スマホからパソコンに写真を送るには?メールなど7つの方法や特徴、注意点を解説

通信ノウハウ

スマホからパソコンに写真を移動する方法は複数あります。インターネット環境が必要な場合や専用の機器が必要な場合など、方法ごとに必要なものや特徴はさまざまです。

本記事では、スマホからパソコンに写真を送る方法と、それぞれの特徴、メリット・デメリット、注意点を紹介します。

スマホのストレージを確保するためにパソコンに写真を移動させたい方、旅行やイベントで撮った写真をすぐにパソコンに送りたい方は参考にしてください。

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記事サマリー

スマホからパソコンに写真を送る方法はたくさんある

スマホからパソコンに写真を送る方法はメールのほかに多数あります。

方法は大きく分けて「オンライン環境で送る方法」と「オフライン環境で送る方法」の2パターンです。

オンラインで送る方法の一例はメール、クラウドストレージ、Web上のサービスなどが挙げられます。オフライン環境で送る方法の一例は、USB接続、SDカードの使用、Bluetooth🄬などです。

具体的な方法は後述するので、以降を参考にしてください。

スマホからパソコンに写真を送る7つの方法

スマホからパソコンに写真を送る方法とそれぞれの特徴は以下のとおりです。

オンラインでの方法

方法 メリット デメリット
①メールに添付して送る ・転送までの手間が少ない
・特別な機器やアプリは不要
・メールに添付できるファイルサイズに制限があるケースが多い
・大量の転送には不向き
・作業速度はインターネットの通信速度に依存する
・インターネット接続が必須
②クラウドストレージを使って送る ・デバイス間の接続が不要
・特別な機器やアプリは不要
・複数のデバイスへの転送・共有に適している
・ストレージ容量を柔軟に変更できる
・ストレージの拡張には課金が必要
・アップロードやダウンロードに時間がかかる
・インターネット接続が必須
③ファイル転送アプリを使って送る ・使い方が簡単
・専用リンクを使っての第三者にも転送・共有できる
・ある程度大きいファイルも送れる
・URLが漏洩すると第三者からもアクセスされる
・仕事での利用や個人情報が映った写真の転送には不向き
・ファイルの保存期間が限られている
・インターネット接続が必須
④メッセージアプリを使って送る ・メッセージを送る感覚で写真を送れる ・添付できるファイルサイズに制限があることが多い
・インターネット接続が必須

オフラインでの方法

方法 メリット デメリット
⑤Bluetooth🄬を使って送る ・特別な機器は不要
・インターネットがなくても送れる
・転送速度は遅め
・大量の写真やサイズの大きい写真の転送には不向き
・送受信するデバイスの両方がBluetooth🄬機能を備えている必要がある
⑥USBケーブルに接続して送る ・有線接続のため安定した速度で写真データを転送できる
・インターネットがなくても送れる
・他人のパソコンへの転送時は注意が必要
・USBケーブルの用意が必要
⑦SDカードを使って送る ・写真の保存先としても使える
・インターネットがなくても送れる
・紛失・破損のリスクがある
・スマホにSDカードを挿入するスロットがない場合、別途機器の用意が必要

上記のメリット、デメリットを踏まえて、それぞれの方法を詳しく紹介します。

① メールに添付して送る

写真はメールサービスを使って簡単にパソコンへ送ることが可能です。送信したい写真を選び、メールに添付してご自身のメールアドレスに送信し、パソコン側で開くだけで完了します。

特別なアプリや機器が必要ない点や、インターネットさえあれば簡単に利用可能な点がメリットです。

一方、メールサービスによって添付ファイルの容量制限があるため、大量の写真や高画質な写真を送る際には向いていません。

また、インターネット通信を使うため、データ容量が気になる場合や通信速度が遅い環境では効率が下がることもあります。

少量の写真を送る場合におすすめの方法です。

② クラウドストレージを使って送る

クラウドストレージとは、インターネット上でファイルの共有や管理ができるサービスです。「Google Drive」や「iCloud」「Dropbox」などがクラウドストレージの代表例に挙げられます。

クラウドストレージのアカウントを作成すれば、スマホからパソコンに簡単に写真をアップロードでき、パソコンで同様のクラウドストレージにアクセスしてファイルをダウンロード可能です。

