光回線に必要なルーターとは？
光回線のルーターとは、スマホやパソコンなど複数のデバイスをネットワークと接続する機器です。
有線ルーターや無線ルーター(Wi-Fiルーター)などの種類があり、近年はWi-Fiルーターにいくつかの有線ポートがあるタイプが一般的です。
Wi-Fi機能があると、Wi-Fiの電波を通じて無線でインターネットと接続できます。ケーブルによる配線が難しい場所でもスマホやパソコンをインターネットと接続でき、とても便利です。
ルーターとONUやモデムの違い
ONUやモデムは、インターネット回線の信号をスマホやパソコンなどで利用できるデジタル信号に変換する機器です。
ONUは光回線の信号をデジタル信号に、モデムは電話回線やケーブル回線の信号をデジタル信号に相互変換します。
ルーターとONUやモデムは異なる役割をはたしていて、インターネット回線を利用する際にはどちらの機器も必須です。光回線では、回線にONUを接続し、ONUにルーターを接続して各デバイス(スマホやパソコン)と接続しています。
ルーターとONUが一体となった機器もある
近年では、ルーターの機能やONUの機能など、複数の機能が一体となった「ホームゲートウェイ」も提供されています。ホームゲートウェイを利用する場合は、ルーターとONUをそれぞれ用意する必要は基本的にありません。
光回線で使用するルーターの選び方
光回線で使用するルーターを選ぶときは、そのルーターの規格や性能を確認しましょう。以下では、ルーター選びで確認したいポイントを解説します。
Wi-Fiの規格を確認する
Wi-Fi機能のあるルーターを選ぶときは、どのWi-Fi規格に対応しているかをチェックしておきましょう。
| 世代 | 規格名 | 最大通信速度 | 周波数帯 |
| 第1世代 | IEEE 802.11 | 2Mbps | 2.4GHz帯 |
| 第２世代 | IEEE 802.11b | 11Mbps | 2.4GHz帯 |
| IEEE 802.11a | 54Mbps | 5GHz帯 | |
| 第３世代 | IEEE 802.11g | 2.4GHz帯 | |
| 第４世代(Wi-Fi 4) | IEEE 802.11n | 600Mbps | 2.4GHz／5GHz帯 |
| 第５世代(Wi-Fi 5) | IEEE802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
| 第６世代(Wi-Fi 6) | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz／5GHz／6GHz帯 |
| 第７世代(Wi-Fi 7) | IEEE 802.11be | 30Gbps以上 | 6GHz帯までを対象 |
2023年12月時点では、第5世代のWi-Fi 5から第6世代のWi-Fi 6へ移行する過渡期にあり、2024年にはWi-Fi 7のリリースが予定されています。
これから購入するなら、少なくともWi-Fi 5以降に対応するルーター、今後を考えるならWi-Fi 6以降に対応するルーターを選ぶと良いでしょう。
建物と間取りの目安を確認する
Wi-Fiルーターはアンテナの本数や性能により、適した建物・間取りが異なります。たとえば、ワンルーム向け、2～3階建ての戸建向け、マンション4LDK向けなどです。
多くの商品にはアンテナ数や対応規格とともに、「建物と間取りの目安」や「推奨環境」などが表示されています。ご自宅の環境に合ったルーターを選びましょう。
そのほかの確認ポイント
ルーターを選ぶ際のそのほかのポイントは以下のとおりです。
- 同時接続可能台数
- 通信速度(理論値)の目安
- メッシュWi-Fiやバンドステアリング、ビームフォーミングなどの付加機能
ルーターには同時接続可能台数があり、台数を超えると「通信速度が遅くなる」などの原因となります。スマホやパソコン、テレビやエアコンのスマート家電など、多くの電子機器をルーターと接続する場合は、同時接続可能台数を確認しておきましょう。
また、ルーターの通信速度(理論値)は、デバイスで行う通信環境に影響を与えます。
通信速度(理論値)の目安は一般的にWi-Fiの規格に依存するため、速度を重視するならより新しい規格のルーターをおすすめします。ただし、新しい規格を利用する場合、スマホやパソコンなどデバイスも新しい規格に対応する必要がある点に注意しましょう。
そのほか、近年ではメッシュWi-Fiやバンドステアリング、ビームフォーミングなどの付加機能が備わるルーターが販売されています。希望する付加機能の有無で選ぶ方法も、選択肢のひとつです。
購入？レンタル？光回線向けルーターの選び方
光回線事業者のなかには、無料でルーターをレンタルするサービスを提供しているところもあります。
購入するかレンタルするかは、ご自身の利用スタイルに合わせて選択すると良いでしょう。たとえば、以下のようなポイントが基準となります。
| レンタルがおすすめの場合 | ・光回線を利用するコストを抑えたい ・どのルーターが良いのか判断できない |
| 購入がおすすめの場合 | ・レンタルルーターの性能に満足できない ・ゲーミング機能など希望する付加機能がある |
ルーターを買替えるべきタイミング
ルーターの買替えを検討するタイミングには、以下が挙げられます。
- 動画を見ていて途中で止まる、画質が悪いと感じたとき
