テザリングの利用にデメリットはある?基本的な仕組みやメリットとともに解説

通信ノウハウ

自宅や外出先など、Wi-Fiが使えない場所で、パソコンなどをインターネットと接続する場合、テザリングは便利な機能です。

一方で、「テザリングにデメリットはないのか」と気になる方もいるのではないでしょうか。

本記事では、テザリングの基本的な仕組み、メリットとデメリットを紹介します。テザリングの特徴を知り、インターネットの利用に役立てましょう。

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記事サマリー

テザリングとは

テザリングとは、スマホやタブレットのモバイルデータ通信を利用し、パソコンやゲーム機器などの外部機器をインターネットに接続する機能です。

テザリング機能を利用すると、Wi-Fiのない環境でもスマホを経由してインターネットと接続できます。カフェや図書館、公園のベンチなど、さまざまな場所でのちょっとした空き時間にもパソコンでインターネットを楽しめて、とても便利です。

なお、上記の機能の名称は一般的に「テザリング」が使用されていますが、iPhoneでは「インターネット共有」の名称で呼ばれています。

※ Apple、Appleのロゴ、iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※TM and ©2023 Apple Inc. All rights reserved.

テザリングのメリット

テザリングの主なメリットは以下のとおりです。

  • スマホがあればデバイスをネットとつなげられる
  • 3つの方法で接続できる

各メリットの詳しい内容を紹介します。

スマホがあればデバイスをネットとつなげられる

テザリングのメリットは、スマホがあれば、ノートパソコンやタブレットなどのデバイスをインターネット回線とつなげられることでしょう。

スマホが通信できるエリアであれば、ご自宅だけでなく、屋外や外出先、カフェや移動中などさまざまな場所で手軽にネット環境を準備できます。

自宅にWi-Fi環境がない場合は、テザリングをWi-Fiルーター代わりに利用する方法も可能です。スマホ一台でネット環境が整う点は大きなメリットです。

3つの方法で接続できる

テザリングは、3つの方法でデバイスと接続できます。

接続の方法内容
Wi-Fiテザリング・Wi-Fiで無線接続する方法
・ケーブル不要で複数のデバイスをネットとつなげられる
Bluetooth®テザリング・Bluetooth®で無線接続する方法
・Wi-Fiテザリングよりも消費電力が少ない
USBテザリング・USBケーブルで接続する方法
・有線のため、比較的通信が安定

たとえば、スマホにケーブルをつながずにパソコンでインターネットを利用したい場合には、「Wi-Fiテザリング」や「Bluetooth®テザリング」が役立ちます。

オンライン会議や授業で利用し、安定した通信のもとでインターネットを利用したい場合は「USBテザリング」を利用可能です。シーンやニーズに合わせ、接続方法を選択できるところもテザリングのメリットでしょう。

テザリングのデメリット

イメージ

それでは、テザリングを利用するときにはどのような点に注意すれば良いのでしょうか。代表的なデメリットは以下のとおりです。

  • モバイルデータ通信量が増える
  • 事前のお申込みや料金の支払いが必要な場合がある
  • バッテリーの消費が早くなる
  • テザリング機能に対応している必要がある

各デメリットの詳細を解説します。

モバイルデータ通信量が増える

テザリングは、スマホのモバイルデータ通信でインターネットと接続する機能です。そのため、テザリングを利用すれば利用するほど、スマホのモバイルデータ通信量も増える点は覚えておきましょう。

特に、通信速度制限のかからない月間データ通信量に上限のある料金プランを契約している方は注意が必要です。テザリングの利用により、通信速度制限がかかったり、通信料が高額になってしまったりする可能性があります。

事前のお申込みや料金の支払いが必要な場合がある

テザリング機能はお申込み不要で使える場合もありますが、その取り扱いには違いがあります。

携帯通信会社により、オプションのお申込みが必要な場合があるので注意が必要です。テザリングを利用する際は、「事前の手続きが必要か」「オプション料金はかからないか」「テザリングに制限はないか」などの点を事前に確認しておきましょう。

バッテリーの消費が早くなる

テザリングを使用すると、親機であるスマホのバッテリー消費が早くなる点もデメリットです。特に外出先でテザリングを多用すると、スマホのバッテリーがなくなってしまう可能性があります。

テザリング中にバッテリーを長持ちさせるためには、たとえば以下の方法が挙げられます。

  • スマホを充電しながらテザリングする
  • テザリングを使っていないときは接続をOFFにする
  • テザリングを使用していないときに接続をOFFにする機能を活用する

