メモリとストレージの違いは?必要な容量の目安と増やし方もわかりやすく解説

通信ノウハウ

パソコンやスマホを選ぶ際は、メモリとストレージの違いを知っておくと良いでしょう。

メモリとストレージは、デバイスのスペックを示す数値です。数値が大きいほど多くのメリットを得られますが、パソコンやスマホによっては後から増やすことができません。

そのため、使い方や目的に合わせた容量のパソコンやスマホを選ぶ必要があり、メモリとストレージの違いを知っておくべきです。

本記事では、メモリとストレージの違いや必要な容量の目安、増やし方などを解説します。

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記事サマリー

メモリとストレージの違いは?

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メモリとストレージはパソコンやスマホなどのデバイスで用いられている記憶装置で、大きな違いは役割です。

記憶装置役割
メモリデバイスを動かす際に必要な情報を一時的に保管する場所
ストレージデータを長期的に保管する場所

両方ともデータを保管する記録装置ですが、記録するデータの種類や保管期間などが異なります。

なお、メモリが少ないとパソコンやスマホでの作業や操作が不便になり、ストレージが少ないと保存できる写真や動画、アプリの数などに影響をおよぼす可能性があります。

つまり、パソコンでもスマホでも、メモリとストレージが一定以上のスペックを持つデバイスを選ぶと良いでしょう。

以下で、メモリとストレージの詳しい役割を順番に解説します。

メモリの役割

メモリとは、パソコンやスマホにある一時的に作業データを保存する記憶装置です。

頻繁に大量のデータを書き換えるため、処理速度は速いですが、一度保存したデータは電源を切ると消えます。

単位はGBで、数値が大きいほど多くの作業が実行可能です。

たとえば、メモリが大きいほど、パソコンで複数のソフトウェアを起動したり、オンライン会議をしたりしても処理がスムーズに行えて、快適に作業できます。

メモリのスペックは、パソコンの場合はメモリースティック、あるいはメモリをさし、スマホの場合はRAMをさすので、比較する際は間違えないようにしましょう。

ストレージの役割

ストレージとは、パソコンやスマホにあるデータの長期保存が可能な記憶装置です。

電源を切ってもデータは保存され、必要に応じてコピーや削除などが行えます。

ストレージの単位はGBやTBで、数値が大きいほど多くの写真や動画、アプリなどの保存が可能です。

たとえば、子どもの成長をスマホに保存したい場合は、ストレージの容量が大きいスマホを購入し、容量が足りなくなったら写真や動画を別のSDカードやクラウドに保存しましょう。

ストレージのスペックはパソコンの場合は内蔵されているHDDやSSD、スマホなら内蔵されているROMをさします。

  • RAM〇〇GB…スマホのメモリのスペック
  • ROM〇〇GB…スマホのストレージのスペック

スマホのRAMとROMは似ている単語ですが、意味が異なるので間違えないようにしましょう。

メモリはどれくらい必要?

メモリとは、パソコンやスマホの作業のためにデータを一時的に保管する領域です。

つまり、メモリの容量が大きいほどデバイスが一度に処理できる作業量が増えます。

ただし、容量が大きいほどデバイスの価格が高くなる傾向があるため、ご自身の目的や使い方に合った容量を選ぶと良いでしょう。

メモリの容量おすすめのユーザー
2GB~3GBSNSや地図アプリ、インターネットでの調べものなど、簡単な操作をスマホで行いたいユーザー向け
4GB簡単な操作に加えて、動画の視聴や処理の少ないゲームアプリをスマホやパソコンで楽しみたいユーザー向け
6GB~8GB3Dや高グラフィックのゲームアプリ、フルHDの高画質動画をスマホやパソコンで楽しみたいユーザー向け
8GB以上処理が重いゲームや、動画編集などをパソコンで行いたいユーザー向け

スマホの場合は、メモリの容量が6GB~8GBの商品が増えており、オンラインゲームや動画の視聴、配信などを使う機会が多い方におすすめです。

一方、パソコンは最低でも8GB、書類作成やリモートワークを快適に行いたいなら16GB以上、処理が重いゲームや高解像度の動画編集を行うなら32GB以上のメモリを搭載している機種を検討しましょう。

メモリはどうやって増やす?

パソコンの場合、機種にもよりますがメモリの交換や増設が可能です。

ただし、メモリの取り換えやパソコンの設定などを行うため、ある程度の知識が求められます。また、使用しているOSとチップセットによって容量の上限が決まっているので、パソコンのメモリを増やすには限りがあります。

一方、スマホのメモリは交換できないため、基本的に増やすことはできません。

メモリが足りない場合はキャッシュを削除、不要なアプリを終了するなどしてメモリの無駄遣いを減らします。

また、場合によっては、メモリの容量が多いスマホへの買替えも検討しましょう。

ストレージはどれくらい必要?

