フレッツ光とは?特徴や対応プロバイダを解説

通信ノウハウ プロバイダ

インターネット回線の契約をするにあたって、「フレッツ光」のことを詳しく知りたいと思っている方もいると思います。

提供エリア、料金、通信速度とフレッツ光の特徴を知ることで、フレッツ光を契約すべきかどうかを判断しやすくなるでしょう。また、フレッツ光と他社サービスではどんな違いがあるのかも、実際に契約する前に知っておきたいところです。

本記事では、フレッツ光とはどんなサービスか、フレッツ光の特徴やほかのサービスとの違いに関して説明します。

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記事サマリー

フレッツ光とは

フレッツ光とは、NTTが提供する光回線を使ったインターネットサービスのことをさします。光回線は、光ファイバーケーブルを利用したインターネット通信網で、高速かつ安定的な通信が可能なのが特徴です。

フレッツ光の特徴

フレッツ光の特徴として、「提供エリア」「料金」「通信速度」を以下で詳しく説明します。

提供エリア

フレッツ光は東日本と西日本で提供している会社が異なりますが、両社合わせて47都道府県全てをカバーしています。NTT東日本とNTT西日本の公式サイトで、それぞれ管轄しているエリアの確認ができます。

なお、47都道府県の全てがカバーされてはいますが、日本全国が100%カバーされているわけではありません。ご自身が住んでいる地域が提供エリアかどうか不安な場合は、各公式サイトで確認してみると良いでしょう。

料金

フレッツ光の料金は、東日本エリアか西日本エリアか、集合住宅か戸建かで異なります。それぞれの料金を以下に表でまとめました。(2023年1月時点)

東日本エリア・集合住宅

プラン月額料金
フレッツ光 ライト マンションタイプ月額2,090円(税込)~
フレッツ光 ネクスト
ギガマンション・スマートタイプ
月額3,465円(税込)~
フレッツ光 ネクスト
マンション・ハイスピードタイプ
月額2,915円(税込)~

東日本エリア・戸建

プラン月額料金
フレッツ光 ライト ファミリータイプ月額2,970円(税込)~
フレッツ光 ネクスト
ギガファミリー・スマートタイプ
月額5,390円(税込)~
フレッツ光 ネクスト
ファミリー・ハイスピードタイプ
月額4,840円(税込)~

西日本エリア・集合住宅

プラン月額料金
フレッツ光 ライト マンションタイプ月額2,420円(税込)~
フレッツ光 ネクスト
マンション・スーパーハイスピードタイプ隼
月額3,135円(税込)~
フレッツ光 ネクストマンションタイプ月額2,475円(税込)~

西日本エリア・戸建

プラン月額料金
フレッツ光 ライト ファミリータイプ月額3,080円(税込)~
フレッツ光 ネクスト
ファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼
月額4,730円(税込)~

ご自身がお住まいの地域および住居形態に該当する料金を確認しましょう。

通信速度

フレッツ光の通信速度も、東日本エリアか西日本エリアか、集合住宅か戸建かで異なります。各プランの通信速度を以下に表でまとめました。

東日本エリア・集合住宅

プラン通信速度
フレッツ光 ライト マンションタイプ最大100Mbps
フレッツ光 ネクスト
ギガマンション・スマートタイプ
最大1Gbps(=1,000Mbps)
フレッツ光 ネクスト
マンション・ハイスピードタイプ
最大200Mbps

東日本エリア・戸建

プラン通信速度
フレッツ光 ライト ファミリータイプ最大100Mbps
フレッツ光 ネクスト
ギガファミリー・スマートタイプ
最大1Gbps(=1,000Mbps)
フレッツ光 ネクスト
ファミリー・ハイスピードタイプ
最大200Mbps

西日本エリア・集合住宅

プラン通信速度
フレッツ光 ライト マンションタイプ最大100Mbps
フレッツ光 ネクスト
マンション・スーパーハイスピードタイプ隼
最大1Gbps(=1,000Mbps)
フレッツ光 ネクストマンションタイプ最大100Mbps

西日本エリア・戸建

プラン通信速度
フレッツ光 ライト ファミリータイプ最大100Mbps
フレッツ光 ネクスト
ファミリー・スーパーハイスピードタイプ隼
最大1Gbps(=1,000Mbps)

記載した通信速度はあくまでも「最大値」であり、インターネットの接続環境(デバイスの仕様を含む)や回線の混雑状況により、速度が大幅に低下する場合がある点には注意しておきましょう。

フレッツ光に対応しているプロバイダ

イメージ

フレッツ光に対応しているプロバイダは、東日本エリアと西日本エリアで異なります。東日本エリアで利用可能なプロバイダはYahoo! BB 光フレッツコース、BIGLOBE、OCN、TCOMの計4種類で、月額料金はそれぞれ以下のようになっています。

