ITとICTの違いとは?あわせてIoTの意味や活用事例もわかりやすく紹介!

通信ノウハウ

ITやICTという言葉を聞いたことはあるものの、言葉の違いがわからない方もいるのではないでしょうか。

ITとICTは、インターネットの通信に関係する言葉で、近年はICTという言葉を使う機会が増えてきています。

本記事では、ITとICTの違い、あわせてIoTの意味、活用事例も紹介します。正しくITやICTを活用するためにも、言葉の意味を正確に把握しておきましょう。

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記事サマリー

IT、ICTとは?

ITとは、情報技術(Information Technology)の略称で、パソコンやデータ通信に関する技術のことです。

一方、ICTは、情報通信技術(Information and Communication Technology)の略称であり、情報や通信に関する技術の総称です。

たとえば、インターネットでの検索やSNSでの情報共有、インターネット通販はITやICTの技術によって支えられています。

ITとICTの違い

ITとICTは、ほとんど同じ意味を持っており、日本国内ではITの方が普及していました。

ITは、2000年に日本政府が進めた「e-Japan戦略」で使われた言葉で、その後、一般的に使われるようになりました。

しかし、厳密には、ITは「情報技術」、ICTは「情報通信技術」の略称のため、以下の使い分けを行うこともあります。

  • IT:情報通信に関する技術
  • ICT:情報通信に関する技術を活用する

海外ではICTが定着している

海外ではITという言葉を使うことが少なく、ICTを使うことが一般的です。

また、日本国内でも、2004年の「u-Japan戦略」時からICTの言葉が使われはじめており、ITという言葉を使う頻度が減ってきました。

そのため、厳密には言葉の意味が違うITとICTですが、今後はICTの言葉ばかり使うかもしれません。

IT、ICTの活用事例

IT、ICTの活用事例3つを紹介します。

  • タブレットやパソコンを使った教育
  • センサー技術による介護
  • 通知システムを活用した防災

それぞれの内容を詳しく紹介します。

タブレットやパソコンを使った教育

教育現場では、タブレットやパソコンを授業で活用しています。

タブレットやパソコンを使い、映像や画像を活用した授業や、情報活用能力や情報モラルの向上を図っています。

また、タブレットやパソコンを使用することで、今まで紙や手書きで用意していた教材の準備時間を削減でき、教員の業務負担軽減にもつながっています。

そのほかの、教育現場での活用事例は以下のとおりです。

  • 会議をTV会議化して距離や時間ハンディを克服
  • 小中学校で遠隔授業の実施
  • 学生証アプリ

センサー技術による介護

介護の現場でも、ITやICTの技術が活用されています。

たとえば、見守りセンサーの使用により、ベッドからの離床や転落を検知し、介護者やスタッフの負担を軽減しています。

そのほかの介護現場での活用事例は以下のとおりです。

  • 介護記録をクラウド上で一括自動集計
  • 労務管理のICT化
  • 排泄予測システム

通知システムを活用した防災

自然災害の防災システムにも、ICT技術が活用されています。

ICT技術を活用した通知システムでは、アプリを開かなくても災害の通知が届くため、現状を素早く把握できます。

そのほか、さまざまな企業でICT技術の活用が進んでおり、たとえば、「ドコモ」では以下の通知システムを提供しています。

サービス名 内容
緊急速報「エリアメール」 気象庁が配信する緊急地震速報や津波警報、国・地方公共団体が配信する災害・避難情報を独自的に一斉同報配信
一斉同報通信サービス ドクターヘリの出動要請を一斉連絡するサービスを提供し救急医療の迅速化に貢献

日本は自然災害が多いため、通知システムの重要性は高いでしょう。

あわせて知っておきたい、IoTとは?

イメージ

IoTとは、「Internet of Things」の略称で、「モノのインターネット」と言われています。

さまざまなモノをインターネットにつなぎ、遠隔操作や情報収集を行えます。

たとえば、エアコンとインターネットをつなげれば、帰宅中にスマホなどからエアコンの電源を入れることが可能です。

IoTの活用事例

IoTの活用事例を4つ紹介します。

  • スマート家電
  • ウェアラブルデバイス
  • 物流業
  • 製造業

スマート家電

スマート家電とは、インターネットに接続して、遠隔操作できる家電のことです。

従来の家電は、電源操作をご自身で行う必要がありましたが、スマート家電では遠隔操作や自動操作ができます。製品にもよりますが、どこからでもスマホのアプリで家電の操作が可能です。

主なスマート家電の種類は以下のとおりです。

  • 冷蔵庫
  • ロボット掃除機
  • 洗濯機
  • エアコン
  • 炊飯器

ウェアラブルデバイス

ウェアラブルデバイスとは、腕や頭部など身体に装着して利用するデバイスの総称です。

ウェアラブルデバイスを通して、歩行数や睡眠の質などのデータを毎日収集できるため、健康管理や医療の分野で利用されています。

身体につけてもストレスなく使用できるように、小型で軽量に作られている特徴があります。

主なウェアラブルデバイスの種類は以下のとおりです。

  • 腕時計
  • メガネ・ゴーグル
  • 指輪
  • ヘッドセット・帽子

物流業

物流業では、配送トラックにGPSトラッカーを取り付けて、トラックの位置や状況確認を効率化しています。

トラックの位置を正確に把握できるため、顧客への正確な位置情報の提供が可能となり、顧客満足度の向上に役立ちます。

また、リアルタイム追跡で収集したデータを活用して、輸送ルートの効率化や代替ルートの選択も行えます。

製造業

製造業では、機械の稼働状況を可視化するシステムや、工場外から遠隔操作できるシステムを導入しています。

製品の品質向上や生産性の効率化が期待できるため、IoT技術によるメリットは大きいでしょう。

ほかにも、生産状況や工程進捗状況を可視化できるため、現場の管理者や作業員も作業しやすくなります。

IT、ICTを活用するなら「ドコモ光」がおすすめ

IT、ICTを活用するためには、インターネット回線が必要なため、高速通信が可能な「ドコモ光」がおすすめです。

最大10Gbps※1の通信速度に対応している「ドコモ光 10ギガ※2」は、さまざまなデバイスを同時に接続しても安定して使いやすいです。

IT、ICTやIoTデバイスを導入したい方は、この機会に「ドコモ光」もご検討ください。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※3
(マンション)
タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※4
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間 なし または 2年定期契約
最大通信速度※1 ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※2:最大10Gbps
お申込み方法 ①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 ベストエフォート値による最大通信速度
※2 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※3 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※4 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

ICTとITの違いを理解して上手に活用しよう

ITとICTの違いはほとんどなく、近年は同じ意味で使われることも増えてきました。

また、国際的にはICTが使われることが多いため、日本国内でもICTを使う頻度が増えていくかもしれません。

今後、ICTはさらに身近になる可能性が高く、活用すると毎日の暮らしが快適になる可能性があります。

ICTやIoTを活用するためには、インターネット回線が必要になるため、快適に使える「ドコモ光」を検討してみてはいかがでしょうか。

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