パソコンの再起動が長い原因は?対処法やサポート体制が充実している通信会社を紹介

通信ノウハウ

パソコンの再起動が長い場合は、何らかのトラブルが起きている可能性があります。トラブルの内容によっては、放置しているとパソコンが操作を受け付けない、起動しないなどに発展する可能性が高いです。

適切に対処すれば解決する場合があるので、パソコンの再起動が長い原因や対処法を知っておくと良いでしょう。

本記事では、パソコンの再起動が長い原因や対処法などを解説します。なお、記事で紹介する手順はWindows 11の場合で、パソコンやOSの種類によっては異なるので、公式サイトや取扱説明書を確認しましょう。

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記事サマリー

パソコンの再起動とは?

パソコンの再起動とは、OSを終了させ、再び起動するまでの動作を自動的に行う操作です。おもに、次のようなケースで行います。

  • 新しいソフトウェアのインストールやアップデートしたとき
  • 特定の設定を変更して反映させるとき
  • システムの動作が遅くなったり、フリーズしたりするとき
  • ソフトウェアやアプリが正常に動作しなくなったとき

再起動はさまざまなシーンで行いますが、何らかのトラブルが発生してパソコンがスムーズに動かなくなってしまったときに行うと、問題が解決する場合があります。

なお、パソコンの設定や状況にもよりますが、再起動には数分程度かかることを覚えておきましょう。

パソコンを再起動する手順

Windows 11のパソコンをマウスとキーボードで再起動する手順は以下のとおりです。

  1. 画面左下の「スタート」をクリックする
  2. 電源ボタンをクリックする
  3. 「再起動」をクリックする

マウスがない場合、あるいはマウスが使えない場合は次の手順で再起動しましょう。

  1. キーボードの「Windowsキー」を押しながら「Xキー」を押す
  2. 次に「Uキー」を押す
  3. 最後に「Rキー」を押す

上記の手順で再起動できない場合は、次の手順を試してみましょう。

  1. キーボードの「Altキー」を押しながら「F4キー」を押す
  2. シャットダウン画面が表示されたら、「↓キー」を押す
  3. 「再起動」にカーソルが移動したら、「Enterキー」を押す

上記の手順を試しても再起動できない場合は、パソコン本体の電源ボタンを長押しして物理的に強制終了します。なお、強制終了はデータに悪影響をおよぼす可能性があるので、最後の手段にしましょう。

パソコンの再起動が長い原因

イメージ

パソコンの再起動が長い原因は以下のとおりです。

  • システムを読み込んでいる
  • エラーが発生している
  • 周辺機器に不具合が発生している
  • パソコン内部に電気が溜まっている
  • パソコンのスペックが不足している
  • ウイルスに感染している

上記を順番に解説します。

システムを読み込んでいる

OSのアップデート後に行った再起動が長い場合は、システムの読み込みに時間がかかっている可能性があります。

アップデートの内容によっては半日以上かかる場合があるので、待ってみましょう。

エラーが発生している

アップデートに失敗した、別のソフトと競合しているなどのエラーが原因で起動が正常に行われない可能性があります。

エラーが原因で再起動が長引いている場合は、画面にエラー内容が表示されている可能性があるので確認してみましょう。

周辺機器に不具合が発生している

USBや外付けHDDなどの周辺機器を接続したまま再起動していて長引いている場合は、周辺機器に不具合が発生している可能性があります。

パソコン内部に電気が溜まっている

充電ケーブルを接続したままパソコンを操作すると内部に電気が溜まります。

溜まった状態を帯電と呼び、再起動すると過剰な電気によって制御不能な状態になり、長引く場合があることを覚えておきましょう。

パソコンのスペックが不足している

パソコンのメモリやCPUの性能が低い、あるいはストレージの容量が不足していると、再起動に時間がかかる場合があります。

スペックを決める要素概要
メモリ一時的なデータを保存する領域
プログラムの動作や作業のスムーズさに影響を与える
CPU処理を行うパソコンの頭脳
計算や指令を処理する
ストレージデータやファイルを長期間保存する領域
起動速度に影響をおよぼす

古いパソコンはスペックが不足しやすいので、再起動に時間がかかる可能性が高いです。

ウイルスに感染している

ウイルスに感染していると、再起動の処理が長引き、時間がかかるケースがあります。

そのため、不用意にファイルをダウンロードしない、怪しいサイトにアクセスしないなど、日頃から注意しましょう。

パソコンの再起動が長い場合の対処法

パソコンの再起動が長い場合の対処法は以下のとおりです。

  • パソコンの状態を確認する
  • パソコンを強制的に終了する
  • 周辺機器を取り外す
  • セーフモードで起動する
  • OSをアップデートする
  • システムを復元する
  • パソコンを工場出荷状態に復元する

