ブロードバンドとは
ブロードバンドとは、「Broad(広い)」と「Band(帯域)」を組み合わせた言葉で、「広帯域」を意味します。また、通信帯域が広く、同時により多くのデータを高速で送受信できるネットワークをさします。
従来のダイヤルアップ接続などのナローバンドとは異なり、ブロードバンドは常時接続のため、インターネット利用時の接続作業が不要です。
ブロードバンドには光回線やケーブルテレビ回線などが含まれ、現在のインターネット回線の主流となっています。
種類 | 特徴 |
---|---|
ADSL | 電話回線を用いてインターネット接続を行うサービスの名称。 2000年代に急速に普及し、現在のインターネット回線の根幹を築いた。 2025年に全てのサービスが完全に終了する見込みで、現在は新規受付を行っていない。 |
CATV (ケーブルテレビ) | ケーブルテレビ事業者が提供するテレビ回線の一部を利用するインターネット回線。 ケーブルテレビ放送とインターネット回線の両方を比較的低コストで利用できる。 |
光回線 | 光の屈折を利用する「光信号」でデータの送受信を行うため、通信速度が速いインターネット回線。 一般的な光回線は最大1Gbpsの通信速度に対応しているが、事業者によっては最大10Gbpsの高速通信に対応するサービスも提供している。 |
なお、ブロードバンドの概要やWi-Fiとの違いなどについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「ブロードバンドとは? Wi-Fiとの違いや回線の種類と選び方を解説」
パソコンをブロードバンドに接続する方法
パソコンをブロードバンドに接続する方法を解説します。
本項目では、WindowsとMacの2つに分けて、それぞれの手順を紹介するのでぜひ参考にしてください。
なお、ブロードバンドに接続する際は、インターネット回線の事業者(プロバイダ)から提供されたアカウント名などの情報が必要なため、事前に用意しましょう。
Windowsの場合(PPPoE接続)
Windowsでブロードバンドに接続する手順は以下のとおりです。
- スタート→「設定」をクリック
- 「ネットワークとインターネット」から「ダイヤルアップ」をクリック
- 「新しい接続を設定する」をクリック
- 「接続オプションを選択します」と表示されたら「インターネットに接続します」、「次へ」の順にクリック
- 「どのような方法で接続しますか?」と表示されたら「ブロードバンド(PPPoE)」をクリック
- 「インターネットサービスプロバイダ(ISP)の情報を入力します」と表示されたら、ユーザー名・パスワード・接続名を入力する
- 設定が終わったら「接続」ボタンを押す
上記の手順4の段階で「既にインターネットに接続しています」と表示された場合は、「新しい接続をセットアップします」をクリックする必要があります。
なお、基本的な接続手順は共通していますが、パソコンやメーカーによって表記が異なる場合もあるため、公式サイトや取扱説明書などもご確認ください。
Macの場合(PPPoE接続)
Macでブロードバンドに接続する手順は以下のとおりです。
- アップルメニュー→「システム設定」から「ネットワーク」をクリック
- 画面右側の横の三点リーダーをクリックし、「サービスを追加」を選択
- 「インターフェイス」の項目で「PPPoE」を選択
- 「Ethernet」の項目で、PPPoEサービスのインターフェイスを選択(有線接続の場合は「Ethernet」インターフェイス、無線接続の場合は「Wi-Fi」)
- 「サービス名」に任意の名前を入力し、「作成」をクリック
- ネットワークサービスのリストで、新しく作成したPPPoEサービスを選択し、「詳細」ボタンをクリック
- PPPoEサービス名とアカウント名を入力
- 「パスワードを保存」をONにして、パスワードを入力
- 「OK」→「接続」の順にクリック
なお、手順は製品やOSのバージョンによって異なる場合があるため、詳細はApple公式サイトやユーザーガイド、マニュアルでご確認ください。
パソコンをブロードバンドに接続できない場合の対処法
パソコンを利用する際、「インターネット接続なし」や「セキュリティ保護あり」などが表示され、ブロードバンドに接続できないケースがあります。
パソコンをブロードバンドに接続できない場合は、以下の対処法を実践してみてください。
- デバイスの再起動
- 設定の見直し
- 周辺機器の見直し
それぞれの対処法を解説します。
デバイスの再起動
適切に設定が完了したにも関わらず、パソコンがブロードバンドに接続できない場合は、デバイスの再起動を試すのがおすすめです。
設定変更の反映や機器を再認識するために、一時的につながらない状態になっている可能性があります。
デバイスの再起動はあらゆるトラブルの基本的な対処法のひとつで、再起動により設定がひとつずつ確認されるため、ブロードバンドへ接続できる可能性が高くなります。
なお、電源ボタンの長押しはデバイスが故障する原因となるため、WindowsとMacのそれぞれに応じた適切な手順で再起動を行うようにしてください。
設定の見直し
手順に沿って設定を完了してもブロードバンドに接続できない場合、設定情報の誤入力が原因の可能性もあります。
手間はかかりますが、ひとつずつ丁寧に確認しながら、はじめから設定をやり直してみましょう。
また、インターネットに接続している帯域(2.4GHz/5GHz)の変更や、トラブルシューティングの実施もおすすめです。
なお、デバイスのセキュリティソフトやファイアウォールが誤作動している可能性もあるため、これらの設定も併せて確認してみてください。
周辺機器の見直し
パソコンがブロードバンドに接続できない場合は、LANケーブルやLANポートの接続不良、モデム(またはONU)や無線LANルーターの電源などを確認しましょう。
モデムや無線LANルーターの再起動を試す際は、電源アダプタをコンセントから抜き、5分ほど放置してから改めて挿し込んでみてください。
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パソコンをブロードバンドに接続して快適に利用しよう
ブロードバンドとは「広帯域」を意味する言葉で、従来のダイヤルアップ接続などのナローバンドとは異なり、通信帯域が広く同時により多くのデータを高速で送受信できます。
また、常時接続で接続作業が不要な上、定額制で料金も安定している点が大きな特徴です。
ブロードバンドの種類には、光回線やケーブルテレビ回線などがありますが、快適な通信速度のブロードバンドを利用するなら「光回線」がおすすめです。
なお、多数あるサービスのなかでもおすすめなのは「ドコモ光」で、一部の地域では高速通信に対応した「ドコモ光 10ギガ」を提供しています。
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※ 「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

