引っ越し時にプロバイダだけ変更できる？乗り換えるメリットや注意点など解説！

引っ越しが決まったらやるべきインターネット関連のこと

引っ越しが決まったら、新居でのインターネットの接続方法を考える必要があります。

現状、最も速く安定したインターネット環境を構築できるのは、光ファイバーケーブルを介して通信を行う「光回線」です。

これまで光回線を利用していた場合、新居でも引き続き光回線を利用したいと考える方は多いと思いますが、光回線の利用には「回線事業者」と「プロバイダ」それぞれとの契約が必要です。

現在、光回線を利用している場合、回線事業者とプロバイダを別々に契約している、もしくは両方の契約がセットになった光回線サービスを利用していることになります。

どちらの契約方法であるかによって確認すべきことや手続きの方法が異なるため、引っ越しを機にプロバイダのみ変更したいなら、まずは自身の契約がどちらに該当するのかを確認するところからはじめましょう。

どちらの契約になっているか不明な場合は、回線事業者に電話などで契約の状況について問い合わせてみてください。

契約中のプロバイダを確認する方法

現在、自身がどこのプロバイダと契約しているかわからない場合、確認する方法はいくつかあります。

ひとつ目は、手元にある契約時の書類を確認する方法です。契約時の書類には、プロバイダ名や申込んだプランなどが記載されています。

ふたつ目は、通帳やクレジットカードの引き落とし情報を確認する方法です。プロバイダと契約している場合、毎月必ず利用料金が請求されているため、引き落とし名を見ることでどのプロバイダと契約しているかわかります。

ただし、回線事業者とプロバイダの契約がセットになっている光回線サービスでは、プロバイダ名が記載されていないケースもあるため、その場合はこちらの方法は利用できません。

みっつ目は、プロバイダから提供されているメールアドレスを確認する方法です。プロバイダと契約すると、多くの場合はプロバイダ独自のドメインがついたメールアドレスが提供されます。

ドメインとは、メールアドレスの@以降に付与される英数字のことで、ドメインにはプロバイダ名が入っている場合がほとんどです。たとえば、「○○○@●●●.jp」というメールアドレスなら、「●●●」の部分にプロバイダ名がアルファベットで記載されています。

よっつ目は、「インターネット完備」の賃貸物件でのみ利用できる方法です。インターネット完備の賃貸物件は、管理会社や大家さんが一括でプロバイダとの契約を行っているため、直接尋ねてみると良いでしょう。

これらの方法でも契約中のプロバイダ名が判明しない場合は、回線事業者にどのプロバイダを利用しているか尋ねるのも選択肢のひとつです。

引っ越し時にプロバイダだけ乗り換えられる？

結論、回線事業者とプロバイダの契約が別々の場合は、引っ越し時にプロバイダのみ乗り換えることが可能です。

一方、回線事業者とプロバイダの契約が一体型のケースでは、プロバイダのみ乗り換えられる会社と、乗り換えができない会社があります。そのため、プロバイダのみ乗り換えを検討しているなら、自身が契約している回線事業者の対応について調べなくてはなりません。

なお、「ドコモ光」の場合、回線事業者とプロバイダの契約が一体型のサービスを提供していますが、プロバイダのみを乗り換えることが可能です。

その際の手順や必要な費用は後述するので、まずはプロバイダのみ乗り換えるメリットや注意点から解説します。

プロバイダだけを乗り換えるメリット

プロバイダは通信の安定性に影響を与えるものなので、プロバイダを乗り換えることで現在よりも通信の安定性が向上する可能性があります。

プロバイダが提供する光回線サービスの安定性は、プロバイダが保有する設備や利用者数の影響を受けます。つまり、プロバイダの設備に対して処理能力を超える多くの通信量が発生した場合、通信速度は遅くなってしまうのです。

設備が充実しているほど通信障害への対応力が高く、トラブルを回避しながら快適にインターネットを楽しみやすい傾向があるため、より充実した設備を保有するプロバイダに乗り換えれば通信の安定性の向上が期待できます。

また、現在よりも自身に適するサービスを提供しているプロバイダを選択できるところもメリットです。

たとえば、最新式で混雑の少ない通信方式であるIPv6に対応しているプロバイダや、セキュリティ対策ソフトを無料でインストールできるプロバイダなど、自身の需要に応じたサービスを検討できます。

プロバイダを乗り換える際の注意点

プロバイダの乗り換えにはメリットがある一方、注意すべき点もあります。

ひとつ目は、プロバイダを解約すると違約金が発生する可能性がある点です。プロバイダのなかには、たとえば2年契約のように、契約期間に縛りを設けているケースがあります。

思いがけず出費がかさまないよう、事前に違約金の有無や金額を確認し、納得できるのであれば解約を選択すると良いでしょう。

ふたつ目に、プロバイダから提供されたメールアドレスは、プロバイダを解約すると利用できなくなる点です。

ただし、なかにはメールアドレス単体のサービスを提供しているプロバイダもあります。これまで使っていたプロバイダ提供のメールアドレスを引き続き利用したい場合は、今後もメールアドレスのみ利用可能か事前に確認しておきましょう。

