「ドコモ光」を電話で解約する方法は?手続きの流れや注意点をわかりやすく解説

通信ノウハウ ドコモ

何らかのご事情から「ドコモ光」の解約を考えている方もいらっしゃるでしょう。「ドコモ光」を解約する方法はいくつかありますが、日中であれば電話での解約が簡単です。

「ドコモ光」を電話で解約するにあたり、事前準備や知っておきたい注意点がいくつかあります。

本記事では、「ドコモ光」を電話で解約する際の流れや事前準備の方法、注意点などをわかりやすく解説するので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。

また、引越しが理由で解約を検討している場合は、解約金がかからない「移転」という選択肢もあります。こちらもあわせて紹介します。

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記事サマリー

電話で「ドコモ光」を解約する手続きの流れ

「ドコモ光」を電話で解約する場合、連絡先は「ドコモ インフォメーションセンター」となります。以下の手順に沿って、解約手続きを行いましょう。

  1. 電話をかける準備をする
  2. 電話で「ドコモ光」の解約を申込む
  3. レンタル物品の返却・撤去工事を行う

以下で、詳細を解説します。

① 電話をかける準備をする

電話での解約では、「ドコモ インフォメーションセンター」の電話口のオペレーターがお客さまの契約内容を確認し、解約手続きを行います。

電話がつながったら、はじめに契約内容を照合するための本人確認が必要となるため、電話をかける前に次の控えを手元に準備しておきましょう。

  • 「ドコモ」携帯電話契約がある方:ネットワーク暗証番号
  • 「ドコモ」携帯電話契約がない方:契約ID(お客さまID)

ネットワーク暗証番号とは、「ドコモ」の携帯電話契約時に設定した4桁の数字です。もしネットワーク暗証番号を忘れてしまった場合には、「ドコモ インフォメーションセンター」に連絡すると、郵送で内容を受け取ることができます。

ただし、ネットワーク暗証番号がわからなくても、口頭で本人確認を行える場合もあるため、まずは電話口のオペレーターにご相談ください。

また、契約ID(お客さまID)は、「ドコモ光」契約時の書類に記載されたユーザーを識別する番号です。「CAF + 10桁の数字」「COP + 8桁の数字」または「CTV + 8桁の数字」で構成されています。

契約IDは「My docomo」へのログイン、または開通のご案内書類で確認可能です。

② 電話で「ドコモ光」の解約を申込む

ネットワーク暗証番号・契約ID(お客さまID)の準備ができたら、「ドコモ インフォメーションセンター」に電話をかけて、解約の申込みを行いましょう。

電話番号ドコモの携帯電話専用窓口(無料):151一般電話など:0120-800-000
受付時間午前9時~午後8時
ガイダンス7、1、4

電話をかけると、はじめに音声ガイダンスが流れます。「7、1、4」と順番に入力すると、解約窓口へ発信できます。

オペレーターに電話がつながったら本人確認を行い、解約の意志をお伝えください。

③ レンタル物品の返却・撤去工事を行う

解約手続きが完了したら、「ドコモ」やプロバイダからレンタルしていた宅内機器(ONUや無線LANルーター)を、それぞれの事業者に返却しましょう。

「ドコモ」のレンタル機器については、NTT東日本・西日本より送付される「返却キット」に機器を入れ、返却を行ってください。プロバイダのレンタル機器は、契約先のプロバイダによって返却方法が異なるため、提供元に確認しましょう。

なお、「ドコモ光」を解約しても、光コンセントや配列は基本的にそのまま宅内に残ります。

ただし、建物が取り壊される、管理会社から現状復旧を希望されたというケースでは、派遣工事による撤去も可能です。もし宅内機器の取り外し工事を行う場合でも、費用はかかりません。

「インフォメーションセンター」が混雑してつながらない場合は?

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「ドコモ インフォメーションセンター」では、全国からの問い合わせを受け付けているため、混雑して電話がつながりにくい場合があります。

そのようなときは、以下の対策もご検討ください。

  • 電話の事前予約を利用する
  • オンラインまたは「ドコモショップ/d garden」で解約する

電話の事前予約を利用する

「ドコモ インフォメーションセンター」では、「コール事前予約」を承っています。コール事前予約とは、事前に電話の予約をすることで、混雑日でも優先的にオペレーターにつなげられるサービスです。

当日から31日先まで予約が可能なので、予定が決まっている場合は早めに予約しておくと、スムーズに解約の受付が行えます。

コール事前予約を利用する流れは、大まかに以下のとおりです。

  1. 専用ページからコール事前予約を申込む
  2. 予約時、予約当日に確認メールが届く
  3. 予約当日を迎えたら、確認メールに記載の予約専用ダイヤルに電話する

当日はガイダンスの選択も不要となるため、簡単に利用できます。忙しい方、スムーズに解約を行いたい方は、ぜひご活用ください。

オンラインまたは「ドコモショップ/d garden」で解約する

「ドコモ光」の解約手続きは、「ドコモ インフォメーションセンター」のほか、オンライン、または「ドコモショップ/d garden」でも受け付けています。

オンラインでの手続きは24時間受付が可能なため、日中お忙しい方におすすめの方法です。 該当ページにアクセスし、dアカウントにログインして手続きを行ってください。

また、生活圏内に「ドコモショップ/d garden」がある方は、店舗での解約手続きも行えます。受付時間は店舗によって異なり、なかには来店予約が必要な場合もあるため、訪れる店舗の情報を事前に確認しておきましょう。

