パソコンが熱くなる3つの原因
パソコンが熱くなるときには、主に以下の3つの原因が考えられます。
- 高負荷でCPUやGPUが発熱している
- 室温が高く十分に放熱できていない
- ホコリが溜まっている
高負荷でCPUやGPUが発熱している
オンラインゲームや動画編集など高負荷な作業をすると、CPUやGPUの稼働率があがり、発熱が大きくなります。
汎用的な処理をするCPU(中央処理装置)や画像処理のためのGPU(画像処理装置)はパソコンにおける頭脳にあたるパーツです。特に、性能が控えめなCPUやGPUの場合、同じ作業でも高温になりやすい傾向です。
室温が高く十分に放熱できていない
室温が高いと、冷却ファンや内部のヒートシンクで十分に放熱が進まず、熱がこもりやすくなります。パソコンは内部の熱を放熱することで適温を保っています。
特に、夏場の高温な環境や冬場の暖房が効いた部屋で長時間パソコンを使用すると、放熱が進まずパソコン全体が熱くなることがあります。
また、室温以外にも直射日光が当たる場所でパソコンを使用すると、高温になりやすいので注意が必要です。
ホコリが溜まっている
吸気口・排気口や冷却ファンにホコリが溜まると、空気の流れが遮られて、パソコン内部で発生した熱を効率的に外に逃がすことができなくなります。
パソコンの内部には時間が経つにつれて、空気の流れによってホコリや細かいゴミが吸い込まれてホコリが蓄積します。
なお、冷却ファンを長期間手入れせずに使用すると、ホコリや故障のためにファンが回らなくなり、そのことが原因で冷却性能が低下することもあります。
パソコンを熱いまま放置するとどうなる?
パソコンが熱いまま放置すると、冷却ファンによる騒音や各部の不具合・故障が発生する可能性があります。パソコンを熱いまま放置したときの症状を見ていきましょう。
冷却ファンがうるさくなる
パソコンが熱いまま放置すると温度を下げようとして冷却ファンがフル回転し、ファンの音が大きくなることがあります。
冷却ファンの回転が多くなること自体は故障ではありませんが、作業に支障をきたすような不快な騒音になることもあり、早めに対策を考えたいところです。
電源が落ちるなどの不具合の原因になる
パソコンを高温のまま放置すると、CPU、GPU、SSD、メモリなど、各部品に過剰な負荷がかかり、不具合や故障の原因となることがあります。
また、内部温度が限界を超えると熱暴走が発生し、予期せず再起動したり、電源が落ちてしまったりすることがあります。
パソコンが熱くなるのを防ぐ7つの対策
パソコンが熱くなるのを防ぐ対策方法としては、以下の7つが挙げられます。それぞれの対策方法を詳しく見ていきましょう。
- 使わないソフトを終了する
- 室温を下げる
- パソコンの内部を掃除する
- 省電力設定に変更する
- 長時間の使用は控える
- パソコンの設置場所を移動する
- 冷却グッズで冷やす
使わないソフトを終了する
不要なソフトを開いたままにしておくと負荷が増し、パソコンの温度が上昇する原因になります。
頻繁に作業に使用するソフトは開いたままにして使い勝手を優先しても問題ありませんが、それ以外は使い終わったらこまめに終了させて、無駄な負荷を避けるようにしましょう。
室温を下げる
室温が高いときは、エアコンなどで温度を下げて適正な室温に調整しましょう。室温が高いとパソコンの放熱が進まず、本体が高温になることがあります。
なお、パソコンを使用するときの適正な室温は10~35℃程度、適正な湿度は20~80%といわれています。特に梅雨時は、室温とあわせて湿度にも注意しましょう。湿度の高い場所での使用は部品がショートしたり、腐食を受けたりする原因になります。
パソコンの内部を掃除する
パソコンのケースを開けて内部や排気口・吸気口、冷却ファンの掃除をすることで、十分な放熱ができるようになります。ドライバーでケースを開き、エアダスター、除電ハケ、ピンセットなどでホコリを取り除きましょう。
省電力設定に変更する
パソコンが熱いときは、省電力設定にしてパフォーマンスを制限することで発熱を抑える方法もあります。
Windows 11では「スタート」>「すべてのアプリ」>「Windowsツール」>「コントロールパネル」>「ハードウェアとサウンド」>「電源プランの選択」から「省電力」の設定が選択できます。
なお、Windows 11では画面下部にあるタスクバーの検索ボックスから検索をして、「電源プランの選択」を開くことも可能です。
長時間の使用は控える
パソコンを長時間連続で使用すると、放熱を上回る発熱が続いて熱が溜まり、CPUやGPUをはじめパソコン全体の温度が高くなることがあります。
一定時間ごとに休憩を挟んでパソコンを休ませることで、内部の温度が高くなり過ぎないように、放熱のための時間をつくることができます。自身の休息も兼ねて、こまめに休憩を取るように心がけましょう。
パソコンの設置場所を移動する
パソコン本体の設置環境を確認し、必要に応じて設置場所を移動させましょう。
直射日光が当たる場所にパソコンを設置している場合、本体が高温になりやすいので、日の当たらない場所に移動させます。
また、壁に近い位置に設置している場合は、空気の流れが遮られて放熱しづらいため、壁から10cm以上離すように設置場所を見直してみてください。
冷却グッズで冷やす
「卓上冷却ファン」などの冷却グッズを使用して、本体の温度を効率的に下げる方法もあります。特にノートパソコンの場合は、本体の下に敷いて使用する「ノートパソコン用クーラー」などのグッズもあるので、選択肢として検討してみてください。
なお、パソコンを外部から冷やす場合も、氷や保冷剤で急激に冷却することは避けるようにしてください。急激な冷却は結露を引き起こし、故障の原因になります。
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電話でのサポートに加え、修理、訪問サポート、データ復旧などの幅広いサービスが利用できます。
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また、修理が必要な際には、専門スタッフが訪問し、必要に応じてその場での故障修理やお預かり修理を行います(基本訪問料金6,600円(税込)+修理費/部品費)。
なお、「ドコモ光」への新規お申込みでは「ドコモ光新規工事料無料特典」が適用可能です。通常工事料が無料※4になり、初期費用を抑えて光回線の利用をはじめられます。
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「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※7 |
(マンション) タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※8 |
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※5 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※6:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1 通信につながる機器とは、パソコン、パソコン周辺機器、テレビ、ルーターなど、ドコモが別途指定する機器をいいます。
※2 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※3訪問サポート、修理、データ復旧、買取にて、基本訪問料金および機器回収料金に関して、合計月2回まで無料となります。合計月3回目以降は都度、基本訪問料金は6,600円(税込)、機器回収料金は実費請求となります。
※4 新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要となります。特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。
※5 ベストエフォート値による最大通信速度
※6 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※7 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※8 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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熱くなる原因と対策を知ってトラブルなくパソコンを使っていこう
パソコンが熱くなる原因は、CPUやGPUの発熱、室温が高い、ホコリの蓄積などです。
パソコンが熱くなるのを防ぐ対策としては、使わないソフトを閉じる、室温を下げる、本体を掃除する、省電力設定にする、長時間の使用を控える、設置場所を移動する、冷却グッズで冷やすなどが挙げられます。
パソコンが頻繁に熱くなる場合も、設置環境と使用方法を見直すことですぐに改善できることがあります。ぜひ対策方法を知って、熱くなる原因を解消していきましょう。

