケースが多いため、一般的にBluetooth®の通信距離は10m程度と考えておくと良いでしょう。
なお、マイクやスピーカーなど、広い場所での使用を想定した機器に関しては、Class1が採用されることが多く、通信距離が長い傾向があります。
Bluetooth®の届く範囲に影響を与える主な要因
一般的な電化製品に採用されているBluetooth®は10m程度の通信距離ですが、機器同士の距離が10m以内であっても必ずしも通信できるわけではありません。
Bluetooth®の通信距離は、さまざまな要因によって変化するため、10m以内の距離でも通信できない場合があります。以下では、Bluetooth®の通信距離に影響を与える主な要因を紹介します。
湿度や天候
Bluetooth®の電波は水との相性があまり良くなく、電波が水を通過する際に減衰する性質があります。
そのため、湿度の高い日や雨が降っている日など、大気の水分量が多い日は、水に電波が吸収され、通信距離が短くなる可能性があります。一方、乾燥した日や晴れている日は、Bluetooth®がつながりやすい傾向があります。
気象条件によって通信状況が変化することがあるため、使用時には天候にも注意しましょう。
障害物の有無
Bluetooth®の電波には2.4GHz帯の周波数が使用されており、以下のような特性があります。
- 木材やガラス、プラスチックなどを通過する
- 金属やコンクリートなどには反射する
Bluetooth®は木材やガラス、プラスチックなどを通過するため、障害物に比較的強いです。
ただし、電波は物質を通過したり、物質に反射したりするたびに少しずつ減衰するため、機器同士の間に障害物が多いと、通信が不安定になったり、電波が届きにくくなったりすることがあります。
2.4GHz帯の周波数を使用する機器の干渉
Bluetooth®で使用されている2.4GHz帯の周波数は、電子レンジなどの電化製品やWi-Fiでも使用されています。
そのため、近くに同じ周波数を使用している機器がある場合、電波干渉によって通信状況が悪くなる可能性があります。
Bluetooth®がつながらないときの対処法
Bluetooth®がつながらないときは、さまざまな原因が考えられますが、主な対処法には以下が挙げられます。
- デバイスの再起動
- ペアリングの再設定
- 機器同士を適切な距離に近づける
デバイスの不具合でBluetooth®がつながらない可能性があるため、再起動やペアリングの再設定を試してみましょう。
また、電化製品に採用されているBluetooth®の通信距離は10m程度が多いため、機器同士が離れすぎている場合は、適切な距離に近づけることで通信が改善する可能性があります。
なお、前述しているように、電波はさまざまな要因の影響を受けるため、天候や障害物の有無などに応じて目安の距離よりも近づけることを検討しましょう。
「Bluetooth®︎がつながらない原因とは?スマホでのペアリング手順や解決策を解説」
Bluetooth®とWi-Fiの違い
Bluetooth®と同様に、無線通信規格にはWi-Fiもあります。Bluetooth®とWi-Fiの主な違いは、通信距離、接続台数、最大通信速度、消費電力です。
種類 | Bluetooth® | Wi-Fi |
---|---|---|
規格 | IEEE802.15.1 | IEEE802.11b/a/g |
通信距離 | 10m~100m程度 | 100m~300m程度 |
同時接続台数 | 最大7台 | 最大32台 |
最大通信速度 | 1Mbps | 11Mbps、54Mbps |
消費電力 | 120mW以下 | 3W程度 |
Wi-Fiは複数の機器との高速通信を想定しており、機器同士を1対1でつなげることを想定して作られたBluetooth®と比較して、同時接続台数が多く、最大通信速度が速いことが特徴です。
なお、Wi-Fiは不定期に新しい規格が登場しており、2019年には最大通信速度9.6GbpsのWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、2024年には最大通信速度46 GbpsのWi-Fi 7(IEEE 802.11be)が登場しています。
Bluetooth®とWi-Fiは使い分けが大切
Bluetooth®とWi-Fiはどちらも無線通信を行う際に利用される技術ですが、それぞれ特徴が異なるため、目的に応じて使い分けることが大切です。
Bluetooth®は1対1かつ近距離で無線通信したい場合に向いており、キーボードとパソコンの接続やスマホとイヤホンの接続などが代表的な活用例です。
一方、Wi-Fiは主に複数のデバイスで同時に無線通信したい場合や、大きなデータを無線で送受信したい場合に使用されます。
たとえば、インターネット回線を契約し、Wi-Fiを使えば同時に複数台のデバイスでインターネットを利用できます。
また、高画質の動画やオンラインゲームなどの大容量コンテンツを利用する際も、Wi-Fiであればダウンロードがしやすいです。
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月額料金 (ドコモ光1ギガ)※3 |
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月額料金 (ドコモ光10ギガ)※4 |
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※5 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※1:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
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※3 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※4 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※5 ベストエフォート値による最大通信速度

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Bluetooth®の通信距離を理解して快適に利用しよう
Bluetooth®の通信距離はClassによって異なりますが、スマホやパソコンなどの多くの電化製品では10m程度の距離となるClass2が採用されています。
ただし、通信距離はさまざまな要因の影響を受けます。もしBluetooth®がつながりにくいときは、機器同士の距離を近づけてみましょう。
また、Bluetooth®と同様、一般的に使用されている無線通信規格にはWi-Fiもあります。Wi-Fiは複数台のデバイスで無線通信することを想定して作られており、Bluetooth®とは想定される用途が異なるため、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
なお、Wi-Fiを利用するにはインターネット回線の契約が必要です。
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※ 「Bluetooth」は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、株式会社NTTドコモはライセンスを受けて使用しております。