「ドコモ光」を解約する際の注意点

「ドコモ光」を解約すると、解約金が発生したり利用していたサービスが使えなくなったりする可能性があります。ここでは、「ドコモ光」を解約する前に知っておきたい3つのポイントを紹介するので、解約後に困らないためにも把握しておきましょう。

定期契約ありのプランは解約金がかかる

「ドコモ光」を2年間の「定期契約あり」プランで契約している場合、契約期間内で解約すると解約金が発生します。

解約金は契約しているプランによって異なり、詳細は以下のとおりです。

ドコモ光 1ギガ
戸建マンションドコモ光ミニ
2022年6月30日以前にお申込みのお客さま14,300円(税込)8,800円(税込)14,300円(税込)
2022年7月1日以降にお申込みのお客さま5,500円(税込)4,180円(税込)2,970円(税込)
ドコモ光 10ギガ
戸建・マンション5,500円(税込)

ただし、契約満了月の当月(24か月目)・翌月(25か月目)・翌々月(26か月目)であれば、解約金は発生しません。そのため契約を検討している方は、ご自身の現在の契約期間を確認することをおすすめします。

解約時には、解約金のほかにも解約月の月額料金や、工事料分割未払い金などの費用がかかる場合もあるため、こちらもあわせて確認しましょう。

なお、「定期契約なし」プランを契約している場合は、いつ解約を行っても解約金は発生しません。

解約すると対象外になるサービスがある

「ドコモ光」を解約すると、対象外になるサービス・割引がある点にも注意が必要です。

光IP電話サービス「ドコモ光電話」を利用中の場合、契約時に新規で取得した電話番号は他社サービスへ引き継ぎができません。一部例外はありますが、基本的に「ドコモ光電話」の番号は変更になることを覚えておきましょう。

また、「ドコモ光」のプロバイダ一体型プランを契約している場合は、プロバイダから提供を受けて利用していたメールアドレスも利用できなくなる可能性があります。

そのほか、「ドコモ光」と「ドコモ」のギガプランのセットでのご契約で割引が適用される「ドコモ光セット割※」も、自動的に適用外となります。

※ファミリー割引Gr内のドコモのギガプランが対象(ギガライト1GB以下を除く)
※プラン・利用データ量により割引は変動。詳しくはドコモのホームページをご確認ください

プロバイダの解約手続きも必要になるケースがある

回線とプロバイダ料金が一体となったプランを契約している方が「ドコモ光」を解約した場合、利用しているプロバイダによって契約の取り扱いが異なるため、自身で確認する必要があります。

基本的には、「ドコモ光」の解約と同時にプロバイダの契約も自動で解約となるケースが多いです。しかし、なかには自動で解約されず、有料プランや無料プランで切り替わる場合もあります。

そのため、解約時の契約の取り扱いについて、利用中のプロバイダの提供条件書を確認しておきましょう。加えて、各種オプションサービスの解約方法についても一緒に確認することをおすすめします。

なお、プロバイダ一体型ではなく「単独プラン」を契約している場合、プロバイダの解約は必ず自身で行う必要があります。

引越しを機に解約するなら移転手続きという選択肢もある

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もし引っ越しを理由に「ドコモ光」の解約を検討しているなら、移転手続きを行うことも候補に入れてはいかがでしょうか。

「ドコモ光」解約にあたり、解約金の発生や割引の適用終了など、複数の注意点があることを紹介しましたが、移転手続きであれば引っ越し先でも引き続き「ドコモ光」を利用できるため、そうしたデメリットに悩む必要がなくなります。

通常、引っ越し時に新たに光回線を契約するには、「ドコモ光」の解約・新規契約先への申込みという2段階の手続きが必要です。その点、移転を選択すれば「ドコモ光」の移転手続き1度で完結するため、解約・契約にかかる手間も軽減できるでしょう。

移転手続きを行う方法は、オンライン・電話・来店の3つをご用意しており、たとえばオンラインで手続きを行う場合の流れは以下のとおりです。

  1. 専用Webサイトから移転を申込む
  2. 工事日の日程を調整する
  3. 設置場所住所で接続・設定を行う

移転手続きを行う際に必要な情報は、移転先の設置場所住所・住居タイプ・引越し予定日・連絡者名・連絡先電話番号・連絡希望時間帯の6点です。

なお、移転手続きには事務手数料2,200円(税込)と、引っ越し先のエリアや住居タイプに応じた工事料が必要となります。工事料の詳細は、以下の公式サイトにてご確認ください。

「ドコモ光」お引越し(移転)のお手続きについて詳細はこちら

「ドコモ光」は電話やオンラインで解約できる!引っ越しなら移転も検討しよう

電話による「ドコモ光」の解約は、「ドコモ インフォメーションセンター」で受け付けています。本人確認のために「ネットワーク暗証番号」または「契約ID(お客さまID)」が必要となるため、事前に準備しておきましょう。

電話がつながりづらい場合は、コール事前予約を活用したり、オンライン・来店で解約したりする方法もあります。

また、引っ越しが理由で解約を検討しているなら、解約ではなく移転手続きを行うのも選択肢のひとつです。移転であれば解約金が発生せず、引っ越し先でも引き続き「ドコモ光」を利用できます。

移転手続きに関するより詳細な情報は、以下の公式サイトにてご確認ください。

「ドコモ光」お引越し(移転)のお手続きについて詳細はこちら

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