「Operating System Not Found」の意味とは?
「Operating System Not Found」とはOS(オペレーティングシステム)が見つからないときに表示されるエラーメッセージのことです。
OS(オペレーティングシステム)とは、パソコンの操作やアプリの利用に必要なソフトウェアのことを示し、OSが見つからないとパソコンを操作できません。
なお、表示されるエラーメッセージは、パソコンのメーカーによって異なり、以下のメッセージが表示されることもあります。
- Missing Operating System:OSが見つかりません
- Non-System disk or disk error:システムディスクがないか、ディスクのエラーが発生しています
- DISK BOOT FAILURE:ディスク起動に失敗しました
- no operating system found:OSが見つかりません
- windows operating system not found:Windowsのオペレーティングシステムが見つかりません
「Operating System Not Found」が表示される主な原因
「Operating System Not Found」が表示される主な原因は以下の3つです。
- HDDやSSDの物理障害
- HDDやSSDの論理障害
- BIOSに不具合が発生している
HDDやSSDの物理障害
HDDやSSDで物理障害が発生した場合、「Operating System Not Found」が表示されることがあります。
物理障害とは、HDDやSSDが物理的に故障した状態のことです。
たとえば、HDDやSSDに強い衝撃や急な給電停止、高温多湿環境での使用で、内部の機器や部品が損傷した際に起こります。
物理障害が考えられる場合、誤った操作を続けるとデータ復旧が難しくなる可能性があるため、すぐに通電を停止しましょう。
HDDやSSDの論理障害
HDDやSSDで論理障害が発生した場合、「Operating System Not Found」が表示されることがあります。
論理障害とは、HDDやSSD自体に問題がなく、内部に保存されたデータに不具合が発生した状態のことです。
論理障害が発生する主な原因は以下の4つです。
- データの削除
- データの上書き
- フォーマット
- リカバリ
なお、HDDやSSDの論理障害が原因の場合でも、物理障害と見分けるのは難しいため、異常が見られた際は修理に出したほうが良いでしょう。
BIOSに不具合が発生している
BIOSに不具合が発生すると「Operating System Not Found」が表示されることがあります。
BIOSとは、「Basic Input Output System」の略称で、パソコンのマザーボードに搭載され、パソコンの電源が入った際に最初に動き、OSの読み込みやハードウェアを制御するプログラムのことです。
BIOSに不具合が起こる理由は、以下の3つが考えられます。
- ドライブの起動順位の設定ミス
- ストレージデバイスの認識不良
- BIOS設定のリセットや変更
「Operating System Not Found」が表示されたときの解決方法
「Operating System Not Found」が表示されたときは、以下の解決方法を試してみましょう。
- BIOSの設定を見直す
- 外部機器を取り外す
- Windowsのスタートアップ修復を行う
- システムの復元で以前の状態に戻す
BIOSの設定を見直す
BIOSの起動順位に問題がある場合、「Operating System Not Found」が表示されるため、起動順位を確認し、問題があれば変更しましょう。
パソコンの初期設定では、BIOSで内蔵ストレージから起動する設定になっていますが、何らかの誤操作で起動順位が変更され「Operating System Not Found」が表示されている可能性があります。
BIOSの起動順位を変更する手順は以下のとおりです。
- パソコンの電源をつける
- 起動時に「DEL」または「F2」を押し、BIOS設定画面に移る
- 「Boot」タブを選択する
- 内蔵ハードディスクの起動順位が最初になる設定を選ぶ
- 変更を保存してBIOS設定を終了する
- パソコンを再起動する
なお、BIOSの起動順の変更は、パソコンの知識が少ない方には難しく、誤った操作をするとデータ削除のリスクがあります。
そのため、設定変更が不安な方は、サポート窓口への相談を検討してください。
外部機器を取り外す
外部のUSBデバイスや周辺機器を接続している場合、パソコン起動時に誤って外部機器を読み込むことがあります。
そのため、パソコンに取り付けている外部機器を全て取り外し、内部ストレージを優先して起動できる状態にしましょう。
外部機器を取り外す手順は以下のとおりです。
- パソコンの電源を切る
- USBデバイスや外付けHDD、CD、DVDなど全ての外部機器を取り外す
- パソコンの電源を起動し、問題が起こらないか確認する
Windowsのスタートアップ修復を行う
Windowsのスタートアップ修復を行うと、「Operating System Not Found」の問題が解決し、パソコンが起動できることがあります。
