ネットリテラシーとは?重要な理由やリスクをわかりやすく解説

通信ノウハウ

インターネットの利用が広がるなかで、ネットリテラシーの必要性がますます注目されています。

ネットリテラシーが不十分なままでは、誤った情報の拡散や個人情報の漏洩などの予期せぬトラブルを招くリスクも否定できません。

一方で、ネットリテラシーを高めることができれば、正しい知識や情報を手に入れることができ、他者と適切なコミュニケーションを取ることが可能です。

本記事では、ネットリテラシーの基本や重要性などをわかりやすく解説します。

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記事サマリー

ネットリテラシーとは?

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ネットリテラシーとは、インターネット上の情報を正しく読み取り、その内容が本当かどうかを見極めた上で、上手に活用する力をさします。

「インターネット・リテラシー」の略称で、現代では日常生活やビジネスで必要なスキルです。

SNSやニュースサイト、動画配信サービスなど、私たちは多くの情報に触れていますが、誤情報やフェイクニュースも数多く含まれています。

ネットリテラシーを身につけていれば、たくさんの情報の中から正確な情報を見極め、トラブルや詐欺などのリスクを回避できるでしょう。

ネットリテラシーとITリテラシーの違い

ネットリテラシーとITリテラシーは混同されがちですが、対象とする範囲に明確な違いがあります。

ITリテラシーは、パソコンやスマホ、ネットワーク機器などの情報機器を正しく使いこなすための総合的な知識やスキルです。

ITリテラシーが「道具の使い方」まで含む広い枠組みであるのに対し、ネットリテラシーは「情報の受け取り方や判断力」に焦点を当てています。

情報社会では、両方とも必須なため、バランス良く習得しておくと良いでしょう。

ネットリテラシーが重要な理由

ネットリテラシーが重要な理由は、主に以下のとおりです。

  • 誤情報の可能性があるため
  • 大切な情報が漏洩しやすいため
  • トラブルに巻き込まれないため

それぞれ、順番に解説します。

誤った情報に踊らされないため

インターネット上には、意図的に操作されたフェイクニュースや誤情報が紛れています。

誤情報に踊らされると、詐欺被害にあったり、思わぬトラブルに巻き込まれたりする恐れがあります。

そのため、情報を鵜呑みにせず、「誰が、なぜ発信したのか」「情報の裏付けはあるのか」などの視点で批判的に評価する力が必要です。

情報の正誤性を見極められる力こそネットリテラシーの中核となる能力であり、インターネットを使用する際に不可欠なスキルです。

大切な情報が漏洩しやすいため

SNSの投稿や写真のアップロードを通じて、思わぬ形で個人情報が特定されることも少なくありません。

個人情報が特定される可能性があるのは、主に次のようなケースです。

  • 写真に写り込んだ家の外観や表札から住所が判明する
  • 学校名入りの制服や社員証の写真から所属先が特定される
  • 位置情報付きの投稿で現在地や生活圏が把握される

個人情報が特定されると、第三者に悪用されたり、犯罪に巻き込まれたりする可能性があります。

また、従業員が業務で知った情報を軽率に投稿した結果、機密情報が漏洩し、信用を失うなどの重大な損害につながる恐れがあります。

情報漏洩のリスクを防ぐためには、情報の発信前に「本当に投稿して問題ない内容か」を確認する習慣が必要です。

ネットリテラシーは、大切な情報を守る力として、個人にも組織にも求められています。

トラブルに巻き込まれないため

インターネット上での発言や行動は、本人の意図を超えて多くの人に届き、影響をおよぼす場合があります。特にSNSでは、何気ない一言が瞬く間に拡散され、炎上に発展するケースも少なくありません。

炎上とは、SNS上での不適切な発言や投稿が大勢のユーザーから非難され、コメント欄や投稿が批判の書き込みで溢れる状態のことをさします。

酷い場合は、投稿者の本名や住所など個人情報を特定、拡散され、精神的苦痛を受けたり、職場にまで影響が及び、社会的信用を失ったりするケースもあります。

インターネット上でも現実社会と同様に、他者を尊重し、誹謗中傷や差別的な発言を控える姿勢が重要です。

ネットリテラシーの基本

ネットリテラシーの基本は、主に以下のとおりです。

  • 情報の取捨選択
  • 個人情報の管理
  • 適切なコミュニケーション
  • セキュリティ対策

それぞれ、順番に解説します。

情報の取捨選択

先述したように、インターネット上には膨大な情報が溢れており、全て正しい情報とは限りません。

そのため、ネットリテラシーを高める第一歩として、情報の信頼性を見極めて選ぶ力が必要です。

たとえば、政府や各省庁(経済産業省、厚生労働省など公的機関)の発表や、企業公式サイトにおける自社情報の発信といった一次情報は、信頼度が高く客観性も担保されやすいため、優先的に確認しましょう。

