サブ回線をおすすめする理由とは?メリットやスマホの組み合わせを紹介

通信ノウハウ

携帯料金を安くしたいなら、メイン回線とサブ回線を組み合わせて使う方法がおすすめです。組み合わせ方次第では、費用を大幅に抑えるだけでなく、じぶんに合った使い方のプランを選ぶことができます。

たとえば、サブ回線のなかには5分間の無料通話が含まれているものや、91の国や地域で追加料金なしでデータプランを使用できるものがあります。

本記事では、サブ回線を持つメリットやデメリットについて詳しく解説し、おすすめのサブ回線もご紹介いたします。

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記事サマリー

サブ回線とは

サブ回線とは、メインで利用している回線とは別に、もう1つ契約する回線のことです。

台風や大雨、地震などの自然災害や大規模な通信障害が発生した場合、メインの携帯電話が使えなくなってしまうことがあります。しかし、サブ回線があれば、家族や友人と連絡を取り合うことができる可能性が高まり、緊急時の連絡先に連絡が可能です。

さらに、サブ回線は、スマホの2台持ちにより完全に仕事とプライベートを分けられます。たとえば、仕事中は仕事用のスマホだけに集中し、プライベートの時間にはプライベート用のスマホを使うことで、メリハリのある生活を送れるでしょう。

サブ回線の利用の組み合わせ

サブ回線の持ち方は、スマホ1台で利用する方法と、2台に分けて利用する方法があります。

1台のスマホに2枚のSIMを挿せるデュアルSIMは、手軽で便利な方法です。一方で、スマホを2台に分けることにより、仕事とプライベートを完全に分けられます。

以下にそれぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。

1つのスマホでデュアルSIMを利用する

デュアルSIMとは、1台のスマホに2枚のSIMカードを挿入して、2つの電話番号やプランを同時に利用できる機能です。

デュアルSIMには4種類あり、以下にご紹介いたします。なお、どの方式に対応しているかは、スマホによって異なります。

DSSS2つのSIMのうち、どちらか一方のみ利用可能[s1]
DSDS2つのSIMで同時に待受可能、どちらのSIMでも発着信可能
DSDV2つのSIMで同時に4Gの利用が可能
DSDA通話しながら、もう一方のSIMでデータ通信可能

※出典:NTTドコモ「複数SIMの利用について」

2枚のSIMカードを切り替える方法は、スマホ本体の設定画面から手動で行うものと、自動で切り替わる方法があります。

電話の着信は上の表にあるように、DSSS以外のデュアルSIMスマホであれば、どちらのSIMも電話を待受できます。また、どちらの番号から発信するかを選ぶことも可能です。

ほかにも「eSIM」と呼ばれるスマホ本体に小型のSIMが内蔵されており、情報を登録して利用できるデュアルタイプのスマホもあります。

デュアルSIMのデメリットは、2つの回線を同時に利用できるものの、通話中はもう一方の回線に電話がかかってきても応答できないことです。

また、どちらのSIMを使っているか常に確認する必要がある点がデメリットとして挙げられます。

2つのスマホを利用する

メイン回線を1台のスマホで、サブ回線を2台目のスマホで利用する組み合わせも、よく利用されています。

メリットは、1台で運用するデュアルSIMのように、スマホ内で切り替えの必要がないことです。2台に分けることで、用途別に使い分けることができ便利です。

たとえば、それぞれのスマホに仕事用とプライベート用のアプリを分けてインストールし、アドレス帳を分けることができます。プライベートな連絡先が仕事に混ざってしまうのを防ぐことが可能です。

デメリットは、スマホ2台を持つとかさばることです。たとえば、カバンのなかに2台入れるとかさばりますし、重量も2倍になります。

サブ回線をおすすめする理由とメリット

イメージ

サブ回線を持つメリットは、目的別に使い分けられることなど多く挙げることができます。

本記事では3つのメリットに絞って解説いたします。

2回線を目的別に使い分けられる

サブ回線を利用すれば、「仕事とプライベートの連絡」、「親と子の連絡」など、目的に合わせて電話番号を使い分けることができます。

仕事とプライベートのスマホを分けることで、仕事の連絡先とプライベートの連絡先が混同するのを防ぎ、取引先への誤発信を防ぐことができます。

子どものスマホを別途契約するよりも、サブ回線を利用して通信費を抑えることができます。また、子どもの利用状況を把握しやすくなり、あんしんです。

データ通信を2回線分利用できる

サブ回線があれば、データ通信量を効率的に活用できます。

たとえば、動画視聴やオンラインゲームなど、大容量のデータ通信が必要なときはサブ回線を使用します。普段使いはメイン回線と使い分けが可能です。

仮に、メイン回線のデータ容量が不足して「今月はもう少し動画を見たい」といった場合でも、サブ回線のデータ容量を併用できます。追加で高額なデータチャージをする必要がなくなり、費用の節約につながります。