上記を順番に解説します。

パソコンの状態を確認する

再起動中のパソコンで不具合が起きている場合、次の表のように何らかの症状が発生している可能性が高いです。

症状対処法
画面に白い文字が表示される文章から原因を確認して対処する
ブルースクリーンが表示される文章から原因を確認して対処する
異音が聞こえるHDDやSSD、パソコンの部品の故障が起きている可能性があるので、修理を依頼する
再起動を繰り返すスタートアップ修復やシステムの復元、リカバリーなどを行う
ロゴで止まる強制終了して、更新プログラムのアンインストールやシステムの復元、リカバリーなどを行う

まずは、モニターやパソコンを確認して、どのような症状が起きているのかチェックしましょう。

パソコンを強制的に終了する

状態を確認し、長引く原因と対処法を理解したらパソコンを強制終了しましょう。

パソコンは電源ボタンを長押しすれば、再起動中でも終了します。

ただし、強制終了すると、画面の表示が消えてしまい、データが破損する恐れがあることを覚えておきましょう。

周辺機器を取り外す

USBや外付けHDDが原因で再起動が長引く場合があるため、不要な周辺機器は外しておきましょう。

なお、起動に必要なマウスやキーボードなどは取り外さなくても良いです。

セーフモードで起動する

セーフモードとは、起動時に必須ではないアプリケーションやドライバーを読み込まない状態です。

再起動に時間がかかる原因を削除したり、調べたりするときに役立つモードなので、次の手順で行いましょう。

  1. パソコンを通常起動する
  2. サインインしたらキーボードの「Windowsマーク」と「Iキー」を押す
  3. 設定が表示されたら「更新とセキュリティ」をクリックする
  4. 左側の「回復」をクリックする
  5. 「PCの起動をカスタマイズする」の下の「今すぐ再起動する」をクリックする
  6. パソコンの再起動が始まったら「オプションの選択」画面で「スタートアップ設定」をクリックする
  7. 「トラブルブルシューティング」を選択する
  8. 「詳細オプション」を選択する
  9. 「再起動」を選択する
  10. 再起動後、オプションのリストでキーボードの「4」か「F4」、あるいは「5」か「F5」を押す

オプションリストの「4」か「F4」では最小限のドライバーとサービスを利用してパソコンを起動するセーフモードを、同リストの「5」か「F5」ではネットワークに接続可能なセーフモードを利用できます。

セーフモードで起動したら、再起動に時間がかかる原因となっているソフトウェアの削除やシステムの修復、ウイルス除去などを試してみましょう。

なお、Windowsでは3回連続して起動できない場合に、自動的にWinREが起動します。起動したら、次の手順でセーフモードを起動しましょう。

  1. 「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」を選択する
  2. 「詳細オプション」を選択する
  3. 「スタートアップ設定」を選択する
  4. 「再起動」を選択する
  5. 再起動後、「スタートアップ設定」メニューが表示されたらキーボードの「4」か「F4」、あるいは「5」か「F5」を押す

セーフモードを終了したい場合は、通常のシャットダウンの手順で電源を切ることができます。

OSをアップデートする

OSのアップデートが不完全に終わっている、あるいは最新のバージョンがアップデートされていない場合に、再起動が長引く可能性があります。

アップデートを行うことで不具合が解消される可能性もあるので、次の手順で小まめにアップデートを行っておきましょう。

  1. 画面左下の「スタート」をクリックする
  2. 「設定」をクリックする
  3. 「Windows Update」をクリックする
  4. 「更新プログラムの確認」をクリックしてインストールする

なお、セーフモードのときにアップデートを行う場合は、ネットワークに接続可能なセーフモードで起動しましょう。

なお、OSアップデートについては以下も併せてご覧ください。

「OSのアップデートとは?するべき理由や更新しないデメリット、注意点を解説」

システムを復元する

上記の対処法を実行しても再起動に時間がかかる場合は、復元ポイントを用いてシステムを復元してみましょう。

システムの復元は過去に保存した時点のシステムを上書きして、元に戻す方法です。

個人ファイルに影響を与えませんが、復元ポイントの作成後にインストールされたアプリやアップデートなどは削除されます。

Windowsでは復元ポイントが1日に1回、自動的に作成されており、次の手順で元に戻すことが可能です。

  1. 画面左下の「スタート」をクリックする
  2. 「設定」をクリックする
  3. 「システム」をクリックする
  4. 「バージョン情報」をクリックする
  5. 「関連リンク」の「システム保護」をクリックする
  6. 「システムのプロパティ」が表示されたら「システムの保護」タブをクリックする
  7. 「システムの復元」をクリックする
  8. 「次へ」をクリックする
  9. 一覧から復元ポイントを選ぶ
  10. 画面の指示に従って操作する

