Windows 10に搭載されているセーフモードとは
セーフモードとは、パソコンの不具合やトラブルの原因を診断するために利用する起動モードです。
Windows 10に備わっており、セーフモードで起動すれば最小限のファイルとドライバーのみを使用して起動できるため、不具合やトラブルの原因を特定できる場合があります。
たとえば、「パソコンの動作が重い」「頻繁にフリーズする」などの問題が生じた場合、セーフモードで起動し、問題が生じなければ基本的な設定やドライバーが原因でないことがわかるため、原因を絞り込むことができます。
また、セーフモードでもMicrosoft Officeなどの基本的なアプリケーションは使用できるため、パソコンの動作が重いときなどに最小限の作業を行うのにも便利です。
セーフモードには以下の3つの種類があります。
- セーフモード
- セーフモードとネットワーク
- セーフモードとコマンドプロンプト
それぞれの特徴を紹介します。
① セーフモード
限られたファイルやドライバーのセットを使用してパソコンを起動する基本的なセーフモードです。最低限の機能のみ起動するため、セーフモードでのパソコン動作に問題がなければ、規定の設定や基本的なドライバーに問題がないことがわかります。
② セーフモードとネットワーク
「セーフモードとネットワーク」は、セーフモードで起動するファイルやドライバーに加え、インターネットやネットワーク上のほかのパソコンへアクセスするためのドライバーとサービスが追加されます。
「セーフモードとネットワーク」では、有線LAN接続であればインターネットに接続した状態でセーフモードが起動できるため、インターネットから解決方法を入手することも可能です。
③ セーフモードとコマンドプロンプト
「セーフモードとコマンドプロンプト」は、通常の Windowsインターフェイスではなく、コマンドプロンプトのウィンドウで Windowsをセーフモードで起動します。
なお、コマンドプロンプトは、OSにアクセスするための基本的なプログラムのため、専門的な知識が必要です。そのため、自信がない場合は、こちらのモードを利用するのは避けたほうが良いかもしれません。
Windows 10をセーフモードで起動する方法と手順
Windows 10をセーフモードで起動する主な方法は、以下のとおりです。
- 「設定」から起動する
- 「Shift」キーと再起動で起動する
- 自己修復画面から起動する
それぞれの方法でセーフモードを起動する手順を紹介します。
「設定」から起動する方法
パソコンが立ち上がって操作できる状態の場合、セーフモードは「設定」から起動することができます。「設定」からセーフモードを起動する手順は、以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「更新とセキュリティ」から「回復」を選択
- 「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」をクリック
- パソコンが再起動する
- 「オプションの選択」画面で「スタートアップ設定→トラブルシューティング→詳細オプション→再起動」の順に選択
- 再起動後にオプションの一覧からセーフモードを選択する
「Shift」キーと再起動で起動する方法
再起動が可能な状態の場合、「Shift」キーを押しながら再起動することでセーフモードを起動できます。「Shift」キー」と再起動でセーフモードを起動する手順は、以下のとおりです。
- 再起動する
- サインイン画面で「Shift」キーを押しながらもう1度再起動する
- 「オプションの選択」画面で「スタートアップ設定→トラブルシューティング→詳細オプション→再起動」の順に選択
- 再起動後にオプションの一覧からセーフモードを選択する
自己修復画面から起動する方法
Windows 10は、数回起動に失敗すると自動的にスタートアップ修復機能が起動し、自己修復の画面が表示される仕様になっています。
パソコンの起動中に停止する場合や画面が立ち上がらない場合などは、強制終了を数回繰り返すことでセーフモードを起動できます。自己修復の画面からセーフモードを起動する手順は、以下のとおりです。
- 起動→強制終了を繰り返す
- 自動修復の画面が表示された後に、「詳細オプション」をクリック
- トラブルシューティング画面で「詳細オプション」を選択
- オプションの選択」画面で「スタートアップ設定→トラブルシューティング→詳細オプション→再起動」の順に選択
- 再起動後にオプションの一覧からセーフモードを選択する
セーフモードで起動し続けるときの対処法
セーフモードは、基本的に再起動を行うことで通常のWindowsの画面に戻りますが、再起動でもセーフモードが解除されない場合があります。
セーフモードが解除されない場合は、システム構築を利用して解除することが可能です。手順は以下のとおりです。
- Windowsキー+「R」を押す
- ボックスに「msconfig」と入力し、「OK」をクリック
- 「ブート」タブを選択
- ブートオプション内の「セーフ ブート」のチェックを外し、「OK」をクリック
- メッセージが表示され、「再起動」をクリック
セーフモードで起動するときに覚えておきたいこと
セーフモードで起動するときは注意点があります。以下では、セーフモードを起動するときに確認したいことを紹介します。
重要なデータの削除・周辺機器の動作不良などが生じる可能性がある
セーフモードを起動する場合はデータが消去される可能性があるため、事前にバックアップを取っておくことが大切です。
また、セーフモードを起動することで周辺機器が動かなくなることもあります。そのため、セーフモードを起動するときは必要最低限の周辺機器を残し、ほかの機器は外しておきましょう。
操作に不安があるときは業者に依頼するのも手段のひとつ
セーフモードは便利な機能ですが、起動することでほかのトラブルが生じる可能性があります。そのため、「パソコンの操作に自信がない」「よくわからなくて不安」などの場合は、専門業者に依頼するのも手段のひとつです。
また、パソコンの修理を専門に行っている業者に依頼するのも良いですが、プロバイダによっては訪問サービスを提供している場合があります。
契約内容にもよりますが、訪問サービスであれば無料でパソコンの問題を解決してもらえる可能性があるため、一度契約中のプロバイダに確認してみましょう。
「ドコモ光」はサポート体制が充実しているから万一のときもあんしん
「ドコモ光」は、オプションサービスとして「ネットトータルサポート※1」に加入できます。
「ネットトータルサポート」は、通信につながる機器(パソコンやテレビ、ルーターなど)にまつわるさまざまなシーンをまとめて「ドコモ」がサポートするサービスです。
電話でのサポートや修理、訪問サポート、データの復旧などさまざまなサービスが利用でき、訪問サポートは月2回まで基本訪問料金無料※2で利用できます。
また、「ドコモ光」は、通信速度と安定性に優れた光回線です。プランは「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ※3」の最大通信速度が異なる2つのプランから選択できるため、最適なインターネット環境を整えることができます。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※4 | (マンション) タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※5 | タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※6 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※3:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※2 訪問サポート、修理、データ復旧、買取にて、基本訪問料金および機器回収料金に関して、合計月2回まで無料となります。合計月3回目以降は都度、基本訪問料金は6,600円(税込)、機器回収料金は実費請求となります。
※3 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※4 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※5 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※6 ベストエフォート値による最大通信速度
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
Windows 10のトラブル時はセーフモードを試してみよう
Windows 10にはパソコンの不具合やトラブルの原因を確認するのに便利なセーフモードが搭載されています。セーフモードを利用すれば原因を切り分けて探すことができるため、ご自身で問題を改善できる可能性があります。
ただし、セーフモードはデータが失われたり、周辺機器の動作不良が生じたりする可能性があるため、事前に対策が必要です。
また、必ず問題が解決されるわけではないので、パソコンの操作に自信がない場合は、専門業者に依頼することも検討しましょう。
「ドコモ光」では豊富なオプションサービスをご用意しています。万一のトラブルに備えて充実したサポートを受けられる回線を探している方は、この機会に「ドコモ光」をご検討ください。
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