プロバイダのみ乗り換える方法

回線事業者とプロバイダの契約がセットになっている「ドコモ光」のケースを例にして、具体的なプロバイダの乗り換え手順を紹介します。

「ドコモ光」の場合、「ドコモ インフォメーションセンター」へのお電話、もしくは「ドコモショップ/d garden」の店舗にて、プロバイダの乗り換え手続きを受け付けています。

「ドコモ インフォメーションセンター」の受付時間などの詳細は、以下のとおりです。

• 電話の受付時間：午前9:00～午後8:00
• 電話番号：(ドコモの携帯電話)151、(一般電話)0120-800-000

「ドコモショップ/d garden」の受付時間は、各店舗の営業時間内となりそれぞれ異なるため、以下の公式サイトより検索してご確認ください。

「ドコモショップ/d garden」検索

店舗での手続きの際は、ネットワーク暗証番号や口頭でのご本人様確認を実施しており、原則として本人確認書類の提出は不要です。ドコモの携帯電話契約がない、または「ドコモ光」のペア回線を設定していない方は、契約ID(お客さまID)が必要となります。

なお、手続きに必要な費用はプロバイダの乗り換え方法によって異なり、詳細を以下にまとめたので参考にしてください。

契約しているプロバイダによっては、上記の事務手数料だけでなく、別途解約金が発生することもあるため、プロバイダとの契約内容を確認するのも忘れないようにしてください。

【継続・解約】インターネット回線の手続きの手順

ここまで、プロバイダのみ乗り換えるケースについて紹介してきましたが、なかには引っ越し先でも現在の回線事業者・プロバイダを継続したい方や、ともに乗り換えたい方もいらっしゃるでしょう。

ここからは、回線事業者・プロバイダともに継続して利用する際の手続きと、ともに解約して新規契約する際の手続きについて解説します。

引っ越し先でもそのまま継続する場合

引っ越し先でも現在契約している回線事業者・プロバイダを継続利用する場合の流れは、以下のとおりです。

1. 引っ越し先のインターネット環境を確認する
2. 引っ越し先の大家さんや管理会社に現住所の回線の扱いを確認する
3. 回線事業者やプロバイダに引っ越しの連絡を行う
4. 引っ越し先での工事を行う

なお、「ドコモ光」の場合、契約内容などの確認を行った後に引っ越し先で工事を実施します。工事の実施まで、「ドコモ光 1ギガ」プランは最短で2週間～1か月程度、「ドコモ光 10ギガ」プランはおおむね1か月半程度の期間が必要です。

引っ越しが多いシーズンでは、さらにお時間をいただく可能性がある点をご留意ください。

インターネット回線を解約して新規契約する場合

回線事業者・プロバイダともに現在の契約を解約し、別の会社と新規契約する場合は、以下の流れで手続きを行います。

1. 新しく契約したい回線事業者・プロバイダに申込む
2. 現在の回線事業者・プロバイダに解約の連絡を行う
3. 引っ越し先での工事を行う

新規契約の場合も、工事開始までに一定の期間が必要となるため、新規契約先への申込みは早めに行うことをおすすめします。

プロバイダを自由に選びたいなら「ドコモ光」がおすすめ

引っ越しに伴い、プロバイダだけでなく回線事業者の見直しも検討しているなら、「ドコモ光」をぜひご検討ください。

「ドコモ光」では、回線事業者とプロバイダの契約がセットになった2つの料金プランを提供しています。契約がまとまっているため、月々の料金を別々に支払う必要がなく手間がかかりません。

最大通信速度1Gbpsの「ドコモ光 1ギガ」プラン、最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」プランともに、豊富な数のプロバイダからお好きな会社を選択できます。前述のとおり事務手数料が必要になるケースもありますが、プロバイダのみの乗り換えも可能です。

各プロバイダでは、たとえばセキュリティサービスやWi-Fiルーター無料レンタルなど、さまざまなサービスを提供しているため、ご自身の希望に合うプロバイダがきっと見つかるでしょう。

そのほか、「ドコモ光」の料金プランや契約期間などの詳細は、以下のとおりです。

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込))(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る

引っ越しを機に回線事業者の見直しを考えているなら、回線事業者・プロバイダの契約一体型でありながら自由にプロバイダを乗り換えられる「ドコモ光」をぜひご検討ください。

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引っ越し前に回線事業者・プロバイダの契約をどうするか決めておこう！

インターネット関連の手続きは手間に感じることも多いため、引っ越しを機にインターネット回線を見直し、面倒な手続きを一気に済ませてしまうのは良い選択肢だといえます。

プロバイダのみ乗り換えたい方は、まずは回線事業者・プロバイダが別々の契約なのか、それとも一体型サービスなのかを確認しましょう。一体型の場合、なかにはプロバイダのみを乗り換えることはできないケースもあるため注意が必要です。

その点、「ドコモ光」は回線事業者・プロバイダの契約がセットになった光回線サービスですが、プロバイダのみの乗り換えにも対応しています。ぜひこの機会に、「ドコモ光」の利用をご検討ください。

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