ホテルのフリーWi-Fiを使うとどんな危険性がある?
ホテルのフリーWi-Fiも、以下の3つの危険性があります。それぞれのリスクについて詳しく見ていきましょう。
- 盗聴されて個人情報が悪用される危険性
- なりすましのアクセスポイントに接続する危険性
- ウィルスに感染する危険性
盗聴されて個人情報が悪用される危険性
ホテルで提供されるものを含め、フリーWi-Fiは一般的にSSIDやパスワードが不特定多数の人と共有されるため、第三者に通信が盗聴される可能性があります。
通信内容が盗聴されると、クレジットカード情報が盗まれたり、SNSのID・パスワードが盗まれて「なりすまし」による不正アクセスを受けたりするなどの被害が想定されます。
リスクを抑えるためには、暗号化されたサイトのみを閲覧する、決済やログインは避けるなど、盗聴を防ぐための対策が必要です(対策は記事の後半で詳しく解説します)。
なりすましのアクセスポイントに接続する危険性
ホテルのフリーWi-Fiでも、正規のアクセスポイントを装うなりすましのアクセスポイントに接続するリスクがあります。
なりすましのアクセスポイントは、正規のアクセスポイントと似た名前や同じ名前のSSIDが設定されたアクセスポイントのことです。特に同じSSIDが設定されたものは、悪魔の双子(Evil Twin)と呼ばれることもあります。
なりすましのアクセスポイントでは、フリーWi-Fiのログイン画面を表示してフィッシングサイトへ誘導し、クレジットカード情報などを盗み取るケースがあります。
また、正規のサイトを閲覧する際も、通信に入り込まれて被害を受けるケースがあります。
ウィルスに感染する危険性
ホテルなどのフリーWi-Fiでは、通信に入り込まれてウィルスを送られたり、偽のメッセージからウィルスをダウンロードさせられたりなど、ウィルス感染のリスクがあります。
ウィルス感染によっても、データの漏洩や不正な操作による被害を受ける可能性があります。
ホテルのフリーWi-Fiを安全に使うための方法
ホテルのフリーWi-Fiを安全に使うための方法を紹介していきます。以下の4つのポイントに注意しながら、フリーWi-Fiを利用していきましょう。
- 「https://」で始まるサイトのみを閲覧する
- 決済やログインは避ける
- VPNを利用する
- Wi-Fiのセキュリティ規格を確認する
「https://」で始まるサイトのみを閲覧する
ホテルのフリーWi-Fiに接続しているときは、「https://」で始まる暗号化されたサイトのみを閲覧するように心がけましょう。暗号化されたWebサイトでは、第三者からデータを覗き見されても内容がわからない形で通信が可能です。
暗号化されているWebサイトは、URLの表示欄(アドレスバー)にカギマークが表示されているので、Webサイトを開いた際にチェックしてみましょう。
なお、「http://」のアドレスのサイトは暗号化されていないため、個人情報を入力しない、あるいはサイトの閲覧を中断するなどの対応を行ってください。
決済やログインは避ける
ホテルのフリーWi-Fiへの接続時は、クレジットカードによる決済や、ショッピングサイト・SNSなどへのログインは控えるようにしましょう。
決済情報やログイン情報が傍受されると、クレジットカードの不正使用やアカウントの乗っ取りなどの被害にあう可能性があります。
VPNを利用する
VPNは、不特定多数が利用するインターネット上に、特定の人だけが利用できる仮想の専用線を設定して通信する接続方法です。VPNを利用すると、外部からは通信が覗き見できない状態になり、セキュリティ性は高まります。
スマホで利用できるVPNはアプリストアで探すことができます。パソコンもVPNを契約してアプリをダウンロードすることで利用が可能です。
Wi-Fiのセキュリティを確認する
ホテルでフリーWi-Fiを利用する際は、Wi-Fiのセキュリティの安全性を確認しておきましょう。Wi-Fi設定のネットワークの一覧から、セキュリティに関する情報が確認できます。
Windows 11の場合は、セキュリティ上問題がなければ「セキュリティ保護あり」とネットワーク名の下に表示されます。一方、それ以外の表示や「安全ではありません」などの通知がある場合は、安全性の低いWEPやTKIPのWi-Fiであるため、接続を控えるべきです。
また、スマホではiPhone、Androidともに暗号化されているネットワークであれば鍵のマークが表示されます。特にiPhoneでは「安全性の低いセキュリティ」などと表示されることがあるので、フリーWi-Fiにこうした表示がある場合は接続を控えましょう。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。 iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。 ※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
自宅で利用するWi-Fiにも安全性を求めるなら「home 5G」がおすすめ
自宅で利用するWi-Fiにも安全性を求めるなら「home 5G」がおすすめです。「home 5G」は最新のセキュリティ規格のWPA3に対応し、安全性の高い通信ができます。
「home 5G」は5G高速通信※1に対応し、月間のデータ通信量は無制限※2です。高画質な動画の視聴もオンラインゲームも気兼ねなく楽しめます。
なお、「home 5G」を契約すると、ドコモのご家族全員のスマホ料金が最大1,100円(税込)の割引※3になります。ドコモユーザーは自宅のWi-Fiに「home 5G」を選ぶことで、毎月のスマホ料金を節約することが可能です。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
「home 5G」の月額料金や初期費用は、以下の表よりご確認ください。
月額料金 | home 5Gプラン:4,950円(税込) |
機種代 | 71,280円(税込) |
初期費用 | 契約事務手数料3,850円(税込) (オンラインショップは無料) |
契約期間 | 定期契約なし |
データ容量 | 無制限※2 |
購入先 | ドコモオンラインショップ ドコモショップ 量販店 |
※1 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※2データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※3 「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
ホテルのフリーWi-Fiは危険性を理解して安全対策をして利用しよう
ホテルのフリーWi-Fiの危険性としては、盗聴による個人情報の流出、なりすましのアクセスポイントへ接続するリスク、ウィルス感染の危険性などが挙げられます。
ホテルのフリーWi-Fiを安全に使うためには、「https://」で始まるサイトのみ閲覧する、決済やログインは避ける、VPNを利用する、Wi-Fiのセキュリティを確認するなどが対策方法です。ぜひ危険性と対策を押さえて安全にフリーWi-Fiを利用していきましょう。
※「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