Web上のサービスに写真や動画などのファイルが保存されるため、デバイス間で物理的に接続する必要はありません。

特別な機器も必要ない点や、必要に応じてストレージ容量を増やせる点がメリットです。

アカウントにログインすれば、どのデバイスからでもアップロード・ダウンロードができます。

そのため、複数のデバイスを利用している場合や、大量のファイルのバックアップを兼ねたい場合に便利です。

一方、無料で利用できるクラウドストレージは容量が限られており、容量を増やしたい場合は基本的に月額課金が必要になります。また、利用にはインターネット接続が必須かつ、通信環境によってはアップロードやダウンロードに時間がかかる可能性がある点はデメリットです。

③ ファイル転送アプリを使って送る

Web上で提供されている、ファイルを共有できるサービスを使って送信する方法です。「Googleフォト」や「Gyazo」、「ギガファイル便」などのサービスが代表例に挙げられます。

写真をアップロードして専用リンクを生成すると、そのリンクを使ってアップロードしたファイルにアクセスできます。

リンクを知っている人であれば誰でもアクセス可能です。ある程度容量の大きいファイルでも送れる点や、ご自身以外の人とも共有しやすい点がメリットです。

ただし、リンクの有効期限があり、長期保存には向いていません。

また、URLを知っていれば誰でもアクセスできるため、プライバシー保護の観点から個人情報が映った写真や、機密性の高い仕事で使用する写真などの共有には適していない点に注意しましょう。

④ メッセージアプリを使って送る

メッセージアプリを使って写真を送信する方法です。代表的なメッセージアプリには、「LINE」やFacebookの「メッセンジャー」などが挙げられます。

メッセージを送るように写真を送れるため、スマホから送り、パソコン側でアプリにアクセスする形で写真の移動が可能です。

ただし、メッセージアプリでは添付できるファイルサイズの上限が小さい傾向にあります。そのため、大容量のファイル転送には向いていません。

⑤ Bluetooth🄬を使って送る

Bluetooth🄬とは、2.4GHz帯を使った通信でデバイス間をつなぐ無線通信技術のひとつです。Bluetooth🄬を活用すれば、スマホとパソコン間で写真をワイヤレスで転送できます。

Androidで利用できる「Quick Share」や、iPhoneで利用できる「AirDrop」などがその一例です。

近距離であれば、インターネット環境がなくても利用可能な点や特別な機器が不要な点がメリットです。

一方、データ転送速度が遅い傾向にあるため、大量の写真や高画質な写真の送信には向いていません。また、Bluetooth🄬機能が両方のデバイスに搭載されている必要があり、通信範囲が限られる点もデメリットです。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。 iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2025 Apple Inc. All rights reserved.

⑥ USBケーブルに接続して送る

スマホとパソコンをUSBケーブルで接続して写真を送る方法です。

有線接続のため、安定したデータ転送が可能な点や大量の写真や高画質な写真でもスムーズに移動しやすい点、インターネットを使わないため通信量を気にせず利用できる点など多くのメリットがあります。

ただし、専用のケーブルが必要であり、デバイスごとにアプリのインストールや設定が必要になる場合があるかもしれません。

また、他人のパソコンに接続すると、スマホに入っている写真以外のファイルや個人情報の閲覧も可能になる点には注意が必要です。

定期的に多くのデータをご自身のパソコンに移行する方におすすめの方法です。

⑦ SDカードを使って送る

スマホに挿入したSDカードに写真を入れて取り外し、パソコン側に移動させる方法です。SDカードの容量分だけファイルを移動できるため、容量次第では大量の写真を一度に転送できる効率的な手段です。

また、インターネット接続も必要ありません。さらに、SDカード自体が物理的なバックアップとしても活用できる点がメリットです。

一方、SDカードは小さく、カード自体を紛失・破損してしまうとデータも失ってしまうリスクがあります。また、スマホやパソコンにSDカードを接続できるスロットが備えられていることが前提の方法です。

たとえば、iPhoneはSDカードが挿入できないため、カードリーダーやUSB端子の外付けSSDなどを使う必要があります。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。 iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2025 Apple Inc. All rights reserved.

