スマホが重い理由とは
スマホが重い主な原因は以下のとおりです。
- ①ストレージ(ROM)が不足している
- ②メモリ(RAM)が圧迫されている
- ③CPU性能が不足している
- ④OSやアプリのバージョンが最新ではない
- ⑤バッテリーが劣化している
- ⑥インターネットの通信環境に問題がある
- ⑦スマホが高温になりすぎている
- ⑧スマホが故障している
それぞれ詳しく紹介します。
①ストレージ(ROM)が不足している
スマホのストレージ(ROM)が不足すると、動作が重くなる原因になります。写真や動画、アプリ、ダウンロードファイルが溜まりすぎると、スマホのシステムが必要な空き容量を確保できなくなるためです。
ストレージ不足はアプリの更新や新しいデータの保存を妨げるため、定期的にストレージの使用状況を確認しましょう。ストレージに余裕がなくなってきたら整理する習慣をつけることが重要です。
②メモリ(RAM)が圧迫されている
スマホのメモリ(RAM)は、一時的なデータ処理やアプリの実行に使われます。
ストレージ(ROM)が動画や写真の保存に使用されるのに対し、メモリ(RAM)は作業中のアプリやソフトウェア、ファイルなどを一時的に保存する領域です。メモリの容量が大きく、余裕があるほど動作が軽くなります。
一方、バックグラウンドで複数のアプリが動作しているとメモリが圧迫され、スマホの動作は遅くなることが一般的です。メモリ容量はスマホによって異なり、容量が少ない機種では、圧迫による影響が大きい傾向にあります。
③CPU性能が不足している
CPUは計算処理やアプリの動作を支えている、スマホの頭脳にあたる部分です。負荷の高いアプリや最新のゲームを使用する際、CPU性能が不足していると処理が追いつかず、スマホが重くなることがあります。
スペックの低いスマホや古いスマホではCPU性能の不足により、複数のタスクを同時に処理するのが難しかったり、最新のアプリがスムーズに動作しなかったりする場合もあります。
④OSやアプリのバージョンが最新ではない
スマホのOSやアプリが古いバージョンのままだと、動作が不安定になり、重くなることがあるため定期的な更新が必要です。
最新バージョンではバグ修正や性能改善が行われているため、更新を怠ると動作の重さ以外の不具合発生にもつながります。
⑤バッテリーが劣化している
バッテリーの劣化もスマホの動作に影響をおよぼします。劣化したバッテリーでは十分な電力が供給できず、動作が不安定になるためです。
また、省電力機能をONにしている場合もCPUの動作が制限され、動作が重くなる可能性があります。
⑥インターネットの通信環境に問題がある
アプリ利用時やWeb利用時にスマホが重く感じられるなら、インターネットの通信環境に問題があるかもしれません。Wi-Fiやモバイルデータの通信速度が遅いと、アプリやWebページの読み込みに時間がかかります。
通常時の通信速度に問題がなくても、電波の弱い場所や混雑した時間帯では、一時的に通信環境が悪化する可能性があります。
⑦スマホが高温になりすぎている
スマホは極端な温度環境での使用に弱く、高温や低温にさらされると動作が遅くなることがあるため注意しましょう。特に高温の場合、CPUが過熱を防ぐために性能を抑える機能が働きます。
低温の場合も、バッテリー性能が低下して動作が不安定になることがあるため、極端な温度環境で使用する際にはスマホの温度を調整する工夫が必要です。
⑧スマホが故障している
長年使用したスマホは、前述した原因が重なって発生する可能性があるほか、部品の劣化や性能の限界により動作が遅くなることがあります。特定の原因が当てはまらないにも関わらず、スマホの動作が重いのであれば、スマホ自体が故障している可能性も否定できません。
特に古いスマホは故障の可能性が高くなるほか、最新のアプリやOSに対応していないケースもあるため、快適な使用が難しくなります。
スマホが重いときの対処法
スマホが重い理由別の対処法は以下のとおりです。
- ①スマホを再起動する
- ②ストレージ容量に空きを作る
- ③アプリを終了する
- ④OSやアプリのバージョンを更新する
- ⑤バッテリーの設定や状態を確認する
- ⑥スマホの通信状態を確認する
- ⑦スマホを修理に出す
- ⑧新しいスマホに買替える
それぞれ詳しく紹介します。
①スマホを再起動する
スマホの動作が重いと感じたら、まず試してほしい方法が再起動です。スマホを長時間使用していると、バックグラウンドで動作しているアプリやキャッシュデータが蓄積し、メモリ(RAM)やCPUに負荷がかかります。
