電話線とLANケーブルの違いは?それぞれの役割や代用する方法も詳しく解説

通信ノウハウ

電話線とLANケーブルはどのような特徴があるのか、自宅の線がどちらかわからない方も多いのではないでしょうか。

見分けにくい特徴がある電話線とLANケーブルですが、それぞれ役割が異なります。

本記事では電話線とLANケーブルの違いやそれぞれの役割、代用する方法を解説します。

ご自宅のケーブルが電話線かLANケーブルか見分けられない方や代用する方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

電話線とは?

電話線とは、電話を使って通話するために使われるケーブルのことです。

電話線には、モジュラージャックと呼ばれるコネクタがあり、モジュラーケーブルと呼ばれることもあります。

なお、モジュラージャックについては、以下の記事で詳しく解説しているため、以下も併せてご覧ください。

「電話線差し込み口のモジュラージャックとは?仕組みや光コンセントとの違いなどを解説」

LANケーブルとは?

LANケーブルとは、インターネットに有線で接続する際に使われるケーブルのことです。

「LAN」とは、「Local Area Network」の略称で、自宅やオフィスの限られた範囲のネットワークをさします。

無線接続と比べてLANケーブルを用いた有線接続のほうが、通信の安定性が高い特徴があります。

なお、LANケーブルについては、以下の記事で詳しく解説しているため、併せてご覧ください。

「LANケーブルの見分け方は?カテゴリや種類を見分けるポイントをわかりやすく解説」

電話線とLANケーブルの違い

電話線とLANケーブルの違いは、以下の表のとおりです。

各項目 電話線 LANケーブル
コネクタ RJ-11 RJ-45(RJ-11より大きい)
用途 電話やFAX インターネット接続
ケーブルの太さ 比較的細い 比較的太い
芯数 2~6本 8本

電話線とLANケーブルの見た目は良く似ていますが、コネクタの大きさで違いを判断しやすいです。

電話線よりもLANケーブルの方がコネクタは大きく、芯数も多いため、LANケーブルの方が一回り大きいのが特徴です。

電話線の種類

電話線の種類を以下の2つに分けて紹介します。

  • 芯数
  • 形状

芯数

電話線には、6極2芯、6極4芯、6極6芯の3つの芯数があります。

6極2芯 一般家庭用の電話機に多く使用されている
6極4芯 事務所用の電話設備、警報機、多機能電話機に使用されている
6極6芯 ドアホン対応電話機や多機能な家庭用電話機に使用されている

また、上記のほかに4極や8極タイプもありますが、4極は電話機と受話器の間をつなぐケーブルで、8極はIP電話に使われるケーブルです。

形状

電話線の形状は、スタンダードタイプとフラットタイプの2つに分けられます。

スタンダードタイプ 丸い形状のケーブルで耐久性やノイズに優れる
フラットタイプ 厚みが少なく平たいため、狭い場所でも配線しやすい

壁に沿って配線する場合はスタンダードタイプ、隙間に配線する場合はフラットタイプを選ぶと良いです。

LANケーブルの種類

イメージ

LANケーブルの種類を、以下の3つに分けて紹介します。

  • 規格
  • 芯線
  • 形状

規格

LANケーブルにはカテゴリと呼ばれる規格があり、最大通信速度や伝送帯域が異なります。

カテゴリ 最大通信速度 伝送帯域
カテゴリ8 40Gbps 2,000MHz
カテゴリ7A 10Gbps 1,000MHz
カテゴリ7 10Gbps 600MHz
カテゴリ6A 10Gbps 500MHz
カテゴリ6 1Gbps 250MHz
カテゴリ5e 1Gbps 100MHz

LANケーブルは、カテゴリの数値が大きいほど、優れたスペックを持ちます。

ただし、LANケーブルのスペックを活かし切るためには、契約中のインターネット回線や対応するネットワーク機器が必要です。

芯線

LANケーブルの芯線には、単線とヨリ線の2種類があります。

単線 通信品質や耐久性は高いが、曲げにくく重たい
ヨリ線 通信品質や耐久性は低いが、曲げやすく軽い

一般的にケーブルの抜き差しが多く、取り回しを重視する場合は、ヨリ線を使うことが多いです。

一方、一度配線した後、触らなくなる場所では単線を使う傾向にあります。

形状

LANケーブルの形状には、スタンダードケーブル、フラットケーブル、極細ケーブルの3種類があります。

スタンダードケーブル 標準的な太さでノイズに強い
極細ケーブル 取り回しやすく狭い場所で使いやすい
フラットケーブル 平たい形状で壁際や隙間の配線がしやすい

配置する場所によって適した形状が異なるため、用途に合わせて選びましょう。

LANケーブルと電話線はそれぞれで代用できる

LANケーブルを電話線として使いたい場合、専用のコネクタを使えば代用できます。

LANケーブルと電話線ではコネクタが異なるため、代用するには変換アダプタが必要です。

また、電話線をLANケーブルとして活用したい場合、電話線とモデムをつなげればLANケーブルとして使用できます。

ただし、電話線をLANケーブルとして代用する場合、速度低下や通信が不安定になりやすい点に注意しましょう。

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タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※4
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間 なし または 2年定期契約
最大通信速度※1 ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※2:最大10Gbps
お申込み方法 ①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 ベストエフォート値による最大通信速度
※2 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※3 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※4 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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電話線とLANケーブルの違いを把握しておこう

電話線とLANケーブルは、それぞれ使う用途や特徴が異なります。

電話線とLANケーブルは、それぞれ代用できるものの、専用コネクタが必要、速度低下の可能性があるなどの注意点があります。

インターネット環境を整えることが目的の場合、電話線をLANケーブルの代用にするのではなく、「ドコモ光」への乗り換えがおすすめです。この機会にぜひご検討ください。

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