通信障害とは
通信障害とは、通信機能が正常に作動せず、目的のサーバーに到達できない状態です。
スマホやパソコンで通信障害が起きた場合、次のようなトラブルが起きやすくなります。
- メールやSNSが利用できない
- インターネットで調べ物ができない
- アプリが利用できない
- ネット決済ができない
通信障害が発生していると、インターネットへの接続が必要な機能や操作が利用できなくなります。
一方で、スマホに保存されている写真の閲覧や動画の再生など、インターネットへの接続を必要としないオフラインでの操作は可能です。
通信障害が起きる原因
通信障害が起きる原因は以下のとおりです。
- 物理的なトラブル
- ヒューマンエラー
- ネットワークの輻輳(ふくそう)
- サイバー攻撃
上記を順番に解説します。
物理的なトラブル
通信障害の原因として、ネットワークを構成するサーバーやケーブルなどの電気通信設備が故障している可能性が高いです。
インターネットはスマホからサーバーまで複数の機器が連携して情報をやり取りする仕組みなので、通信事業者が保有している電気通信設備が故障していれば、利用できません。
また、自宅に設置しているWi-Fiルーターやスイッチングハブなどのインターネットに接続している機器自体が故障している可能性もあります。
物理的なトラブルが原因で通信障害が発生している場合、電気通信設備の故障は通信事業者が修理するまで待ち、Wi-Fiルーターやスイッチングハブの故障なら修理するか、買替えを検討しましょう。
ヒューマンエラー
新しいWi-Fiルーターを設置してからインターネットにつながらない場合は、設定を間違えている可能性があります。
また、次のようなヒューマンエラーが発生している可能性も考えられるのでチェックしましょう。
- ケーブルの挿し間違い
- 設定変更の反映ミス
- 接続手順の誤り
たとえば、ONU(光回線終端装置)とWi-FiルーターをつなぐLANケーブルの差し込み口を間違えている、ネットワーク設定で間違ったIPアドレスやサブネットマスクを入力している、中継器との接続手順を間違えているなどの可能性が考えられます。
インターネットに関する何かの設定や接続を変更した後に通信障害が発生する場合は、ヒューマンエラーが考えられるので、設定や接続を見直してみましょう。
ネットワークの輻輳(ふくそう)
ネットワークは、同時に多くのユーザーがアクセスすると、通信が遅くなったり、つながりにくくなったりします。
輻輳(ふくそう)とは、人や物が一カ所に集中して混雑する状況をあらわす言葉です。
つまり、ネットワークの輻輳とは、通信回線にアクセスが集中した結果、つながりにくくなる状態をさします。
特に、スマホを利用する方が多い夕方から夜にかけての時間帯や、イベントで多くの人が集まっているタイミングでネットワークの輻輳は発生しやすいです。
ネットワークの輻輳が発生していてつながりにくい場合は、場所や時間帯、通信回線を変えてみましょう。
サイバー攻撃
利用したいサーバーが外部から攻撃を受けていると通信障害が発生する可能性があります。
たとえば、DDoS(分散型サービス拒否)攻撃は、攻撃者が大量のリクエストを送り付け、サーバーの処理能力を超過させてサービスを一時的に停止させる攻撃です。
上記のようなサイバー攻撃が行われていると、利用したいサービスやアプリで通信障害が続き、終わるまでは利用できません。
通信障害時にインターネットを利用する方法
通信障害が発生している最中にインターネットを利用する方法は以下のとおりです。
- 回線を切り替える
- 災害で通信障害が発生したら「00000JAPAN」を利用する
全てのケースで当てはまるとは限りませんが、試してみましょう。
次項より、通信障害時にインターネットを利用する方法を順番に解説します。
回線を切り替える
通信障害が特定の回線でのみ発生しているなら、別の回線に切り替えることでインターネットに接続できる可能性があります。
次の表は、別の回線の利用方法をまとめたものです。
各回線 | 概要 |
---|---|
自宅の通信回線 | 自宅にある光回線やホームルーターを利用する方法 |
デュアルSIM | 別のモバイル回線に切り替える方法 |
公共のWi-Fi | 公共のWi-Fiに接続する方法 |
もし、モバイル回線を利用していて通信障害が発生しているなら、自宅の光回線やホームルーターに切り替えてみましょう。
一方、自宅の通信回線で通信障害が発生しているなら、モバイル回線に接続すればインターネットを利用できる可能性があります。
デュアルSIMは2つのSIMを搭載できるスマホの機能で、別の通信事業者と契約していれば、SIMカードを入れ替えずに通信回線を切り替えることが可能です。
公共のWi-Fiは、カフェや公共施設に設置されたフリーWi-Fiに接続する方法になります。
回線を切り替えれば通信障害を回避できる可能性があるので、自宅に別の通信回線を用意する、あるいはデュアルSIMを搭載したスマホを用意して契約しておくなどの対策を行いましょう。
災害で通信障害が発生したら「00000JAPAN」を利用する
地震や災害が原因で通信障害が発生している場合、複数の通信事業者が提供する無料の公共無線LANサービス「00000JAPAN」を利用しましょう。
災害時に開放され、被災地や周辺でのインターネット接続を確保するために役立ちます。
「00000JAPAN」を利用する手順は以下のとおりです。
- 「設定」をタップする
- Wi-Fiの設定画面で「00000JAPAN」を選ぶ
「00000JAPAN」は契約している通信事業者やスマホの種類に関係なく、誰でも利用できます。
震災時は安否確認や情報収集で通信障害が発生しやすくなるため、「00000JAPAN」の使い方を覚えておきましょう。
通信障害以外で通信速度が遅くなる原因
通信障害以外で通信速度が遅くなる原因は以下のとおりです。
- アプリに不具合がある
