iPhone本体のバックアップができない原因とは?対処法や注意すべきことを解説

通信ノウハウ

iPhoneでバックアップを取ろうとしたものの、取れなくて困っている方もいるのではないでしょうか。

バックアップを作成しておかないと、iPhoneが故障した際にデータを復旧できません。

本記事ではiPhoneのバックアップが作成できない原因と対処方法、注意すべきことを解説します。

iPhoneでバックアップが取れずに困っている方や、バックアップ前に注意点を把握したい方は参考にしてください。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.

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記事サマリー

iPhoneでバックアップができない原因とは?

iPhoneでバックアップができない主な原因は以下の4つです。

  • iCloudやiTunesのストレージ不足
  • 前回のバックアップ時にエラーが起きた
  • Wi-Fiの接続や通信速度に問題がある
  • iOSやiTunesのバージョンが古い

原因をひとつずつ詳しく解説します。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
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iCloudやiTunesのストレージ不足

iPhoneでバックアップができない際は、iCloudやiTunesのストレージ不足が考えられます。

iCloudとは、Appleが提供するオンラインストレージのことで、写真やファイルのバックアップが5GBまで無料で行えます。

有料プランの「iCloud+」では12TBまで保存可能ですが、オンラインストレージの容量不足のときはバックアップが作成できません。

iCloudのストレージ容量を確認する方法は以下のとおりです。

  1. iPhoneの「設定」アプリを起動
  2. 「ユーザ名」をタップする
  3. 「iCloud」をタップする

バックアップができないときは、上記の手順で確認しておきましょう。

また、iTunesを使う場合でも、ストレージ容量が不足している際はバックアップができません。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
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前回のバックアップ時にエラーが起きた

前回のバックアップ作成時にエラーが起きた場合は、バックアップできないことがあります。

iPhoneでバックアップを作成中に、バッテリー切れやWi-Fiとの接続が切れたときは、エラーが起きている可能性があります。

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Wi-Fiの接続や通信速度に問題がある

Wi-Fiの接続や通信速度に問題がある場合、バックアップが成功しない可能性があります。

iCloudにバックアップを作成する場合は、ネットワークに接続する必要があり、通信環境が悪いとバックアップに失敗するかもしれません。

バックアップに時間がかかる場合は、以下の手順で通信速度を確認してください。

  1. iPhoneの「設定」アプリを起動
  2. 「Wi-Fi」をタップして、Wi-Fiに接続されていることを確認する
  3. 「アップロード速度」を確認する

上記の手順で確認して、通信速度が遅すぎる場合は、通信環境を整えた方が良いです。

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iOSやiTunesのバージョンが古い

iOSやiTunesのバージョンが古い場合、バックアップができないことがあります。

iOSやiTunesのバージョンは以下の手順で確認できます。

iOS iTunes
1. 「設定」アプリを開く
2. 「一般」をタップする
3. 「情報」内のバージョンを確認する
1. iTunesを起動する
2. ヘルプメニューのバージョン情報をクリックして確認する

バックアップに失敗した場合は、上記の手順でバージョンを確認しておきましょう。

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iPhoneでバックアップできないときの対処法

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iPhoneでバックアップができないときは、以下の対処方法を試しましょう。

  • iOSを最新のバージョンにアップデートする
  • iCloudの容量を増やす
  • iCloudに保存された古いバックアップを削除する
  • 速い回線に接続してバックアップを取る
  • iTunesを最新バージョンにアップデートする
  • 接続しているケーブルを変える
  • パソコンの容量を確認する

対処方法をひとつずつ解説します。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
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iOSを最新のバージョンにアップデートする

iPhoneでバックアップできないときは、iOSを最新のバージョンにアップデートしましょう。iOSをアップデートする手順は以下のとおりです。

  1. iPhoneをWi-Fiに接続する
  2. 「設定」内の「一般」を選ぶ
  3. 「ソフトウェアアップデート」を選ぶ
  4. 最新のバージョンを選ぶ
  5. 「今すぐインストール」をタップして完了

なお、iOSのバージョンアップデートには時間がかかるため、時間に余裕がある際に行いましょう。

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iCloudの容量を増やす

iCloudのストレージ容量不足が原因のときは、有料の「iCloud+」を利用して容量を増やすことで改善できます。

「iCloud+」のストレージ容量は、以下の月額料金を支払うことで増量可能です。

  • 50GB:130円(税込)
  • 200GB:400円(税込)
  • 2TB:1,300円(税込)
  • 6TB:3,900円(税込)
  • 12TB:7,900円(税込)

