固定IPアドレスと動的IPアドレスの違い
IPアドレスとは、インターネットを利用するためにデバイスに割り当てられる識別番号のことで、インターネット上の住所のようなものです。
IPアドレスには、固定IPアドレスと動的IPアドレスの2種類があります。
- 固定IPアドレス:常に同じIPアドレスが割り当てられる方式
- 動的IPアドレス:IPアドレスが変化する方式
固定IPアドレスは、専用のIPアドレスが割り当てられることで、常に同じIPアドレスを使うことができます。
一方、動的IPアドレスは、インターネットに接続する際に、毎回異なるIPアドレスが割り当てられます。基本的に、一般家庭でインターネットを利用するときは、動的IPアドレスのケースがほとんどです。
固定IPアドレスを利用する3つのメリット
固定IPアドレスを利用するメリットは、以下のとおりです。
- セキュリティが強くなる
- 固定IPアドレスが必要なサービスを利用できる
- 社外から会社のデータベースにリモート接続ができる
それぞれを解説します。
セキュリティが強くなる
固定IPアドレスは、デバイスごとに割り当てられる専用のIPアドレスのため、固定IPアドレスを利用することで、特定のIPアドレス以外からのアクセスを遮断できます。
たとえば、クラウドサービスを利用する際、固定IPアドレスを利用して特定のIPアドレスのみアクセスできるように設定すれば、不正アクセスや情報漏洩のリスクを軽減できます。
固定IPアドレスが必要なサービスを利用できる
近年はIoT化が進んでおり、さまざまなサービスが登場していますが、サービスによっては固定IPアドレスが必要になる場合があります。たとえばWebカメラを利用する際は、固定IPアドレスが必要になるケースが多いです。
このように、固定IPアドレスを使うことで利用できるサービスの幅が広がり、日常生活をより豊かにすることができます。
社外から会社のデータベースにリモート接続ができる
近年、リモートワークを導入する企業が増えていますが、固定IPアドレスはリモートワークの効率化にも役立ちます。
固定IPアドレスを利用すれば、特定のIPアドレスのみにアクセス権限を与えることが可能です。そのため、社外から社内のデータベースに安全にリモート接続できる環境を整えることができます。
固定IPアドレスを利用するデメリット
固定IPアドレスにはメリットがある反面、デメリットもあります。固定IPアドレスを利用する主なデメリットは、以下のとおりです。
- サービスの利用に伴う費用が増える
- 悪意を持った第三者に狙われる可能性がある
それぞれを解説します。
サービスの利用に伴う費用が増える
固定IPアドレスを利用するには、固定IPサービスにお申込みが必要になるため、インターネット回線の月額料金のほかに、サービス利用料がかかります。また、固定IPサービスによっては工事が必要になる場合もあります。
このように、通信関連の費用の負担が増えてしまう点は、固定IPアドレスを利用するデメリットです。
なお、固定IPサービスの料金や初期費用は、プロバイダによって異なります。そのため、固定IPアドレスを利用する際は、事前にいくつかのプロバイダを比較しておくと良いでしょう。
悪意を持った第三者に狙われる可能性がある
固定IPアドレスを利用する場合、IPアドレスが固定されるため、悪意を持った第三者に狙われやすくなる可能性があります。
また、固定IPアドレスは、常に同一のIPアドレスとなるため、一度攻撃を受けると継続して攻撃されることも考えられます。
そのため、固定IPアドレスを利用する際は、セキュリティ対策やIPアドレスが漏洩しないように心がけることが大切です。
なお、個人でインターネットを利用する際は、動的IPアドレスを利用するほうが安全度は高くなる可能性があるため、特別な理由がない限り、基本的には動的IPアドレスを利用したほうが良いでしょう。
「ドコモ光」で固定IPアドレスは利用できる?
