スマホゲームのプレイには通信量がかかる
スマホゲームは、一般的にネットワークでの通信を通じてプレイします。たとえば、パズルゲームならパズルや背景に関するデータが必要ですし、アドベンチャーゲームなら、ゲーム内に登場するキャラクターの画像や会話される内容などが必要です。
スマホの料金プランには、月間のデータ容量に上限が設けられているプランも提供されています。データ容量に上限のあるプランを利用している場合は、スマホゲームのプレイにかかる通信量に注意が必要です。
スマホゲームの通信量に影響を与える要因
スマホゲームの通信量は、プレイするゲームによりさまざまです。具体的には、次の要因が通信量に影響を与えます。
- ゲームの種類(アクションゲームやパズルゲームなど)
- ゲームスタイル(オンライン対戦や単独プレイ)
- グラフィックの品質
- ゲームのダウンロードサイズ
たとえば、比較的仕組みが単純なパズルゲームなら、通信量はそれほどかかりません。一方、MOBA(Multiplayer online battle arena、マルチプレイオンラインバトルアリーナ)のようなアクションゲームは、種類により相応の通信量が必要となります。
また、単独プレイかオンライン対戦での複数プレイかも、通信量に影響を与える要因です。そのほか、高画質のゲームでは美麗なグラフィックでのプレイが体験できる一方、必要な通信量も多い傾向にあります。
一般的なスマホゲームの通信量の目安
スマホゲームの通信量で注意したいのは、初回のダウンロードとプレイ中のデータ通信です。以下、それぞれの場合に分けて通信量の目安を解説します。
初回のダウンロード
初回のダウンロードで必要な通信量はゲームによりさまざまです。
単独プレイのパズルゲームの場合は、50~70MBほどと比較的少ないデータ通信でダウンロードできるゲームも提供されています。)
一方、グラフィックの品質が高い、アニメーションやアクションが多いゲームの場合、チュートリアル終了時に数百MBのダウンロードを求められる場合もあります。ゲームによっては初回のプレイで1GBを超えるダウンロードが必要な場合もあるので注意が必要です。
プレイ中のデータ通信
初回のダウンロードのほか、スマホのオンラインゲームはプレイ中にもデータ通信を行っています。あくまで目安となりますが、オンラインゲームの1時間当たりの通信量は1MB~60MBほどです。
対戦型アクションゲーム、高画質のグラフィックやストーリーが多用されるRPGゲームなどでは、1時間当たり100MB前後が必要となる場合もあります。
なお、スマホゲームはアップデート時の通信量にも注意が必要です。頻繁にアップデートが行われるスマホゲームの場合、アップデートだけで1か月の通信量が1GBを超えるケースもあります。
スマホゲームの通信量を抑える方法
スマホゲームの世界観に没頭しながらプレイするなら、通信量を気にせず楽しみたいところです。以下では、スマホゲームの通信量を抑えてプレイする方法を紹介します。
Wi-Fiと接続してプレイする
Wi-Fiと接続すると、スマホのモバイルデータ通信を使用せずにゲームをプレイできます。料金プランの月間データ容量を減らさずにプレイできるので、通信量が気になる方はWi-Fiと接続してプレイしましょう。
特に、初回のダウンロードサイズの大きいゲームの場合は、Wi-Fiと接続してダウンロードする方法がおすすめです。
また、アプリのアップデートをWi-Fiと接続時のみに設定することも可能です。iPhoneとAndroidの手順は次のとおりです。
▼iPhoneの場合
- 「設定」アプリをタップする
- 「App Store」をタップする
- 自動ダウンロードの「アプリのアップデート」をONにする
- モバイルデータ通信の「自動ダウンロード」をOFFにする
上記の手順や表記は、iOSのバージョンにより異なります。
▼Androidの場合
- 「Google Play ストア」を開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップする
- 「設定」「ネットワーク設定」の順にタップする
- 「アプリの自動更新」をタップする
- 「Wi-Fi経由のみ」を選択する
Androidは機種やOSのバージョンにより、表記や手順が異なる点に注意しましょう。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
データ節約モードを活用する
スマホのデータ節約モードをONにすると、バックグラウンドでの通信量を節約できます。iPhoneには「省データモード」、Androidには「データセーバー」のデータ節約モードが搭載されています。設定の手順は次のとおりです。
