ポート開放にはデメリットが多い?危険性も併せて解説

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ポート開放をしようと検討している方のなかには、実際のところポート開放で何ができるのか、わからない方もいるかもしれません。

そもそもポート開放とはどういった仕組みなのか、メリットやデメリットはきちんと把握しておくべきでしょう。

また、ポート開放による危険性も認識しておかなければなりません。

本記事では、ポート開放とは何か、ポート開放によってできるようになること、ポート開放のメリットとデメリットに関して説明します。

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記事サマリー

ポート開放とは

ポート開放とは、正式には「ポート転送設定」をさします。ポートは、インターネット上でデータの送受信を行うためのとおり道のようなものです。

通常であれば、インターネットに接続する際には外部からの不正なアクセスを遮断するために、「ポートフィルタリング機能」を使用してポートに制限をかけています。

しかし、ポートフィルタリング機能を利用していると、一部のネット対戦ゲームのようなサービスが利用できない場合があります。

ポートフィルタリング機能の一部を解除してサービスが使用できる状態に設定する行為を、一般的にポート開放と呼びます。

ポート開放をすると何ができる?

ポート開放を行うとできることとして、「ゲームでサーバーを立てて友人とプレイできる」「外部と通信する必要があるプログラムが作動できる」ことが主に挙げられます。

ゲームでサーバーを立てて友人とプレイできる

ゲーム会社でサーバーが用意されているようなゲームは、もともとポートが解放されているため、ユーザーが自らポート開放を行う必要はありません。

しかし中には、ユーザーが自身でサーバーを立てるようなゲームもあります。

こういったゲームでも、ご自身だけで遊ぶのであればポート開放は必要ありませんが、友人も一緒に遊ぶ場合には、ポート開放が必要になります。

外部と通信する必要があるプログラムが作動できる

外部と通信する必要があるプログラムは、ポート開放を行わなければ作動できません。たとえば、自宅に設置したビデオカメラの映像を外にいながら確認できるようなものも、ポート開放を行うと外から指示できるようになります。

ポート開放のメリットとデメリット

ポートの開放には、どういったメリットとデメリットがあるのか、以下で詳しく説明します。

メリット

メリットは先述したように、ゲームでサーバーを立てて友人と一緒にプレイできることや、外部と通信する必要があるプログラムを作動させて、遠隔操作ができるようになることが挙げられます。こうした目的がなければ、ポート開放を行う必要はありません。

デメリット

デメリットには以下が挙げられます。

  • 環境によって方法が異なる
  • アプリケーションの脆弱性を突かれる可能性がある

ポート開放を行う方法は、通信環境によって異なるため、環境が変わればポート開放ができなくなる可能性もあります。

また、開放したポートはセキュリティ的に弱くなっていることは否めないため、開放したポートを使用しているアプリケーションの脆弱性を、悪意のある第三者によって突かれて被害を受ける可能性もあるでしょう。

ポート開放の危険性

ポート開放の危険性としては、「セキュリティが低下する」「リスクが増す恐れがある」点が主に挙げられます。各危険性に関して、以下で詳しく説明します。

セキュリティが低下する

ポート開放とは、外部からの通信を受け付けられるようにする行為のため、友人と遊ぶ目的で開放していても、悪意のある第三者からアクセスされないとは限りません。

ポート開放したせいで不正アクセスの被害にあってしまう可能性も、考えられるでしょう。

リスクが増す恐れがある

ポートの数は多いですが、いずれのポートを開放するかは利用者で選ぶことができます。

しかし、本来であれば開放が不要なポートを間違って開放してしまう可能性もあるでしょう。

知識があればセルフチェックを行って開放が不要なポートを閉じることもできますが、不測の事態に対処できないことも考慮すると、ポート開放は控えたほうが無難です。

「ドコモ光」で安全性の高いインターネット環境を構築しよう

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ポート開放とは、インターネットのフィルタリング機能を一部解除して、外部からのアクセスを受け付けられるようにする行為です。ポート開放によって、ゲームでサーバーを立てて友人と一緒にプレイする、外部と通信する必要があるプログラムを作動するようなことができます。

一方で、ポート開放を行うとアプリケーションの脆弱性を突かれる、セキュリティが低下するデメリットも考えられます。通信の安全性の観点から考えた場合、ポート開放はおすすめできません。

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単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
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タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
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月額料金(ドコモ光 10ギガ)※2タイプA:定期契約あり6,930円(税込)、定期契約なし8,580円(税込)
タイプB:定期契約あり7,150円(税込)、定期契約なし8,800円(税込)
単独タイプ:定期契約あり6,490円(税込)、定期契約なし8,140円(税込)
契約期間なし または 2年定期契約
最大通信速度※3ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps
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②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③申込み完了(そのまま電話で申込み可能)

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※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
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