プロバイダは通信速度より「安定性」に影響する
プロバイダとは、回線事業者によって提供されている回線をインターネットにつなぐ事業者のことです。直接回線を提供しているわけではないため、プロバイダによって通信速度自体が極端に速くなる、または遅くなることはありません。
プロバイダが影響を与えるのは、通信の「速さ」より「安定性」です。通信の安定性が低いと、通信がスムーズにいかず回線が途切れたり遅く感じたりすることがあります。
もちろん、インターネットを快適に楽しむには通信速度が重要ですが、通信の「安定性」も大事な要素であるため、快適さを求めてプロバイダを吟味するのは大切なことだといえるでしょう。
なお、通信の「速さ」に直接影響を与えるのは回線であるため、快適なインターネット環境を整えるためには、通信速度が速い回線事業者を選ぶ必要があることも忘れてはいけません。
通信の安定性に影響を与えるプロバイダの要素
通信の安定性に影響を与えるプロバイダの要素には、主に以下のものがあります。
- 保有する設備の充実度
- 利用しているユーザー数
- 提供している接続方式
- 一定条件下での通信制限
通信が安定したプロバイダを選びたいなら、しっかりと要素を把握しておきましょう。
① 保有する設備の充実度
プロバイダは、回線をインターネットにつなぐための設備を整えていますが、プロバイダによって保有している設備は異なり、当然ながら設備が充実しているほど通信の安定性も高くなります。
また、設備に不具合が生じた時の対応の早さもプロバイダによって異なります。対応が遅いプロバイダの場合、通信障害のようなトラブルが生じた時にインターネットを利用しづらくなるでしょう。
一般的に大手プロバイダほど設備が充実しており、不具合が生じた時の対応も早い傾向があります。
② 利用しているユーザー数
プロバイダを利用しているユーザー数も通信の安定性に影響を与えます。インターネットをつなぐためには必ずプロバイダを経由しなくてはならないため、同じプロバイダの利用者が多くなるほど回線が混雑し、通信速度が遅いと感じるケースが増えるでしょう。
特に夜の時間帯はインターネット利用者が増える傾向があるので、回線が混雑して通信が不安定になりやすいです。
③ 提供している接続方式
プロバイダを選ぶ時は提供している接続方式を確認しておくと、通信が安定する可能性がより高くなります。
インターネットの接続方式には、従来の「PPPoE方式」と新方式の「IPoE方式」があります。PPPoE方式は利用者が多いと回線の混雑を招きますが、IPoE方式は利用者が増えても回線が混雑せず、より安定した通信が期待できる接続方式です。
IPoE方式を利用するにはIPv6に対応している必要があるため、安定性を高めたいならIPv6対応のプロバイダを選びましょう。
さらに「IPoE IPv4 over IPv6方式」を提供しているプロバイダであれば、IPv4とIPv6の両方の環境でIPoE方式による通信が可能になります。
④ 一定条件下での通信制限
プロバイダによっては、公平なサービスと安定した回線を提供するために、混雑の原因となる大量のデータ通信を行った場合に通信制限がかかることがあります。通信制限が課せられると速度が制限されるため、一時的に通信速度が遅くなります。
ただし、通信制限は異常なデータ量が通信された場合に課せられるものであるため、一般的な範囲で利用していれば、通信制限が課せられることはほとんどないといえるでしょう。
プロバイダを乗り換える方法
プロバイダが原因でインターネットを快適に利用できないのであれば、プロバイダの乗り換えを検討することがおすすめです。
プロバイダのみを乗り換える場合は開通工事が不要となるため、一般的には1週間程度でインターネットを利用できるようになります。プロバイダを乗り換える時の具体的な手順は、以下のとおりです。
- 新規契約するプロバイダに申込み
- 現在契約中のプロバイダと解約手続き
- 乗り換え後にパソコンで接続設定
まずは乗り換え先となるプロバイダと契約し、利用開始日を決定します。先に現在契約中のプロバイダと解約すると、インターネットに接続できなくなるため注意しましょう。
乗り換え先のプロバイダとの手続きが完了後は、開始日に合せて現在利用中のプロバイダとの解約手続きを行い、最後にパソコンの「設定」から接続設定を行えば乗り換えは完了です。
なお、光回線事業者によってはプロバイダのみの切り替えができない場合もあるため、このようなケースでは回線自体の変更が必要になります。
回線事業者も変更する時は工事が必要になる場合も
前述のとおり、一般的にプロバイダのみを乗り換えるなら開通工事は不要ですが、プロバイダと一緒に回線事業者も乗り換える場合は、基本的に開通工事が必要となります。
だたし、回線事業者を変更する場合でも、以下のケースでは開通工事が不要です。
- 転用:フレッツ光から光コラボ事業者への変更
- 事業者変更:光コラボ事業者から光コラボ事業者への変更
プロバイダと一緒に回線の乗り換えも検討する方は、契約中の回線事業者を確認しておくと、開通工事の有無が予想しやすくなります。
プロバイダを乗り換える際の注意点
プロバイダの乗り換え自体は簡単にできますが、乗り換える際はいくつか注意点があります。ここではプロバイダを乗り換える際の注意点を紹介するので、しっかりと把握しておきましょう。
違約金が発生する場合がある
一般的にプロバイダの契約では、契約期間が設けられているケースが多いです。契約期間が設けられている場合、更新月以外で解約すると違約金が発生するため注意しましょう。
違約金が課せられる条件や金額はプロバイダによって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