そのほか、バッテリー残量が少なくなった場合に備え、モバイルバッテリーを持ち歩く方法も有効です。

テザリング機能に対応している必要がある

テザリング機能は、全てのデバイスが対応しているわけではありません。親機となるスマホやタブレット、テザリングで接続するパソコンやゲーム機それぞれがテザリングに対応している必要があります。

そのため、テザリングを利用する場合には、事前に各デバイスがテザリングに対応しているかの確認も大切です。

データ通信量の心配が面倒ならホームルーターも検討しよう

デメリットの章で紹介したように、テザリングはスマホのモバイルデータ通信を利用してインターネットと接続します。使い方によってはデータ通信量が多くなり、通信速度制限がかかる可能性も考えられます。

特に、ご自宅でパソコンやタブレットなど複数のデバイスを接続する場合には、スマホのモバイルデータ通信量が心配になる方もいるのではないでしょうか。

そのようなときは、ホームルーターの利用がおすすめです。

ホームルーターは据置型のWi-Fiルーターで、基本的にデータ通信量は無制限※です。使い過ぎの心配なく、動画やオンラインゲームなどを楽しめるメリットがあります。

また、ホームルーターは、同時に接続できるデバイスの数がテザリングと比較すると多くなっています。パソコンやゲーム機だけでなく、テレビやエアコン、ロボット掃除機など多くの機器をインターネットとつなぎたい場合にとても便利です。

※ データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。

ホームルーターで快適にネットを利用するなら「home 5G」

ご自宅で快適にインターネットと接続したいなら、5G高速通信対応※1のホームルーター「home 5G」がおすすめです。

「home 5G」はコンセントに挿すだけでWi-Fiが使え、データ通信量は無制限※2でインターネットを利用できます。

スマホのテザリングを使わずとも、パソコンやゲーム機、スマート家電をインターネットと接続できます。また、スマホを「home 5G」に接続すればモバイルデータ通信を利用することなくインターネットと接続できるので、スマホ料金の節約に役立ちます。

「home 5G」の最新モデル(HR02) ※3の通信速度は、最大4.2Gbps(ベストエフォート形式)※4※5であり、Wi-Fi 6※6、Wi-Fi EasyMesh™※7などの機能が備わっています。最新のスペックと機能でインターネットを利用できる点も魅力です。

そのほか、「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から永年最大1,100円(税込)/月割引される「home 5G セット割」※8※9、機種代に相当する割引が受けられる「月々サポート」など、割引制度も豊富に用意されています。

月額料金home 5Gプラン:4,950円(税込)
機種代71,280円(税込)
初期費用契約事務手数料3,850円(税込)
(オンラインショップは無料)
契約期間定期契約なし
データ容量無制限※2
購入先ドコモオンラインショップ
ドコモショップ
量販店

※1 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※2 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
※3 ご登録いただいた住所以外ではお使いになれません。
※4 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※5 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps(いずれも技術規格上の最大値)。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※6 Wi-Fi 6を使うには、Wi-Fi 6対応のクライアントが必要です。
※7 Wi-Fi EasyMesh™に対応したルーター機器と接続が可能です。ただし、一部の製品では接続できない場合があります。
※8 「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo(0.5GBを除く)」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※9 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」も対象となります。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円(税込)/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。

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※1 「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo(0.5GBを除く)」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」も対象となります。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円(税込)/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。

テザリングのメリットとデメリットを把握して上手に活用しよう

テザリングは、通信エリア内であればスマホ一台でインターネット環境を準備できるメリットがあります。

一方、「モバイルデータ通信量が増える」「スマホのバッテリー消費が多くなる」などのデメリットもあるため、ご自身の利用スタイルに合わせて使い分けましょう。

ご自宅でデータ通信量を気にせずにインターネットを利用したい場合は、ホームルーターも選択肢です。「home 5G」は最新のスペックと機能がサポートされたホームルーターを、月間のデータ通信量の上限なく利用できます。この機会にぜひ利用をご検討ください。

※「Wi-Fi」「Wi-Fi EasyMesh」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※「Bluetooth」は、Bluetooth SIG,Inc.の登録商標であり、株式会社NTTドコモはライセンスを受けて使用しております。

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※1 「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo(0.5GBを除く)」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」も対象となります。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円(税込)/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。

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