- ルーターの寿命がきたとき
- インターネット回線やデバイスを最新のものに買替えたとき
- Wi-Fiに接続するデバイスが増えたとき
ルーターが原因で動画視聴に問題があるとき、ルーターの寿命がきたときなどは買替えに適したタイミングです。
ルーターとあわせてインターネット回線の検討も
ルーターを最新の規格、性能のものに買替えても、インターネット回線のスペックがそれ以下であれば本来の性能を発揮できません。
たとえば、1Gbpsの通信速度(理論値)に対応しているルーターであっても、インターネット回線の通信速度(理論値)が200Mbpsであれば宝の持ち腐れとなってしまいます。
ルーターを最新規格のものに買替えたときは、インターネット回線の見直しも検討してみましょう。
たとえば「ドコモ光」では、最大通信速度1Gbps※1の「ドコモ光 1ギガ」を提供しています。最大通信速度10Gbps※1の「ドコモ光 10ギガ」もエリア限定で提供しており、提供エリアは順次拡大中です。
また、「ドコモ光」で選べるプロバイダのなかには、無料でWi-Fiルーターをレンタルするサービスを提供するプロバイダもあります。「ドコモ光」は、光回線でかかる費用を抑えたい方にもおすすめのインターネットサービスです。
| 月額料金 (ドコモ光1ギガ)※2 | (マンション) タイプA：定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB：定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ：定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA：定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB：定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ：定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ：定期契約あり2,970～6,270円(税込)、定期契約なし4,620～7,920円(税込) |
| 月額料金 (ドコモ光10ギガ)※3 | タイプA：定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込) タイプB：定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込) 単独タイプ：定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) |
| 契約期間 | なし または 2年定期契約 |
| 最大通信速度※1 | ドコモ光 1ギガ：最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※4：最大10Gbps |
| お申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能) |
※1 ベストエフォート値による最大通信速度
※2 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※3 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※4 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
永年最大1,100円(税込)／月割引！※1
・無料相談をする
※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo（0.5GBを除く）」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」も対象となります。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円（税込）／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。
光回線のルーターはライフスタイルに合わせて選択しよう
ルーターは複数のデバイスを光回線と接続するために必要な機器です。製品により、対応する規格や接続可能台数などが異なります。
ルーターを選ぶ際は、今の住環境や利用する用途など、ライフスタイルに合わせて選択しましょう。
「ドコモ光」では、無料でWi-Fiルーターをレンタルできるプロバイダもあります。この機会に「ドコモ光」の利用をご検討ください。
※ 「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
永年最大1,100円(税込)／月割引！※1
・無料相談をする
※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo（0.5GBを除く）」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」も対象となります。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円（税込）／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。