通信障害に備えられる

2回線を持つことで、地震や大規模な停電など、通信障害が発生した場合でも連絡手段を確保できる点もメリットです。メイン回線の提供会社で通信障害が発生していても、サブ回線の通信があれば、家族や職場との連絡を取り続けることができます。

また、地下や山間部など、電波状況が悪い場所でも、別の通信会社の回線を利用して、通話やデータ通信が可能な場合があります。

サブ回線を持つデメリット

ここまでサブ回線を持つメリットをご紹介してきましたが、デメリットを理解することも重要です。

経済的負担が増える場合がある

サブ回線を持つデメリットの1つは、経済的負担が増える場合があることです。2つの回線を持つことで、2回線分の料金がかかります。

また、スマホを2台持ちする場合、サブ回線のスマホを別途用意する必要があります。メインとサブの回線料金は安く済むかもしれませんが、スマホ代が追加でかかるため、トータルコストは高くなる可能性があります。

デュアルSIMの場合は対応するスマホが必要

デュアルSIMに対応したスマホを使用するには、デュアルSIM専用のスマホが必要になります。専用のスマホを新しく購入するための費用が必要であるのは、デメリットといえるでしょう。

また、1台のスマホで2回線分の通信をするため、バッテリーの消耗が早くなります。スマホをデュアルSIMで使用すると充電回数が増えるので、予備バッテリーを持ち歩くなどの充電対策が必要です。

さらに、一度に1つの通話しかできないため、片方の電話番号で通話中の場合、もう一方の電話番号には着信しません。電話を複数同時に受けたい場合は、スマホ2台持ちがおすすめです。

2つのスマホの場合は管理に手間がかかる

2つのスマホを使う場合、同じ機種を2台持つと見分けがつきにくいため、異なる機種を2台持つ方が一般的です。

しかし、機種ごとに操作方法が異なるため、両方のスマホを使いこなすには、それぞれの操作を覚える必要があり、手間がかかります。

特に、両方のスマホで同じアプリを使い、情報を常に同期させたい場合などは、機種間の操作性の違いがより大きな負担となる可能性があります。

また、2台のスマホを充電する必要があるため、充電の手間が2倍になります。旅行など外出先では、2台のスマホを同時に充電できるコンセントを探す必要があり、不便なこともあるでしょう。

そして、2台のスマホを持ち歩く必要があるのは、大きなデメリットです。カバンの占有スペースが増え、持ち運びの負担も大きくなります。

最後に、それぞれのスマホでデータ(写真、パスワードなど)を管理する必要があり、データ管理の負担も増大します。

サブ回線を検討するならahamoがおすすめ

ここまでサブ回線のメリットとデメリットをご紹介いたしました。サブ回線をじぶんのニーズに合わせて持ちたいとお考えかもしれません。サブ回線を検討されているならahamoがおすすめです。

ahamoは、国内通話が5分間無料※1のため、通話量を節約するためのサブ回線として利用できます。5分間では足りない方には、かけ放題プランも用意されています。

ahamoは、海外旅行によく行かれる方のサブ回線にもおすすめです。ahamoのデータ通信20GBを契約すると、モバイルWi-Fi※をレンタルせずに海外91の国や地域で追加料金なしにインターネットを利用できます※2※3※4※5※6。

さらに、国内ではドコモの回線を利用できますし、テザリングも無料で行えます。
メリットがたくさんあるahamoについて詳細はこちらをご覧ください。

※1 5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料金がかかります。
※2データプラス(ahamo)を契約中の方は、利用中のデータプラス回線も同様に利用できます。
※3現地の通信事業者の通信状況・ネットワーク障害などにより、つながりづらい場合があります。
※4 15日を超えて海外で利用される場合は速度制限がかかります。国内利用と合わせての容量上限です。
※5 20GBの月額利用可能データ量で、追加料金なくご利用可能です。
※6詳細は ahamoのホームページでご確認ください。

利用シーンに合わせてサブ回線を検討しましょう

サブ回線を持つことで、メイン回線のトラブル時のバックアップや、仕事とプライベートの連絡を分けることができます。また、格安SIMを利用して通信費の節約も可能です。

ahamoは5分間の国内無料通話や、海外の91の国や地域で追加料金なしで利用できるデータ通信を提供しています。

じぶんのニーズや利用シーンに合わせたサブ回線を選んで快適に過ごしましょう。

※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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