「ドコモ光」自体では、固定IPサービスを提供していません。ただし、プロバイダによっては固定IPアドレスを利用できるオプションプランが用意されているため、「ドコモ光」でも固定IPアドレスを利用することは可能です。
料金や工事の有無、サポート内容、利用条件などはプロバイダによって異なるため、固定IPアドレスを利用したい方は、契約中のプロバイダに確認してみましょう。
「ドコモ光」で固定IPアドレスを利用する方法
「ドコモ光」で固定IPアドレスを利用する場合、以下の方法があります。
- 契約プロバイダの固定IPプランにお申込み
- 別の固定IPサービスにお申込み
- 単独タイプで固定IPオプションのあるプロバイダと契約する
それぞれの方法を解説します。
①契約プロバイダの固定IPプランにお申込み
現在契約中のプロバイダのオプションプランにお申込みすることで、固定IPアドレスを利用できます。
ただし、プロバイダによっては固定IPアドレスのオプションプランを提供していない場合もあるため、まずは契約中のプロバイダにオプションプランの有無を確認してみましょう。
なお、「ドコモ光」は、複数のプロバイダから選択が可能です。そのため、これから「ドコモ光」のお申込みを考えており、固定IPアドレスを利用する可能性がある方は、契約予定のプロバイダにオプションプランがあるか確認しておくことをおすすめします。
②別の固定IPサービスにお申込み
すでに「ドコモ光」と契約している方は、別の固定IPサービスにお申込みすることが可能です。
別の固定IPサービスにお申込みすれば、固定IPアドレスのオプションサービスがないプロバイダと契約していても、固定IPアドレスを利用できます。
別途費用がかかってしまいますが、プロバイダを変更する必要がなく、現在のインターネット環境下で固定IPアドレスを利用できるメリットがあります。
③単独タイプで固定IPオプションのあるプロバイダと契約する
「ドコモ光」では、光回線とプロバイダが一体となっていない「単独タイプ」があります。「単独タイプ」を選択後、別途個別に固定IPオプションのあるプロバイダと契約して固定IPアドレスを利用する方法もあります。
また、現在のプランから「単独タイプ」に変更も可能なため、状況にあわせて変更も検討しましょう。
ただし、契約中のプランが定期契約プランの場合は、注意が必要です。更新月以外でのプラン変更は、解約金がかかってしまうため、変更する際は事前に現在のプランを確認しておくと良いでしょう。
快適なインターネット環境を整えるなら「ドコモ光」がおすすめ
「ドコモ光」では、「ドコモ光 1ギガ」と「ドコモ光 10ギガ※1」の2つのプランから、利用環境に合わせた最適なプランを選択できます。
また、「ドコモ光」のプロバイダは複数あり、プロバイダによっては固定IPアドレスのオプションを提供している場合があります。
光回線とプロバイダが一体型となったプランのほかに「単独タイプ」もあるため、ご自身でプロバイダと契約することも可能です。
インターネット環境や利用用途に合わせて、最適なプランやプロバイダを選択できるため、快適なインターネット環境を整えたい方は、「ドコモ光」をご検討ください。
月額料金 (ドコモ光1ギガ)※2 | (マンション) タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金 (ドコモ光10ギガ)※3 | タイプA:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※4 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※1:最大10Gbps |
お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※2 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※3 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※4 ベストエフォート値による最大通信速度
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
固定IPアドレスは特徴を把握した上で利用しよう
固定IPアドレスは、セキュリティを強化できたり、リモートワークをしやすくなったりするメリットがあります。
ただし、費用面の負担が大きくなることや、悪意のある第三者に狙われる可能性があることなど、デメリットもあるため注意が必要です。
一般家庭で固定IPアドレスを利用するケースは少ないですが、もし固定IPアドレスを利用するのであれば、特徴をよく把握した上で検討しましょう。
なお、快適なインターネット環境を整えるなら、インターネット回線が大切です。
「ドコモ光」は、あんしんかつ快適な光回線です。複数のプロバイダから選択が可能で、プロバイダによっては固定IPアドレスのオプションプランを提供している場合もあります。
インターネット回線のお申込みを考えている方は、この機会に「ドコモ光」をご検討ください。
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