自動バックアップとは?
自動バックアップ機能とは、ユーザーがほとんど操作せずに、自動的にデータのバックアップを取る方法のことです。
一度設定しておけば自動的にデータのバックアップを取ってくれるため、「バックアップを取るための時間が取られない」、「煩雑な作業を簡略化できる」、「人的ミスの防止」などのメリットがあります。
自動バックアップ機能を使うには事前の設定が必要で、デバイスやソフトウェアによって設定方法が異なります。
自動バックアップの必要性
パソコンやスマホに保存されているデータは、誤削除などの人的ミス、ハードウェア障害やソフトウェア障害など、さまざまな要因で破損する危険性があります。
これらのリスクから大切なデータを守るためには、定期的なバックアップが必要不可欠です。
自動バックアップの設定をしておけば、ご自身でわざわざバックアップを取る必要もなく、間違ったデータを上書きしてしまうミスも防げます。
さらに、ミスや手違いによる二次被害の防止にも役立つので、とりわけビジネスを行うシーンでは自動バックアップの事前設定は大切です。
自動バックアップ機能があるツール
自動バックアップ機能は、ハードウェアとソフトウェアの両方で利用できるケースが増えています。
- スマホ本体(iPhone、Android)
- パソコン本体(Mac、Windows)
- スマホアプリ(LINE、Instagramなど)
また、Microsoft OfficeやGoogleが提供する各種サービス(ドキュメント、スプレッドシートなど)、そのほか各種Webツールでも自動バックアップ機能が付いている場合があります。
作業中に突然デバイスの電源が切れてしまうトラブルが発生しても、自動バックアップ機能があれば作業が中断された時点までのデータが保存されているため、もしものときもあんしんです。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
自動バックアップのメリット
自動バックアップ機能を利用するメリットは、次のとおりです。
- 手動バックアップよりも時間の短縮が可能
- 遠隔でデータを安全にバックアップできる
- バックアップのし忘れや誤ったデータの上書き、誤削除などの人的ミスを防げる
自動バックアップ機能を利用すれば、作業中やデバイスを使用していない時間帯に自動的にバックアップを取ってくれます。
ユーザーが手動で操作するよりバックアップにかける時間を短縮できる点が大きなメリットです。
さらに、自動バックアップを利用すれば、バックアップのし忘れやデータの誤削除などの人的ミスの防止にも役立ちます。
自動バックアップのデメリット
メリットの多い自動バックアップ機能ですが、次のようなデメリットも存在します。
- インターネット回線の通信状況によって、バックアップ完了まで膨大な時間がかかる
- オンラインストレージや外付けHDDの容量が足りないとバックアップが取れない
- データを保存する先のクラウドサーバの設置場所が災害に遭うリスクがある
オンラインストレージにバックアップを取る場合、バックアップが完了するまでの時間は、インターネット回線の通信状況により変動します。インターネットの通信速度が遅い場合、数時間〜数十時間と膨大な時間がかかるケースもあるため、注意が必要です。
「快適な通信速度のインターネット回線に乗り換える」、「複数にわけてバックアップを取る」などの方法で対策すると良いでしょう。
バックアップを取るには、一般的にオンラインストレージや外付けHDDを使うパターンいますが、容量が不足しているとバックアップが取れません。そのため、十分な容量を確保することや、古いデータを定期的に削除する必要があります。
また、データを保存する先のクラウドサーバの設置場所が災害に遭った場合のリスクも考慮しなければなりません。重要なデータは、2箇所にバックアップを取るなど対策をしておくことをおすすめします。
自動バックアップの設定方法
自動バックアップは、デバイスによって設定方法が異なります。
デバイスごとに自動バックアップの設定方法を解説します。
Windowsの設定方法
ここでは、Windows 11を例に自動バックアップの設定方法を紹介します。
設定手順は、次のとおりです。
- OneDriveにサインインする
- サインインした状態でスタートボタン右の検索窓に「バックアップ」と入力する
- 「設定のバックアップと同期」を開く
- 「同期の設定を管理する」を押し、バックアップしたい項目のスイッチをONにする
Macの設定方法
ここでは、MacのOS 11.7.10を例に、自動バックアップを取る方法を紹介します。 Macでは、「Time Machine」を使い、以下の手順で自動バックアップを取ります。
- 外付けHDDを接続
- アプリ一覧から「Time Machine」を選択する
- 画面の指示に従ってバックアップ設定を行う
Time Machineを使うには外付けHDDが必要なので、手元にない場合は事前に準備しておきましょう。
Androidの設定方法
Androidスマホ(Android 9 以降)で自動バックアップを設定する方法は、次のとおりです。
- デバイスの「設定アプリ」を開く
- 「Google」を押して、「バックアップ」を選択する
- 「今すぐバックアップ」をタップする
はじめて自動バックアップを設定する場合は、「デバイスをGoogle Oneでバックアップ」をONにして設定を行います。
なお、自動バックアップには24時間ほどかかる場合があります。データが無事に保存されると、選択したデータの種類の下に「ON」と表示されるので確認しておきましょう。
ただし、機種によって具体的な設定手順が異なる場合があります。詳細はメーカーサイトやデバイスの取扱説明書をご確認ください。
iPhoneの設定方法
iPhone(iOS 17以降)の場合は「iCloud」で自動バックアップを利用可能です。
- デバイスの「設定アプリ」を開く
- 「ユーザー名」を押して、「iCloud」を選択する
- 「iCloudバックアップ」をタップして、「この[デバイス]をバックアップ」がONになっていることを確認する
iPhoneでは、Wi-Fiネットワークの接続時に自動バックアップが行われます。
ただし、iCloudストレージに空き容量が必要で、容量が不足する場合は有料でストレージの拡張が必要な点にご注意ください。
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スピーディーに自動バックアップを完了させるなら「ドコモ光」がおすすめ
自動バックアップのなかでも、オンラインストレージを使う場合はインターネットを介して行われるため、インターネット回線の通信速度によってバックアップ完了までの時間は大きく変わります。
自宅に、高速通信に対応したインターネット回線を整備したい方におすすめなのが、NTTドコモが提供する光回線、「ドコモ光」です。
「ドコモ光」は、最大1Gbpsの通信速度でインターネットを使えるほか、IPv6 IPoE接続で回線内の混雑を避けて快適なデータ通信が可能です。
光回線は高速通信に対応しており、通信環境が安定しやすいため、比較的スピーディーにバックアップが完了します。大容量のデータもやり取りしやすいため、在宅ワークやフリーランスとして働いている方に向いています。
さらに、一部の地域では最大10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」も提供中です。とことん通信速度にこだわりたい方は、この機会にぜひご検討ください。
なお、「ドコモ光 10ギガ」の現在の提供エリアは、こちらからご確認いただけます(提供エリアは順次拡大予定)。また、「ドコモ光」はベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度はお客さまのご利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下する可能性がある点にはご注意ください。
また、IPv6通信を利用する場合は、使用しているパソコンなどのデバイスがIPv6アドレスに対応している必要があります。

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万が一の事態に備えて日頃からバックアップを取ろう
パソコンやスマホで仕事をする際は、定期的にバックアップを取ることが大切です。
保存漏れのリスクに備え、手作業でのバックアップだけではなく、自動バックアップも併用するのをおすすめします。
なお、オンラインストレージに自動バックアップを取る場合、開始から完了までにかかる時間は、接続中のインターネット回線の通信速度に依存します。
「ドコモ光」なら、最大1Gbpsの通信速度で快適なインターネット接続が可能で、スピーディーにバックアップを取りたい人におすすめです。

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