CTV(コネクテッドTV)とは
CTVとは、インターネット回線に接続されたテレビをさします。インターネット回線に接続できるため、従来の地上波放送だけでなく、Web上のサービスやコンテンツへのアクセスが可能です。
CTV(コネクテッドTV)が注目されている背景
CTVが注目されている背景には、動画配信サービスやVOD(ビデオ・オン・デマンド)の登場が挙げられます。近年では、Web上で地上波の放送や録画が視聴できるサービスも少なくありません。
特にコロナ禍以降は動画配信サービスの利用率が大幅に高まっており、それに伴い、テレビ画面でWeb上のコンテンツや動画配信サービスなどを利用する機器として、CTVの普及率も増加しています。
公正取引委員会の調査によると、2019年度に17.4%だった動画配信サービスの利用率は、2022年度に52.1%まで増え、CTVの普及率も以下のとおり上昇しています。
CTV | 普及率 |
---|---|
スマートテレビ | 18.0% (2016年)から32.7%(2021年)に上昇 |
ストリーミングデバイス | 8.9%(2016年)から33.7%(2023年)に上昇 |
出典:公正取引委員会「コネクテッドTV及び動画配信サービス等に関する実態調査報告書(概要)」
オンデマンドや動画配信サービスに関しては、別の記事でも詳しく紹介しています。以下の記事も併せてご覧ください。
「オンデマンドとは?インターネットを活用したサービスの領域やメリットなどを紹介」
「動画配信サービスにおすすめの回線は?メリットや注意点、楽しむためのポイントを解説」
OTT(ストリーミングTV)との違い
ストリーミングTVは、「OTT(Over The Top、オーバー・ザ・トップ)」とも呼ばれ、従来のテレビケーブルを使用せず、インターネットを介して配信されるコンテンツをさします。
一方、CTVはスマートテレビやストリーミングデバイス、ゲーム機など、配信されるコンテンツを視聴できるようにするためのデバイスをさす点で異なります。
CTV(コネクテッドTV)が利用できるデバイスの種類と接続方法
CTVが利用できるデバイスの種類と接続方法を紹介します。
- スマートテレビ
- ストリーミングデバイス
- ゲーム機
それぞれに分けて紹介するので、参考にしてください。
スマートテレビ
スマートテレビとは、インターネットに接続できるテレビの総称で、CTVが利用できるデバイスの代表例です。
従来のテレビの機能に加え、インターネット回線への接続が可能で、地上波放送に加えてWeb上のサービスやコンテンツにアクセスできます。メーカーによっては、チャンネルに特定のVODや動画配信サービスに切り替えられるボタンが付けられていることもあります。
接続方法は、主に有線接続と無線接続(Wi-Fi接続)の2つです。有線で接続する場合、テレビがLANケーブルの接続に対応している必要があります。
無線接続の場合は、設定画面から操作します。詳しい設定方法はメーカーによって異なるため、取扱説明書を参照しましょう。なお、CTVを利用するにあたっては、光回線など、接続できるインターネット回線が必要です。
スマートテレビに関してより詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
「スマートテレビで毎日がより楽しくなる!具体的にできることや利用時の注意点を解説」
ストリーミングデバイス
ストリーミングデバイスとは、インターネット上の動画や音楽を、テレビやディスプレイに映し出すためのデバイスをさします。普通のテレビをインターネット上のサービスやコンテンツにアクセスできるようにするデバイスです。
ストリーミングデバイスを差し込める端子があれば、普通のテレビを買替えずにスマートテレビのような使い方ができます。「Google TV Streamer」や「Apple TV」、「Amazon Fire TV Stick 」などが主なストリーミングデバイスの例です。
利用できるサービスや関連するデバイスとの連携機能など、種類によって特徴が異なります。まずはテレビにストリーミングデバイスを挿し込めるHDMIポートが用意されており、Wi-Fi接続に対応しているか確認しましょう。
接続手順や必要な機器は、ストリーミングデバイスを提供している企業のホームページや取扱説明書で確認できます。
ゲーム機
一部のゲーム機では、ストリーミングサービスを楽しめる機能が備わっています。インターネットに接続し、テレビを使ってWeb上のサービスやコンテンツを利用できるため、広義の範囲でCTVに含まれます。
ゲーム機をテレビに接続し、有線もしくは無線でインターネットに接続すると利用できます。詳しい接続方法は機種によって異なりますが、ゲーム機メーカーのホームページや取扱説明書で確認可能です。
消費者側にとってのCTV(コネクテッドTV)のメリット
CTVの消費者側にとってのメリットは以下のとおりです。
- テレビ画面でVODや動画配信サービスを楽しめる
- スマホやタブレットのコンテンツをテレビに映し出せる
- 大きな画面でWeb検索ができる
- テレビのスピーカーを使って音楽やライブ映像を楽しめる
それぞれ詳しく紹介します。
テレビ画面でVODや動画配信サービスを楽しめる
CTVでは、テレビの画面を使ってVODや動画配信サービスを視聴できます。映画をテレビの大画面で楽しみたいときや、家族みんなでVOD・動画配信サービスを楽しみたいときに便利です。
公正取引委員会の調査でも、CTVを使った動画視聴の理由に関して「大きな画面で見た方が目の負担が小さいから」「大画面で見た方が迫力があり、視聴の満足度が高いから」「スマホの操作など、ほかのことをしながら視聴できるから」などの回答が寄せられています。
スマホやタブレットのコンテンツをテレビに映し出せる
スマートテレビやストリーミングデバイスのメーカーによっては、特定のデバイスをテレビ画面に映せる「ミラーリング」と呼ばれる機能が備えられています。スマホやタブレットに保存した写真・動画をテレビの大画面で楽しみたいときに便利です。
運動会で撮影した動画を家族みんなで楽しんだり、旅行の写真を大画面に映して共有したりなど、使い方はさまざまです。
ミラーリングの方法はテレビのメーカーやデバイスによって異なります。公式サイトを参考にしながら操作してください。
スマホのミラーリング機能や接続方法は以下の記事でも詳しく紹介しています。併せてご覧ください。
「ミラーリングとは?iPhone、Androidの接続方法やつながらない原因を解説」
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※ TM and ©2025 Apple Inc. All rights reserved.