容量によって料金が異なるため、ご自身に合ったものを選びましょう。

iCloudに保存された古いバックアップを削除する

iCloudに保存されている古いバックアップを削除すると、新しいバックアップが作成できることがあります。古いバックアップを削除する手順は以下のとおりです。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. ご自身の名前をタップし、「iCloud」をタップする
  3. 「ストレージ」または「Accountのストレージ管理」をタップする
  4. 「バックアップを」をタップし、バックアップを削除したいデバイス名をタップする
  5. 「オフにしてiCloudから削除」をタップし、「オフにして削除」を選んで完了

上記の手順でバックアップを削除した後、再度バックアップをONにしましょう。

速い回線に接続してバックアップを取る

通信速度が原因でバックアップが取れていない場合、通信速度の速い回線に接続するとバックアップが作成できます。

また、通信速度が速ければ、バックアップが作成できるまでの時間も短くなります。

特に写真や動画などのデータ容量が大きいファイルをバックアップする際は、通信速度の違いがバックアップ完了までの時間に大きく影響します。

iTunesを最新バージョンにアップデートする

iTunesのバージョンが古い場合は、最新バージョンにアップデートしましょう。iTunesをアップデートする手順は以下のとおりです。

  1. パソコンでiTunesを開く
  2. 「ヘルプ」の「更新プログラムを確認」を選ぶ

なお、上記のアップデートの際に自動アップデートをONにしておくと、常に最新バージョンに更新されます。

接続しているケーブルを変える

iTunesでバックアップを取る場合は、iPhoneとパソコンを接続するケーブルを見直しましょう。

USBケーブルは丁寧に扱っていても経年劣化していくため、接触不良を起こしていることがあります。一見、ケーブルに問題がないように見えても、内部の配線が断線していたり、コネクタ部分が摩耗していたりするため、注意が必要です。

ほかのUSBケーブルを使うだけで改善されることもあるため、一度試してみましょう。

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パソコンの容量を確認する

iTunesでバックアップを取る場合、パソコンのストレージ容量が原因でバックアップが取れないことがあります。

パソコンのストレージ容量を確認して、不要なファイルを削除してから、再度バックアップを作成しましょう。特に写真や動画は、ストレージ容量を圧迫していることが多いため、優先的に整理することをおすすめします。

iPhoneでバックアップを取る手順

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iPhoneでバックアップを取る手順を以下の2つに分けて紹介します。

  • iCloudでバックアップを取る手順
  • iTunesでバックアップを取る手順

ご自身が使う予定の手順を確認してください。

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iCloudでバックアップを取る手順

iCloudでバックアップを取る手順は以下のとおりです。

  1. 「設定」アプリの「ユーザ名」をタップする
  2. 「iCloud」をタップする
  3. 「iCloudバックアップ」をタップする
  4. 「今すぐバックアップを作成」をタップして完了

なお、iCloudでのバックアップは、ネットワークに接続する必要があります。

通信速度が遅い場合、バックアップに時間がかかるため、快適な通信環境で行いましょう。

iTunesでバックアップを取る手順

iTunesでバックアップを取る手順は以下のとおりです。

  1. パソコンとiPhoneを同じWi-FiまたはUSBケーブルで接続する
  2. パソコンでiTunesを開く
  3. 「デバイスボタン」をクリックする
  4. 「概要」をクリックする
  5. 「今すぐバックアップ」をクリックする

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iPhoneでバックアップを取るときに注意すべきこと

iPhoneでバックアップを取るときは、以下の2点に注意しましょう。

  • Apple IDとパスワードが必要
  • アプリのデータ引き継ぎはできない場合がある

注意点をひとつずつ解説します。

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Apple IDとパスワードが必要

iPhoneでバックアップを作成する際、Apple IDとパスワードが要求されることがあります。

Apple IDとパスワードがわからない場合は、以下の手順で確認してください。

Apple ID 1. 「設定」アプリを開く
2. 画面上部の「名前」をタップする
3. 画面に表示されるApple IDを確認する
パスワード 1. 「設定」アプリを開く
2. 「ユーザ名」内の「サインインとセキュリティ」を選ぶ
3. 「パスワードの変更」を選ぶ
4. 画面の案内に沿ってパスワードをリセットする

なお、パスワードがわからない場合は、確認ではなく再設定しなければいけません。

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アプリのデータ引き継ぎはできない場合がある

iPhoneでバックアップを取っても、アプリのデータを全て引き継ぐことはできません。一部のゲームアプリは、アプリごとに引き継ぎ設定を行う必要があります。

これは、各アプリのセキュリティ対策やシステムの仕様によるものです。

詳しい手順はアプリによって異なるため、公式サイトで確認しておきましょう。

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iPhoneでバックアップが取れない原因は多数あります。しかし、iPhoneのデータを大切に保存するためにも、バックアップは欠かせません。

本記事で紹介した対処方法を参考にして、バックアップを作成してください。

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※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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