再起動を行うと、一時的なメモリの使用量がリセットされ、不要なプロセスが終了するため、動作が軽くなることが期待できます。再起動によってシステムの小さな不具合が解消されることもあるため、まずは再起動による解消を試してみてください。
定期的な再起動により、スマホのパフォーマンスを維持できます。
②ストレージ容量に空きを作る
ストレージ容量(ROM)の不足が原因で動作が遅い場合、以下の対処法を試してください。
- 不要な写真や動画を削除する
- 使っていないアプリをアンインストールする
- クラウドストレージや外部ストレージにデータを移動させる
特に写真や動画の削除やダウンロードファイルの定期的な整理は、ストレージの最適化に効果的です。ストレージ容量に余裕がある状態を保てれば、スマホのパフォーマンスが安定しやすくなります。
③アプリを終了する
メモリの圧迫やCPUの負荷が原因で動作が重い場合、以下の対処法を試してください。
- アプリを終了する
- バックグラウンドで動いているアプリを停止する
アプリを多数起動しているとCPUに負荷がかかり、処理能力が落ち込むため、使用していないアプリはこまめに終了しましょう。
また、データ処理作業のリセットには、スマホの再起動も有効です。
④OSやアプリのバージョンを更新する
スマホのOSやアプリは最新バージョンに保つことが大切です。最新バージョンにはバグ修正や性能改善が含まれていることが多いため、更新通知が届いたらその都度アップデートすることを心がけましょう。
ただし、古すぎるスマホでは最新のOSが負担になる場合や、最新のOSに対応していないケースがあります。スマホの機種が古すぎるのであれば、新しい機種への買替えも検討しましょう。
⑤バッテリーの設定や状態を確認する
スマホの省電力モードがONになっている場合、CPUの性能が制限されるため、スマホが重くなることがあります。省電力機能は必要に応じてON・OFFを切り替えられるため、設定で確認してみてください。
バッテリーの劣化具合は設定画面で確認できます。一度チェックし、劣化が進んでいる場合はバッテリー交換を検討しましょう。
⑥スマホの通信状態を確認する
インターネットの通信状態が原因に考えられるなら、Wi-Fi接続やモバイルデータ通信が正常に機能しているか確認しましょう。状況に応じて、以下の対処法を試してみてください。
- ルーターを再起動する
- ネットワーク設定をリセットする
- 電波の良い場所に移動する
もしスマホ回線の通信速度やデータ容量に不満がある場合は、キャリアや通信プランの見直しをおすすめします。
⑦スマホを修理に出す
スマホが重い原因がわからない場合や、故障・劣化に起因する場合、修理が必要です。特に、以下の症状がみられるときは、メーカーや専門の修理業者に相談してください。
- 画面のタッチ反応が悪い
- 特定のアプリだけが頻繁にクラッシュする
- 勝手にフリーズや再起動を繰り返す
水濡れや衝撃が原因で内部部品にダメージが生じていることも考えられます。修理費用が高額になる場合は、スマホ自体の買替えも選択肢のひとつです。
⑧新しいスマホに買替える
スマホが古すぎる場合は買替えがおすすめです。スマホの寿命は通常3〜5年程度といわれています。古いスマホでは最新アプリやOSに対応できず、動作が重くなることが避けられません。
現在使用しているスマホより性能の高いスマホに買替えることで、ストレスなく操作できるでしょう。
また、スマホの買替えと同時に、料金プランを見直せば、最新のスマホを快適に利用しつつ月額料金も抑えられるかもしれません。
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※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2025 Apple Inc. All rights reserved.
スマホが重い理由を知って正しく対処しよう
スマホが重くなる理由はストレージやメモリ不足、CPUの負荷などが主な原因です。データやアプリの整理により比較的簡単に解消するケースもあります。一方、スマホが古すぎる、スペックが低い、故障しているなどの場合は解消が難しいでしょう。
重いまま使い続けるとさらにスマホに負担がかかり、より動作が重くなることも考えられます。ストレスなくスマホを使いたいなら、新しい機種や余裕のあるデータプランへの買替え・変更がおすすめです。
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