USB4とは?
USB4とは、2019年に登場したUSBの新しい規格です。USBは「Universal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス)」の略称で、これまでにもいくつかの規格が登場しています。
- 1996年:USB 1.0
- 1998年:USB 1.1
- 2000年:USB 2.0
- 2008年:USB 3.0
- 2013年:USB 3.1
- 2017年:USB 3.2
USB4は、今までのUSB規格より転送速度が大幅に改善されており、より快適にデータ転送ができるようになっています。
コネクタはUSB Type-Cに統一
USB4では、コネクタがUSB Type-Cに統一されています。USB Type-Cは、USB 3.1と一緒に登場したコネクタの新しい規格で、端子が細長い楕円形となっており、上下の向きを気にしなくても良い点が特徴です。
従来のUSBの 端子は上下で形状が異なるため、上下の向きを間違えると挿すことができませんでしたが、USB Type-Cでは上下の向きを気にせず挿せる利便性の高さから、近年はスマホやパソコンなど、多くのデバイスで採用されています。
USB4の3つの特徴
USB4の特徴は以下のとおりです。
- 転送速度が速い
- USB PD対応で急速充電が可能
- 映像出力が可能
それぞれ解説します。
転送速度が速い
USBには規格があり、それぞれ最大転送速度が異なります。
規格 | 最大転送速度 |
---|---|
USB4 | 40Gbps |
USB 3.2 | 20Gbps |
USB 3.1 | 10Gbps |
USB 3.0 | 5Gbps |
USB4の転送速度は最大40Gbpsとなっており、USB 3.2より2倍、USB 3.1より10倍の転送速度です。そのため、USB4であれば従来のUSB規格と比較してより高速にデータ転送を行えます。
なお、2022年には最大転送速度80GbpsのUSB4 Version 2.0も登場しています。
USB PD対応で急速充電が可能
デバイスへ供給できる最大電力は規格によって決まっています。たとえば、USB2.0は最大2.5W、USB 3.0は最大4.5Wです。
一方、USB4は、供給できる電力が最低でも7.5Wとなっており、従来のUSB規格に比べて供給できる電力が引き上げられています。
また、USB4ではコネクタがUSB Type-Cに統一されており、USB Power Delivery(PD)の対応が必須となっています。
デバイス側がUSB PDに対応している場合、USB4であれば最大で100Wの電力供給が可能になるため、従来のUSB規格より供給できる電力が大幅に向上している点が特徴です。
そのため、ノートパソコンやディスプレイのように大きな電力を必要とするデバイスでも、USB PDに対応する充電器とUSB4を利用すれば充電時間を短縮できます。
なお、USB Type-Cでは、最大240Wの電力供給が可能なUSB PD EPRという規格も登場しており、デバイス側がUSB PD EPRに対応していれば、さらに高電力の供給が可能です。
映像出力が可能
USB Type-Cのコネクタは、USB規格以外の信号を流せるオルタネートモードに対応しています。
USB4はコネクタがUSB Type-Cのため、パソコンやスマホの映像をテレビなどのモニターに流すことが可能です。
ただし、オルタネートモードを利用するには、データを出力・入力するデバイスもオルタネートモードに対応していなければなりません。
たとえば、USB4でパソコンの映像をテレビに出力するには、パソコンとテレビの両方にUSB Type-Cのポートが搭載されている必要があるので注意しましょう。
USB4に互換性はある?
USBの規格は下位互換性があるため、USB4以前の規格に対応するデバイスでもUSB Type-Cのポートが搭載されたデバイスであれば利用できます。
ただし、転送速度はデバイスに対応する規格の速度となる点には注意が必要です。たとえば、USB3.1に対応するデバイスにUSB4のケーブルを接続しても、最大転送速度は10Gbpsとなります。
USB4とThunderbolt 4の違い
Thunderbolt(サンダーボルト)とはインテル社が開発した転送規格です。Thunderbolt 3以降の規格では、USB4と同様にUSB Type-Cのコネクタが採用されています。
2020年にThunderbolt 4が登場しており、最大転送速度40Gbpsであることや100Wの電力供給が可能なこと、映像出力ができることはUSB4と同じです。
ただし、電力の最小供給量と映像出力の可能台数に違いがあるので覚えておきましょう。
規格 | USB4 | Thunderbolt 4 |
---|---|---|
最小電力供給量 | 7.5W | 15W |
映像出力の可能台数 | 1台 | ・4K解像度:2台 ・8K解像度:1台 |
なお、USB4のケーブルとThunderbolt 4のケーブルはどちらも見た目が似ていますが、端子部分を確認すれば見分けることが可能です。
USB4は端子部分に「USB4」または「40Gbpsと240W」の文字が記載されており、Thunderbolt 4は端子部分に「雷のマークと数字の4」が記載されています。
快適なインターネット環境を整えるなら「ドコモ光」がおすすめ
自宅でパソコンやスマホを楽しむならインターネット環境を整えることが大切です。インターネット環境を整えたい方は、通信速度が速く、通信の安定性も高い「ドコモ光」をご検討ください。
「ドコモ光」では、最大通信速度※1が異なる「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ※2」をご用意しているため、インターネットの利用環境に合わせて最適なプランを選択可能です。
また、プロバイダも複数社から選択でき、なかには高性能のWi-Fiルーターをレンタルできる場合もあります。
新規の方であれば通常工事料が実質無料になる特典が適用※3されるため、初期費用を抑えることが可能です。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※4 |
(マンション) タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※5 |
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※1 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※2:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1 ベストエフォート値による最大通信速度
※2 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※3 回線工事種類に応じたdポイントをプレゼントいたします。特典進呈期間中に「ドコモ光」を解約となった場合、解約月の1か月後の月からdポイント(期間・用途限定)の付与は終了となります。新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要となります。特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。
※4 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※5 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

永年最大1,100円(税込)/月割引!※
・無料相談をする
※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
今後の普及が見込まれるUSB4の特徴を知っておこう
USB4は、2019年に登場したUSBの新しい規格です。従来の規格に比べて転送速度や供給できる電力などが向上しており、今後、USB4に対応したデバイスが主流になると考えられます。
USB4の特徴を理解し、対応デバイスを購入する際にUSB4を活用できるように準備しましょう。
また、パソコンやスマホを自宅で利用するのであれば、インターネット環境を整えることも大切です。
「ドコモ光」は最大通信速度※6が異なる2つのプランをご用意しており、インターネットの利用環境に合わせて最適なプランを選択可能です。
快適なインターネット環境を整えたい方は、この機会に「ドコモ光」をご検討ください。
※6 ベストエフォート値による最大通信速度

永年最大1,100円(税込)/月割引!※
・無料相談をする
※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