なお、一覧から復元ポイントを選ぶと、システムの復元を行うことで削除されるプログラムとドライバーが表示されるので、確認しましょう。

パソコンを工場出荷状態に復元する

上記までの対処法を実行しても再起動に時間がかかる場合は、OSに根本的な問題がある可能性が高いです。

そのため、次の手順でパソコンを工場出荷状態に復元して、改めてインストールしてみましょう。

  1. 画面左下の「スタート」をクリックする
  2. 「設定」をクリックする
  3. 「システム」をクリックする
  4. 「回復」をクリックする
  5. 「PCをリセットする」をクリックする
  6. 「すべて削除する」をクリックする
  7. 「ローカル再インストール」をクリックする
  8. 画面の指示に従って操作する

工場出荷状態から再インストールまで何度か再起動を繰り返し、時間がかかるので、ノートパソコンを利用している方はACアダプターを外さないようにしましょう。

なお、工場出荷状態に戻すと、パソコンの内部データやソフトウェアは全て削除されるので、事前にバックアップを取っておくと良いです。

パソコンの再起動が長いときは待つべき?

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パソコンの再起動は、早いと数分で済みます。

しかし、パソコンの状態やスペックによってはある程度の時間がかかり、OSのアップデートによっては半日以上かかるケースも珍しくありません。

そのため、パソコンの再起動に時間がかかっても、すぐに強制終了するのはおすすめできません。

ただし、毎回再起動に時間がかかったり、再起動を何度も繰り返したりするなら、何らかのトラブルが起きている可能性が高いので、様子を確認して適切な対処をとりましょう。

ただし、パソコンに関してある程度の知識が求められるため、通信会社など事業者へ頼るのもひとつの方法です。

「ドコモ光」はサポート体制が充実している通信会社

通信会社によっては、パソコンやスマホでのトラブル発生時にサポートを受けられるサービスを提供しています。

たとえば、「ドコモ光」なら「ネットトータルサポート」を月額使用料550円(税込)で利用可能です※1※2。

通信につながる機器※3のさまざまな悩みをサポートしており、月2回まで無料で訪問サポートを受けられます※4※5。

パソコンの再起動に時間がかかる、あるいは何度も繰り返すなどのトラブルが起きても、「ネットトータルサポート」に加入していればあんしんです。

また、「ドコモ光」は最大10Gbps※6に対応する「ドコモ光 10ギガ※7」が一部エリアで利用でき、全国エリアで最大1Gbps※6の「ドコモ光 1ギガ」などの高速通信が利用できます。

「ドコモ光」はサポート体制が充実しており、高速通信を利用したい方におすすめの通信会社です。

「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※8
(マンション)
タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※9
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※6ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※7:最大10Gbps
お申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1「ネットトータルサポート」の初回申込みから31日間無料となります(「ドコモ光」または「ドコモ光/ahamo光」とペア回線を設定されているお客さまはドコモ光の工事完了日から無料期間が適用になります。それ以外の場合は申込日から適用となります)。
※2 お申込みされると、ご利用の有無にかかわらず月額使用料が発生します。画面共有を利用したご案内は、通信料が発生します。
※3 通信につながる機器とは、パソコン、パソコン周辺機器、テレビ、ルーターなど、ドコモが別途指定する機器をいいます。
※4 ネットトータルサポートの訪問サポート・修理・データ復旧・買取は、ドコモが委託する協力会社による提供です。
※5 訪問サポート、修理、データ復旧、買取にて、基本訪問料金および機器回収料金に関して、合計月2回まで無料となります。合計月3回目以降は都度、基本訪問料金は6,600円(税込)、機器回収料金は実費請求となります。
※6 ベストエフォート値による最大通信速度
※7「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※8 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※9 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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パソコンの再起動が長い場合はトラブルが起きている可能性がある

パソコンの再起動が長い場合がありますが、待てば終わる可能性があるので、すぐに強制終了するのは避けるべきです。

しかし、繰り返し長引く場合はトラブルが起きている可能性があるので、状態を確認して適切に対処しましょう。

なお、状態の確認や適切な対処を実行するためにはある程度の知識が必要です。不安なら、サポート体制が整っている通信会社と契約しましょう。

「ドコモ光」は「ネットトータルサポート」やLINEやメール、電話のほか、オンラインで相談できる「おたすけロボット」もあるので、トラブルが起きたときでもあんしんできる通信会社です。

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