▼iPhone(5G)の場合
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」をタップする
- 「通信のオプションをタップする
- 「データモード」を選択後、「省データモード」をONにする
省データモードを有効にする手順は、「LTE/4G」や「5G」、「デュアルSIM」で違います。契約している通信事業者などでも異なるので、注意しましょう。
▼Androidの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」「データセーバー」の順にタップする
- 「データセーバー」をONにする
Androidは機種やOSのバージョンにより、表記や手順が異なります。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
ゲーム内の設定を変更する
通信量は、ゲーム内の設定変更で抑えられる場合があります。
たとえば、グラフィック設定やFPS(フレーム)設定を変更できるスマホゲームの場合、それぞれを低い設定に変更すると、通信量の低減につながります。そのほか、チャット機能をOFFにする、演出を簡素版に変更するなどの変更も有効です。
スマホゲームの通信量の確認方法
スマホゲームの通信量は、ゲームの種類やプレイ環境で大きく違います。プレイ中の通信量はお持ちのデバイスで確認できるため、こまめにチェックしましょう。
▼iPhoneの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップする
- 下にスクロールして、プレイしているゲームアプリを確認する
上記の手順や表記は、iOSのバージョンにより異なります。
▼Androidの場合
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」「インターネット」の順にタップする
- 通信事業者の横にある設定アイコンをタップする
- 「アプリのデータ使用量」をタップする
Androidは機種やOSのバージョンにより、表記や手順が異なります。
1時間当たりの通信量が知りたい場合は、ゲームプレイ前に確認し、1時間後にもう一度チェックするとおおよその目安がわかります。
※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.
通信量を管理できるアプリを利用する
Google PlayストアやApp Storeでは、通信量を気軽にチェックできるアプリが提供されています。ご自身で通信量を確認するのは面倒と感じる場合は、便利な機能のあるアプリの利用もおすすめです。
スマホゲームの通信量が気になるなら料金プランの見直しも
遊びたいスマホゲームがあっても、「月々のデータ容量を超えて通信制限がかかるかも」と気になるかもしれません。スマホゲームのデータ通信量が気になるなら、料金プランの見直しも選択肢です。
現在利用している料金プランよりもたくさん使えるプランなら、データ通信量を気にせず、ゲームをプレイできる場合もあります。
たとえば「ahamo」なら、20GBたっぷり使えて月額料金2,970円(税込)※1でスマホを利用できます。
1時間当たり10MBの通信を行うゲームなら、単純計算で1か月に2,000時間もプレイできます。5分以内の国内通話なら何度でも無料な点もうれしいところです。
また、「ahamo大盛り」※2なら、月々のデータ容量100GBを月額4,950円(税込)で利用できます。高画質のRPGや複数人で対戦するMOBAなど、通信量が多くなりやすいスマホゲームをプレイする方におすすめです。
※1 機種代金が別途かかります。
※2 月額4,950円(税込)は、20GB(2,970円/月)に80GBの大盛りオプション(1,980円/月)を追加した価格です。
通信量に配慮してスマホゲームを快適にプレイしよう
スマホゲームをプレイする場合、初回のダウンロード時やプレイ中、アプリのアップデート時にかかる通信量に注意が必要です。
月々のデータ容量を超えてしまわないか気になるときは、Wi-Fiを上手に活用したり、こまめに通信量をチェックしたりすると良いでしょう。
また、料金プランを見直して使えるデータ容量を増やす方法もおすすめです。
「ahamo」は月々20GBのデータ容量を利用でき、「ahamo大盛り」なら月々100GBまで増量できます。スマホゲームの通信量が気になる方は、ぜひ「ahamo」をご検討ください。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。