プロバイダ月額料金
Yahoo! BB 光フレッツコース・集合住宅:1,045円(税込)
・戸建:1,320円(税込)
BIGLOBE・集合住宅:990円(税込)
・戸建:1,210円(税込)
OCN・集合住宅:990円(税込)
・戸建:1,320円(税込)
TCOM・集合住宅:1,320円(税込)
・戸建:1,320円(税込)

西日本エリアで利用可能なプロバイダは、数が多い上にIPv6対応かどうかや利用するプランによって、利用可能かどうかが変わってきます。IPv6対応のものを中心とした利用可能なプロバイダは、主に以下のとおりです。

  • BB.excite
  • BIGLOBE
  • So-net
  • DTI
  • TMTネット

ほかにもさまざまなプロバイダが利用可能なので、詳しくはNTT西日本のホームページで確認してみてください。

「光コラボレーションモデル」とは

「光コラボレーションモデル」とは、NTT東日本や西日本から光回線を借り受けた電気通信事業者(光コラボ事業者)が、自社のサービスとして光回線を提供するモデルのことです。契約先はNTT東日本や西日本ではなく、光コラボ事業者となります(フレッツ光はコラボ光ではありません)。

回線自体は同じものを利用しているので、フレッツ光とコラボ光で対応エリアや通信速度の差はありません。フレッツ光を契約している方がコラボ光に乗り換えたい場合は、新たに工事をする必要もなくスムーズに契約先の変更が可能です。

コラボ光とフレッツ光の違い

コラボ光とフレッツ光の違いは先述したように、「契約先がNTT東日本や西日本か、光コラボ事業者か」の点です。また、回線とプロバイダの契約が一本化される点でも、違いがあります。

フレッツ光では、NTTとプロバイダの双方と契約する必要があります。しかしコラボ光では、ほとんどの光コラボ事業者が自社プロバイダを用意しているので、光回線と一緒に契約が可能です。また、料金もそれぞれ異なりますが、コラボ光ではプロバイダ料金込みの料金設定になっています。

自身に合った光回線を選ぼう

イメージ

フレッツ光は、NTTが提供する光回線を使ったインターネットサービスです。東日本エリアであればNTT東日本、西日本エリアであればNTT西日本と契約して利用します。同じ回線を利用したコラボ光もあり、コラボ光であればサービスやオプションを踏まえて事業者を選ぶことが可能です。

コラボ光を利用する場合、ドコモユーザーであれば、「ドコモ光」を利用するのがおすすめです。「ドコモ光」であれば、ドコモのスマホとのセット割が利用できるのでおトクな料金で利用できます。

さらに、「ドコモ光」とドコモのスマホをセットで契約していると、「ドコモのギガプラン※1」またはパケットパックの月額料金が割引になります。

「ドコモ光」契約者または同一「ファミリー割引」グループ内で、当月内に「ドコモ光」基本使用料の課金が1回線以上あれば、「ドコモのギガプラン」を契約しているご家族全員※2のスマホ1回線ごとの月額料金から、永年最大1,100円(税込)割引されます。一緒に住んでいる家族だけでなく、離れて住んでいる家族も対象です。

「ドコモ光」はIPv6にも対応しているので、通信速度が安定するのはもちろんのこと、セキュリティ面であんしんなのも、大きなメリットです。また、フレッツ光から「ドコモ光」に乗り換える場合は違約金も必要ないので、費用面での心配もありません。

最後に、「ドコモ光」の料金を以下に表でまとめます。

月額料金(ドコモ光1ギガ)※1(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金(ドコモ光10ギガ)※2タイプA:定期契約あり6,930円(税込)、定期契約なし8,580円(税込)
タイプB:定期契約あり7,150円(税込)、定期契約なし8,800円(税込)
単独タイプ:定期契約あり6,490円(税込)、定期契約なし8,140円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※3ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps
申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③申込み完了(そのまま電話で申込み可能)

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る

おトクかつ快適に利用できる回線をお探しの場合は、ぜひ「ドコモ光」を検討してみてください。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)/月割引!※1
「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo(0.5GBを除く)」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」も対象となります。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円(税込)/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。

※1 「ドコモのギガプラン」とは、「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト」の総称です。
※2 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象。
「ファミリー割引」グループ内での「ドコモ光」のご契約が必要となり、別途費用がかかります。また「ドコモ光」が定期契約プランの場合、更新期間外の解約などは解約金がかかります。詳しくは「ドコモ光の料金プランについて」をご確認ください。
「ドコモ光ミニ」のみご利用の場合、「ドコモ光セット割」で「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「5Gギガライト/ギガライト(3GB超~7GB)」は550円(税込)、「5Gギガライト(1GB超~3GB)」「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は220円(税込)が、「ドコモ光」のペア回線から割引となります。

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