落雷で停電が発生する理由
落雷による停電は、落雷現象によって電線・変圧器などの電気を送る設備が損傷するために起こります。落雷現象には、大きく直撃雷と誘導雷があります。
落雷現象 | 特徴 |
---|---|
直撃雷 | 電柱や建物などに直接雷が落ちることで、大量の電流と強い電圧が生じます。 |
誘導雷 | 電柱や建物などに直接雷は落ちませんが、電磁誘導によって大量の電流と強い電圧が生じます。 |
直撃雷と誘導雷のどちらも停電の原因になる場合があるため、近くで雷が発生している場合は注意が必要です。
なお、落雷によって電線やアンテナから大量の電流と強い電圧が宅内に流れ込むと、電子機器の故障やインターネットに接続できないなどの症状が起こることがあります。
落雷で停電したときにやるべきことは?
落雷が原因で停電したときは、大量の電流と強い電圧が宅内に流れ込んでいる可能性があるため、正しく対処することが大切です。以下では、落雷による停電時にやるべきことを紹介します。
まずは身の安全を確保する
一般家庭用の電圧は100V(ボルト)ですが、雷は瞬間的に200万V(ボルト)~1億Vの電圧が生じるといわれています。
落雷による停電時は、通常の2万倍~100万倍の電圧が生じる可能性があるため、電源を復旧させることより、まずはご自身の安全を確保することが大切です。
木造建築内部は基本的に安全ですが、全ての電子機器や壁、天井から1m以上離れた場所で待機することが推奨されています。
また、鉄筋コンクリート建築や自動車内は比較的安全な空間とされています。そのため、自家用車がある方は、一旦車内に避難するのも良いでしょう。
そのほか、停電時はいつ電気が復旧するかわからないため、懐中電灯やランプなどの照明器具を確保することも重要です。決まった場所に照明器具を用意しておくなど、普段から防災対策を心がけておくと良いでしょう。
ブレーカーを確認する
落雷で停電した場合、誤作動でブレーカーが落ちている可能性があるため、安全を確保した上でブレーカーを確認しましょう。
ブレーカーには電気を安全に利用するための制御装置の役割があり、大きく3つの種類があります。ブレーカーの種類とそれぞれの役割は、以下のとおりです。
種類 | 役割 |
---|---|
アンペアブレーカー | 住宅全体の電気の総量を管理します。ブレーカーが落ちると、住宅全体が停電します。 |
安全ブレーカー | 各部屋の電気の供給量を管理します。ブレーカーが落ちると、対応する部屋のみ停電します。 |
漏電ブレーカー | 住宅の電気回路内に漏電がある場合、電気の流れを遮断します。ブレーカーが落ちると、漏電が生じている可能性があります。 |
特に漏電ブレーカーが落ちている場合は、どこかで漏電している可能性があるため、注意が必要です。漏電ブレーカーが落ちている場合は、以下の順番でブレーカーをONにします。
- 一度全てのブレーカーをOFFの状態にする
- 漏電ブレーカーをONにする
- 各部屋の安全ブレーカーを順にONにする
上記の手順で各部屋の安全ブレーカーをONにし、漏電ブレーカーがOFFになった場合は、その回路が漏電している可能性があるため、ご自身で対処せず、電気会社に連絡しましょう。
落雷による停電対策は電源プラグや通信ケーブルを抜くことが有効
落雷が原因で停電になると、テレビやパソコンなどの電子機器が壊れてしまう場合や、インターネットに接続できなくなる場合があります。
特にパソコンは、大切なデータが入っているケースが多く、故障してしまうと場合によっては仕事に影響する可能性もあるので注意が必要です。
そのため、近くで雷が鳴ったときは、パソコンを含めた電子機器の電源プラグや通信ケーブルを抜いておくことをおすすめします。
また、大量の電流と強い電圧から電子機器を守るための商品も市販されています。ただし、こちらの対策に関しては費用がかかるため、ご自身の状況に合わせて利用を検討しましょう。
落雷の影響でインターネットが使えないときの対処法
落雷が生じた際にインターネットが使えなくなった場合、まずはブレーカーを確認してみましょう。インターネット回線の周辺機器は電子機器のため、ブレーカーが落ちていると電源がOFFになり、インターネットに接続できません。
一方、ブレーカーに問題がない場合は、ほかの原因が考えられます。以下では、落雷の影響でインターネットが使えないときの主な対処法を紹介します。
回線業者・プロバイダの通信障害を確認する
落雷の影響によってインターネットが使えないときは、回線側で通信障害が発生している可能性があります。
通信障害の情報は、各回線業者やプロバイダのWebサイトで確認できるため、スマホやタブレットなど、自宅のインターネット回線を利用しない方法で一度確認してみましょう。
また、ご自宅を含む一帯が停電している可能性もあります。日中や深夜帯など、外の様子を確認しても判断が難しい場合は、電力会社へ問い合わせて確認すると良いでしょう。
周辺機器とデバイスを再起動する
停電後は、周辺機器やパソコンの再起動で通信状態が回復する可能性があります。再起動の手順は以下のとおりです。
- インターネットに接続しているデバイスをOFFにする
- ルーターの電源をOFFにする
- ONU(モデム)の電源をOFFにする
- 30秒以上経過後、逆の順番で電源をONにする
再起動でも通信状況が改善されない場合は、周辺機器やパソコンが故障している可能性があります。
回線業者・プロバイダに問い合わせる
何をしてもインターネットに接続できないときは、回線業者やプロバイダの相談窓口に問い合わせましょう。相談窓口への問い合わせ方法は事業者によって異なるため、事前に確認しておくことがおすすめです。
たとえば、「ドコモ光」では、24時間いつでもチャット形式で相談できる「おたすけロボット」があり、お困りごとを入力するだけで最適な方法を案内してくれます。
「ドコモ光」なら停電時にもあんしんなトラブルサポートや補償サービスが充実
「ドコモ光」は、「おたすけロボット」や電話などによるトラブルサポートが充実しています。特におたすけロボットは、24時間いつでもチャット形式で回答を得られるため、時間帯を問わず利用できて便利です。
また、「ドコモ光」では、自然故障や落雷による故障、データの破損などの際に補償を受けられる「デジタル機器補償サービス」を月額料金550円(税込)のオプションサービスとして提供しています。
パソコンやテレビ、ゲーム機器など幅広いデジタル機器に対応しており、補償対象には落雷による故障や破損も含まれます。
そのほか、デジタル機器補償サービスを含めた3つのサービスにおトクに加入できる「あんしんパック ホーム」もあるため、状況に合わせて加入をご検討ください。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※1 | (マンション) タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※2 | タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※3 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
落雷で停電したら安全を確保した上で適切に対処しよう
落雷で停電が起こった際は、まずご自身の安全を確保することが大切です。その上でブレーカーを確認し、状況に応じて電力会社に問い合わせましょう。
また、落雷が起こった際は、パソコンなどの電子機器が故障したり、インターネットに接続できなくなったりすることもあります。近くで雷が鳴ったときは、電源プラグや通信ケーブルを抜いておくと予防になるので覚えておきましょう。
もしインターネットに接続できない場合は、まず通信障害の確認と機器の再起動を試すことがおすすめです。何を試してもインターネットに接続できないときは、回線業者やプロバイダに連絡しましょう。
「ドコモ光」では、24時間いつでも「おたすけロボット」によるトラブルの相談が可能です。周辺機器やパソコンなどの故障・破損に備えたい方には、オプションサービスの「デジタル機器補償サービス」もご用意しています。
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