バックグラウンドとは?基本的な仕組み、メリットやデメリット、設定の確認方法も解説

通信ノウハウ

スマホのバックグラウンド機能は、データや通知をリアルタイムで取得できるほか、バックアップを自動で行える便利なシステムです。

しかし、アプリを開いていないのにバッテリーを消耗したり、データ量が増えたりする点が気になり、バックグラウンド機能をOFFにしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、バックグラウンドの仕組みやメリット・デメリット、設定方法を詳しく解説します。

バックグラウンド設定をOFFにすると問題が発生するアプリも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

バックグラウンドとは

バックグラウンドとは、スマホを閉じているときやスマホを使っていない状態でも、裏(バックグラウンド)で通信を続ける機能をさします。

具体的には、以下のような状況がバックグラウンド機能に当てはまります。

  • 音楽のバックグラウンド再生
  • アプリの自動更新
  • 地図アプリの位置情報更新
  • クラウドストレージの同期

上記の機能により、アプリを開かなくてもリアルタイムの情報が取得でき便利ですが、常に通信を行うため、バッテリー消費やデータ通信量に影響を与える場合があります。

バックグラウンドをするメリット

スマホの利便性を高めるバックグラウンド機能のメリットは、以下のとおりです。

  • 最新の通知やデータをリアルタイムで取得できる
  • スマホやアプリのバックアップや同期が自動で行われる

以下で、それぞれ詳しく解説していきます。

最新の通知やデータをリアルタイムで取得できる

バックグラウンドをONにすると、アプリを閉じた状態でも最新の通知やデータを受け取れます。

たとえば、メールやSNSのダイレクトメッセージが届くと画面に通知が表示されるため、見落とすリスクが減る可能性があるでしょう。

さらに、天気のアプリでは急な天候の変化を事前に把握しやすくなり、地図アプリの場合は所要時間の予測に役立つことがあります。

バックグラウンド機能は、日常で役立つ情報を素早く入手できるので、状況の変化にスムーズに対応しやすくなります。

スマホやアプリのバックアップや同期が自動で行われる

バックグラウンド機能を活用すると、スマホやアプリのデータを定期的にバックアップし、クラウドと同期されるため、データ損失のリスクを低減できます。

また、GoogleフォトやiCloudに写真やファイルが自動保存されるため、手動でバックアップを行う手間が省けます。

上記のように、データを効率的に管理できるのがバックグラウンドのメリットです。

バックグラウンドをするデメリット

バックグラウンド機能は便利な一方で、以下のようなデメリットもあります。

  • バッテリーの消耗が早くなる
  • データ通信量が増える可能性がある

以下で、バックグラウンド機能の具体的なデメリットを詳しく解説していきます。

バッテリーの消耗が早くなる

バックグラウンド機能をONにしていると、常にデータの取得や更新を行うため、バッテリーの消耗が早くなる場合があります。

たとえば、位置情報を使うアプリや、定期的にデータを更新するアプリはバッテリーを消費しやすい傾向にあります。

バッテリーの持ちが気になる場合は、必要に応じてバックグラウンド設定をOFFにするのもひとつの手段です。

データ通信量が増える可能性がある

バックグラウンド機能により、モバイルデータを消費し、データ通信量が増加するケースもあります。

さらに、月間のデータ容量を超過し、通信速度が制限されたり、追加料金が発生したりするリスクもあるため注意が必要です。

データ通信量を抑えたい場合は、Wi-Fi接続時のみバックグラウンド機能が作動する設定もおすすめです。

バックグラウンド設定をOFFにするとどうなる?

バックグラウンド設定をOFFにすると、アプリを開かない限り通知やデータの更新が行われなくなります。

バックグラウンド設定をOFFにすると問題が発生しやすいアプリを、以下の表にまとめました。

アプリの種類代表的なアプリ問題点
メッセージアプリ・LINE
・Gmail
・Outlook
・通知の遅延
・重要な通知の見逃し
・自動同期の停止
天気・地図アプリ・Yahoo!天気
・Google Maps
・リアルタイムでの更新停止
・警報通知の遅延
クラウドストレージアプリ・Google Drive
・Dropbox
・自動バックアップの停止
・デバイスの故障・紛失時のデータ損失リスク増加

バックグラウンド設定をOFFにすると、バッテリーやデータ通信量を節約しやすくなります。

一方で、SNSやメールの通知が届かなくなる、自動バックアップが停止するなどの問題が発生し、不便と感じることがあるかもしれません。

バックグラウンド設定の確認・変更方法

イメージ

バックグラウンド設定の確認・変更手順は、iPhoneとAndroidで異なります。

それぞれのデバイスに合わせた設定方法を、以下で詳しく紹介します。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.

iPhone

iPhoneのバックグラウンド設定は、以下の方法で確認できます。

  1. 「設定」から「一般」を開く
  2. 「Appのバックグラウンド更新」を選択
  3. 現在のバックグラウンド設定状況を確認する

なお、バックグラウンドの設定は、以下の3種類から選べます。

設定内容
OFF完全に無効化
Wi-FiWi-Fi接続時のみ更新
Wi-Fiとモバイルデータ通信常にバックグラウンド更新を許可

「Wi-Fi」または「Wi-Fiとモバイルデータ通信」を選んだ場合、アプリごとにON・OFFを設定できます。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.

Android

Androidの場合、「設定」から「アプリ」を開くと、各アプリのデータ使用状況を確認できます。

さらに、バックグラウンド設定を変更したいアプリを選び、「バックグラウンドデータの使用を許可」をONやOFFに切り替えることで、個別にバックグラウンドの設定を変更できます。

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※2 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※3 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※5 「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

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さらに月額1,980円(税込)で「大盛りオプション」を追加すると、毎月110GBまで利用できるため、バックグラウンド機能を多用する方に最適です。

国内通話5分以内なら無料※7、海外91の国・地域でのデータ通信が追加料金なしで利用できる※8※9※10のも魅力です。

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※9 30GBの月額利用可能データ量で、追加料金なくご利用可能
※10 海外での月毎のご利用可能データ量は30GBまでとなります。

バックグラウンド機能を正しく理解して快適にスマホを使用しよう

バックグラウンドは、通知のリアルタイム受信やデータの自動バックアップ機能を提供する一方で、バッテリーの消耗やデータ通信量の増加などのデメリットもあります。

そのため、バックグラウンド機能に関して正しく理解し、自身の使用環境に合った設定を行うことが大切です。

さらに、自宅のWi-Fi環境を整えたり、データを気にせず使える料金プランに変更したりすると、バックグラウンド機能を活かしたストレスなくスマホを使える可能性があります。

ぜひこの機会に、「ドコモ」の「home 5G」や「ahamo」の利用をご検討ください。

※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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