USBメモリがウイルスに感染する仕組み
USBメモリがウイルスに感染するのは、すでにウイルスに感染しているパソコンに挿したときです。パソコンにUSBメモリを挿した際に、システムの自動実行機能が悪用されて、USBメモリがウイルスに感染します。
さらに、ウイルスに感染したUSBメモリをほかのパソコンに挿すと、そのパソコンもウイルスに感染する恐れがあります。パソコン・USBメモリの間で感染が双方向に拡大することを把握しておかなければなりません。
USBメモリのウイルス感染による被害
USBメモリがウイルスに感染していても、そのUSBメモリをパソコンに挿し込まなければ、影響をおよぼすことはありません。しかし、ウイルスに感染したUSBメモリをパソコンに挿し込むと、パソコンが感染し、以下のような被害が生じる場合があります。
- パソコンやソフトウェアの動作が遅くなったり、突然動かなくなったりする
- データやファイルが勝手に削除される
- 個人情報が流出する
パソコンがウイルスに感染すると、動作が明らかに遅くなったり、突然動かなくなったりします。また、内部のデータやファイルが勝手に削除される被害が生じることもあります。
パソコンの動作不良やファイルの消失などは比較的わかりやすい被害のため、ウイルスに感染した可能性を疑うきっかけになります。
しかし、ウイルスによる被害には気づきにくいものもあり、たとえば「個人情報の流出」が挙げられます。パソコン内部に保存されている個人情報が流出しても、動作自体に影響が出るわけではないため、被害に気づかず長時間経過してしまう可能性があります。
USBメモリのウイルスチェックや駆除を行う方法
USBメモリがウイルスに感染していないかチェックできれば、あんしんして使用が可能です。また、万が一ウイルスに感染しても駆除する方法を知っていれば二次被害を防げます。
USBメモリのウイルスチェックや駆除を行う方法は、主に以下のとおりです。
- Windows DefenderでUSBメモリをスキャンする
- ウイルスチェックができるオンラインサービスを利用する
- 隠しファイルや隠しフォルダを表示設定して駆除する
- USBメモリをフォーマットする
それぞれの方法を詳しく解説します。
Windows DefenderでUSBメモリをスキャンする
Windows DefenderでUSBメモリをスキャンすることで、ウイルスをチェックできます。Windows 10でUSBメモリをスキャンする具体的な手順は、以下のとおりです。
- USBメモリをパソコンに挿し、「スタート」→「設定」をクリックする
- 「更新とセキュリティ」→「Windowsセキュリティ」→「Windowsセキュリティを開く」をクリックする
- 「ウイルスと脅威の防止」→「スキャンのオプション」をクリックする
- 「カスタムスキャン」→「今すぐスキャン」をクリックする
- ウイルスチェックを行いたいUSBメモリを選択し、「フォルダの選択」をクリックするとスキャンが始まる
ウイルスチェックができるオンラインサービスを利用する
ウイルスチェックができるオンラインサービスを利用するのも、ひとつの方法です。サービスによって具体的な方法は異なりますが、画面の指示に従って進めることで、USBメモリのウイルスチェックを行えます。
なお、複数のサービスを併用することで、より確実なチェックが可能です。
隠しファイルや隠しフォルダを表示設定して駆除する
USBメモリのウイルス感染が確定している場合は、ウイルスを駆除する必要があります。USBメモリのウイルスは隠しファイルや隠しフォルダとして存在しているため、それらを表示させた上で駆除を行うことが可能です。
隠しファイルや隠しフォルダを表示する方法および駆除する手順は、以下のとおりです。
- コントロールパネルから「デスクトップのカスタマイズ」をクリックする
- 「エクスプローラーのオプション」の「すべてのファイルとフォルダを表示」をクリックする
- 「隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブを表示する」にチェックを入れ、「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」 のチェックを外してから、「OK」をクリックする
- USBメモリ内にある「AUTORUN.INF」ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」を選択する
- 「.exe」の文字列がある行を削除し、上書き保存する
- USB メモリ内に「NT.Config」フォルダや「ldupver.txt」ファイルがある場合は、削除する
なお、ウイルス駆除後に隠しファイルや隠しフォルダを非表示にするためには、上記の手順の1,2を行い、「隠しファイル、隠しフォルダ、または隠しドライブを表示しない」と「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」にチェックを入れ、「OK」をクリックしましょう。
USBメモリをフォーマットする
USBメモリ内のデータを全て削除しても問題ない場合は、USBメモリをフォーマットするのもひとつの方法です。「フォーマット」とは、デバイスや外部記憶装置内のファイルの全消去をさします。
USBメモリをフォーマットする手順は、以下のとおりです。
- USBメモリをパソコンに挿し、タスクバーの「エクスプローラー」をクリックする
- フォーマットを行いたいUSBメモリを選んで右クリックする
- 「フォーマット」を選択し「開始」をクリックする
USBメモリのウイルス感染を防ぐ事前対策
USBメモリのウイルスチェックや駆除の方法を把握しておくことは重要ですが、同時にウイルス感染を防ぐための対策をする必要もあります。USBメモリのウイルス感染を防ぐ事前対策は、主に以下のとおりです。
- ウイルス対策機能があるUSBメモリを使用する
- パソコンにウイルス対策ソフトをインストールしておく
- 事前に自動実行が行われない設定にしておく
USBメモリには、ウイルスへの感染の防止機能やAutoRunウイルスへの対策機能、ライトプロテクトスイッチなどを備えた製品があります。ウイルス対策機能を備えたUSBメモリであれば、ウイルスに感染しているパソコンに挿した場合でも、被害を最小限に抑えられます。
パソコンにウイルス対策ソフトをインストールしておくのも有効な方法です。パソコンへのウイルス感染を防ぐことで、接続したUSBメモリが感染するリスクを抑えられます。さらに、ウイルスに感染したUSBメモリをパソコンに挿した場合にも、ウイルスを検知して被害の拡大を防ぐことができます。
先述のとおり、USBメモリのウイルス感染は、パソコンに挿した際にシステムの自動実行機能が悪用されること発生します。USBメモリをパソコンに挿す前に、コントロールパネルから自動実行を無効に設定することで、ウイルス感染を防げる可能性があります。
ウイルスの脅威からパソコンを守りたい方には「ドコモ光」がおすすめ
USBメモリがウイルスに感染していると、そのUSBメモリを挿したパソコンにもウイルスが感染し、被害が拡大する恐れがあります。USBメモリのウイルスチェック・駆除をし、安全な環境でパソコンを利用するのが望ましいでしょう。
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ウイルスチェックや駆除の方法を把握して安全にパソコンを利用しよう
USBメモリがウイルスに感染すると、それを介して多くのパソコンがウイルスに感染してしまう恐れがあります。USBメモリのウイルスチェックの方法や、実際に感染した場合にウイルスを駆除する方法を把握した上で、事前に十分な対策を行いましょう。
なお、ウイルス対策を含めたセキュリティ面を意識してインターネットを利用したい方には、「ドコモ光」がおすすめです。「ドコモ光」では、「ドコモ」の「ネットワークセキュリティ(税込385円/月、初回31日間無料※5) 」を利用できます。
また、光回線の性能も優れており、高速のインターネット通信が可能です。通信制限もない※6ので、大容量のデータをダウンロード・アップロードする機会が多い方でも、快適に利用できます。
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