CPUの役割とは?性能を決める要素や最適なパソコンを選ぶコツを徹底解説

通信ノウハウ

パソコンの頭脳とも呼ばれるCPUは、スムーズな作業環境を実現する上で欠かせないパーツです。

しかし、「CPUの役割や違いがわからない」「用途に合ったCPUの見極めが難しい」と悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では、CPUの役割やGPUとの違い、選ぶ際のコツをわかりやすく解説します。

CPUの性能を決める要素も詳しく紹介するので、パソコン選びの参考にしてください。

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記事サマリー

CPUの役割とは

Central Processing Unitの略であるCPU(中央処理装置)は、パソコンの頭脳とも呼ばれる重要なパーツです。

CPUは、主に以下の役割を担っています。

  • 計算処理
  • データの処理・制御
  • OS・マウスの操作
  • コマンドの実行

パソコンのほとんどの動作に関わるCPUは、いわば司令塔のような機能を果たしています。

CPUの性能が高いほど、パソコンの動作がスムーズになり、快適に使いやすくなる傾向です。 そのため、ご自身の利用目的に合ったCPUの選定が、パソコンを選ぶ際に重要となります。

CPUとGPUの違い

CPUとGPUは、いずれもデータ処理を行う重要な部品ですが、それぞれ異なる役割や得意分野を持っています。

CPUは、パソコン全体を制御する司令塔のような存在で、タスク管理や複雑な計算処理を得意としています。

一方で、GPU(Graphics Processing Unit)は、グラフィック処理に特化しているのが特徴です。

GPUは、モニターに表示する画像の生成・動画編集・機械学習・ゲームなどの分野が得意で、大量のデータ処理を同時に行いやすい傾向があります。

上記の特徴をふまえ、CPUとGPUのバランスを考慮すると、快適なパソコン環境が実現できる可能性があるでしょう。

CPUの性能を決める要素

パソコンの速度や処理能力に影響を与えるCPUの性能は、以下の要素によって左右されます。

  • コア数
  • スレッド数
  • クロック周波数
  • キャッシュメモリ

以下で、それぞれの要素について詳しく解説します。

コア数

コア数とは、CPU内部にある「コア」と呼ばれる単位の数で、コア数が多いほど複数の処理を同時に効率よく行いやすくなるのが一般的です。

そして、「マルチコア」と呼ばれる複数のコアを搭載したCPUの場合、ひとつのコアで作業を行う場合と比較して、処理速度が向上します。

たとえば、4コアのCPUは4つの処理を同時に行える、ということになります。高性能のCPUでは、16コアを搭載していることもあります。

高い処理能力を求められるオンラインゲームや動画編集などの負荷のかかる作業や、マルチタスクを行う際には、コア数の多いモデルを選ぶと良いでしょう。

スレッド数

スレッド数とは、CPUが同時に処理できるタスクの単位をさします。

通常、1コアでスレッドを処理しますが、マルチスレッディング技術を採用しているCPUでは、コアごとに複数のスレッドを処理可能です。

なお、マルチスレッディング技術とは、ひとつのコアで複数のスレッドを同時に実行できる技術のことです。

たとえば、4コア8スレッドのCPUは、本来であれば同時処理が可能な数は4ですが、上記の技術により一度に最大8つの処理を行えます。

なかには、20コア28スレッドの性能の高いCPUもあります。

スレッド数が多いほど、並行処理を行う場合の処理速度が向上するため、複数のブラウザタブを開いての並行作業や、動画を閲覧しながら複数のアプリケーションソフトを立ちあげて作業をするなど、マルチタスクを行う際に効果を発揮する可能性があります。

クロック周波数

クロック周波数は、CPUが1秒間に処理できる回数で、単位はGHz(ギガヘルツ)です。

一般的に、クロック周波数が高いほど、同じ時間内に多くの処理がこなせるため、パソコンの動作が速くなります。

たとえば、3GHzのCPUは1秒間に30億回、4GHzのCPUは1秒間に40億回の命令を処理可能で、この違いはゲームをする際の快適さに影響する場合があります。

キャッシュメモリ

キャッシュメモリは、CPU内部にある記憶装置で、頻繁にアクセスするデータを一時的に保存する役割を担います。

これにより、CPUはメインメモリ(RAM)へのアクセス回数を減らせるため、データの処理速度が向上します。

キャッシュメモリの容量が大きいほど、CPUがスムーズにデータを扱えるので、全体的な作業効率がアップします。

CPUのメーカーごとの特徴

イメージ

CPUの代表的なメーカーには、IntelとAMDの2社があります。

以下では、CPUの性能や特徴をメーカーごとに紹介していきます。

Intel

Intelは、CPUメーカーの最大手として知られています。

主力商品のCore iシリーズにはi3、i5、i7、i9があり、数字が増えるほど性能があがります。

廉価版のCore i3、幅広いパソコンに使用されているCore i5、上位版のCore i7、最上位モデルのCore i9が揃っており、予算や用途に応じて選びやすいのが特徴です。