一方、SNSや個人ブログは主観的な意見や偏った見解が含まれている場合があるため、注意が必要です。

また、実在する企業やサービスを装い、個人情報やお金を盗み取ろうとするフィッシング詐欺も横行しています。

URLのドメインや、サイトのデザイン・表記に不審な点がないかを確認し、偽サイトではなく本物のサイトかどうかを見極めましょう。

個人情報の管理

SNSを利用する際は、ご自身の情報がどのように公開されているかを常に意識すると良いです。

たとえば、プライバシー設定で、投稿の公開範囲を「友達のみ」や「限定公開」などに制限し、第三者に見られないようにしましょう。

しかし、公開範囲を設定していても、公開対象にしている相手がスクリーンショットなどで漏洩させる可能性があります。そのため、発信する内容が誰に見られても問題ないかどうかを慎重に判断しましょう。

また、プロフィール欄に本名や住所、勤務先、通学先などの情報を記載しないことも大切です。

個人情報の漏洩は犯罪に巻き込まれるリスクがあるため、インターネット上では細かな情報でも慎重に取り扱うよう心がけましょう。

適切なコミュニケーション

インターネット上でのやり取りも、現実の会話と同様に礼儀や思いやりが求められます。画面越しであっても無遠慮な態度を取るのではなく、相手を尊重した言葉遣いや丁寧な対応を心がけることが、ネットリテラシーの基本です。

特にSNSや掲示板では、テキストのみでコミュニケーションを取るため、声のトーンや表情が伝わらず、意図に反して誤解を招く場合があります。

また、相手の立場や背景を想像し、不快感を与えるような煽りや中傷、否定的なコメントはしないよう心がけましょう。

セキュリティ対策

安全にインターネットを利用するためには、セキュリティ対策を怠らないことが重要です。

ウイルスやマルウェアからパソコンやスマホを守るために、ウイルス対策ソフトを導入すると良いでしょう。

常に最新版に更新し、自動スキャンやリアルタイム保護の機能を有効にしておけば、多くの脅威を未然に防ぐことが可能です。

また、不審なメールやSNSのメッセージに含まれるリンクや添付ファイルを不用意に開くのはリスクがあるため、信頼できる送信元かどうかを確認しましょう。

インターネットのセキュリティ対策を考えているなら「ドコモ光」がおすすめ

ネットリテラシーを高める上で、技術的なセキュリティ対策は欠かせない要素です。

近年は、個人が詐欺サイトに巻き込まれるリスクが高まっており、あんしんしてインターネットを利用するためには、セキュリティサービスへの加入を検討しましょう。

たとえば、「ドコモ光」なら、コンピューターウイルス、スパイウェア、不正アクセスなどのさまざまな脅威からパソコン(Windows、Mac)を保護する「ネットワークセキュリティ」や、スマホを保護する「あんしんセキュリティ」へ初回31日間無料※1で加入が可能です。

「ネットワークセキュリティ」では、最新のセキュリティ対策の環境でインターネットを利用できるマルウェア対策や、安全に接続できるファイアウォールなど、複数の機能をまとめて導入できます。

パソコンやスマホでセキュリティ対策を考えている方は、加入を検討しましょう。

また、「ドコモ光」は最大10Gbps※2に対応する「ドコモ光 10ギガ※3」が一部エリアで利用でき、全国エリアで最大1Gbps※2の「ドコモ光 1ギガ」などの高速通信が利用できます。

「ドコモ光」は複数のセキュリティ対策がセットになっている「ネットワークセキュリティ」や「あんしんセキュリティ」などのサポートサービスがあり、高速通信が利用できるため、おすすめの光回線です。

「ドコモ光」が提供する2つのプランの詳細は、以下の表よりご確認ください。

月額料金
(ドコモ光1ギガ)※4
(マンション)
タイプA・C:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建)
タイプA・C:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
月額料金
(ドコモ光10ギガ)※5
タイプA・C:定期契約あり6,380円(税込)、定期契約なし8,030円(税込)
タイプB:定期契約あり6,600円(税込)、定期契約なし8,250円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
契約期間 なし または 2年定期契約
最大通信速度※2 ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ※3:最大10Gbps
お申込み方法 ①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③お申込み完了(そのまま電話でお申込み可能)

※1 「ドコモ光/ahamo光」回線のお客さまは、ドコモ光/ahamo光の工事完了日から無料期間が適用になります。それ以外の場合は申込日から適用となります。
※2 ベストエフォート値による最大通信速度
※3 「ドコモ光 10ギガ」の対象エリアは、一部に限られます。詳しくはこちら
※4 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※5 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります。なお、「ドコモ光」とペア回線(「ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。

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インターネットを利用するならネットリテラシーを身につけよう!

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ネットリテラシーとは、インターネット上の情報を正しく判断し、適切に活用するための知識やスキルです。

ネットリテラシーが低いと、誤情報を信じて拡散したり、個人情報を不用意にさらしてしまったりし、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。

インターネットを安全かつ快適に使うためには、情報の真偽を見極める力、SNSでの発信時の配慮、セキュリティ対策など、日常的な意識と行動が重要です。

特別な技術がなくても、少しの注意と習慣を身につけることで、ネットリテラシーは誰でも高めることができます。

まずは、セキュリティ対策からはじめると良いでしょう。

「ドコモ光」では、快適な通信回線のほかに、「ネットワークセキュリティ」や「あんしんセキュリティ」などのウイルス対策が可能なサービスを提供しているため、おすすめの通信会社になります。

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