スタートアップ修復とは、Windowsに搭載されている機能のことで、Windowsが正常に起動できないとき、パソコンの問題を自動的に診断して修復してくれる機能のことです。
パソコン側で問題を検知した際に自動的に修復してくれるため、原因が特定できないときは、スタートアップ修復を行いましょう。
Windows 11やWindows 10でスタートアップ修復の手順は以下のとおりです。
- エラーメッセージ表示状態で「リセットボタン」または「電源ボタン」を長押ししてパソコンを強制終了させる
- 電源を再度付ける
- ロゴマーク表示状態中に「リセットボタン」または「電源ボタン」を長押ししてパソコンを強制終了させる
- 連続して2回行い、3回目の起動時に「自動修復を準備しています」の表示を出して「PCを診断中」のメッセージが表示されるのを待つ
- 自動修復画面で「詳細オプション」を選ぶ
- トラブルシューティングを選ぶ
- 「詳細オプション」を選び「スタートアップ修復」を選ぶ
- 修復完了まで待ち終了
システムの復元で以前の状態に戻す
「Operating System Not Found」の問題は、システムの復元で以前の状態に戻すことで解決できることがあります。
システムの復元とは、パソコンの設定情報を過去の時点に戻すことです。Windowsが自動的にバックアップを取った時点に戻せるため、「Operating System Not Found」が出ていない状態の時点に戻せます。
ただし、システムの復元を実行すると、復元ポイント以降に保存したデータは全て削除されるため、注意しましょう。
Windows 11、Windows 10のシステムの復元の手順は以下のとおりです。
- エラーメッセージ表示状態で「リセットボタン」または「電源ボタン」を長押ししてパソコンを強制終了させる
- 電源を再度付ける
- ロゴマーク表示状態中に「リセットボタン」または「電源ボタン」を長押ししてパソコンを強制終了させる
- 連続して2回行い、3回目の起動時に「自動修復を準備しています」の表示を出して「PCを診断中」のメッセージが表示されるのを待つ
- 自動修復画面で「詳細オプション」を選ぶ
- トラブルシューティングを選ぶ
- 「詳細オプション」を選び「システムの復元」を選ぶ
- 「復元ポイント」一覧から希望する「復元ポイント」を選び「次へ」を選ぶ
- 「復元ポイント」の詳細を確認して「完了」を選ぶ
- 最終確認メッセージが表示され「はい」を選ぶ
- システムの復元完了メッセージを確認して「再起動」を選ぶ
- パソコンの再起動後、サインインする
- デスクトップ画面に「システムの復元は正常に完了しました」と表示されて完了
「ドコモ光」なら「Operating System Not Found」時もサポート対応が受けられる
「Operating System Not Found」やそのほかのトラブルに備えたい方には、「ドコモ光」がおすすめです。
「ドコモ光」では、月額550円の「ネットトータルサポート」※1のオプションを提供しており、電話でのサポートを提供しています。
さらに、別途料金にて修理、訪問サポート、データ復旧を依頼できます。
パソコンだけでなく、外付けHDDやUSBメモリの修理や訪問サポートも対象のため、「Operating System Not Found」が発生しても対応してもらいやすいです。
パソコンの故障やトラブルに備えたい方は、この機会に「ドコモ光」をご検討ください。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※2 |
(マンション) タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※3 |
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※4 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※5:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※2 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
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※4 ベストエフォート値による最大通信速度
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「Operating System Not Found」の状況を正しく理解して適切に対応しよう
「Operating System Not Found」は、さまざまな原因で発生し、解決方法がいくつもあるトラブルです。
ご自身で原因の特定や解決が難しいことも多く、専門業者に依頼したほうが解決しやすいでしょう。
「ドコモ光」では、有料オプションサービスを提供しており、「Operating System Not Found」のトラブルの際にも相談できます。
サポート対応が充実した光回線をお探しの方は、この機会に「ドコモ光」をご検討ください。

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