大きな画面でWeb検索ができる
ミラーリングによって、スマホやタブレットの操作画面をテレビに映し出せます。スマホやタブレットの画面が小さく、窮屈に感じる際に便利です。
テレビ画面に映し出すことで、大きな画面でWeb検索を楽しめます。
特に、レシピサイトを見ながら料理をしたり、旅行の情報を家族と一緒に調べたりといった場面では、複数人で同じ画面を見ながら操作できる点も大きなメリットです。
テレビのスピーカーを使って音楽やライブ映像を楽しめる
テレビのスピーカー(音響)を利用できる点もメリットです。スマホやタブレットよりも高性能なスピーカーであれば、より迫力のある音響で音楽や動画を楽しめるでしょう。
家事をしながら流す音楽や好きなアーティストのライブ映像などを、高品質な音響で楽しみたいときに便利です。
企業側のCTV(コネクテッドTV)のメリット
企業側にとって大きなメリットは、CTVの特徴を活かした広告配信ができる点です。CTVでは年齢層や性別、興味・関心などのデータが視聴履歴から判別・収集しやすいため、ターゲットに沿った広告を配信できます。
さらに、広告自体の視聴回数、視聴完了率、コンバージョン率なども細かく計測可能です。スキップ不可の場合も多く、確実に広告を最後まで視聴してもらえるため、従来のテレビ広告と比べて効果的とされています。
CTVを快適に楽しむなら「ドコモ光」がおすすめ
CTVはインターネット回線を利用するため、快適にWeb上のサービスやコンテンツを楽しむなら回線選びも大切です。快適にCTVを楽しみたいなら、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。
「ドコモ光10ギガ※1」なら、最大10Gbps※2での通信に対応しています。データ容量は無制限※3なので、CTVでの動画視聴やWeb閲覧のほか、オンラインゲームや大量のデータの送受信も快適です。
全国エリアで利用可能な「ドコモ光 1ギガ」プランもあり、ニーズに合わせて選ぶことも可能です。
また、「ドコモ光」のオプションサービス「ネットトータルサポート※4」では、通信につながる機器※5に関するあらゆるシーンをサポートいたします。「ネットトータルサポート※4」は「ドコモ光」や「home 5G」契約者が月額550円(税込)※6※7で加入できるオプションサービスです。
快適にCTVを楽しみつつ、「CTVの使い方がわからない」「スマホをテレビ画面にミラーリングできない」などで困ったときに相談できるサービスを探しているなら、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※8 |
(マンション) タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※9 |
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※2 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※1:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※2 ベストエフォート値による最大通信速度
※3 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※4 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※5 通信につながる機器とは、パソコン、パソコン周辺機器、テレビ、ルーターなど、ドコモが別途指定する機器をいいます。
※6 お申込みされると、ご利用の有無にかかわらず月額使用料が発生します。画面共有を利用したご案内は、通信料が発生します。
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※8 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※9 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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CTVで動画やWebコンテンツを楽しむなら快適な回線を選ぼう
CTVとは、インターネット回線に接続するテレビをさします。VODや動画配信サービス、スマホのミラーリングなどにより、テレビを使ってWeb上のコンテンツが楽しめる点が大きなメリットです。
ただし、CTVを利用する際には、無線もしくは有線で接続できるインターネット回線が必要です。CTVの利用を考えているなら、快適にインターネットが利用できる回線を用意しましょう。
快適にインターネットを利用できる回線を探しているなら「ドコモ光」がおすすめです。「ネットトータルサポート※10」にご加入いただくと、快適なインターネットに加え、CTVの利用方法がわからないときにも「ドコモ」が丁寧にサポートいたします。
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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※「Google TV」は、Google LLCの商標または登録商標です。
※「Apple TV」は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※「Amazon Fire TV stick」 はAmazon.com,Inc.またはその関連会社の登録商標です。