電話番号・メールアドレスが変わる
プロバイダが提供するメールアドレスやIP電話番号を利用している方もいると思いますが、プロバイダを変更すると現在利用しているメールアドレスやIP電話番号は、基本的に利用できなくなります。
また、ルーターをはじめとした機器をレンタルしている場合も、解約時に返却が必要です。
なお、メールアドレスに関しては、有料となりますが継続利用できる場合もあります。プロバイダによってサービス内容が異なるため、解約前に利用中のプロバイダに確認すると良いでしょう。
通信速度にこだわって回線も乗り換えるなら「ドコモ光」がおすすめ
通信速度が気になるなら、プロバイダと一緒に回線の乗り換えも検討することをおすすめします。
回線を乗り換えるなら、「ドコモ光」を検討してはいかがでしょうか。「ドコモ光」では、スタンダードな「ドコモ光 1ギガ」プランのほか、一部エリアでは最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」プランもご用意しています。
また、「ドコモ光」はプロバイダのみの乗り換えが可能なので、利用状況に合わせて開通工事不要でプロバイダの変更が可能です。プロバイダのみ変更する場合、契約するプランにもよりますが、基本的に事務手数料3,300円(税込)のみの支払いで乗り換えられます。
なお、「ドコモ光」は光回線とプロバイダ料の一体型プランです。本来、回線とプロバイダは別の事業者なので別々に契約手続きが必要ですが、「ドコモ光」なら一度で手続きが完了するため、契約にかかる手間も大幅にカットしやすくなっています。
一体型プランの対象プロバイダは複数社から選択できますが、全てのプロバイダがIPv6に対応しており、IPoE IPv4 over IPv6方式を提供しているプロバイダも豊富にあります。
利用環境や提供サービスに合せてプロバイダを選択できるため、自身にとって最適なインターネット環境を整えられるでしょう。
「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。
月額料金(ドコモ光 1ギガ)※1 | (マンション) タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込) タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込) 単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込) (戸建) タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込) タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込) 単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込) ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込) |
月額料金(ドコモ光 10ギガ)※2 | タイプA:定期契約あり6,930円(税込)、定期契約なし8,580円(税込) タイプB:定期契約あり7,150円(税込)、定期契約なし8,800円(税込) 単独タイプ:定期契約あり6,490円(税込)、定期契約なし8,140円(税込) |
契約期間 | なし または 2年定期契約 |
最大通信速度※3 | ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps ドコモ光 10ギガ※4:最大10Gbps |
申込み方法 | ①ご相談フォームで受付 ②ご相談(希望の曜日・時間に電話) ③申込み完了(そのまま電話で申込み可能) |
※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込))(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※3 ベストエフォート値による最大通信速度
※4 提供エリアは一部地域に限る
通信速度を重視したい方、自由に選べるプロバイダに魅力を感じた方などは、ぜひ以下の公式サイトもご覧ください。
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※「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo」 「eximo ポイ活」 「irumo(0.5GBを除く)」 「5Gギガホプレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」の契約者が対象です。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
適切なプロバイダを選んで、安定した通信速度でインターネットを楽しもう!
プロバイダは通信速度自体には影響せず、通信の安定性に影響を与えます。プロバイダの影響で通信が不安定になり、通信速度が遅いと感じるのであれば、プロバイダの見直しを検討すると良いでしょう。
また、通信速度にこだわるのであれば、プロバイダの見直しと一緒に回線の見直しも検討するのがおすすめです。
「ドコモ光」は豊富な数のプロバイダから自由に選択できて、プロバイダのみの変更も可能なため、自身の希望に応じて最適なインターネット環境を整えられます。プロバイダと一緒に回線の見直しを考えている方は、ぜひ「ドコモ光」をご検討ください。
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