スマホからパソコンに写真を送るメリット

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スマホからパソコンに写真を送るメリットは以下のとおりです。

  • スマホのデータ保存容量を確保できる
  • スマホデータのバックアップにつながる
  • パソコンの大画面で写真を見られる

それぞれ詳しく紹介します。

スマホのデータ保存容量を確保できる

スマホからパソコンに写真を送ることで、スマホのストレージを確保できます。高画質な写真や動画はスマホの容量を圧迫し、ほかアプリの利用や新たなデータ保存に支障をきたすことがあります。

定期的に写真をパソコンに移動すればスマホの空き容量を増やせるので、快適にスマホを使用し続けられるでしょう。

ストレージが不足するとスマホアプリが重くなるなど、スマホの不調にもつながるため、ストレージは定期的に整理することをおすすめします。

スマホデータのバックアップにつながる

スマホからパソコンへのデータ移行は、バックアップの役割も果たします。スマホは日常的に持ち歩くため、紛失や故障、データ消失のリスクがともないます。

定期的に写真をパソコンに移動しておくと、万が一スマホのデータが紛失したり、スマホ自体が使えなくなったりしてもパソコンから復元可能です。

パソコンの大画面で写真を見られる

スマホからパソコンに写真を送れば、パソコンの大画面で写真を確認・編集できます。細かいディテールを確認したい場合や、細かい編集を行いたい場合には大画面の方が、作業がしやすいため、仕上がりのクオリティも向上するでしょう。

パソコンの画像編集ソフトを活用すれば、フィルターや補正、加工など、スマホのアプリ以上の機能を活用可能です。スライドショー機能を使えば、家族や友人と大画面で写真を楽しむこともできます。

メールなどを使ってスマホからパソコンに写真を送る際の注意点

スマホからパソコンに写真を送る際には、以下の点に注意してください。

  • パソコン本体のストレージを圧迫する
  • 送信方法によってはファイルのサイズや画質が変わる可能性がある
  • クラウドストレージの利用は通信環境が必要
  • 添付できるファイルのサイズが決められている場合がある
  • 転送方法によってはデータ通信が発生する

スマホからパソコンに写真を送る際には、方法ごとにメリット・デメリットがあるほか、オフライン、オンラインの違いによる特徴もあります。

特に、インターネットに接続して写真を送るなら、データ通信が発生するため契約しているプランのデータ容量には注意が必要です。

大量かつ大容量の写真データを、インターネットを介して送ると、大量のデータ容量を消費します。

インターネットを介してスマホからパソコンに写真を送る機会が多いなら、比較的余裕のあるデータ容量のプランを選びましょう。

スマホを使うなら「ahamo」がおすすめ

インターネットを介してスマホからパソコンに写真を送る機会が多いなら「ahamo」がおすすめです。月額2,970円(税込)※1で30GBまで使え、テザリングもお申込み不要かつ無料で使えます。

もし30GBを超えてしまっても、いつでも1GB550円(税込)でデータの追加購入が可能です。月額1,980円(税込)で+80GBの「大盛りオプション」も用意しています。

追加購入すれば、月額4,950円(税込)※2で合計110GBまで使えます。高画質な写真や大量のデータを送る際でも余裕を持って対応可能です。

さらに、1回あたり5分以内の国内通話が何度でも無料※3で利用できるオプション不要のサービスも付帯しています。

「ahamo」は必要に応じてデータ容量を追加購入できるため、急な転送作業や長期の旅行中など、ご自身の状況に応じて通信量を増やしたい方や、オンライン上のサービスを利用してスマホからパソコンに写真を送る機会が多い方におすすめです。

※1 機種代金が別途かかります。
※2 月額4,950円(税込)は、30GB(2,970円/月)に80GBの大盛りオプション(1,980円/月)を追加した価格です。
※3 5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。

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パソコンに写真を送る方法を覚えてスマホをもっと楽しもう

スマホからパソコンに写真を送る方法は大きく分けてオンラインの方法とオフラインの方法に分けられます。

オフラインの方法では、USBやSDカードなど専用機器が必要です。Bluetooth🄬は機器を使用せず、無線接続で利用できますが、高画質な写真・動画だと転送に時間がかかることもあります。

オンラインで送る方法にはメールやクラウドストレージの利用が挙げられ、インターネットに接続できれば手軽にパソコンへ共有できる点が大きな魅力です。

ただし、インターネット環境を利用するため、データ容量はある程度余裕をもったプランに契約しておくことをおすすめします。

オンラインサービスを使用してスマホからパソコンに写真を送る機会が多い方は、ぜひ「ahamo」をご検討ください。

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※「Bluetooth」は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、株式会社NTTドコモはライセンスを受けて使用しております。

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