スマホの容量とは
「容量」とは、「ストレージ容量」もしくは「メモリ容量」をさす言葉です。文脈によってどちらをさしているか判断する必要がありますが、一般的に「スマホの容量」という場合は前者をさすことが多いでしょう。
スマホのストレージ容量は、スマホ本体に保存できるデータ量を意味します。ストレージ容量が大きくなるほど、より多くのデータをスマホの内部に保存しておくことが可能です。
一方、メモリ容量は、スマホがデータの処理作業を行う際に一時的にデータを保存する場所のことをさします。ストレージが大容量だったとしても、メモリ容量が小さければ同時に実行できる作業量が少なくなります。
一般的に、ストレージは「机の引き出し」、メモリは「机の上のスペース」に例えられます。引き出しにたくさんのものが入っていたとしても、机の上が狭いと、引き出しのものを全て出せず活用できない、と考えるとわかりやすいでしょう。
スマホのストレージ容量が不足すると起こること
スマホのストレージ容量が不足すると、以下に挙げるような不便なことが起きます。
- 動作が遅くなったりフリーズしたりする
- データの保存やアプリのインストール・更新ができなくなる
- OSをアップデートできなくなる
- 強制的に再起動されたり起動できなくなったりする
それぞれを、詳しく説明します。
動作が遅くなったりフリーズしたりする
スマホのストレージ容量が不足すると、動作が遅くなったりフリーズしたりする可能性があります。キャッシュを作る容量が不足し、ページをスムーズに読み込めなくなるためです。
なお、そういった症状が出ている場合、ストレージではなくメモリの容量が不足しているケースもあるので注意しましょう。
データの保存やアプリのインストール・更新ができなくなる
先述のとおり、ストレージは「道具を収納する引き出し」に例えられますが、引き出しにすでに物がたくさん入っていれば、新たに物を入れられません。
同様に、ストレージ容量が不足していると、新たなデータの保存やアプリのインストール・更新が難しくなります。
カメラで撮影した写真を保存できなくなるなど、日常的に不便なことが頻発すると考えられます。
OSをアップデートできなくなる
OSのアップデートには、ストレージの容量にある程度空きが必要です。必要なストレージ容量が不足していれば、OSをアップデートできなくなります。
OSをアップデートしたい場合は、不要なデータを削除してストレージ容量を確保してから再度試みる必要があります。
なお、OSアップデートの注意点については、以下もあわせてご覧ください。
「OSのアップデートとは?するべき理由や更新しないデメリット、注意点を解説」
強制的に再起動されたり起動できなくなったりする
ストレージ容量が不足したスマホは、前触れもなしに強制的に再起動することがあります。これは、強制的に再起動をしてキャッシュの削除を行い、容量不足を解消しようとしているためだと考えられます。
なかには、そのまま起動しなくなる場合もあります。この場合は、ユーザーでの対処が難しいため修理を依頼するのが無難でしょう。
スマホを快適に利用するために必要な容量の目安は?
快適にスマホを利用するために必要な容量の目安は、スマホの使い方によって変わります。スマホのストレージ容量を選ぶ際の目安は、おおむね以下のとおりです。
ストレージ容量 | スマホの使い方 |
---|---|
1TB/512GB | ・容量の大きいアプリを利用する ・写真や動画などのデータを大量に保存する |
256GB/128GB | ・アプリやデータなどは人並みに利用・保存する ・少し余裕を持って大きめの容量のスマホを選びたい |
64GB | ・スマホにはあまり多くのアプリやデータを入れない ・外部ストレージを利用する |
1TBや512GBの容量があれば、スマホにデータを大量に保存する方でも心配ありません。ただ、容量が大きくなるほどスマホの本体代金はあがる傾向にあります。
使い方と金額のバランスを考えて、必要な容量を見極めると良いでしょう。
スマホのストレージ空き容量を確認する方法
スマホのストレージ容量にどのくらい余裕があるかを把握するためには、空き容量を確認する必要があります。iPhoneとAndroid、それぞれでの確認方法は以下のとおりです。
【iPhoneの場合】
- 「設定」アプリから「一般」を選択する
- 「iPhoneストレージ」を選択すると、容量の最大値と現在使用済みの容量が表示される
画面を下にスクロールすることで、データ容量の内訳を確認できます。
【Androidの場合】
- 「設定」アプリから「ストレージ」を選択する
- 容量の最大値と現在使用済みの容量が表示される
下にスクロールすることでデータ容量の内訳を確認できますが、Androidの場合は機種によって確認手順が異なる場合があります。詳しい方法は、各メーカーのホームページなども踏まえて確認してください。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。 iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。 ※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
ストレージの空き容量を増やす方法
スマホのストレージに空き容量が足りない場合は、何らかの方法で空き容量を増やさなければなりません。ストレージの空き容量を増やす方法は、主に以下のとおりです。
- キャッシュを削除する
- 不要なデータやアプリを削除する
- SDカードやオンラインストレージにデータを移す
それぞれの方法を、詳しく説明します。
キャッシュを削除する