- 接続場所に電波が届きにくい
- Wi-Fiの接続先を間違えている
- モバイルデータ通信をOFFにしている
- 通信制限が発生している
上記を順番に解説します。
アプリに不具合がある
特定のアプリで通信速度が遅い場合は、アプリのサーバーが混雑している可能性があります。
たとえば、人気のゲームアプリでイベントや大型アップデートが行われると、サーバーが混雑して通信が遅くなるケースが多いです。
まずは、別のアプリを開いて通信が遅いか確認します。
別のアプリで通信に問題がなければ、特定のアプリだけで起きている現象なので、混雑が解消されるまで待ちましょう。
接続場所に電波が届きにくい
モバイル回線やWi-Fiルーターは電波で通信をやり取りしているため、電波が届きにくい場所では、通信が不安定になる可能性があります。
たとえば、地下鉄や地下駐車場、トンネルのなか、建物の奥まった場所、高層ビルの上層階、山間部などは電波が届きにくいです。
上記のような場所で電波が弱い場合は、屋外や窓際など、電波が届きやすい場所へ移動してみましょう。
Wi-Fiの接続先を間違えている
スマホの設定によっては、近くにある別のWi-Fiに自動的に接続しようとしている場合があります。
しかし、正しい設定が保存されていないと接続できず、通信が不安定になるケースがあるので、Wi-Fi接続の設定をOFFにしましょう。
モバイルデータ通信をOFFにしている
モバイルデータ通信とは、スマホやタブレットが通信事業者の回線を利用してインターネットに接続する方法です。
OFFにしているとモバイル回線が利用できなくなり、インターネットに接続できないので確認してみましょう。
通信制限が発生している
通信制限とは、通信事業者が定めるデータ容量の上限に達した場合に、通信速度が低速になる仕組みです。
料金プランによってデータ容量の上限や条件は異なりますが、モバイルデータ通信でスマホを利用し過ぎると発生します。
自宅に光回線やホームルーターを導入しているなら、自宅にいる間はWi-Fiに接続して、モバイルデータ通信を使いすぎないように注意しましょう。
通信障害に備えてやっておくこと
通信障害は突然発生する可能性があるため、事前に別の回線を用意しておきましょう。
たとえば、スマホのモバイル回線で通信障害が発生した場合、光回線が自宅にあれば、引き続きインターネットを利用できる場合があります。
外出時の対策としては、デュアルSIMのスマホに買替えて、別の通信事業者と契約しておけば、異なる回線を併用でき、通信障害に備えることが可能です。
また、公共のフリーWi-Fiを利用する方法もあります。通信障害が発生した場合に備えて、別の通信回線を検討してみましょう。
自宅に通信回線を設置するなら「ドコモ光」がおすすめ
自宅に通信回線を設置するなら、「ドコモ光」がおすすめです。
「ドコモ光」では、最大10Gbps※1に対応する「ドコモ光 10ギガ※2」が一部エリアで利用でき、全国エリアで最大1Gbps※1の「ドコモ光 1ギガ」が利用できます。
光回線はほかの通信回線に比べて高速で、安定した接続を実現できるため、自宅で高画質の動画を視聴したり、オンラインゲームをプレイしたりする場合におすすめです。
また、「ドコモ光」はプロバイダの選択肢が豊富で、高速通信に対応したWi-Fiルーターを無料でレンタルできるプロバイダもあるので、インターネットの通信速度を改善したい方に適しています。
ほかにも、対象プランにご加入中のドコモユーザーはインターネット回線に「ドコモ光」を選ぶと、ドコモの家族全員のスマホ料金が最大1,100円(税込)の割引※3を受けられます。
「ドコモ光」は高速通信の料金プランがあり、10ギガに対応したルーターを借りられるため、インターネットを快適に楽しみたい方におすすめです。
「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※4 |
(マンション) タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※5 |
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※1 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※2:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1ベストエフォート値による最大通信速度
※2「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※3 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※4 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※5 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
通信障害が発生した場合は原因を確かめて対処しよう
通信障害が発生した場合は原因を確かめ、ご自身で対処できるケースか判断しましょう。
たとえば、ヒューマンエラーならインターネットに関する機器の設定や接続の見直し、ネットワークの輻輳なら場所の移動や時間帯をずらすなどの方法で対処できる場合があります。
ほかの原因の場合は、通信事業者の対応を待つか、別の通信回線を利用するなどで対処しましょう。
「ドコモ光」では、最大10Gbps※6に対応する「ドコモ光 10ギガ※7」が一部エリアで利用でき、全国エリアで最大1Gbps※6の「ドコモ光 1ギガ」が利用できます。
インターネットを快適に楽しめる光回線で、ドコモのスマホユーザーなら節約効果も期待できるので、気になる方は詳細をチェックしましょう。
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