さらに、低価格・省電力のCeleron、Celeronの上位モデルであるPentium、業務用のXeonがあります。

AMD

AMDのCPUは、グラフィック処理やゲームなどの高負荷な作業に強い傾向があります。

特に、Ryzenシリーズは、性能とコストパフォーマンスに優れたCPUとして注目されています。Ryzenには3・5・7・9のモデルがあり、Intelと同様、数字が大きくなるほど高性能です。

上記のほかには、AMD AシリーズやAMD FXなどがあります。AMDのCPUは、クリエイティブ作業やゲームを行う方に最適です。

CPUの仕様の見方

WindowsのCPUの仕様は、以下の方法で確認できます。

  1. キーボードで「Windowsキー」+「X」を同時に押す
  2. 「システム」を選択
  3. 「デバイスの仕様」の「プロセッサ」でCPUの情報を確認する

Macの場合は、以下の手順でCPUを確認してください。

  1. Apple メニュー を開く
  2. 「この Mac について」の「プロセッサ」にCPUの情報が表示されている

CPUを選ぶ際のコツ

CPUを選ぶ際には、以下のコツを押さえておくことが大切です。

  • 用途を明確にする
  • 予算と性能のバランスを考慮する
  • インターネット環境を整える

以下で3つのポイントを詳しく紹介するので、ご自身の用途やニーズに合ったCPUを選びましょう。

用途を明確にする

CPUを選ぶ際は、まずパソコンの使用目的を明確にすることが大切です。

Web閲覧や動画視聴を主に行うのか、動画編集やゲームを頻繁に行うのかによって、最適なCPUが異なります。

たとえば、事務作業やWeb閲覧が主な目的の場合は、比較的手頃な価格のCeleronやPentium、Core i3でも十分対応できる可能性があります。

一方で、負荷のかかる最新のゲームや動画編集を行う際は、コア数やスレッド数が多いIntel Core i7やAMD Ryzen7以上のモデルを選ぶのがおすすめです。

用途に合ったCPUを選ぶと、無駄な出費を抑えながら快適な作業環境を手に入れられます。

予算と性能のバランスを考慮する

CPUを選ぶ際には、予算と性能のバランスもチェックしましょう。

高性能なCPUは、さまざまな作業をスムーズにこなせますが、価格が高くなる傾向があります。

そのため、負荷のかかる作業を予定していない場合には、必要以上に高性能なCPUを選ぶのは避けるのが賢明です。

価格と性能のバランスを総合的に判断し、予算内で必要な機能を満たしているモデルを選ぶことをおすすめします。

インターネット環境を整える

高性能なCPUの性能を最大限に活かすには、インターネット環境を整えることも大切です。

たとえば、オンラインゲームや容量の大きいファイルの送受信を頻繁に行う場合、高速で安定したインターネット環境が求められます。

快適なパソコン環境を実現するために、必要に応じてスムーズで安定した通信が行いやすい光回線への乗り換えも検討しましょう。

パソコンの性能を最大限に活かすなら「ドコモ光」がおすすめ

パソコンの性能を最大限に活かすなら「ドコモ光」がおすすめです。

「ドコモ光」の最大10Gbps※1の通信が可能な「ドコモ光10ギガ※2」なら、4K・8Kの映像視聴やオンラインゲーム、さらにWeb会議も快適に行いやすくなります。

全国エリアで利用可能な「ドコモ光 1ギガ」もあり、用途に合わせて2種類から選択可能です。

さらに、通信につながる機器※3のサポートが受けられる「ネットトータルサポート※4」を利用すれば、新しいパソコンの接続や設定がうまくいかないときに、オペレーターによる電話でのサポートや、必要に応じて訪問サポートなどが受けられます。

また、スマホとまとめて契約すると料金が割引になる「ドコモ光セット割※5」や、新規ご契約の方に「新規工事費無料※6」などのさまざまな特典もご用意しています。

「ドコモ光」の料金やお申込み方法は、以下のとおりです。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※7
(マンション)
タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※8
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※1ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※2:最大10Gbps
お申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※1 ベストエフォート値による最大通信速度
※2 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※3通信につながる機器とは、パソコン、パソコン周辺機器、テレビ、ルーターなど、ドコモが別途指定する機器をいいます。
※4ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※5 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※6新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要となります。特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。
※7 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※8 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

CPUの役割を理解し最適なパソコンを選ぼう

CPUは、計算処理やデータの処理、OSやアプリケーションを操作するための指示を出す、パソコンの司令塔のような役割を担っています。

CPUの性能が向上するほど、パソコン全体の処理速度が速くなり、快適に作業が行いやすくなります。

本記事で紹介した内容を参考に、用途や予算に合った最適なパソコンを選び、快適な作業環境を手に入れましょう。

さらに、パソコンの性能を活かすためには、インターネット環境の整備も大切です。安定した通信環境を求める方は、サポート体制も充実している「ドコモ光」をぜひご検討ください。

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