キャッシュは、直近に参照したデータや頻繁に参照するデータなどを一時的に記憶しておくファイルのことです。キャッシュがあると、アプリの起動やWebページの表示を素早く行えます。
ただ、溜まったキャッシュがストレージ容量を圧迫することも考えられます。キャッシュを削除することで容量に余裕ができるので、適宜削除するのがおすすめです。
一例として、ブラウザアプリのキャッシュの削除方法をiPhoneとAndroidに分けて紹介します。
【iPhoneの場合】
- 「設定」→「アプリ」→「Safari」を選択する
- 「履歴と Web サイトデータを消去」をタップする
【Androidの場合】
- Chrome アプリを開き、画面右上の縦三点リーダーをタップする
- 「履歴」→「閲覧データを削除」をタップする
- 上部で期間を選択する(全て削除の場合は「全期間」)
- 「閲覧履歴」、「Cookie とサイトデータ」、「キャッシュされた画像とファイル」の横にあるチェックボックスをONにして、「データを消去」をタップする
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。 iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。 ※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
不要なデータやアプリを削除する
スマホのカメラで写真や動画を撮ったり、音楽をダウンロードしたりすると、スマホにはどんどんデータが増えていきます。アプリをインストールする場合も、ストレージ容量を圧迫します。
不要なデータを削除したりアプリをアンインストールしたりすることで、ストレージの空き容量を増やすことが可能です。
SDカードやオンラインストレージにデータを移す
常に持ち歩く必要のない写真や動画などのデータは、SDカードやオンラインストレージにデータを移すのがおすすめです。
SDカードは容量に上限がありますが、オンラインストレージなら、課金さえすればストレージ容量を増やせるため、紛失の心配もなく便利です。
スマホを快適に使うためには「ドコモ光」がおすすめ!
スマホのストレージに空き容量がどの程度あるかによって、スマホを快適に利用できるかどうかは大きく変わります。空き容量が足りない場合は、使わないデータをオンラインストレージにアップロードして、スマホ内部のデータを減らすと良いでしょう。
ただし、オンラインストレージを使う際にはインターネット回線を利用する必要があり、ストレージにアップロードするデータの量が多いと時間がかかります。
素早くオンラインストレージにデータをアップロードしたい方は、光回線のような高速通信に対応したインターネット回線を使うことをおすすめします。
これから光回線の導入を検討している方や、今使っているインターネット回線を見直したい方は、ぜひ「ドコモ光」をチェックしてください。「ドコモ光」のメリットは、主に以下が挙げられます。
- 超高速の10ギガプランがある
- 通信制限がないため、大容量データのアップロードなどもあんしんして利用できる
光回線の一般的な通信速度は1Gbpsです。これはほかのインターネット接続手段と比べると十分な速さですが、「ドコモ光」には最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」もあります。
そのため、オンラインストレージへのデータ移行をスムーズに完了したい方には、「ドコモ光 10ギガ」がおすすめです。
ただし、「ドコモ光 10ギガ」は、提供エリアが限定されているため注意しましょう。現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。
光回線は通信制限がない場合が多く、「ドコモ光」も通信制限を設けていません※1。そのため、大容量のデータをアップロードする場合でも心配ありません。
乗り換え先の光回線をお探しの方は、ぜひ「ドコモ光」を検討してみてください。
なお、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下します。
※1 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断される場合があります。
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
スマホの空き容量は常にある程度維持しておくことが重要
スマホの空き容量が不足すると、動作が遅くなる、データの保存ができなくなるなどの不具合が生じます。
スマホの空き容量は適宜確認し、足りないと思ったらデータやアプリの削除、オンラインストレージへのデータ移行などで対処しましょう。
オンラインストレージにデータを移す場合、インターネット回線を利用する必要があります。インターネット回線の速度が遅いとデータ移行に時間がかかるので、なるべく速度の速い回線を利用するのが望ましいです。
速度の速い光回線を探している方には、「ドコモ光」がおすすめです。
「ドコモ光」は高速のインターネット通信が可能なので、オンラインストレージへのデータ移行もスムーズに行えます。通信制限もないので、スマホ内の大容量のデータをアップロードする場合でも、データ容量のことを心配せずに済みます※2。
高速のインターネット回線を利用したい方は、ぜひ「ドコモ光」を検討してみてください。
※2 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断される場合があります。
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