ストレージとは、データを長期保管する領域です。ストレージの容量が多いほど、多くのデータやアプリを保存できます。

ただし、ストレージの容量が多いデバイスは価格が高い傾向が見られるので、ご自身の使い方や目的にあったデータ容量のデバイスを選ぶと良いでしょう。

ストレージの容量おすすめのユーザー
64GBスマホを必要最低限しか利用しないユーザー向け
128G~256GB一般的な用途でパソコンやスマホを利用したいユーザー向け
512GB~1TB写真や動画、アプリ、ゲームなどを大量に保存するユーザー向け
1TB以上専門的に大量のデータをパソコンで保存、管理するユーザー向け

なお、パソコンのストレージにはHDDとSSDの2種類があります。

HDDはHard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略称で、大容量のデータを扱うのに向いている記憶装置です。回転する円盤に磁気でデータを読み書きします。

SSDはSolid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略称で、データのアクセス速度がHDDよりも格段に速い記憶装置です。USBメモリと同じように内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをします。

HDDよりもSSDのほうがパソコンの起動時間が短縮され、ソフトの起動やデータの読み書きがスピーディだと覚えておきましょう。

ストレージはどうやって増やす?

パソコンの場合、機種にもよりますが内蔵ストレージの交換や増設が可能です。

HDDからSSDへの交換や、サブのストレージとして2台目を増設するなどができますが、機器の取り替えやパソコンの設定などが必要なので、ある程度の知識が求められます。

また、USB接続が可能なパソコンなら、外付けHDDやSSDを購入して、ストレージ容量を増やす方法もあるので試してみましょう。

一方、スマホの場合はストレージの交換ができません。

ストレージ容量を増やしたい場合はSDカードを購入して、装着しましょう。

ただし、スマホによってはSDカードを挿入できない場合があります。

SDカードを使えないスマホの場合は、パソコンやクラウドサービスにデータを移動させる、あるいはストレージ容量が多いスマホへの買替えがおすすめです。

メモリやストレージが少ない場合の注意点

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メモリとストレージは役割が異なりますが、少ないとデバイスに悪影響をおよぼす可能性がある点で共通しています。

メモリ・ストレージが少ない場合デバイスにおよぼす悪影響
メモリが少ない動作が遅くなる
アプリやソフトの立ち上がりが遅くなる
フリーズする
Webページの読み込みが遅くなる
ストレージが少ないアプリや動画を保存できない
ファイルが開けない
動きが遅くなる

メモリとストレージの容量が少ないと、デバイスが負荷を処理しきれなくなり、インターネットを快適に楽しむことが難しくなります。

パソコンやスマホを利用していて、インターネットが遅い、反応が鈍いと感じたら、メモリとストレージの容量を確認しましょう。

インターネットを快適に楽しむなら「ドコモ光」がおすすめ

メモリとストレージの容量が多いと、デバイスが快適に動作します。インターネットが遅い、反応が鈍いと感じたら、使っていないアプリを終了し、不要な動画や画像、音楽などを別の記憶装置やクラウドサービスに保存して、容量を増やしましょう。

なお、インターネットが遅い原因には、メモリとストレージの容量が少ない以外に、通信回線やルーターに問題が発生している可能性が考えられます。

そのため、インターネットを快適に楽しみたいなら、通信会社やルーターの見直しを検討すると良いでしょう。

たとえば、「ドコモ光」では、最大10Gbps※1に対応する「ドコモ光 10ギガ※2」が一部エリアで利用でき、全国エリアで最大1Gbps※1の「ドコモ光 1ギガ」が利用可能です。

プロバイダの選択肢は豊富で、高速通信に対応したWi-Fiルーターを無料でレンタルできるプロバイダもあるので、インターネットの通信速度を改善したい方に適しています。

また、ドコモユーザーはインターネット回線に「ドコモ光」を選ぶと、ドコモの家族全員のスマホ料金が最大1,100円(税込)の割引※3を受けられます。

「ドコモ光」は高速通信の料金プランがあり、10ギガに対応したルーターを有料で借りられるので、インターネットを快適に楽しみたい方におすすめの通信会社です。

「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※4
(マンション)
タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※5
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※1ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※2:最大10Gbps
お申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1ベストエフォート値による最大通信速度
※2「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※3 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※4 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※5 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)/月割引!
「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

デバイスを選ぶ際はメモリとストレージの違いを知っておこう

メモリは作業や操作を行う領域、ストレージはデータを保存する領域です。両方とも記憶装置で似たような単位を用いますが、役割が異なると覚えておきましょう。

なお、パソコンは後からメモリとストレージの交換や増設が可能な場合がありますが、スマホは難しいのでデバイスを選ぶ際は容量を確認すると良いです。

メモリとストレージが少ないと、インターネットを快適に楽しめなくなるので、場合によっては買替えをおすすめします。

また、インターネットを快適に楽しむなら通信会社の料金プランも確認すると良いでしょう。

「ドコモ光」では、最大10Gbps※6に対応する「ドコモ光 10ギガ※7」が一部エリアで利用でき、全国エリアで最大1Gbps※6の「ドコモ光 1ギガ」が利用できます。

乗り換えるとインターネットを快適に楽しめる可能性があり、スマホ代の節約効果を期待できるので、気になる方は詳細をチェックしましょう。

※6ベストエフォート値による最大通信速度
※7「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら

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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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